フランス人の高速道路の運転マナーが意外だった
2025年5月上旬から1ヶ月間、フランスを旅しています。これまでの記事はこちら。
このnoteを書いているリアルタイムでは、地中海沿いのカンヌ(映画祭のところ)にいる。到着した昨日(5/24)はなんとカンヌ一帯が停電中で、ネットにつながらないしお店でカード払いできないしで大変だった。

フランスでレンタカーを借りる

フランスとドイツの国境沿いにあるコルマールから、レンタカーを借りた。レンタカーは事前にネットで予約。1日1万円くらい。ちなみに私もアメリカ人夫のマイクも、オートマしか運転できない。以前はヨーロッパではなかなかオートマ車のレンタカーの確保が難しかったけど(そしてマニュアル車より高いことが多い)、今回は割とすんなり見つかった。

ストラスブールやコルマールのあるフランスのアルザス地方は、観光客に人気の街だからか英語が堪能な人が多い。ドイツ国境に近いので、ドイツ語も話せる人も多いことも、英語が堪能な人が多いことに影響しているのだろう。ドイツ語が話せる人なら、英語も簡単なので。

私は大学時代以来のフランス語やり直し勉強中なのだけど(参考:フランス語検定1級に申し込みました)、アルザス地方ではフランス語で話しかけても英語で返答されるということが相次いで、心が折れかけていた。
が、コルマールのレンタカー会社のカウンターの女性は「あら、あなたフランス語話せるの!」とすごく喜んでくれ、珍しくフランス語でやりとりさせてもらえた。(きっと、英語しか話せない人には問題なく英語で対応してくれると思う。)

私たちは今まで、日本とアメリカ以外ではアイスランド、ドイツ、オーストリア、イギリス、ニュージーランドでレンタカーで運転したことはあるが、フランスは初めて。ちなみに私は、左ハンドル車の運転は怖くて断念したので、今回は運転手は夫一人。夫はアメリカ人なので、左ハンドル右側通行はむしろホーム。ちなみに、レンタカーのカーナビは言語設定を英語に変更できるので、フランス語がわからない夫も問題なし。
今回は、11日で以下のようなルートで周る。車で大都市に行くのは得策ではないので、リヨンやマルセイユは今回はスルー。

フランス人の運転マナーは?
私は運転してないので夫の感想になるけれど、「フランスは運転しやすい!」とのこと。運転の荒い人が多かったりするのかと思いきや、全体的にマナーがよく、いい意味で予想を裏切られた。

無理な割り込みもなければ、走行車線と追越車線もみんなでマナーよく使い、こちらが高速に合流する時には車線を空けてくれたりと、日本と同じような感じで運転できた(←夫が)。
運転速度も、割とみんなちゃんと制限を守って安全に運転してる印象。まあ、「日本だとこの道なら、制限速度80キロだな」ってところがフランスは130キロとかなので、速度オーバーするのも簡単ではない(苦笑)

フランスの道路から見える景色
道を走っていて実感したのは、フランスはとにかく畑が多い!そして広い!ということ。さすがEU最大の農業国だけある。フランスの食料自給率は130%だそうだけど(日本は38%)、「そりゃ、こんな広い土地で効率よくガンガン大規模農業すれば、たくさん食べ物が取れるだろうなぁ」と思った。
今までも知識として知っていたことだけど、フランスの広大な農地を目の当たりにして、「日本は、こんな広い土地がそもそもないもんなぁ。日本は、フランスみたいに大規模農業はできないわ」と、腑に落ちた。日本の農家さんは重労働の割に全然儲からないし、離農が増えているのも当たり前だと思う。

少し前、英雑誌「The Economist」で、日本の米の価格高騰が記事になった。今年3月30日に「令和の百姓一揆」という農家のデモ運動が行われたのだけど(ご存知でしたか?)、日本ではほとんどニュースにならなかった(日本のマスコミがあえて無視した)このデモ抗議が、イギリスの新聞では取り上げられている。
日本のニュースでは、「スーパーのお米の棚が空っぽです」「米の値段が高騰しています」ということしか報道しない。一方で、イギリスのエコノミスト誌は日本の米不足の原因を分析し、日本の食料自給率の低さを指摘している。しかも、米は日本人にとって「神聖な主食」なのだとも書いてくれている。
その記事のことを思い出しながら、フランスの広大な農地を眺めていた。ちなみに、私たち夫婦は英語教材「SPEEDIER READING」のラジオでは、このような日本では話題にならないニュースについて毎週取り上げて日本語と英語で解説しています。この米騒動の記事も解説しました。

フランスは、平らなところには菜の花畑があったり、麦畑(多分)があったりする。そしてゆるやかな丘がある地域にはブドウ畑が。



フランスと日本の道路の一つ大きく違うところは、トンネルの数。フランスは基本的に平らな国なので、トンネルがほとんどない。アルプス山脈近くの、数少ないトンネル。

動物もたくさん見えた。




フランスの高速道路のサービスエリア
フランスにも、高速道路のサービスエリアがある。全然期待してなかったけど、世界最高の高速道路サービスエリアを持つ日本(知らんけど)出身の私の視点から見ても、なかなか良かった。



トイレも清潔で掃除が行き届いており、もちろん無料。
そして私が毎回楽しみだったのが、お土産コーナー。地方ごとの特産品が高速道路のサービスエリアで買えるって、まるで日本みたいではないか。ここはフランス南部のサービスエリアなので、プロヴァンス地方のラベンダーのお土産などがたくさん置いてある。


3年前にイギリスをレンタカーで回ったとき、イギリスのサービスエリアにはお土産って全く売ってなかった。まあ、食文化が豊かなフランスと違って、イギリスには地方ごとの特産品ってほぼない(は言い過ぎかもしれないが)からかもしれないけど、どこのサービスエリアもファーストフード店とコンビニしかなく、変わりばえせずつまらなかった思い出がある。
ただ、この「意外なモノ」はフランスのサービスエリアでは見なかったけど↓
また、日本と同じで、お店があるサービスエリアと、トイレしかないパーキングエリアのどちらもある。



フランスの高速道路の料金と支払い方法
フランスは、高速道路に無料区間と有料区間がある。走っていると料金所が現れます。
レンタカーの場合は日本で言うETCが搭載されていないので、有料区間の入口ではチケットを取り、出口でチケットを挿入して機械に表示されたお金を払うというシステム。

有料区間を出るときは、表示された金額を現金またはカードで支払い。

料金は、基本的に日本より安い。その分ガソリン代が高いけどね。もちろん場所や区間によるけど、だいたい1時間走って1000円台くらいのイメージだった気がする。

というわけで、フランスの高速道路に乗ってみたらこんな感じだった!ということでお伝えしてみました。事故なく、レンタカーに傷がつくこともなく、無事に返却できて良かった。
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