990番ポート
ポートだよ
ポート番号が990番だよ
FTPSで使うよ
制御用のやり取りで使うよ
990番ポートではなく21番ポートを使う場合もあるよ
簡単に書くよ
990番ポート(読:990バンポート 英:port 990)とは
ポート番号
(ネットワークとパソコンの間にあるドアの番号)が990番のポート(ネットワークとパソコンの間にあるドア)
であり
FTPS
(FTP+SSL(TLS)っぽいやつ)で やり取りするときは「制御用のデータを やり取りするための線」と「実際に送るデータを やり取りするための線」の2つを つなぐんだけど、その2つのうち「制御用のデータを やり取りするための線」を つなぐための(サーバ
(サービスを提供するコンピュータ)側の)ポート
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・ポート
・ポート番号
・サーバ
・FTPのあれやこれや
・FTPS
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ポートは「ネットワークからパソコンさんに お邪魔するときに通るドア」です。
※話を単純化するために「パソコン」と書きましたが、その他のコンピュータ類でも同じです。
パソコンさんには番号を振られたドアが たくさん付いています。
通信において、データを受け取るときは、ネットワークを通ってきたデータが、たくさんあるドアの どれかを通ってコンピュータに入ってきます。
データを送るときは、コンピュータの中にあるデータが、たくさんあるドアの どれかを通ってネットワークの世界に出ていきます。
コンピュータには たくさんのドアが付いています。
データの種類によって どのドアを通るか決まっている……こともあれば、決まっていないこともあります。
例えば、インターネットのデータは80番のドアとか443番のドアを通ると決まっています。
FTP(インターネットの線を使ってファイルをやり取りする仕組み)のデータは20番とか21番のドアを通ります。
ここでは便宜上、20番のドアを通ることにしておきましょう。
telnet(他のコンピュータを遠隔操作するときに使う仕組み)のやり取りは23番のドアを使うことになっています。
このように「○番のドアは××のデータが通るね」と用途が決まっているドアもあれば「△番のドアは使いたい人が好きに使いなよ」と用途が決まっていないドアもあります。
これらのドアがポートです。
コンピュータとネットワークの間にあるドアです。
ネットワークとコンピュータの間を行き来するデータが通ります。
ポート番号は「ポートに割り振られた番号」です。
ポートの説明で
○番のドア
という表現が登場しました。
80番のドア、20番のドア、23番のドアなどですね。
これらのドア(ポート)に付いている番号がポート番号です。
ポートを識別するために割り振られた番号です。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
「○○サーバ」と出てきたら「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてみてください。
よく分からない人は、単に「コンピュータ」と読み替えてしまっても かまいません。
それでも雰囲気は感じ取れるはずです。
FTPは「インターネットの線を使ってファイルをやり取りする仕組み(のひとつ)」です。
ネットワーク経由でファイルを送るときのメジャーなやり方です。
正確には、ファイルをやり取りするときの決まりごとですけどね。
そこら辺は、ゆるく捉えてください。
「ファイルを受け渡しするときに使うんだなー」程度の理解でも かまいません。
FTPで やり取りするときに「ねーねー。FTPでやり取りしようよー」と提案する側のコンピュータやソフトを「FTPクライアント」と言います。
言い方を変えると「FTPで接続する方」です。
「仕方ないなー。相手をしてやるか」と受け入れてあげる側のコンピュータを「FTPサーバ」と言います。
こちらは「FTPで接続される方」です。
「FTPの接続先」と表現しても良いでしょうね。
FTPサーバとFTPクライアントが やり取りするには、前準備として2本の線を張っておく必要があります。
1.制御用の線
2.データ転送用の線
の2本です。
制御用の線を通るのは制御用のデータです。
「僕は誰だよ~」とか「こんな やり方で送るね~」とかの情報が通ります。
データ転送用の線を通るのは実際に受け渡しするデータです。
やり取りするファイルが「hoge.txt」だったら「hoge.txt」の中身が通ります。
FTPSは「やり取りする内容をSSL(TLS)で暗号化したFTPっぽいやつ」です。
やり取りする内容を「SSL(TLS)」という やり方で暗号化するので、FTPよりも安全に やり取りできます。
ちなみに、FTPSもFTPと同じように
1.制御用の線
2.データ転送用の線
の2本の線をつないで、ファイルを やり取りします。
以上を踏まえて
ポート番号が990番のポート
であり
FTPSにおける「制御用の線」をつなぐ、サーバ側のポート
が「990番ポート」です。
あと、ついでなので書いておくと
FTPSにおける「データ転送用の線」をつなぐ、サーバ側のポート
は「989番ポート」です。
……と言いきれたら楽なのですけどね。
実はFTPSのやり方には2つのやり方があります。
一方のやり方では990番ポートを使いますが、もう一方のやり方では21番ポートを使って、制御用の線をつなぐのです。
ということで、FTPSで制御用の線をつなぐポートは21番ポートか990番ポートです。
そこら辺の あれやこれやは他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「990番ポート」って単語が出てきたら「FTPS
(FTP+SSL(TLS)っぽいやつ)で『制御用のデータを やり取りするための線』をつなぐためのポート
(ネットワークとパソコンの間にあるドア)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「990番」は日本語ですね。
「port(ポート)」の意味は「港」とか「港湾」とか「港町」とかです。
何となく くっつけると
990番の港
となります。
パソコンが陸地、ネットワークが海、海から来たデータが到着する港がポートのイメージですかね。
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