【3時間】ChatGPTと自叙伝作ってみた④
ChatGPTと自叙伝を書くプロジェクト。
およそ3時間で
1万文字(*注1)の自叙伝を書いた
そのステップが、こちらの5つ。
事実確認と詳細の肉付け
最終ドラフトの完成と反省点
今回は、ステップ4についてです。
ChatGPT がまとめた
ステップ4の詳細はこちら。
ステップ4.事実確認と詳細の肉付け
内容: 事実確認の過程、具体的なエピソードの追加、細部の修正と肉付け、チャットのやり取りの例。
タイトル: 「細部へのこだわり:事実確認と肉付け」
イメージ画像: チャット画面のスクリーンショット、修正中の原稿、資料写真
細部へのこだわり
正直、人の人生の話って
結構適当に聞いてしまうものかもしれません。
適当に聞かれる話だし
事実と違うと訴えられるわけでもないし
そこまで詳細や整合性に
こだわる必要もないのかも。
そう思ってしまえば、
ChatGPT の出してくる文章って
まあいいか、レベルではあるんですよね。
でも、そんな「まあいいか」レベルを
わざわざ書く意味はあるのか?
と考えると、そんな文章なら
別に書かなくてもいいんじゃね?とわたしは思う。
なので、こだわります。
そこを見透かしてか、GPT君
ブログのタイトルには
「細部へのこだわり:事実確認と肉付け」
と打ち出してきました。
そうだよ、その通り!
あと、会話をすることで
「もしかして、こういうことかも?」
みたいな気づきが、途中
起こってきたりもするんですよね。
そういうプロセス自体
自叙伝を作る面白さなんじゃないか。
そんなことを思いながら
会話を続けました。
見出しが命だぞ
ChatGPT が出して来た
構成はまあいいとして、
見出しがヒーローズジャーニーの
理論そのまんま。
そこをまず、ピンポイントで
変更してもらいました。
まあ、もともとのスクリプトに
改善余地があるのかと思いますが
今回はそこまで戻って
実験している時間が無い!
ので、とにかく会話を続けて
こっちが欲しいのはこういうことよ、
ということをひたすら
訴え続けて行く戦法を取りました。

こんな感じで、具体的に
変更して欲しいところを指定。
この注文を付ける前は
各パラグラフに付いている
見出しがこんな感じだったのです。
【Before】
タイトル「井上由紀自叙伝: ヒーローズジャーニー」
目次
< 出発 >
・日常の世界
・冒険への呼びかけ
・冒険の呼びかけの拒絶
・メンターとの出会い
・一線を越える
< 挑戦 >
・試練、仲間、敵
・洞窟の奥深くへの接近
・最大の試練
・報酬
< 帰還 >
・帰りの道
・復活
・宝を持って帰還
一般読者は、これじゃ
混乱するよね。
「洞窟」ってなんやねん。
そんな話してないぞ。
「宝を持って帰還」って
桃太郎かいな、みたいな感じで。
それが、こんな風に修正されました。
【After】
タイトル「自叙伝:井上由紀の旅路」
目次
< 出発 >
・誕生
・中高時代
・多感だった思春期
・カナダへの旅立ち
・すべてが真っ新な世界で
< 挑戦 >
・青天の霹靂
・試される時
< 人生最後のステージ >
・新たなる試練
・ひとつ、またひとつ
・そして、これから
どうでしょうか。
かなり「自叙伝」っぽく
なりましたよね。
少なくとも、オチが
「宝を持って帰還」
桃太郎ではないことが
目次から分かるはずです。
骨格はできた、次は肉付け
ということで、見出しは
なかなかいい感じになりましたが、
この時点でまだ4,800文字ほど。

なので「1万文字」と言ったところ、
今度は文章量を増やすため
苦肉の策だったのでしょうか。
いろんな嘘八百を並べ出しました。
そこで、またダメ出しです。

まあ、見方を変えれば
まず ChatGPT が仮説を出してくれて
わたしがそれに意見する。
この繰り返しで
より事実が反映された
質の高いコンテンツとなっていく
という風に考えることもできます。
ChatGPT は嘘つきなんじゃなくて
仮説を超高速で立てるのが
上手ってことなんだね。
実際、会話を繰り返すことで
わたし自身も自己認識が
深まったと感じます。
こんな感じで、自然と
より深い考察をするんですよね。

まあ、人間だったら
これだけの密度でダメ出しされたら
やる気なくなるだろうと思います。
が、ChatGPT は決してめげない。
Chat君よ、ありがとう。
いつも感謝しています。
編集者あってこその名著
とはよく言われますが、
やっぱり本は
書き手と編集者の二人三脚。
ChatGPT に自叙伝を
「書いてもらう」という時点で
作家は ChatGPT になります。
そして、わたしは編集者に。
わたし自身が「書く」となると
時間と労力が掛かるんですが、
AI は文字化するスピードが速い!
何回でもドラフトを
ササッと書き直してきます。
後は、編集者がどれだけ
的確なフィードバックをするか、
なのですよね。
ヒーローズジャーニーに基づいて
なかなか面白みある骨格が出来た後
修正する事10回。
その修正も、1回につき1個じゃなくて
1回で10個くらい
箇条書きで修正箇所を書いて行きます。
なので、修正「箇所」で言えば
のべ100回は直してもらった、
という感じじゃないかと思います。
これを3時間でやるというのは、
人間だったら疲れ果てていますよね…
そういう点はやはり、
AI すごいな~と言わざるを得ません。
そんな感じで、Chat君と二人三脚
いよいよダメ出しも出尽くして、
まあいいか、というものが出来ました!
次回は、やってみた感想や
今後に向けての改善点など
まとめてみたいと思います。
*注1)
1万文字の作品を作った
つもりだったのですが、やられました…
その後の展開は、第6話で。
