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【緊急執筆】Bリーグ、「中村拓人」のこと、選手1人と契約することは、とても重いはずじゃないの?「契約年数を公表する」ことをずっと怠り続けてきた、恐れていたことが起きた、これで何がB革新だよ?「ファンあってのバスケ界」でしょう?【バスケ】【Bリーグ】【野球】【エッセイ】



 野球の「有原式FA」は、自分は違和感は正直1ミリも感じない。そう、「スポーツ選手は、必要とされる場所でこそ輝けるから」だ。
 だけどそう、今回の「『中村拓人』の電撃移籍騒動」、問題の本質は「信義則に違反してるから」である訳だが、Bリーグ・日本バスケ界の歴史で、いままでで最も信義則に違反だと感じる移籍劇が「2021年オフ、寺嶋の移籍劇(京都→広島)」。
 勿論、いまでは寺嶋は、誰もが認める「広島の名誉生え抜き」である。でもあの移籍劇は「自分で選んだ球団を、大卒わずか1年で自分から退団・移籍した」こと、自分は「裏切り者」という表現は、基本的に大嫌いだけど、いわれても反論はできないと明確に伝えたい。
 とはいえ、寺嶋は実は「好きな選手の1人」でもあるんですけどね(真顔)。そして、地道な努力と誠実さで、「裏切り者」という批判を黙らせて、いまではいわれなくなった訳だが。


 (今回は、「より多くのバスケファンに、日本バスケ界の人間に『聞こえるように』の意味合いから、『完全無料』にさせて頂いてます」。正直、「とても辛辣な表現」が少なからずの感じですし、想像以上に長くて読みづらい個所があるかもですけど、「伝えたいことの真意」が伝わりますと、とても嬉しく思います。)













 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の広島の各選手の成績。)







 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の仙台の各選手の成績。)








 「裏切り者」「金の亡者」「恩知らず」「魂を売った」。
 この日本社会、特に野球のFA移籍を中心に、この言葉が平気で簡単に飛び交ってきた、負の歴史があります。
 勿論、ケースバイケースです。でもほとんどの場合は、「いや、『裏切り者』という言葉を簡単に使い過ぎだよ」ですし、その中には、「移籍をする、環境を変える方が、この選手のためだよ。現実論、選手生命は限られた時間である意味でも」というケースも、少なからずあります。


 最初にまず述べますと、今回のnote記事、「中村拓人」(広島→?)のことをメインに綴ります
 「ヤン・ジェミン」(仙台→?)のことについては、

 ・「移籍先がどこであるのか?」

 ・「仙台が、ヤン・ジェミンの後継の『帰化枠/アジア枠』で誰を補強するのか?」
 (=「ケネディ[今季はB2富山]」「カール・タマヨ」「ジェイミー・マロンゾ」[タマヨ、マロンゾは、フィリピン人の有力選手。3.5番タイプで、アジア枠に該当。ちなみにマロンゾは、RealGMでは「Jamie Orme」で表記されてるので、留意が必要ですが]のいずれであるのか、あるいはそうではないのか。)


 そういった、全体像が明らかにならないと、この「ヤン・ジェミン」のことについては、ややこしそうな感じになりそうなリスクがある、と判断しているので(ヤン・ジェミンについては、EFF的には、「帰化枠のBランク」の価値さえないが正直な感じなので。そう、仙台の新HC[三河の前AC、「ダン・タシュニー」さん]が、「ヤン・ジェミンを評価していない」と判断して、それで急遽で放出を検討の判断になった、そしたら手を挙げる球団がいた、という可能性もありそうだと)、今回、ここでnote記事で深入りをすることは、見送ります。
 ただ、中村拓人のことは、「自分から退団を要求した」でまず確定だろう、と判断できることを含めて、「いまの正直な想いを、綴らずにはいられない」と判断でと。








 移籍でいえば、野球があまりわからない人間でも、この言葉はおそらく耳にしたことがあるのでは?という言葉。
 そう、「有原式FA」。はっきり述べれば、今回の最大の本題、「中村拓人の、電撃移籍のこと」は、「有原式FAとは比べ物にならないほどに、極めてとても悪質である」と、自分は感じてます

 というか、実は自分は、「有原式FA」って、「そこまで悪いことは思わないけどなあ?」と思ってるんですよね。プロスポーツ選手である以上、価値観は人それぞれであることもありますし、「さらなる高みを目指したい」「自分が最も輝ける場所、自分を最も必要としている場所でプレーしたい」という欲求は、むしろ当然でしょう?と思っていますし。
 上沢はともかく、少なくとも有原については、違和感は全く感じません。



 ただ確かに、「生え抜き球団でやり遂げる、残留を決断するの方が、引退後をも含めて、より尊敬されやすい」、この傾向は、はっきりとしてます。








 今オフでだと、「中山拓哉(秋田)」がそうです。
 今季のRS(レギュラーシーズン)の終了を待たずに、「中山、関東圏のある球団が興味・接触か」の噂が出ていた。
 RSが終わると、興味を示している球団は、どうも「横浜BC、それ以外にも関東圏の別の球団も?」の噂がと。
 (中山の故郷は横浜。いまリンク添付させて頂いたが、故郷は鉄道でいうと、恐らく「相鉄いずみ野線」沿線と思われる感じで、横浜駅・新横浜駅のいずれにも電車で1本で行ける位置関係になる。
 「なんとしても地元選手が欲しい」に加えて、「コレクティブバスケットボール」に恐らくドンピシャである意味でも、横浜BCが中山獲りに動いていた可能性は、自分は「とても高かったと思われる」と読んでいます。)


 で、中山側は、「残留・移籍を含めての契約交渉は、すべては全試合が終わってから、すべての選択肢をテーブルに載せてフラットで」の姿勢だと。
 秋田ファンは、連日のように、祈るような思いで見守る。
 しかも今オフは、例年とは異なり、すさまじいスピード感で、次々と残留や移籍の公式発表が飛び交う。
 ただでさえ秋田は、B1の中では資金力が下から数えた方が早い(一説には、秋田の出せる総年俸は、新B1[Bプレミア]の下限ギリギリの「5億円強」では?といわれている)といわれている。で、「中山の残留交渉に全集中」になり、身動きがなおさら取れないと。


 で、横浜BCと共に、いやそれ以上に、不気味な動きの球団が。そう、群馬。まるで逆算するかのように、1日1人ずつの淡々とした残留の公式発表。
 今オフの移籍市場で要注目選手といわれていた、フリッピンの残留に成功。で、細川をSFに回せば、ポジションバランス的に中山を迎え入れられる、「まずは守備ありき、その中でも戦術の手札をより多く持ちたい」の、カイル・ミリングHCの志向するバスケスタイルに、中山は合致する。

 「この7月で31歳」になる、中山。秋田のファンの中でも、「『優勝したい』『故郷に近い球団で』をもし望むならば、送り出したい」と公然というファンも少なからずでした。少なくとも、「たとえ移籍の結論でも、それが『裏切り者』『金の亡者』であるとは思わない」の雰囲気には、完全になっていた。





 で、「6月10日火曜日、19時」。
 「中山拓哉、残留にサイン」の公式発表。

 実は中山は、昨オフも「残留か移籍かで熟考」でした。
 残留の最終決断も、昨オフと同じ「6月10日」でした。
 で、昨オフの残留決断時は、秋田の大本営である「秋田魁新報」(「さきがけしんぽう」と読みます)で、「中山、残留を決断」の記事が、当日の朝に既に出ていました。


 そう考えると、「残留・移籍のいずれであれ、まずは大本営からの報道があるだろう」、でも現実は、「9日月曜日」「10日火曜日」と出てこない。
 で、「10日火曜日」、それも「19時」というタイミングでの公式発表。

 秋田ファンは「歓喜」。「これで、中山は事実上、生涯秋田を決断した」「引退時の永久欠番(17番)は、これでほぼ勝ち取った」ことを含めて。

 で、今オフの移籍市場は、既にすさまじいスピード感で、(中山の残留・移籍交渉がヒートアップである時点で、)移籍市場に残る有力日本人選手は、「中山、馬場、伊藤達哉、松脇、佐土原」くらいになっていた。この事情に加えて、秋田は「独特の攻撃的守備を基軸の、唯一無二のバスケスタイル」ですが、このバスケスタイルは「中山ありき」であることも、もはや周知の事実であること。そう、
 「中山の移籍=秋田のバスケスタイルの、事実上の崩壊」を意味する。

 秋田でいえば、「自ら秋田に売り込んで入団した」といわれている、元田という若手有望株がいます。今季は大卒1年目、シーズン後半は可能性の片鱗を見せる場面がありましたが、現時点では、「3年目、つまり26-27シーズンにものになれば、が現実ラインかな…」の感じで。
 元田が「恐らく時間が掛かりそう」な意味でも、「中山の残留は、なおさらのマスト」であった。他球団側から見れば、「中山の移籍=秋田の強烈な弱体化に直結」になるでもあるがと。


 で、結果は「残留」。公式発表が「6月10日火曜日、19時」でしたが、自分は、「ガチで、残留交渉の決着が、直前まで要した」のではと。
 大本営発表、つまり「秋田魁新報での残留報道」が、当日の朝の時点でもなかったことが、この証明でしょう。
 恐らく、移籍候補の球団(横浜BC、群馬?)から、「決断の回答期限を、この週の週末の6月13日金曜日あたり」に設定されていた可能性が高い。

 (これは、昨オフに古川が、6月になってから「京都から話があった、自分としては移籍したい」→「(3年契約がこの時点で切れており、移籍自体は普通に可能であったので、球団側は)ああ、5年間、いままでありがとう、仕方がない」→「晴れて京都への電撃移籍が成立だが、この時点で6月10日」→「この時点で、秋田側は『めぼしい後継候補をとることを、あきらめざるを得なかった』といわれている」のことを耳にしてますが、「6月2週目を過ぎると、一気に厳しくなる」は、なるほど説得力があるなと。)


 いずれにせよ、中山は秋田に残留で決着した。それも、中山は2年連続で「他球団への移籍を熟考の末での残留」であったこともあり、「『生涯秋田』が、今度こそ『事実上の確定』になった」
 で、他球団ファンの反応。大筋で「中山は秋田でこそ、最も輝ける」の感じで、「残留おめでとう、よかったね」の感じで。「欲しかった、ああ悔しい」というのが、意外とあまりなかったの印象で。

 なんというか、「そりゃあ欲しいけど、引退後のことをも考えると、中山は生涯秋田の方が、より自分の価値を高められるでしょう?」とか、「ずっと秋田だと、中山は『盛大な引退試合』『永久欠番』をも含めて、『ずっと英雄扱い』がほぼ確定だけど、もし移籍だと、『不良債権化扱いのリスク』(ただでさえ、唯一最大の弱点である得点力は、見た目の数字の低さで過小評価の誘発になってしまう)が否めない」、これも正直あったでしょう。
 これは、中山が「オーバー30」で(7月で31歳)、一般論でいえば、「全盛期寿命は、恐らくあと2年程度」、この判断もあったのかもなあと。

 尤も、「引退後を考えて」という意味でだと、引退後に指導者を目指すならば、実は「他球団を経験した方が、むしろよりプラスになる」傾向でもあります。何故ならば、「『異なるバスケスタイル』『異なるカルチャー』を体感できるので、戦術・チームづくりを『より複眼的・より多面的な目線で』構築しやすくできるから」なんですよね。


 いずれにせよ、今オフ最大の要注目といわれていた中山は「残留」で決着した。その後の動きをも総合すると、恐らくですが「少なくとも来季は、中山は『正PGで起用するの確約を勝ち取った?』」と、自分は想像してます。
 この2年ほどで、パス・ゲームメイク能力がより向上した感じがあって、いまならばPGメインで充分に勝負できると。
 ただ、中山のよさは、「隣(SG,SFのいずれであれ)を務めるバックコートの選手が、得点能力があってこそ、より輝ける」と思ってるんですよね。「移籍した方がよい」の声が燻ってきたのは、「この戦術・選手編成が組めるのは、秋田ではなくて他球団になるから」であったんですよね。

 自分は、1人のバスケファンとして、「中山の秋田残留、そうだよ、中山は秋田でこそ、最高に輝けるんだよ!中山を最も必要としているのは、秋田なんだよ!」(「元田の成長の促進は、中山が全盛期である間に」というのがより理想である意味でも!)と正直感じてます。
 (そして、中山の残された全盛期を活かす意味でも、特に「no.1オプションを務められるセンター」はマストであると思っていて。ライスナーは「no.2オプションが、より向いている。それが、持ち味である万能性をより活かせる」意味でもと。)


 で、中山の残留の公式発表が「6月10日火曜日」。今回のnote記事、この日程は抑えておく必要があるだろうなの感じで。
 恐らく中山は、「横浜BC、群馬に断りの連絡を入れたのは、この直前である可能性が高い」という意味でもと。



 で、先述で、実は自分は、「有原式FA」って、「そこまで悪いことは思わないけどなあ?」と思っていると綴りました。
 それと、「中村拓人の、電撃移籍のこと」は、「有原式FAとは比べ物にならないほどに、極めてとても悪質である」と、自分は感じている、とも。



 そう、今回の中村拓人の電撃移籍劇は、そのやり方が「ぐう畜」「ナチュ畜」に映ってるといわれても、反論はできないでしょう?と感じてるんですよね。






 で、今オフの突入前という意味で、日本バスケ界、Bリーグにおいて、「最も最悪な移籍劇」、言い換えれば「『有原式FA』以上に、心証が悪い移籍劇」(むなくそ悪い、という表現もできるでしょう)が、
 「2021年オフ、寺嶋の『京都→広島』への電撃移籍劇」です。

 この、寺嶋の電撃移籍、何が「心証が最悪である」のかというと、

 「大学卒業後、『自分で選んで入団した球団(京都)』を、『わずか1年で退団する』で、しかも『より有力球団に移籍した(=最初の球団である京都を、露骨に踏み台に使った)』こと。」

 (ただし、ルール・制度上は「全く違反してないので問題ない」。それと、1年というのは「大学卒業後」という意味であって、より厳密には「1年半程度」の所属ではあった。
 なお、Bリーグは、2026年1月からドラフト制度が導入されるが、当時はいわゆる「自由競争」であって、選手が自身で入団したい球団を自由に選ぶことができた。)


 実は、寺嶋は、好きな選手の1人でもあります。で、いまでは、この寺嶋の移籍を「裏切り者」という人間は、恐らくいません(少なくとも、公然とという意味では)。これは、寺嶋の「誠実な人間性、人柄」ということも、恐らくあるでしょう。
 かくいう自分自身、『ダブドリ』の寺嶋の連載コーナー(寺嶋は、超がつくほどの本好きで知られていますが)、楽しみに拝読させて頂いてますし。

 ですけど、当時は、まだBリーグを生観戦するようになって1年強であった感じですけど(それ以前から、NBAはどっぷり楽しんでいたので、バスケ界の移籍市場のルールは存じてはいたが)、はっきりと、あのときの寺嶋の移籍劇は「裏切り者」である、と感じていました
 何が裏切り者かって、「自分で選んだ球団を、1年で去るなよ!」と。
 「新卒で、しかも自由競争で、自分で選んだ球団ならば、2年はいて欲しいよ!」と。





 あとで改めて言及させて頂きますけど、自分は、「物事には、多様な価値観があってむしろ当然である」、なぜならば「100人いれば、100通りの個性・価値観・考え方がある」から、これが、自分の価値観です。
 ですけど、です。物事には、程度問題があって、程度問題を超えれば、それは『超えてはいけない一線を超えた』を意味すること。それと共に『信義則に反する』こと、つまり『程度問題を超えたこと』『誠実さと真逆なことをすること』」が、自分、大嫌いなんですよ!はい。



 いまでは、寺嶋は「広島の名誉生え抜き」として認識されています。
 これは、昨季終盤~今季中盤の「負傷との戦い」、及び今季2月の復帰戦での、広島ファンは勿論、他球団ファンからをもの労い(復帰戦の相手である長崎ファンは勿論、元所属球団の京都ファンも、寺嶋の復帰を大いに喜んでいた)もですし、昨季の優勝は、優勝のコートに寺嶋がいた訳ではないにせよ、あのとき(2021年オフ)の寺嶋の入団から、広島が有力球団、CS出場、優勝へのビクトリーロードの歩みが始まった、ということがある。


 で、あの電撃移籍劇が、「裏切り者」の面がなかったかとはいえません。
 ですけど、いま改めて振り返ると、

 「確かに、ルール上は無問題な訳だし、というかむしろ、そう、『大卒から1年で移籍できるルール自体が、むしろおかしいってことだよね?』」

 (球団側の判断で、大卒から1年で放出は、全然あってよいと思う。バスケにとって「選手枠の1枠」は、とても重いことであると思うので。ただ問題は、選手側の判断・意志で、大卒から1年で移籍できることがおかしいってことであると。
 ちなみに、「B.革新」の導入になると、自己判断での移籍解禁は、大卒から2年の経過が必要に改定になると伺います。)

 そう、これに尽きる、と自分は思うのです。



 それに、いま振り返ればですけど、寺嶋の電撃移籍劇は「2021年オフ」。
 当時、京都は親会社が変わる前で、「資金力・経営体力は、B1でワースト5以内が定位置」といわれていました。
 で、広島は親会社が変わり、「資金力・経営体力を一気に得ようとしていた」。加えて広島は、「都市のマーケットサイズも、中の上程度はある」こともプラスであったといえます。

 そう、いま振り返れば、

 「あの当時の、京都の経営体力(球団としての組織力)に照らせば、寺嶋が引き抜かれる(逃げられる)のは、むしろ当然でさえあった。」

 あくまでも、1つの解釈ですけど、この解釈もできる訳です。
 実際、いま振り返れば、あの寺嶋の移籍劇は「裏切り者と解釈されて、むしろ当然であった」と自分は考えていますが、あの当時を振り返ると、「裏切り者という声も、一定数はあった」ですけど、むしろより強かったのは、「CS決勝を待たずに、補強の公式発表」であることと、「直近の順位・都市のマーケットサイズの両面でやや見劣りする広島が、都市のサイズ的にはある京都から電撃補強に成功したこと」、この2つの「驚きの解釈」がより強かった印象です。

 (ちなみに「裏切り者と解釈されて、むしろ当然であった」と述べましたが、これが仮に、寺嶋が「大卒から2年での移籍の決断」であったら、「裏切り者とは思わない、機は熟したってこと」と恐らく解釈したでしょう。
 要は、「物事には『程度問題』が、『適切なタイミング』がある」ってことと思うんですよね、自分は。)


 繰り返しになりますけど、「大卒からわずか1年で、(それが制度上で認められてることにも「激しく強い違和感」であるのですが、)他球団に自分から移籍である(要は、現球団に何かしら不満であると同義ってこと)」、これは「裏切り者」といわれて反論の余地があるか?が、自分の本音です。
 なぜって?そう、自分は
 『信義則に反すること』『程度問題を超えたことを平気ですること』が、大嫌いであるんですよね(ここ、マジで特大文字で書けるならば書きたいくらいです)。

 それと共に、でも、いまでは寺嶋は「広島の名誉生え抜き」と尊敬されてる・認められていること、「裏切り者」とはもう言われなくなってること、それは寺嶋の「人間性」「地道な努力」の賜物である、と思うのです。
 ただ、「制度上、ルール上には違反していないとはいえ、大卒からわずか1年での退団という、信義則(不文律)に違反した行為」、これが過去にあったことは、ここで言及せざるを得ないと。

 自分は、「有原式FA」が悪いとは1ミリも思わないですし(真顔)、ここで取り上げた寺嶋の移籍劇も、「大卒からわずか1年で」という意味では「裏切り者」といわれても仕方ないかなだが、「あの当時の京都の球団としての組織力と、広島の経営意欲との比較」に照らせば、「あの移籍劇は、当然とは言わなくとも、起こるべくして起きたという面は否めないだろう」ではあるのです。



 いずれにせよ、そう、Bリーグ、日本バスケ界の歴史で、いままでで「最も『激しく強い違和感』『ハレーションの創出』になった移籍劇」といえば、自分は即答で「2021年オフ、寺嶋(京都→広島)の電撃移籍劇」と回答しますし、それは「自分で選んだ球団を、大卒1年で自分から去る時点で、信義則に違反しているからである」という明確な理由があるからと。

 とはいえこれは、当時の京都の資金力・経営体力の事情も正直ゼロではなかった。それに、広島移籍後の寺嶋の姿勢、及び、寺嶋入団後の広島の歩み・軌跡をも考慮すると、「『裏切り者』といつまでも言い続けるのは、明らかな筋違いである」といえますし、現にいまでは、寺嶋は「広島の名誉生え抜きと、他球団ファンからも認められている」「少なくとも『裏切り者』と公然といわれることは、もう根絶されてる」でありますので。




 で、昨オフの6月17日、「有料記事」ではありますけど、

 「Bリーグ、日本バスケ界は、契約に関係するシステムが、全然整備されていない!
 特に、『開幕時ロスター決定の公式発表時に、選手の契約年数を公表する』ことは、マストとすることが筋論ではないか?」

 この趣旨のことのnote記事を、執筆・アップさせて頂きました。


 いつか、契約・移籍市場に関係することで、「取り返しがつかないこと」「激しい遺恨が生じ得ること」が起こるのではないか。
 この危惧の想いが、正直ずっと燻り続けていた。

 で、恐れていたこと。いや「恐れていた以上のこと」が、今オフ(先日)、ついに起きてしまいました。
 そう、今回のnote記事の最大の本題、「広島、中村拓人の電撃移籍の公式発表のこと」です。



 「批判を称賛に変える」「熱い手のひら返し」、自分自身が実は正直に強く願っている。そう、京都の今オフ、岡田侑大の流出を踏まえて、その後継の正PGが「小川麻斗の、レンタル移籍での補強」。「激しく強い違和感」がないといえば嘘になるし、「いまは数字的に、残酷なほどに可視化されてる時代なのに…」が、違和感をなおさらに増幅させる。
 いや、細かい理屈・背景は「頭では理解できる」し、そう考えると確かに「むしろロジカルではある」。でも「応援球団でこれをされると、たまったものではないなあ…」も正直な本音だし、少なくとも自分が京都のGMなら、このような動きはまずしない(「認められないわぁ」とまではさすがに思わないが、「水野がかわいそうじゃん!」とは正直に感じる)。




 最大の本題へと、話を進める前に。
 実は今オフ、自分自身、応援球団の補強で、「いや、1ミリも理解できないわ」というのを、目の当たりにしました(冷静に、より客観的に解釈をすれば、「1万歩ほど譲れば、まあ理解できない訳ではない」の域に収まってはいますが)。




 自分は、最大の応援球団が、京都です。「この素敵な職員さんと共に、最高の景色を観たいんだ」と心に決めているといってもよく(勿論、「自宅から通える球団の中で、最も自分の性に合ってる球団だから」という、現実論的な部分が大きい感じではありますが。自分のnote記事では何回も繰り返し言及しているように、「現実社会に、どこでもドアは存在しない」ので)、ですので、「たとえどれほどのタンク全開モードでも、京都はこれまでもこれからもずっと、応援球団の1つであり続ける」ことは、ここで改めて明確に述べさせて頂きます

 その上で、です。今オフ、京都は岡田の電撃退団の憂き目に遭いました。で、今オフと来オフの、移籍市場で予想される顔触れに照らせば、恐らくですが、京都の最も現実的な立ち回りは、

 「今オフは、『1年契約を呑めるPG』に、補強ターゲットを絞る。
 で、『来オフの、テーブス(A東京。故郷が神戸。EFF的にもリーグ有数のPG)の争奪戦にオールイン(=全集中)をする』。」

 現実論としては、この1択しかなかった。来オフ、「齋藤(名古屋D)、テーブス(A東京)」が、まずほぼ確実に移籍市場に出て、それこそ「2023年オフの河村、2024年オフの渡邊雄太と同等レベルの、すさまじい大争奪戦」になる、それに備えることが求められる意味でと。

 で、京都が選んだ「答え」は、「『小川(千葉J)』を、『期限付き移籍』での補強」でした。


 ではここで、自分自身に対して深呼吸を入れることを含めて、先日(6月4日)の自分のnote記事の当該部分を、一部修正をした上で、改めて綴らせて頂きます。





 はっきり正直に述べよう。最初、この小川の補強が発表されたとき、自分は「仕事場である半個室の机を、思わず蹴り飛ばす寸前だった」(これ、マジです)。要は「はあ?ファンを舐めてんのか?」と。
 なぜって?まず、
 ↓
 (1)「プロ入り後の3年間での、『30分換算EFF』
 →『5.55→5.95→3.83』」。『パス&守備型』であることを割り引いても、『6.00に到達が1回もない』を考えると、たとえ名目上の正PG(澁田は6thマン型であるのでと。でも出場時間的には、小川は実質的には第2PGとしてになるだろう)であっても、『激しく強い違和感』は正直拭えない
 で、小川の補強は、恐らくは「新HCである伊佐勉HCの意向を踏まえて」と想像する。小川は実は、大学3年生のSR渋谷時代に、伊佐HCの指導を受けている、いわば「元教え子」であるのだ。
 ↓
 とはいえ、実は小川は、水野を放出しての補強である訳だが(水野は、球団側の判断での放出である)、水野の、京都での3年間の『30分換算EFF』
 →『5.78→5.41→7.34』」。実は水野の方が、小川をより上回っている
 正直に自分は、水野はあまり好みの選手タイプではない。「よくも悪くも、スラッシャー型」であり、現代バスケでは「非効率的」の烙印を押されやすい選手タイプである。
 とはいえ水野は、「今季は、膝の大怪我からの復活どころか、実はキャリアハイの成績である」。で、より客観的に観たときに、今季の水野は「攻守の両面で、『気持ち』をより前面に出す感じが伝わってきていた」ではある。大怪我の少し前くらいから、「守備型として開花し始めている」感じではあり、「第2PGとしてでならば、充分に勝負できるんじゃないかな?」の感じにはなっていたから。
 ↓
 そう、水野は、「京都で成功したい」「1年でも長く京都でいたい」想いを、誰よりも公言していた。実際に、結果も出した
 もう少し、「3P能力」「FT能力」があるといいのに(スラッシャー型なのに、FTは3P以上に拙いのは、正直よくはないので)、という感覚はあるけど、でも、「第2・第3PGで、SGも兼務できる」意味でだと、及第点ではあるし、水野の後継が小川ならば、「だったら、水野の残留の方が、より納得できたような…」は、結果論かもだけど、正直ある
 (要は、「小川を補強する」ならば、「水野を残留で、『名目上の正PGを水野、実質的な正PG[6thマンで、4Qのクラッチタイムでの起用]で澁田』」にした方が、より合理的であったのでは?と。
 勿論恐らくは、新HCである伊佐勉さんの意向に基づくと想像であるので、結局はこれを信じるに尽きるになるのだが。)


 (続き。)
 話を戻そう。そう、小川の補強が発表されたとき、最初の心の反応は
 「はあ?ファンを舐めてんのか?」であった。これは、EFFで「小川≦水野」と明確に出ていて(たとえ今オフという意味で、岡田の穴は埋まりようがないとわかってはいても、水野をも放出で、それ以下の選手が補強選手というのは、「合理的であるとはいえない」と)、しかも水野は「1年でも長く京都にいたい」をずっと公言し続けていた(今オフの退団発表時でも、「自分の本音は京都に残りたかった」を隠さなかったほどだ)。そう、はっきりと正直に述べれば、(2)の理由として、
 「はあ?これでは水野が、あまりにもかわいそうじゃん!」と。
 (で、今オフの水野は、最終的に川崎に、つまり「B1球団での移籍先を確保できた」ではある。恐らくは「第3PG及びSGの兼務での起用」と思われるが、来季は「水野は、こういう場面でこそ特に必要だよね」を証明できるシーズンにして欲しい。)
 ↓
 さらに述べれば、(3)の理由として、
 「『期限付き移籍』であること」。あとで改めて述べるが、今オフのPGの補強が、たとえ「1年契約を呑める選手」という縛りがあったことを考慮しても、「本気さが伝わりづらい、妥協の産物感が否めない」であることだ。
 ↓
 で、「はあ?ファンを舐めてんのか?」と先述した。短期的な目線のみで解釈すると、正直そうなる。でも深呼吸をして、「3年スパンをも含めた、複眼的な目線で」と考えると、実は「ああ、なるほどね」ではあるのだ
 そう、短期的な目線、つまり「今季を戦い抜くため」だけでいえば、「なんとしても、フリッピン(群馬)が欲しい」ではあった。シンプルに「今オフの移籍市場の要注目選手」にして、「守備型PGの第一人者」だからだ。
 だけど、岡田を失って、短期的な目線でフリッピンに飛びついても、フリッピンはいわば「中堅球団では正PGだが、CSレベル球団だと第2PG」[尤も第2PGにしては、正直贅沢ではあるが。いわば「森井」「鈴木達也」のような立ち位置の選手であると]の選手なのだ。
 ↓
 で、岡田を失って、京都は「1バスケ球団として、どう立ち回るがより最善か」と考えたときに、「来オフの有力日本人選手の大移動」がある、はっきり述べれば「来オフの齋藤、テーブスの大争奪戦」と
 で、そりゃあ齋藤は欲しい、でも現実論で、齋藤は、A東京、群馬、SR渋谷等の「資金力を持つ有力球団」が、まず確実に手を挙げる[さらに、来季に小川が伸び悩みになれば、宇都宮をも参戦の可能性が出てくる、そうなるとなおさらである]、競合相手の顔触れ的に、京都の目線では「ノーチャン」である[ましてや京都は、専用練習場がない]。
 そうなると、「テーブスに全身全霊」[するよね?わかってるよね?]。ましてや、テーブスの故郷は神戸。「補強に動くは、いわばマスト」!
 ↓
 「今オフのフリッピン」「来オフのテーブス」。優先順位はどっち?となれば、当然に後者(来オフのテーブス)になる。そうなると、来季の正PGは、「来季のみの1年契約を呑める選手」に、どうしても絞られる
 で、フリッピンは、「最終的に群馬に残留した」。もともと移籍市場に出る際でも、「恐らくは『優勝を目指せる球団』あるいは『そうでない場合は、正PG&2年契約を求めるのでは?』と噂されていた」ので、冷静に考えれば、「フリッピンとは、求める条件で合意点を見出せなかった」といえるし、群馬がかなり慰留を頑張った、いずれにせよ「フリッピンは、ノーチャンスであった」に尽きるだろう(あるいは、ファンが思っている以上に、「フリッピン側が群馬でやりがいを感じられている」の可能性もあるだろう。尤も、群馬は「いや、サラリーキャップ、大丈夫か?」の可能性も正直なくはないのだが)。
 ↓
 で、「来季のみの1年契約を呑める選手」かつ「パス&守備型のPG」で浮上したのが(これは勿論、伊佐勉HCと協議した上でと思われるが)、小川であったと想像。確かに小川は、「福岡第一高校時代から、ゲームメイクと守備に優れる」であったし(加えて、河村勇輝絡みでの知名度もある)、その「パス&守備ぶり」は、B1レベルでも普通に通用できている。
 これに加えて、「最低限の3P能力も併せ持つ」[ただし、FTは目を瞑ろうだが]。福岡第一→日体大→千葉Jと、強豪どころを渡り歩いた経験から、「勝者のメンタリティーの持ち主」の意味でもドンピシャである。
 ↓
 「レンタル契約」、一見すると「ふざけてんのか?」に映るが、「来オフのテーブス争奪戦に、年明けになった瞬間に即アタック」をも考えると、「実はむしろロジカルである」といえるのだ。(来オフの補強資金の確保をも兼ねて、「資金を浮かせた」こともだし、)「背番号3を空けた」(テーブスの背番号は、滋賀→A東京と「3」)ことも、「来オフのテーブス獲りに向けての最大級の誠意」であると考えると、整合性がとれる
 (勿論、澁田に「3」を与えるため[澁田は「3」に強いこだわりを持っている]、という解釈もできるが、いまや澁田は「子ども・若い女性からの人気がno.1」であることを考えると、「いまさら、34からの背番号変更はしづらいだろう」と自分は読んでいるが。)
 想定される起用法は、「名目上の正PG」、つまり「スタメンで出場で、攻守の両面でフルエナジーを出して、トーンセットをする役割」である。
 (名目上と述べたのは、「実質的な正PGの澁田は、『攻撃能力に全振りタイプなので、6thマンこそ適任』である」から。そう、[小川は15分程度の出場で、出場時間は澁田がより長い」のイメージになると。

 (2025年6月4日のnote記事、「2025年オフ、Bリーグの移籍市場、現時点での動向から、いま正直に感じてること(6月4日版)。」より、文章を再構成した上で改めて綴ってます。)



 はい、いま綴らせて頂いたように、入団したからには、これも「ご縁」である訳ですので、「信じるに尽きる」が正直な感じです。「熱い手のひら返し」が叶うことを、自分自身が願っている、これが正直な想いです。

 いやでも、「15.66」「7.34」が放出・退団で、その後継が「3.83」「6.00(B2で10.21なので、およその期待値で)」。
 つまり、「23」を失って、その後継が「9.83」、単純計算で、EFFで「13.17」のダウン(下落)である訳です。

 繰り返そう、水野を放出して、レンタルで小川って、「ごめん、現時点では納得できないよ」が本音ですし、「誰よりも、京都で1年でも長くプレーしたいと追い求め続けてきた水野が、かわいそうじゃん!」と感じるのは、自分だけでしょうか?






 「熱い手のひら返し」でいえば、今オフに、京都に移籍入団した(B2青森から)、「ホール百音アレックス」。どう呼ぶことになるのかは、これは開幕してからになるのかもなあ…の感じですが、この、アレックス、以前(6月4日)のnote記事で、「かつては悪童と呼ばれていた」と述べました。
 移籍発表時の青森ファンの反応を見ると、「まあ、内面的成長を遂げたと考えてよいのかな?」と期待しようの感じでしたけど、「まずは、公開練習や新体制発表を観てみよう、話はそれからだ」が、正直な感じでした。

 でも、「おお、ちゃんと礼儀を尽くしていて、これってとても大切!」と。うん、「悪童は卒業した」とみなせること、「熱い手のひら返し」はこの時点でできたと考えてよいだろうと。


 現実社会でも、「いまではとても素敵だけど、若いとき・子ども時代は、実は悪童・ヒールタイプでした」という人間、いると思うんですよね。
 そう、人間って、内面的な成長こそが、とても素敵であると自分は思っていて。
 だって、京都でいえば、ラシード。正直、千葉J時代は、「なぜB1にいるのか、しかもなぜ名門球団にいるのか、まったく意味不明である」と思ってましたけど、確かに当時の成績は「擁護のしようがない」ですけど、そう、「バスケに対する姿勢」がとても素敵なのだと。
 人間を、見た目だけで判断してはいけない。特にラシードは、いままで以上に、このことを強く学ばせて頂く感じです。
 (で、いまでは、ラシードと澁田は、「好きな選手の1人」に、即答で名を連ねるになってます。それに、ラシードと澁田は、いまでは「『京都の、子どもファンの人気2トップ』に君臨である」んですよね。
 これが、岡田にとってはショックだったのかもなあ…と自分は正直感じていて。「なぜ、[選手としては、自分より格下である]澁田やラシードが、自分よりはるかに子ども人気があるんだ?」と、「プライドをズタボロにされた」、この可能性は、正直あると思うのです。)



 いずれにせよ、今オフの京都の、特にPGをめぐる補強・移籍劇は、
 「応援球団でこれをやられたら、たまったものではないなあ…」
 が、正直な感覚です。いやまあ、今オフと来オフの、移籍市場に出そうな選手の顔触れを総合的に考えると、

 「岡田の電撃退団という計算外が起きた時点で、今オフは『負け』が確定。今オフは割り切って、『来オフのテーブスの争奪戦にオールイン』が、ベストの立ち回りである。
 ただ、『負け』を最小限に抑える立ち回りであって欲しかった、が正直な本音。水野を球団判断で放出する必要性は、正直なかったでしょう?と。」

 これが、正直な感覚です。



 電撃的に発表された、「ヤン・ジェミンの移籍劇」。正直に第1印象としては「契約って何?」「ファンを舐めてんのか?」「さてはアンチだなオメー」と。
 だけど、関係文書をよく精読すると、実は「契約解除」とも「期限付き移籍」とも書いていない、つまり「仙台側の言葉足らずの表現方法」と「移籍先からは後日に公式発表」によるミスリードが「不必要なハレーション」を誘発していると映る。それに実際、球団側もヤン・ジェミン側も、「喧嘩別れ感が、不思議とまるでない」のだ。
 では、なぜ「電撃移籍劇」になったのか?そして、「ヤン・ジェミンの今回の電撃移籍劇」は、実は過去のあるケース(しかも仙台絡みである訳だが)と重なって映る、それは何か?





https://x.com/JaeminYang27/status/1934200118586298450

 (←うまくリンク添付ができなかったが、「ヤン・ジェミン本人のX」より。)




 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の仙台の各選手の成績。)




 最初に述べます。今回の最大の本題は、「中村拓人の、電撃移籍劇」です。ですが、ヤン・ジェミンのことも、「正直、『すとんと落ちる』感じにはならない移籍劇、といわざるを得ない」が、現時点での正直な感じです。


 自分は正直、移籍市場が大好きです。これは、バスケットボール、野球、サッカーを問わずして。
 で、移籍市場は、「虚々実々の噂が飛び交う」「1日1日、刻一刻と状況が激しく変化する」、そう、「人間ドラマが激しく交錯し合う」ことに、心を揺さぶられるのです。

 2016年にBリーグが誕生。で、自分がBリーグを本格的に観るようになったのが、「2021-2022」からです。そう、ちょうど、「広島、島根が大型補強を決行して、一気に『Win Nowモード』へと変貌を遂げ始めてから」です。


 で、Bリーグの歴史でも、例えば、昨オフだけをとっても、「物議をかもす移籍劇」が、少なくとも3つありました。


 (1)藤井(川崎→群馬)
 (2014年の年明けから10年半の川崎一筋。特に「2021-2022」にシーズンMVPに輝き、篠山、辻と共に「川崎の象徴」と慕われ、恐れられてきた。
 それが電撃移籍というのが、そもそも「驚きで衝撃的」であった。移籍の背景は、表向きには「ファジーカスの引退を機に、高齢化傾向にあった選手編成を全面改革したいことの影響」及び「33歳になるシーズン、残りが多くない選手人生で、異なる球団を知りたいと思うようになった」がある。
 しかし、物議をかもしたのは特に2つ。第1は「移籍先が、故郷の島根ではなくて、群馬であった」こと。最終的に群馬を選んだのは、「辻の存在」「ミリングHCのバスケスタイル」であったと伺うし、島根だと「SGがメイン」になるが、群馬だと「正PGでの起用」も正直あったと想像。
 ただ、より物議をかもしたのは、第2の理由。「当時のアシスタントMCと、不倫関係になり、それを球団側が問題視して、ちょうど現行契約が満了であったこともあり、実質的に放出したかった」こと。
 ↓
 そう、自分は、「選手である前に、人間であれ」という価値観の持ち主。その意味で、「不倫自体がけしからん」であるけど、「チームが直近2年間で下降線を描いてる中での、職場内不倫」であることが、より心証を悪くした感が。
 結果、川崎ファンは勿論、他球団ファンからもバッシングの嵐に。移籍そのものというよりは、「バスケに対する姿勢」に対しての感だが。
 成績自体は、川崎時代からの健在を証明。ときには6thマン起用にも応える「フォアザチーム」ぶりを示して、群馬の球団史上初めてのCS出場に大きく貢献した。)




 (2)古川(秋田→京都)
 (結論から述べると、「10月で37歳という年齢面」[技術面は健在だが、体力面での衰えリスクは既に燻っていた]と、移籍先が京都で「準地元球団」[古川の故郷は神戸]であったことで、批判の声は少数で済んだ。ただ、冷静に客観的に考えると、特にタイミングの面で物議をかもす感じがなかったとはいえない。
 2019年から5年間、秋田でプレー。生え抜きの中山とデュオを形成し続けてきたこともだが、宇都宮、琉球と、有力球団を渡り歩いてきた有力選手が秋田に入団してきたこと自体が衝撃であったと伺う。
 とはいえ、5年間も秋田でプレーして、「恐らく、秋田で引退だろう」といわれていた中で、6月になり、京都から移籍話が来て、「移籍したい」→「いままでありがとう[当時の契約は、年齢面もあり1年契約であり、移籍自体は全くの無問題ではあった]」で、球団との間では円満移籍に。
 ↓
 ただ、「物議をかもした」のは、京都への移籍の公式発表が6月10日であったが、「わずか2日で決断した」といわれていて、恐らく6月上旬に移籍話が来て、一気に話が進んだ、であること。それ自体は無問題だが、「来季も重要戦力と信じ切っていた秋田側は、たまったものではない」訳で、現に「プランBを用意できなかった」といわれている。余談だが、秋田の選手も「俺、移籍するわ」→「えーっ!」だっただとか。
 尤も、2023年オフまででだと、6月の上旬~中旬は、日本人選手の移籍市場の、まだ中盤。いま思えば、移籍市場の年々のハイスピード化の現れ、ともいえる。
 それと京都は、6月5日に、半澤が電撃退団をしていて、B1では日本人の大型SF自体が稀少である事情もあり、「どうするつもりなの?」といわれてた。いま思えば、古川を補強できる「何らかの勝算」[絶対に勝利できる、魔法の口説き文句]があったのかもなあ、と想像の感じだが。
 成績自体は、秋田時代からの体力面の衰えは隠せなくなってたが、技術面は全盛期レベルを堅持を証明。半澤が移籍先の仙台で、特に攻撃面で大苦戦したこともあり、京都はいわば「賭けに勝った」。
 CS出場には届かなかったが、前年の「17勝」から「33勝」への、大幅なジャンプアップに大きく貢献。むしろ存在意義の面では、コート上の以上に、オフコートを含めての「バスケに対する姿勢」「若手の手本」としてとても大きかったと伺う。
 余談だが、本人は「脱ぐためにとか、故郷に近いからだけで京都に来た訳ではない。自分としては、40歳でも現役でいる気満々だ」とのこと。)


 (3)今村(琉球→名古屋D)
 (昨オフ、最も物議をかもした移籍劇が、今村。
 理由は主に4つ。第1は「3年契約の1年目終了時に、契約解除で退団した」こと。尤もこれは、「いわゆるオプトアウト権が、もともと付与されてた」といわれていたし、また、琉球側も、2023年の3年契約締結時に、「3年契約を新たに結びました」の発表をしていなかった。
 第2は「海外挑戦を視野での契約解除」といってたのに、移籍先が「琉球と長くライバル関係の球団の1つである、名古屋D」であったこと。「仮に移籍なら、自身が日本人no.1オプションを務め得る球団への移籍だろう」といわれていた意味でも、「バスに乗っただけじゃん」と批判の増幅の結果に。
 第3は「琉球でやり残したことがある」の趣旨の言葉を残していながらの電撃移籍であったこと。
 第4は「6月になってから、『移籍したい』と言い出した」であり、琉球側は「プランBを用意できなかった」といわれていること。これについては、最終的には移籍市場で「売れ残り」になっていた、ピュアPGの伊藤達哉の補強で「傷を一定程度で抑えた」とはいえるが。
 ↓
 個人的には、古川と今村で、「移籍したい?いや、聞いてない」の意味で、大きな差はないが正直な感じだ。これは悪い意味ではなく、そもそも今村側にオプトアウト権が付与されてた以上、「移籍したい」「他球団の話を聴きたい」は、充分に起こり得ることであるを含めて。
 というか、3年契約の1年目終了時の時点で、選手側にオプトアウト権を付与していた時点で、「選手側にとても有利な契約形態」だったといえるが。
 批判の声が大きくなったのは、古川と今村の、いわば「人望」「人徳」の差であるといえるだろう。また、「1月で29歳」、つまり「全盛期に突入の年齢である」ことも、落胆を含めて心証を悪くした感がある。
 成績的には、前年とほぼ同じ。FG試投数は、琉球時代よりもむしろ上昇させている。ただ、TS%は伸び悩みの感があった。チーム成績が、[これは外国人の、チータム、ルーク・メイがフィットし切れなかった面が大きい感があるが、]CS出場に失敗したことを含めて、現時点では「個人としては一定の成功かもだが…」の感がある移籍といえる。)



 個人的には、移籍市場が活発であることは、むしろプラスに解釈です。人間がすることですし、「ある程度以上の流動性は確保されて然るべき」と正直感じますし。というか、特に日本の野球の「あまりの流動性のなさ」は、「時代に逆行してるでしょう?」と、「吐き気がする感覚」ですし。

 で、移籍というのは、程度の差こそあれ、ハレーションのリスクもあります。「移籍の話が結構進んでいたのが、最終的に残留になった」も、その逆もあります。例えば今オフでも、松脇(琉球)は、島根への移籍話が結構進んでいるとの噂が強くありました。でも最終的には、琉球に残留になった。「熟考して、自分は琉球に対する愛着が強いんだ」と確かめられたってことなんだろうなあ、と想像の感じで。


 一方で、これは現時点でですけど、今オフの島根は、「ポスト安藤誓哉」を、軸となる日本人選手では「岡田侑大(京都)」と、いわば満額回答の答えを勝ち取った。だけど、そう、「タイムラインを合わせた再構築への強い意志」は伝わりますが、よくもわるくも「岡田と世代が近いロールプレイヤーを数人確保した」ではあるけど、現況では「岡田+外国人」と「その他大勢」の域を出ずで、そう、中村大地が津山の立ち位置を確保できて、納見が今季以上の成績を出して、それで勝負のスタートラインにできると。

 そう、「8億円というサラリーキャップに収めるように」の苦心が伝わるでもありますけど、松脇の補強に失敗したダメージは、正直に否めないだろうなあ…(「3人の外国人」と「岡田」が強力であるので、それなりには勝利できるだろうとは映るが)と、正直映ります。


 なんだか、島根が「被弾」になってしまい、ごめんなさいの感じですが、ここで、「ヤン・ジェミンの電撃移籍劇」、少しですが綴らせて頂きます。



 「まずはじめに、今シーズンのみなさんのサポートに感謝をお伝えさせてください。みなさんの黄援は苦しいシーズンの中でも最後まで突き進むモチベーションをいつも与えてくださいました。本当に感謝しています。
 そして、みなさんと再びお会いできること、仙台のために闘えることにとてもワクワクしています。この2シーズンでみなさんからいただいた多くの愛を今度は自分がお返しできるよう精進します。来シーズンに向けてチームのためにベストを尽くせるよう、より強くなって戻ってきます。
 レッツゴーナイナーズ。」

 (2025年5月11日、仙台の球団公式HP、「ヤン・ジェミン選手らの継続契約合意のお知らせ」での、本人コメントより。)


 「仙台89ERSファンのみなさん、こんにちは。
 まずは、この2シーズン、たくさんの黄援ありがとうございました。
 みなさんからたくさんの愛とサポートをいただきました。仙台で過ごした全ての瞬間は、忘れられない思い出です。
 チームメイト、フロントスタッフ、スポンサーの方々など、クラブのみなさんが、この2年間まるで家族のようでした。特にチームメイトは兄弟のようで、いつも一緒にいました。彼らのおかげで、私は本当に幸せでした。

 このチームに加入してから、選手としても人間としても、一歩前進することができました。仙台の一員として、誇りを持ってプレーし、生きてきました。
 改めて、ファンのみなさん、スポンサーのみなさん、そして仙台のコリアンコミュニティのみなさんのあたたかいサポートと愛に心から感謝申し上げます。またお会いできるのを楽しみにしています!」

 (2025年6月13日、仙台の球団公式HP、「ヤン・ジェミン選手 移籍のお知らせ」での、本人コメントより。)


 「まず、仙台89ersの私を応援してくださり、たくさんのサポートをしてくださったファンの皆さんに心から感謝の言葉を申し上げます。
 移籍に関しては、チームと充分なコミュニケーションをとり、悩んだ上での移籍を決めました。
 仙台で過ごした時間は私にとって大きな意味がありましたし、選手としても人間としても一段階成長できる貴重な経験でした。
 新しいチームでも最善を尽くして良い姿をお見せできるように頑張ります。
 仙台でもらった愛と思い出は絶対忘れません。
 これからもたくさんの応援をお願いします。
 ありがとうございます!」

 (2025年6月15日、ヤン・ジェミン自身のXでの文章より。)


 「この度、双方合意の上でヤン・ジェミン選手が移籍することになりましたのでご報告いたします。
 2025-26シーズンの契約継続の発表をさせていただいた中での今回の決定を、ファンのみなさまは驚きや落胆、憤り、さまざまな思いで受け止めていらっしゃると想像しております。
 ヤン選手のことを黄援、サポートしてくださっているファンのみなさま、スポンサーのみなさまに残念なご報告をしなくてはならなくなったことをお詫び申し上げます。

 今回の決定に至った経緯をご説明いたします。

 ヤン選手は2023-24シーズンから仙台89ERSに在籍し、クラブのB1最高勝率の達成に大きく貢献してくれました。
 常にアグレッシブにリバウンドに飛び込んで泥臭く闘う姿は、まさに“GRIND”カルチャーの体現者であり、コート内外でチームに欠かせない存在でした。

 そうした中で迎えた今オフ、ヤン選手に他クラブから熱心なオファーがありました。クラブとしては在籍選手、新たな補強選手、チーム全体の編成の状況も踏まえながら、ヤン選手と慎重に協議を重ねました。
 その結果、本人も今回移籍をすることが自身のキャリアにとっても最良の選択だという判断に至ったことから、双方合意という形で今回の移籍が決まりました。

 この2シーズンを振り返ると、ヤン選手の周りにはいつも笑顔があふれていました。外国籍選手と日本人選手との架け橋として、チームメイトとも信頼関係を築いていました。
 本人のコメントにもあるように、ヤン選手は仙台89ERSというクラブ、ファンやスポンサーのみなさま、仙台・宮城の街を愛し、誇りを持ってプレーしてきました。それだけに、今回の移籍は本人にとっても非常に難しい決断だったと思います。
 一方で、選手にとってより強く求められるチームでプレーできる機会は、そう何度もあるものではありません。今回の移籍に至った経緯について、ご理解いただけますと幸いです。

 仙台89ERSのために全力でGRINDしてくれたヤン・ジェミン選手に、クラブ一同、心から敬意と感謝の意を表します。
 今後のさらなる飛躍と、健康・成功を願っております。

 ありがとう、ジェミン。」

 (2025年6月13日、仙台の球団公式HP、「ヤン・ジェミン選手 移籍のお知らせ」での、球団側のコメントより[志村雄彦社長。実質的なGMでもある]。)



 最初、自分は、「契約って何?」「ファンを冒とくしてるのか?」と。
 「激しく強い怒り」、それこそ、そう、『ドラえもん』でのジャイアンが、「ボッコボコのギッタギタにしてやる」という言葉がありますが、これがもし許されるならば、正直この気持ちでした。



 あるいは、そう、「ポプテピピック」の言葉の1つ、「さてはアンチだなオメー」。このことばこそ、まさしくあてはまるといえるかもです。
 これは先述の、京都の「小川麻斗という補強のチョイス」にもいえます。小川の場合は「いや、数字が読めないのか?」の意味合いが、正直により強いですけど。


 ただ、TLで、偶然に、このケースのことの言及のポストが出てきたのです。



 2020年オフ。寒竹(当時、琉球→仙台。現在はB2福岡)が、

 「5月11日に残留にサイン→その後、日本人選手の構想がまとまる→改めて熟考の末に、移籍を志願(出場機会が減少するの判断があったとのこと)→球団が一緒になって、移籍先を探す→B2の仙台と、期限付き移籍で話がまとまる→仙台と同時に、期限付き移籍での公式発表」


 そう、今回の「ヤン・ジェミンのケース」は、「2020年オフの、寒竹のケースに近いのではないか?」と。
 というのも、「仙台との喧嘩別れって感じが、まるでない」んですよ。
 落ち度があるとすれば、「契約解除での移籍」にしてしまったこと。そうではなくて、「期限付き移籍での移籍」にすれば、「ハレーションを生み出すような移籍劇」にはならなかったのでは?と映るのです。

 それに、よく文言を読み返すと、

 「この度、双方合意の上でヤン・ジェミン選手が移籍することになりましたのでご報告いたします。」

 そう、「期限付き移籍での移籍」とも書いていないけど、「契約解除での移籍」とも書いていないのです。これ、ニュアンス的には、「期限付き移籍での移籍」の方が、より「すとんと落ちる」のでは?と。
 そう、仙台の公式発表での文章に「言葉足らずの感じ」があったことは否めずで(これに加えて、「やましいことがない」をより強調の意味で、「移籍先と同時に公式発表をする」にして欲しかった)、そういったことが、「不必要なハレーションを生んでしまった」と映ります。
 ですけど、そう、繰り返しになりますけど、「喧嘩別れ感がない移籍劇」なんですよね。それどころか、「ほんとうはもう1年、仙台にいたかった未練感」まであると。
 (ちなみに、ヤン・ジェミンは、年齢的なことで、兵役をそう遠くないうちにする必要があるとのこと。あくまで噂ではだが、あと1年~2年で、母国である韓国に帰還しなければいけないのだとか。)



 余談ですが、いま言及させて頂いた、寒竹のこと。
 実は、この寒竹、2022-2023の開幕戦(京都vs仙台)で、生観戦させて頂いてます。
 「藤田弘輝HC、金城茂之AC、寒竹、加藤寿一(現B2福岡)」。この4人が揃い踏みで、会場に響くとても大きな声で。



 はっきり言って、この4人の揃い踏みの姿は、「地球温暖歌」でしたね、正直。はい、「褒め言葉」と解釈して頂ければです。
 リアルの「地球温暖化」「気候変動」は、「社会全体で知恵を出して、解決へのヒントを」と強く願うことですけど、うん、スポーツや音楽の意味での「いい意味での熱量全開ぶり」は、「いいぞ、もっとやれ!」です(真顔)。



 ヤン・ジェミン、仙台での2年間の、「30分換算EFF」。
 「9.28→7.45」

 ケネディ(B2富山→?)
 「13.75→14.39→13.39(B2)」
 (文面的に、仙台の新HC[ダン・タシュニーさん]は、「ヤン・ジェミンでは不満で、ケネディ[orタマヨ、マロンゾ]の補強を要望した?との想像から。)

 AJ・エドゥ(長崎→群馬)
 「18.18→13.16」
 (ポジションは異なるが、「カール・タマヨ」「ジェイミー・マロンゾ」のいずれかの補強時の参考数値として。同じフィリピン人。)

 シェーファー(三河)
 「10.30→9.99→9.98」
 (「良質の日本人ビッグマン」の代表例。ヤン・ジェミンのEFFの期待値は、いわば「シェーファー未満」である現況。)


 そう、「ヤン・ジェミンは、恐らく、仙台の志村社長は一定の評価をしていたけど、新HCである、ダン・タシュニーさんは、『できれば、ヤン・ジェミンよりアップグレードになる帰化枠/アジア枠の補強を要望した?』」と。
 (で、一度、残留の発表がされたのは、「昨オフ[2024年オフ]から、2026年までの、2年契約を結んでいた」といわれてることから。)
 しかも、移籍市場には、「Bランクの帰化枠」である「ケネディ」が残っている。恐らく、仙台の経営体力でも補強は可能と思われること。で、「ケネディ」、あるいはフィリピン人の「カール・タマヨ」「マロンゾ」のいずれでも、ほぼ確実に「ヤン・ジェミンの上位互換のEFF」が望めること。

 そう、ヤン・ジェミンは、新HCの構想から外れている。そうであれば、移籍を決断せざるを得ない、と。そうしたら、「うちの球団に移籍して頂けますか?」と、手を挙げる球団が出たと。




https://basketnews.com/news-225945-former-no-6-nba-draft-pick-nearing-move-to-japan.html


https://basketnews.com/news-225680-boubacar-toure-leaves-spain-for-japan.html





 信頼性の高い海外情報によると、
 「Jarrett Culver」(来年2月で27歳、「SG/SF」、「198cm,88kg」、「今季はGリーグ・マジック傘下でプレー」、「NBAに144試合出場」)
 「Boubacar Toure」(12月で30歳、「C」、「213cm,109kg」、「今季は中国CBA/スペインでプレー」)
 この2人が、仙台との契約にほぼ合意できているとのこと。

 特に「Jarrett Culver」は、実現すれば、額面通りならばですが、来季のBリーグを沸かせる存在になるだろう、とのことです。


 で、Culverは、イメージ的には「より3Pに優れる、トレイ・ジョーンズ(群馬)」とのこと。それほどに強力なSFを擁すると考えると、「帰化枠/アジア枠に充てるPFは、一定以上の良質がより望ましい」になる。
 で、「ヤン・ジェミンでは物足らない」と、恐らく仙台の新HCは判断したと想像です。


 そう考えると、「移籍先の側による公式発表」もですし、「仙台が、今季のための帰化枠/アジア枠で誰を補強するのか」をも含めてでないと、なんとも判断がしづらいなあ…と。

 いえることは、「仙台が『期限付き移籍での移籍』か、『契約解除での移籍』か、ちゃんと説明があって欲しかった!」の感じですけど、恐らくですけど、

 「ヤン・ジェミンの移籍劇は、中村拓人とは、移籍の理由・背景が異なるのではないか?」

 である感じなんですよね。


 …で、実は、このnote記事、「ヤン・ジェミンの移籍劇に、最初、激しく強い違和感を抱いた」ことから、書き進めていたんですよね。
 でも、書き進める過程で、「これ、ヤン・ジェミンのケースは、『契約って何?ふざけてんのか?』と直感的に切り捨てるとは、単純にいえないのでは…?」と。で、筆が止まってしまってと。

 そしたら、です。「あ、これ、負の意味で、『議論の余地がない』」といえる、はっきりと述べれば
 「Bリーグ、日本バスケ界の歴史で、『ダントツにむなくそ悪い移籍劇』が起きた、と解釈してよいよね?」
 が起きた、と。そう、「中村拓人の、電撃移籍劇」です。



 今回の最大の本題、「中村拓人の、電撃移籍劇」。はっきり述べれば、少なくとも現時点では「裏切り者と呼ばれて、むしろ当然である」し、それどころか「本音がより許されるならば、もっと辛辣な表現をしたいほどである」。
 その最大の要因は、過程がどうであれ、「4年契約の2年目の残留契約のサイン・リリースに応じた→その後に、やっぱり移籍したいです」という「手順の間違い」。「物事には手順を必要とすることがある」と自分は価値観としてあって、手順を軽視する人間は、自分は正直、どうしても共感できない。それと共に、「ブーイングや怒号にも、より適切なタイミングがあると考える」とも伝えたい。
 そう、「中村拓人の側に、勿論の非はより大きい」、では何が問題であったのか。でも、「広島の球団側にも、道義的に何か落ち度はあった」があるならばそれは何か?と。
 そして、はっきりと伝えよう。「群馬側は、恐らく中村は、あくまでもプランBにすぎなかった可能性が高い」、それはどういうことか?
 それと共に、中村拓人よ、「批判を称賛に変える」ことが叶うことを、1人の人間、1人のバスケファンとして、とても強く願っている。






 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の広島の各選手の成績。)




 「今シーズン、たくさんの期待をいただいた中でCSに出られず悔しい結果になりました。来シーズンはより成長し、充実したシーズンにしたいと思います、変わらぬご声援よろしくお願いします!」

 (2025年5月20日、広島の球団公式HP、「中村拓人選手らの継続契約合意のお知らせ」での、本人コメントより。)


 「広島ドラゴンフライズのブースターの皆さん、こんにちは。まずは、特別指定選手の頃から含め約4シーズンたくさんのご声援ありがとうございました。今回広島を離れるという決断をしました。
 一回きりの人生、そしてあまり長くはない選手人生を納得いくものにしていくために、今回とても悩みましたし、すごく難しい決断ではありましたが、成長を求めて今回の決断に至りました
 この広島の地で、バスケットボールを通してたくさんの方と出会い、素晴らしいチームメイトに恵まれとても充実したシーズンを過ごすことができました。みなさまのおかげでとても幸せでした。これまで支えてくださったスポンサー、クラブそして何よりもブースターのみなさま本当にありがとうございました!
 広島で培ったものを今後のキャリアでも精進していきます。これまでありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!」

 (2025年6月17日、広島の球団公式HP、「中村拓人選手 移籍及び退団のお知らせ」での、本人コメントより。)



 「複数年契約を締結している中村選手は、来シーズンも広島でプレーすることをご報告いたします。今シーズンは、得点力と会場を沸かせるようなプレーを見せてくれました。シュートやゲームメイク面など、さらにレベルアップをすることができれば日本代表に定着することのできる選手だと考えております。来シーズンは勝利に導けるような活躍とリーダーシップに期待をしたいと思います。シーズンを通してさらなる成長に期待をしています。」

 (2025年5月20日、広島の球団公式HP、「中村拓人選手らの継続契約合意のお知らせ」での、岡崎修司GMのコメントより。)


 「広島ドラゴンフライズの関係者の皆様、平素より温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。この度、中村拓人選手との来季以降の契約を解除することになりましたのでご報告いたします。
 来シーズンの継続発表後にこのようなご報告をする形となり、応援やサポートしてくださっているブースターの皆様、スポンサーの皆様を含め、全ての関係者にお詫び申し上げます。

 中村選手とは最長となる4年の契約締結をしておりました。今シーズンは、昨シーズンよりも重要な役割を求められる中で苦しむ時期もありましたが、プレータイムは昨シーズンより伸び、成長した部分と新たな課題を見つけられたシーズンになっていたと思います。自分自身と向き合う姿勢から、来シーズン以降のさらなる成長に期待をしておりました。また、クラブとしては若手選手と一緒に成長しながら、Bプレミアを戦うつもりで編成や準備を進めてきております。中村選手とも中長期的にプレーしたいと考えており、彼がローテーションの中心を担うようなチーム構想と編成を進めておりました

 このような中、中村選手とエージェントより、来シーズンの契約を解除し、広島ではなく別の道で挑戦をしたいという申し出がありました。現場ではさまざまなことが起こると理解しておりますが、ご存じのように契約は希望すれば解除できるものではありません。また、どのクラブも編成が終了しているこのタイミングでの契約解除は、一般的にはクラブ・選手・移籍先すべてにとって非常に難しい状況となり得ますし、クラブとしても長期スパンで想定と調整をしてきた編成の計画の中で中村選手を失うことは、追加での補強や編成が必要となり、非常に大きな損失となります

 これまで何度も話し合いを重ね、来シーズン以降も一緒に戦いたいという思いを伝えてまいりましたが、結果的には新たなチャレンジをしたいという強い意志は変わりませんでした。そのため、双方が納得して前に進める落とし所を探し、様々な角度から解決策を模索する中で、最終的には残りの契約に対する大きな違約金を支払うという形で他クラブへ移籍する結果となりました

 クラブとしては中村選手との契約を継続し、共に戦い続けたかったというのが本音であり、このような形での別れとなることは非常に残念でなりません。本人としても、非常に悩んで出した結論だと思いますし、苦しい意思決定になったことは間違いないと思います。難しい局面が続きましたが、中村選手のエージェントを含め、関係者の皆様に真摯に対応いただき、移籍先クラブとの契約を取りまとめることになったと考えております。
 契約解除をこの文章で知る皆様にとっても、驚きや落胆を含め、色々と思うものがあるかと思います。全てをお伝えすることができないのが心苦しいですが、解除に関する取り決めについては、中村選手にとっても苦しい条件にもなっており、双方にとって非常に筋の通ったものになっていると考えておりますので、温かく中村選手を見送っていただければ幸いです

 学生時代の中村選手と出会い、これまで一緒に仕事ができたことと、彼が広島で積み上げてきたものに対してクラブとして誇りに思っております。彼の成長がなければ、今シーズンまでのBリーグ優勝・EASL優勝は成し得なかったです。誰よりも成長意欲が高く、真摯にバスケットボールに向き合う姿勢には、尊敬の念を抱いてきました。顔には出さない性格ですが、若手ながら大きな責任を背負ってコートに立ち、時には苦しみながらも着実に成長してくれた中村選手の姿は、チームメイトやスタッフ、そして私たちクラブにとって大きな刺激となりました。急な別れとなり、本当に寂しく思いますが、中村選手の新天地でのさらなる飛躍と今後のキャリアの成功を心から祈念しております。」

 (2025年6月17日、広島の球団公式HP、「中村拓人選手 移籍及び退団のお知らせ」での、岡崎修司GMのコメントより。)





 「今回の一連の内容について、正直な気持ちを書かせていただきました。
少し長くなりますが読んでいただけたらと思います。


 今回の件について
 まず初めに、応援してくださるスポンサー・広島ブースターをはじめとする全国のファン、ブースターの皆さまに不快な想いをさせてしまい本当に申し訳ございません。

 初めにお伝えしたいのは、今回5月20日リリースされた内容は昨シーズンすでに結んでいた複数年契約の2年目にあたるものであり今年新たに契約したものではありません
 リリース発表に関しては、まだ話し合い段階だったので遅らせて欲しいと伝えたのですが、複数年の契約上クラブに権利があったので継続リリースがされました

 今シーズン途中から自分自身のキャリアに対して深く考える中で、エージェントと何度も話し合いを重ね、エージェントを通しても、自分自身でもクラブGMや社長とも真摯に意見を交わしてきました
 プロ選手として契約を最後まで全うするという責任は自分の中にもありましたし、エージェントからもアドバイスを受けていました

 それでも考えた中で最終的には、覚悟を持って自分自身の意思で最善の解決策を考えクラブとバイアウトによる契約解除金について合意に至った後、正式に新たな受け入れ先を6月ごろから探し始めました
 幾つかのクラブから声をかけていただいた中で、自分のキャリアや環境、チャレンジの方向性を考えより成長できると最も共感できたところが移籍先チームでした

 今回の決断を受け入れてくれた広島ドラゴンフライズに心から感謝しています。そして、なによりもいつも熱く応援してくださったブースターの皆さまには感謝の言葉では足りないほどの思いでいっぱいです。本当にありがとうございました
 今回のようなタイミングや発表になってしまったこと深くお詫び申し上げます
 これからもプロ選手として成長し続けられるように、またファン・ブースターの方々に感動や勇気を与えられるよう努力を惜しまず、新たな場所で全力を尽くしていきます

 (2025年6月19日、中村拓人自身のXでの文章より。))



 いま、リンク添付をさせて頂いた範囲だけでも、

 「『中村拓人のケース』と『ヤン・ジェミンのケース』では、明らかに、文面越しでの雰囲気に相違がある。
 『ヤン・ジェミンのケースは、少なくとも球団側とは喧嘩別れではない、それどころか球団側は、ヤン・ジェミンと同じ目線の姿勢が伝わる』。
 一方で、『中村拓人のケース』は、『言葉こそ精一杯に選んでる感じが伝わるが、内実はほぼ喧嘩別れである』こと。そして、『フロント、ファン、スポンサーへの感謝の言葉』はあるが、ある人物に対する感謝の言葉が、明らかにない、そう、『HC(朝山正悟HC)に対しての感謝の言葉がない』ことだ。
 ↓
 恐らく、『朝山正悟HCと、何らかの確執があった?』の可能性が高いだろう(とはいえ今季は、ラスト4試合では確かに中村拓人の出場機会は削られていたが、それまでは、寺嶋の負傷からの復帰以降も、『正PGとして起用され続けてた』『出場時間も、4Qのクラッチタイム時も、基本的には【中村拓人≧寺嶋】の起用法になっていた』)。
 とはいえ、『少なくとも今季は、正PGとして起用され続けてきた』訳で、『何が不満なんだ?』が、正直な解釈である。
 ↓
 これに加えて、どうやら『2024年オフ(昨オフ)に、4年契約(現行ルールでのMAXの年数)を結んで、今オフは【選手側・球団側のいずれも、契約破棄のオプションを付与していなかった】』と考えてよいこと(昨オフの今村の場合は、『選手側にオプトアウト権が付与されてた』と伺う)。
 たとえ、心が広島から離れていたとしても、『結果的に、残留に1回はサインしたってことでしょう?』と。はっきりと正直に述べれば、『じゃあ、今オフ、残留契約にサインしないでよ。退団したいならば、残留契約にサインをしなきゃよかったんだよ!』と映るがと。」



 はい、はっきりと正直に述べます。

 今回の、中村拓人の電撃移籍劇。正直な本音を述べれば、『超絶に、ダントツに、ぶっちぎりに、【むなくそ悪い】』
 道義的にもし許されるならば、『ありったけの最大級の放送禁止用語を積み上げたい』くらいだ、そして『それでも全然まったく満たされない』
 (自分自身は、「いじめ」に苦しんで、死が現実によぎった経験があるので[というか、小中高の半分ほどは「いじめとの闘い」でしたし]、勿論、現実に「放送禁止用語をぶつける」はできないが。)
 いえることは、『契約って、そんなに軽いこと?』と。どうしても移籍したいならば、少なくとも、『今オフの残留契約にサインしてはいけなかった』と。1回でもサインをしたならば、少なくとも年内は広島の選手として、持てる全力を出し切ることがマストでしょう!と。」






 (←上記の3枚のいずれも、「2008年12月6日、Jリーグ最終戦、浦和vs横浜FM、終了後の藤口光紀社長のあいさつ」の場面での、浦和ファンによる大ブーイング。
 この大ブーイングの声量、マジで「すさまじい」です。3つの動画を比較しながら聴いて頂ければです。
 今回の中村拓人、もし、来季に広島での試合が実現するなら、「この声量での、ありったけの大ブーイングは『最低限のマスト』のレベル」[=「合法的に怒りをぶつける最大級」ともいえる]、正直そう強く感じます。
 ↓
 ちなみに、この大ブーイングの背景にあるのは、
 「優勝を目指していながら、最終結果は7位で、ACL出場権さえ叶わなかったから。」
 「最終戦の相手が、当時の最大のライバルチームの横浜FMであったが、なんと『1-6で大敗』という、チーム史上ワーストの結果であったから。」
 があります。)





 (←上記の3枚のいずれも、「2011年12月3日、Jリーグ最終戦、浦和vs柏、終了後の橋本光夫社長のあいさつ」の場面での、浦和ファンによる大ブーイング。
 先述の2008年のときと同等以上の、「すさまじい、大ブーイング」です。
 ↓
 ちなみにこの、2011年の浦和。「15位」に終わり、終盤までJ2降格の恐怖に怯え続けた。で、最終的にJ1残留はできたが、最終戦の相手が柏でしたが、そこで『1-3で敗戦、柏の優勝を観ることに』と。
 「J1残留に汲々として、しかも目の前で優勝を見せられる→それ故に、2008年と同等以上の大ブーイングになった」の背景があります。)




 (←2024年4月12日、「西武ドーム(ベルーナドーム)、埼玉西武vs福岡ソフトバンク」。この試合が、埼玉西武にとって、ソフトバンクとの最初の試合であった。
 2つの動画はいずれも、「山川穂高(埼玉西武→福岡ソフトバンク)への、ありったけのブーイング」です。
 1つ目は「スタメン発表時」。「0:43~0:58」が該当部分。
 2つ目は「山川の第1打席時」。いくつかの個所でブーイングであるのですが、特に「0:10~0:55」及び「3:00~3:37」を参照されたしです。
 なぜ、これほどのブーイングになったのかは、話すとまあ、ややこしいので割愛ですが、最大の背景は、山川は「警察沙汰に発展の、性問題の不祥事」を直近にやらかしてたんですよね[起こしたことは、今回の中村拓人がまだましと思える悪質ぶりである。自分がNPBのコミッショナーならば、「即答で永久追放」ですね、真顔]。
 ですので本来ならば、「野球を続けさせて頂けるだけ、有難いと思え」なのです。そしたら、FA移籍。「裏切り者」に他ならないと。
 そう、それ故に「ありったけの、特大のブーイング」であったのです。)




 (←2025年4月20日、三ツ沢球技場[横浜FCの本拠地]、「横浜FCvsG大阪」、横浜FCのスタメン発表時。動画の撮影場所は、わかりやすく「G大阪側のゴール裏」。横浜まで遠征してますから、G大阪のコアファンの集団[野球でいう「私設応援団」]、といってよいです。
 ブーイングの対象は「山田康太」、「1:25~1:33」が該当部分ですが、ブーイング自体があまりの熱量で、実際はこの直後のルキアンの「1:41」の部分まで続く、いわば「ルキアン被弾」になってしまってます。
 なぜ、このような大ブーイングになったのかというと、山田康太が起こしたことは「リンク添付を参照されたし」ですが、「中村拓人よりさらに酷い、山川と同等以上レベルの酷さ」の「裏切り者」ぶり、そう、「法には違反していないかもだが、人間としては『いじめと同義、本来ならば永久追放もの』」の酷さです。
 ちなみにこの、山田康太のG大阪の退団時、ガンバ大阪の公式HPは「THANK YOU」とありました。自分はこのとき、「いや、サッカーを続けさせて頂けるだけありがたい、というほどの大不祥事をやらかして、それで何が『THANK YOU』だよ、『LEAVED』がより適切な表現でしょう?」と感じたことを、いまでも記憶してます。)






 いま、「特大のブーイングをされた人物」を、リンク添付させて頂きました。そう、(藤口光紀、橋本光夫、山川穂高、山田康太の)4人共に、「特大のブーイングで済んだだけ、ありがたいと思え」といわれて当然なことをした人間たちです。

 さらに述べれば、往年の「生卵事件」。いまだと「生卵を投げた人間は、警察沙汰になり前科持ちになる」かなですけど、これとか「発煙筒」が許されるならば、「されて当然である」、そう、

 今回の中村拓人のことは、『超絶』『ウルトラ』『スペシャル』、あらゆる最上級の言葉を積み重ねてもまだ全然まったく足らないほどの、『裏切り者』である!

 そう、自分は正直そう感じてます。



 そう、中村拓人が、来季、広島での凱旋の試合が組まれれば、「ありったけの特大の盛大なるブーイングや怒号を!」である訳ですけど、でもここで重要なことは、「ブーイングをする、適切なタイミング」です。
 そう、「お前はこれほどの『裏切り者』行為をしたんだよ!」をわからせるには、「ただ、のべつ幕なくのブーイングや怒号ではいけない」と。


 (1)「『最初の試合前練習のときの入場時』。この際のポイントは、『中村拓人がコートに入った瞬間に、特大のブーイングや怒号を浴びせる』こと。『起こしたことの重大さをわからせる』が主目的な訳であるので。」
 「一方で、『自分が会場に到着した際には、既に中村拓人が練習を開始しているの場合』は、『その場合は、ブーイングや怒号はしないこと』が、併せて重要である。
 なぜならば、現実論は、『相手側の他の選手も、練習をしている』から。他の選手を必要以上に巻き込むことは逆効果であること。そう、『ミイラ取りがミイラになる』になってはいけないのだと。
 『お前は、たくさんの人間に迷惑をかけたんだよ、をわからせる』意味でのブーイングや怒号をする意味では、『いかに、他の人間への迷惑感を最小限にとどめながら、最大級の精神的ダメージを浴びせるか』が重要であること。そう、繰り返しになるが、『適切なタイミング』があるってこと!」

 ・「『1回目の選手入場時』→『ここでのブーイング・怒号はNGで!』
 (とはいえ恐らくの現実は、このタイミングでブーイング・怒号をする人間が出るだろうとは想像であるが。)
 なぜ、このタイミングではNGであるのかというと、『両チームの選手に、できる最大級の準備をして、より濃密な試合ができるように』が重要であるから。」

 (2)「試合開始の5分~7分ほど前の、『2回目の選手入場時』、つまり『スターティング5の発表時』。ここでもし、中村拓人がスタメンで呼ばれてたり、あるいは、もし『ベンチメンバーの紹介のアナウンスがある場合』があって、『このいずれかで中村拓人がコールをされれば、この瞬間に、ありったけのブーイングと怒号を飛ばす』。
 なぜ、『このタイミングが最も重要であるのか』というと、最大の理由は『バスケットLIVEで配信がされているタイミングに突入している』から。そう、『ほんものの怒りを、より多くの人間にわからせる』意図である。」
 「ただし、ありったけのブーイングや怒号は、『試合開始になれば、ノーサイドで』。『仮にベンチスタートで、中村拓人が最初のコートインのときに、ブーイングや怒号を飛ばすことは、自分はNGであると強く考える』、なぜならば、これをすると『より濃密な試合を実現することに、かえって逆効果になるから』である。」


 そう、ここで特に強調したいのは、
 「中村拓人の今回のこと、ありったけのブーイング、怒号を飛ばされて当然である、今回のことは、それだけのことをしたのだと。
 でも、『ブーイング、怒号には、していい適切なタイミングがある』、それが過剰になったり、適切でないタイミングですると『ミイラ取りがミイラになる』、これではいけないこと。」
 であることです。



 あとで改めて言及させて頂くかなですけど、中村拓人の移籍劇、そうなる過程という意味では、「移籍を決断せざるを得ない、何らかの深い事情」があった可能性はあるのです。
 ですけど、たとえそうであっても、現実論は「ファンあってのバスケットボール」「ファンあってのプロバスケ球団」「ファンあってのプロバスケ選手」である訳です。その意味で、移籍に至る過程という意味で、中村拓人には、下記の意味での「落ち度」「瑕疵」(「かし」と読みます)があったことは否めないのでは?と。


 (1)「理由・過程がどうであれ、1回は『4年契約の2年目を迎えることの残留のサインに応じた』こと。」
 (繰り返すが、「残留に1回はサインした」時点で、来季の開幕時は広島で迎える、「それが契約であり、それが仕事である」こと。
 今季途中[恐らく、年明け以降のどこか?]の時点で、広島でプレーし続けることに、何らかの違和感があったのであればなおさら、サインすべきではなかった[「野球の契約更改でいう、保留をする」にすればよかった]。
 電撃的な移籍劇は、いままでもいくつもある。でも「移籍したい意志を貫いて、残留や契約延長のサインには応じてない」。
 そう、「4年契約の2年目を迎えることの残留のサインに応じた」時点で、そこから「やっぱり移籍したいです」って、そりゃあ「裏切り者」扱いになるんだよ!と。)

 (2)「4年契約の1年目終了時に、選手側の希望でオプトアウト権の付与は、普通はまずない。そういう可能性がゼロではないという不安があるならば、『最初から4年契約に応じずに、3年契約で、1年目から相互にオプションがある契約にしてもらう、にすればよかった』こと。」
 (他のスポーツとは異なり、バスケットボールは「1チームが12人、ローテーションが8人~10人、スタメンが5人」と、「1人あたりの存在意義が他スポーツに比して大きい」。
 つまり、「選手1人の契約の重みは、他スポーツに比してとても重い」訳であり、結果論とはいえ、その自覚に乏しかった、なことになる。
 あとで改めて述べるかなだが、これほどにこじれたことの最大の要因は、「朝山正悟HCとの確執」と考えてよいだろう。とはいえ、少なくとも昨季の時点では、[中村拓人と]選手としての朝山さんとは、少なくとも、不破という感じには映っていなかったのだが…。)



 そして、(3)のこと。どういうことか。
 少し、話を脱線させた上で、話を戻していく感じの執筆になることを、何卒御許しください。








 少し、話を脱線させますが、自分、いままでのnote記事で、「ラブライバー」(「ラブライブ」のシリーズのファン。自分の場合「μ's」「Aqours」「Liella」)であることを、言及してきました。
 で、「ラブライブ」、特に初代の「μ's」は、(2015年の)映画をきっかけに社会現象になるまでは、最大の支持基盤が「fripSide」であった訳です(次いで「ミルキィホームズ」)。
 理由はシンプル、当時のfripSideのボーカルが、(絢瀬絵里役の)南條愛乃さんだから。μ'sでは最も歌唱力がある存在でした。

 で、自分が、仕事をしながらや、仕事に臨む前に、音楽を聴くとき。
 最も使用頻度が高い歌手の1人(グループなので「1つ」かな?)が、「fripSide」です。
 はい、「ラブライブ」自体が、「とても熱狂的なファンを持つ」の感じですけど、「fripSide」は、ファンの熱量が「熱量、いや熱狂度という意味で、さらにその上を行く」の感じで。正直に述べれば、これは勿論「プラスの意味で」でですが、「狂気じみている」感じなんですよね。
 「sister's noise」「eternal reality」「black bullet」とか、ライブ映像を観たことがある人間ならば伝わるかなですけど、「すさまじい熱量、ヤバさ」ですから。


 で、その中で、聴く頻度が高い楽曲の1つが「final phase」です。
 「final phase」、意味としては「最終段階」。マラソンの「35kmを過ぎた地点」とか、競馬の「第4コーナーを回って、最後の直線(ホームストレッチ)」です。
 で、バスケットボールだとまさしく、「4Qのクラッチタイム(ラスト5分。特にBリーグの場合は、『90秒の強制タイムアウト』が、『クラッチタイム突入の合図』とわかりやすく設定されていることは、大きなプラスポイントと、いつも感じてます」が「final phase」であるといえます。

 (ちなみに、動画のリンク添付が2つありますが、これは「原型版(2020年版。もともとのボーカル、南條愛乃さん版)」「改良版(2023年版。いまの2人のボーカル、上杉真央さん&阿部寿世さん版)」と、2つのバージョンがあるためです。)



 …と、そのような感じですが、現行制度でいうと、Bリーグの移籍市場は、これが、広島や島根が大型補強をした「2021年オフ」であれば、「6月の上旬~中旬は、日本人選手の移籍市場の『前半~中盤』あたり」に相当であるのです。それが昨オフは「6月に突入してからだと、日本人選手の移籍市場の『中盤~後半』に既になっている」であり、それ故に、「今村、古川のケースは、『えっ?聞いてない!プランBを用意できない!』」になったと。

 そう、6月になってから(6月のいつ頃かは、後述で改めて言及するかなですが)、「やっぱり自分は、いまのまま広島でプレーし続けることに違和感があります、移籍させて欲しいです」と言い出した(懇願し出した、という表現が、恐らくより適切である感じかなと)。
 だけど、球団側から見れば、移籍市場の終盤、つまり「final phase(最終フェーズ)」にいると。
 ましてや広島は、いわゆる「先手必勝」を好む傾向がとても強い球団です。だからなおさら、「いや、いまという段階でいわないでよ…」の想いが、なおさら強かったのではないかなと、想像の感じです。



 で、後述で、球団側の姿勢のことについても言及させて頂きます。そう、中村拓人の今回のしたことは、「裏切り者」といわれても、正直反論は難しいと強く考える、ですけど、球団側に何らかの「落ち度」「瑕疵」がなかったかは、(法的には全くないことは、まずここで述べておきたいが)別途でより客観的に考える必要はあるかなの感じでと。


 ですけど、中村拓人の、今回の一連のこと。これは「恐らくの過程や行動をも含めて」です。「たとえどのような理由や背景があろうとも」、これは、恐らくは中村拓人の自身にとって、「どうしても、そうせざるを得ない事情があった」ことは想像である感じですけど、でも、「それでもやはり、むなくそ悪い」の感覚が拭えない

 で、自分は、いままでのnote記事でも言及したことがありますけど、子ども時代、「いじめ」に苦しんできました。それこそ、小中高のうちのおよそ半分の期間ですし、特に自分は、私立の中高一貫の男子校でしたけど、私立学校や予備校(現役での大学進学ではあったが)で「いじめに遭う」の経験をしたことが、自分自身の内面の持ちように、考え方や価値観に、大きな影響を与えたの感じが、正直あります。

 そう、今回の中村拓人の一連のことで、このことに相通ずるよなあ…、と正直感じることがあります。




 「学校でいじめに遭って自殺する」

 そんな悲痛な遺書を残して、2020年11月30日に東京都町田市の小学6年生だった女子児童A子さん(当時12)が自宅で自殺した。

 いじめに使われたのは、文部科学省が「GIGAスクール構想」で1人1台ずつ貸し出されたタブレットのチャット機能で、加害児童たちがA子さんに対して「ウザい」「まじ死んで欲しい」などの書き込みを続けていた。A子さんは友人に相談したが解決せず、逆に相談した友人までいじめ側に加わってしまったという。

 A子さんへのいじめが発覚したのは20年9月、学校が定期的に実施しているアンケートがきっかけだった。A子さんが友人関係で悩んでいると回答し、タブレットのチャット機能に関する悩みも打ち明けている。学校は相手の児童らにいじめを行わないように指導し、経過観察をした上で関係は改善したと判断していたという。

 しかしその2カ月後、A子さんは同級生からのいじめを訴える遺書を残して自ら命を絶ってしまったのだ。

 (中略)

 A子さんが出席するはずだった卒業式が行われた21年3月24日の翌日、同級生の保護者からいじめ加害児童たちが作っていた「ころしかたノート」の存在が両親に知らされた。

 「卒業式でA子の代わりに兄が壇上に上がって卒業証書を受け取りました。情報を寄せてくれた保護者さんは、それを見て『伝えなきゃいけない』とPTAの会長が作成したGoogleフォームから連絡をくれたんです。『ころしかたノート』について学校からは何も聞かされておらず、すぐに学校に確認しました」(母親)

 学校が「ころしかたノート」の存在を知ったのは、卒業式の3週間ほど前だったという。A子さんの同級生の保護者が担任教師に提出していたが、学校はその事実を遺族に伝えていなかった。

 しかし学校側は「ころしかたノート」の存在は認めたものの、遺族に見せることを拒んだ。

 A子さんの両親は諦めず、裁判所に証拠保全の申立てをしてついに「ころしかたノート」の内容が明らかになった。

 このノートはもともと「推しノート」と言われ、子供が好きなものを自由に書くものだった。その中に「A子の こ・ろ・し・か・た♡」というタイトルがかかれた部分がある。

 「おさえつける」「なぐりたいだけなぐる」「自作イレズミ」「つめをはぐ」「目をえぐる」「さいごに包丁でめったざし♡」など、9パターンの「ころしかた」がイラスト付きで並んでいた。「ブス」などの罵倒の言葉も書かれている

 『ノート』は全部で30枚ほどあったようだが、そのうち6枚は破り取られており、遺族側が入手したのは2ぺージ分だけだった。

 「我々の知らないところで、そんな恐ろしいものが学校に提出されていました。何が書かれているのか、いじめの詳細を知るためにも重要な証拠に決まっているのに、学校はなぜ私たちに隠していたのでしょう……。

 裁判所に証拠保全の申し立てをして、弁護士さんからLINEをもらったときには夫婦で一緒にいました。『驚かないでくださいね』と書いてあったので車を駐車場に停めてから写真を見たんです。びっくりしました。こんなものがあるなんて……」(父親)

 (後略)

 (2024年3月23日付、『文春オンライン』、「《町田12歳女子イジメ自殺》「目をえぐる」「さいごに包丁でめったざし♡」小学生が作ったとは思えない「ころしかたノート」の“残虐すぎる内容”」より引用・抜粋。)




 実は自分は、いまも少し言及させて頂いたように、子ども時代、「いじめ」に苦しみ続けてきました。自分の場合、それでも「生きよう」と思い続けられたのは、「阪神・淡路大震災」の被災経験(小学4年生、西宮)があったから。震災で、自分は級友を1人亡くしている、「生きたくても生きられなかった」級友の存在を目の当たりにしている。
 しかもその級友は、「自分のことよりも周りのこと」を地で行く、とても優しい人間でした。あとで聞くと、「『いのち』に携わる仕事に就きたい」の趣旨のことを仰っていたと伺う。

 自死が心をよぎったことは、1回や2回ではない。でも「生きよう」と思えたのは、震災で逝った彼女の魂が、自分の心の中で生き続けているから。いや、より厳密には、彼女の魂が、必死で自分に「生きて」とつなぎとめてくれたからだと。


 だからこそなおさら、強く感じるのです。この、「2020年11月の、町田のネットいじめ自殺事件」。ああ、なんとなく記憶してる・思い出した、という人間も、いらっしゃるのでは?と想像の感じです。

 ここで綴った、町田の少女の立場ならば、自分だってもしかしたら、自死に追い込まれてたかもしれない。そう、それほどに、この町田の事件は、「いろいろとあまりにも『陰湿』である」と。
 「ころしかたノート」「なぐりたいだけなぐる」「目をえぐる」、そして極めつけが「さいごに包丁でめったざし♡」。しかも♡マーク付き。
 どれほどプライドを傷付けられたか、想像を絶するが、正直な感覚です。


 「自分が言われて嫌なことを、他者に言ってはいけない」。
 幸運なことに、自分は、母や先生方から、このことを繰り返し学んできました。
 なんというか、町田のこの加害者の子どもは、「自分がこういうことをしたら、親や先生が悲しむことが想像できない」の感じだよなと。
 そう、とりわけ、「さいごに包丁でめったざし♡」。
 「最大級に、とても残酷な、残虐な言葉」です。


 はっきりと正直に述べます。勿論これは、中村拓人が、「そのような意図はなかった」であることを、理解の上でです。

 あなた(中村拓人)の今回の一連の電撃移籍劇は、『適切な手順を踏んでいない』(である可能性がとても高い)意味で、この町田のネットいじめの『さいごに包丁でめったざし♡』と同義なこと、つまり、『いじめっ子(いじめの加害者側)と、同義なこと』をしたんだよ!
 そう、応援しているたくさんの広島ファンの心に、『取り返しのつかない、とても深い心の傷をつけたんだよ!』という意味で!



 ここで強調したいことは、勿論、自分の側から、「さいごに包丁でめったざし♡」ということを、直接にぶつけようとは全く思わない、なことです。
 この言葉を直接にぶつけると、「程度問題をはるかに超越する」になってしまいますのでね。

 だけど、そう、今回の中村拓人の一連の電撃移籍劇は、それほどに、ファンの心をとても深く傷付けた、そう、「適切な手順を踏まなかったが故に」、そう強く抱くのです。
 そう、たとえ結果論で、たとえその意図がなかったであろうとも、「いじめっ子(いじめの加害者側)と、同義であることをしたんだよ!」と。

 これは「ファンあってのバスケットボール」「ファンあってのプロバスケ選手」ということが欠落している、なことを含めてです。
 「どうしても移籍したい」、その気持ち自体は理解できます。でも、だからこそ、「適切な手順を踏んで欲しかった」と。



 ですけど、中村拓人の電撃移籍が公式発表になってから、広島ファンと思われるいくつかの垢から、気に掛かるぽすとが、いくつかTL上に出てきました。


 実際シーズン中、正直言って拓人ってプレーしててもつまらなそうな顔してたしな、、
 昨シーズンのイキイキしてた時とは違ったし、本人にとっても今シーズンや想像される来シーズンが辛かったんだろうよ。


 拓人の退団理由が成長したい。

 ・プレータイムがこんなにあるのに成長できない理由は選手個人についていくべきでないコーチだと判断された。
 ・自分が思うようにプレーできない。
 ・チーム、会社の環境が特に悪い。

 のどれかだと思う。お金じゃない。




 あるいは、です。



 で、この広島ファンの人に、1人のバスケファンとして、「正直、もやもや感を抱くのですが、中村拓人は、広島の何かに、違和感を抱いていたってことでしょうか…?『楽しくなさそうにプレーしていた』、自分は、関西圏での広島戦や、配信越しでのいくつかの広島戦を観ていて、そうは感じていなかったのですが…?」の趣旨のリプを、させて頂きました。そしたら…。



 この、一連の回答が、「ああ、言われてみれば、確かにそうかもしれないなあ…」と、「納得できる」「すとんと落ちる」感じだったんですよね。
 確かに、中村拓人らしい(お兄さんの、中村浩睦[大阪→FE名古屋→来季からA東京]も然りですが)、「プラスの意味での、荒々しさ」は、「言われてみれば今季、減ってたよなあ…」と。


 諸々の情報を総合すると、「中村拓人が抱えていた悩み・違和感は」、「HCとの確執(少なくとも「違和感」「不和」)が生じていたこと」であると想像の感じです。


 とはいえ、自分は、1人のバスケファンとして、「2021-2022」からずっと、広島のことは、「要注目球団」と位置付け続けてきました。
 特に広島の、自分的に素敵だなと感じていることがあって、

 「スタッフが、選手・HCと共に、一丸になって戦い続ける姿勢が伝わること。」

 です。この、「スタッフの輪の中心にいる」、自分的に、「広島の最大の生命線」と感じているのが、



 マネージャー(MG)の、光下朱里彩さんです。(旧姓は「吉田」。)
 来季からは「チームコーディネーター」になることが発表されていますし、今季も、表に見えるマネージャーの役割は、意識的に、大久保礼央奈MGに割り当てていた(託していた)感じがありました。

 「選手と共に戦える」「選手やスタッフが集中しやすい環境を整えられる」「ちょっとした変化に気付ける」「選手とHC・ACの架け橋役になれる」。

 自分に言わせれば、光下朱里彩さんは「スーパーマネージャー」です。
 Bリーグ広しといえども、朱里彩さんの代替は、正直「恐らくいない」です。


 光下マネージャーをはじめ、素敵なスタッフさんがたくさんいること。
 今季だと、「選手と同じ目線になれる」意味で、坂本ジェイACが招聘されてましたが、「ビッグマン」「守備戦術」の意味で、恐らく大きな役割をはたしていたように、自分は映ってます。
 アナリストの水上七菜美さんも、情熱が伝わり、そしてかなりの才媛であると伺います(筑波大学大学院の修士課程を修了、とのこと)。

 そう、「とても素敵なスタッフを何人も擁している」であり、「専用練習場(ドラフラベース)がある」であり、「球団の資金力・経営体力も、リーグの平均以上にある」です。
 「それで、何が不満なんだ?」と、自分は正直に感じます。


 今季だと、生観戦をさせて頂いた、4月9日の「京都vs広島」。
 この試合は、ブラックシアーが、どこかを負傷してたようで、欠場でした。そのため、試合は「74-58」、京都がスコア以上の完勝。
 「エバンスは、実はCの適性がない」がばれた試合でもありました。エバンスにも、苦手なことがあるんだなと。

 で、この京都戦。ブラックシアーが欠場だったのですけど、仲間に声を積極的に掛けたり、鼓舞したりがとても印象的で。
 このとき、ブラックシアーが、「まさか、その裏で、契約問題という悩みを抱えていたとは…」は、全く想像できませんでした。
 実際、ブラックシアーは、「今オフで現行契約が切れる」との噂は既にありましたが、「いや、残留に決まってるでしょう?見ればわかるじゃん」という会話が、会場内でも飛んでいましたから。


 ブラックシアーはともかく、エバンス、メイヨ、寺嶋。世代が近い、三谷、渡部も、大学時代は「世代のトップ選手」でした。上澤も、「もっといいものはあると思うのだが…」と感じることはありますが、「バスケに対する姿勢が素晴らしい」とは、結構耳にします。
 そう、広島って、スタッフは勿論、チームメイトも、プラスの意味で個性豊か。そう考えるとなおさら、「何が不満なんだ?」と感じてしまいます。



 で、です。では、「(広島の)球団側に、何らかの『落ち度』『瑕疵』はあったのか?」についてです。
 これは、まず、「ルール的には『落ち度』『瑕疵』はない」ことは、はっきりと言えます。ただ、「球団側の姿勢という意味で、立ち回り・向き合い方の意味では、『落ち度』『瑕疵』がゼロであったとはいえない」、これが自分の正直な解釈です。


 …と、ここまで書いたところで、球団側から、追記的な公式声明が出てきました。






 「広島ドラゴンフライズの関係者の皆様、ブースター、スポンサーの皆様、日頃より温かいご支援をいただきありがとうございます。
 報道にもありましたように、中村拓人選手の移籍に関しまして、大きな話題となり、多くの皆様からお問い合わせをいただいている状況です。リーグの調査も入っていることもあり、一連の件について、皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びいたします
 お声の中には、本来の論点や私たちの発表の意図とずれて憶測で広まっているものも見られますので、改めて私の方から説明をさせていただければと思います

 まず、中村選手のSNSでのコメントにもありましたが2023-24シーズンの優勝後に再評価し、契約解除権のない複数年契約の巻き直しを行っております。クラブとしては中村選手の将来性と成長を信じて高い評価と保証をする代わりに、選手としては長期的にプレーすることにコミットをしたいという意味合いで合意をしたと理解しています
 一方で、時間の経過と共に、前提となっていた状況が変わるなど、短い選手寿命の中で今のままで良いのかと疑問を持つことも起こりうると理解しています
 そういった中で中村選手からの相談に、私たちなりに向き合ってまいりました。契約上決められたことを動かす力はないとはいえ、選手の意見についてしっかりヒアリングをし、問題解決はしたいと考えておりましたので、シーズン終了後から5月末ごろまで話し合いを続けておりました

 改めて振り返ってみると、発表をすると説明はしていたものの、上記のような状態の中で契約継続の発表を出したことは問題を大きくした要因の1つで、安易な意思決定だったと考えております。話し合いの中で、解決できることが前提だと考え、コミュニケーションを継続してとっておりました
 また、クラブ運営上、来季に向けての営業や準備が必要となるタイミングだったということ、さらには広報の観点においても他選手を発表して中村選手だけ発表しないことも違和感があるという総合的な判断で契約継続を発表しておりました。ビジネスとしてクラブ全体をスムーズに動かしたいという責務に駆られて、皆様にご迷惑をおかけしたことは事実だと思いますので、改善に努めてまいります

 結果的には中村選手からのコメントにもあったように、6月に入ってから契約解除の方向での調整が進められるようなこととなりました
 一般論として、プロの団体競技で所属する選手やスタッフ全員が100%の納得・満足できるような組織を作ることは現実的に困難です。それぞれ口や態度に出さないだけで思うことは必ずあります。だからこそ個別の契約で細かな取り決めを定め、同じ方向を向いていると理解をしており、その契約の履行については、筋を通さなければいけません。安易に前例を作ることでクラブとしての覚悟や責任、大切にしているものを全て失ってしまうことは最も避けるべきことだと考えています
 上記の考えのもと、契約解除の条件となった違約金については、具体的な金額は控えさせていただきますが来季の契約にも影響を与える水準のものだと理解しております。最終的にはこの違約金を準備できる状況になったため、クラブとしては中村選手との契約解除を完全に合意いたしました

 最後に、中村選手と移籍先との合意の経緯については、今までの事例や慣習からすると違和感を持たざるを得ない状況ということで、多くの皆様の間で話題になっていることを承知しております。どのような経緯やタイミングで進んだかについては、現在Bリーグが調査を行っており、その結果を待ちたいと思いますし、移籍先の獲得経緯の詳細の発表を待ちたいと考えております。

 繰り返しになりますが、中村選手とクラブ間の契約解除については、法的にもルール的にも完全に合意しておりますので、クラブとして特に思う事はございません。これからの発表についてどのような結果が出ようとも、私たちは来シーズンに向けて誠心誠意やっていくだけだと考えております。この経験を糧により良いクラブ作りに邁進し、皆様の期待に応えられるよう全力で取り組んでまいります。

 今後とも広島ドラゴンフライズへの変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 2025年6月20日
 広島ドラゴンフライズGM 岡崎修司」

 (2025年6月20日、広島の球団公式HP、「中村拓人選手の退団と移籍に関する報道について」での、岡崎修司GMの声明文より。
 なお、実際は末文のGMのサインはないですが、Xの文章より「岡崎修司GMより」とありますので、サインを追記してます。)



 追記の公式声明文を含めて、「岡崎修司GMの姿勢自体に、大きな落ち度はない」「いまできる最大級の誠実さが伝わる、そこが岡崎修司さんの、1人の人間として、とても尊敬できるところである」と感じてます。

 ただ、です。岡崎修司GMの、「中村拓人の電撃移籍劇に至るまでの、向き合い方に何か問題があったか」といえば「広島の岡崎修司GMにも、結果論ではあるが、一定程度の非はある」、追記の公式声明文を含めて、自分はこう判断せざるを得ません。
 では、岡崎修司GMの、どこにミスがあったのかを、綴らせて頂きます。





 (1)「来シーズンも広島ドラゴンフライズでプレーできること嬉しく思います。このシーズンは今シーズン以上に期待をしてくださると思っています。その期待に最大限応えられるように精一杯頑張りたいと思います!プロ2年目更なる成長ができる充実したシーズンにしたいと思います、変わらぬご声援よろしくお願いします!」

 (2)「来シーズンも中村選手と契約継続の運びとなりましたので、ご報告をいたします。昨シーズンはルーキーシーズンながらディフェンスやゲームメイクなど、チームにとって重要なピースとなってくれました。特にシーズン後半には著しい成長を見せ、苦しいチームを救う活躍となりました。ディフェンス面では、リーグでも1、2を争う力を持っていることを証明してくれたと思います。来シーズンは昨シーズンの経験を活かして、さらなる成長が期待できますし、チームを勝利に導くような活躍に期待をしています。」

 (2024年6月6日、広島の球団公式HP、「2024-25シーズン 契約合意(継続)選手のお知らせ」、(1)が中村拓人選手、(2)が岡崎修司GMのコメント。)



 いま、昨オフ(2024年オフ)での、広島の「中村拓人選手の残留の公式発表」の当該ページを、リンク添付させて頂きましたけど、
 「『4年契約を結んだ』どころか『複数年契約を新たに結んだ』という言葉さえ、実はない」のです。


 あるいは、「2024年6月19日、ロスター完成の公式発表」の際。

 「中村選手は今シーズン中に大きな成長を見せてくれました。リーグでもトップクラスの高いディフェンス力と得点能力を持ち、アップテンポなゲームを作ることが可能です。中心選手として勝利に導く活躍に期待したいと思います。」


 そう、「期待する、求める役割の明示」は綴っていますが、「契約年数、オプションの明示」は、一切綴っていないのです。

 あとで改めて言及をさせて頂きますが、最も丁寧かつ誠実なロスター決定の公式発表をしている広島を含めて、実は昨オフに、「ロスター決定時の公式発表の際」で「各選手の契約年数、オプションの具体的な形態」を示した球団は、「ゼロ」です
 (個別の選手契約締結の発表で、千葉Jのように契約年数を明示した球団はあったが。)


 繰り返しになりますが、「ファンあってのバスケットボール」「ファンあってのプロバスケ球団」である訳です。ましてや、ここ3年~4年ほどで、若い女性を中心に、いわゆる「個推し(特定選手推し)のタイプのバスケファン」が、明確に増加傾向にある感じがあります。

 で、NBAの選手名鑑(ダンクシュート版)を購入したことがある人間ならば、御存じかなですけど、NBAの選手名鑑では、各球団ごとに、「その選手の残り契約年数、及びオプション形態の明示」がされています
 これにたいして、Bリーグの選手名鑑。「選手の残り契約年数、及びオプション形態の明示」が一切ないどころか、「選手の特徴を綴る文章も、わりとあっさりした傾向」です。


 個人的には、公式ガイドブック的な選手名鑑を、来季から『ダンクシュートのBリーグ版として発行する』であって欲しい!

 そう、「話はそれからだ!」、これが本音の1つであるといってよいです。あらゆるバスケメディアの中で、最も濃密な存在が、自分は『ダンクシュート』である!と思っていますが、そう、

 『【ダンクシュート】が、【NBAに一辺倒で、Bリーグにノータッチであること】』、これが、『Bリーグ、日本バスケ界が、より望ましい姿へと成長できていない、大きな一因である!』

 正直自分は、そう強く感じてます(真顔。これ、可能ならば超がいくつも付くほどの特大文字で書きたいほどです!)。



 いずれにせよ、そう、広島の球団側の向き合い方にも、いくつかの「落ち度」があった、では何が「落ち度」であったか、下記に示させて頂きます。


 (1)「『中村拓人の個人との残留発表時』、及び『開幕時ロスター決定時』に、『(その当時での)現行契約での残り契約年数(4年契約、2029年まで)や、オプション形態の有無の公表』をしなかったこと。
 (はっきりいえば、この行為自体が、「ファンあってのバスケットボール」「ファンあってのプロバスケ球団」に逆行している。「誠意は言葉ではなく金額」という有名な言葉が野球界ではあるが、「契約年数やオプション形態の有無の公表」こそ、「ファンに対する最も誠実な姿勢」である。
 それができない球団が、何がプロバスケ球団だ!と。はっきり述べれば、「ファンを舐めてんのか?」である。「契約年数やオプション形態の有無の公表」があってこそ、あらゆる意味での「心の準備」ができるのだと。)

 (2)「2024年オフに、中村拓人と『4年の延長契約』を結んだこと(=はっきり述べれば、長すぎる!『奴隷契約』といってもよい!)。
 加えて、『契約解除権のない複数年契約の巻き直しを行っております』とのことだが、これが『オプションが一切ない4年契約』だと、『なおさらの奴隷契約』であるといってよい。
 (後述で改めて述べるかなだが、「4年という契約期間」は、Bリーグでだと「比江島、馬場、齋藤、富樫」といった、数人のスター選手のみが「それに値する契約年数」と考える。申し訳ないけど、昨オフ時点の中村拓人に、「3年契約」ならば理解できるが、「4年契約」だと、「高確率で不良債権化リスクがある」になる。
 野球で、丸(広島→巨人)が、「2020年~2024年の5年契約」であった。5年契約の4年目までは、「球界有数の強打者」といえる成績であったが、5年目であるラストの1年で成績を一気に落としただけで、ファンからは「不良債権」「金の亡者」の烙印を押されて、それまでの4年間の貢献を「なかったこと扱い」をするファンが、正直少なくなかった。
 現役有数のスター選手である丸でさえ、「5年契約は長かった」といわれる有様だ。そう考えると、いまの日本バスケ界に、そもそも4年契約はあまりなじまない感じが、と。
 後述で改めて述べるかなだが、豪州NBLは、「契約年数の最大が3年間」である。これならば「不良債権リスクを最小限にできる」。
 そう、視点を変えれば、「不良債権化する前に、退団を要求してくれて、むしろ助かった」ともいえるだろう[皮肉ではなくて、真顔で述べてます]。)

 (3)「年明け以降のどこかの時点で、中村拓人側から、何らかの悩み・不満・違和感での理由で、岡崎修司GMとの面談の機会が設けられている。この時点で、何らかの異変を察知できなかったのか?と。
 それに、『いいチームを生み出すには、同じ方向を向き続ける』が、プロスポーツチームの大原則である。
 何かしら、いわゆる『腐ったみかん』『不満分子』と化している事象が起きていれば、それなのに『4年契約の2年目の契約にサインさせようとした』は、はっきり述べれば、『これはこれで狂っている』。」
 (漏れ伝わる話が、仮に事実だとすれば、思い起こすのが、「川崎時代の前田(現京都)」である[尤も前田は、京都では数字以上に躍動していて、表情や姿勢からもそれが伝わる。今オフも残留で、「京都の名誉生え抜き」がほぼ確定といってよい。
 しかし、川崎時代の前田は、「うまくいっていない」との噂が、早い段階から既に起きていた[川崎には、2021年~2023年に在籍]。実際、2022年オフのときには「えっ、残留するんだ」とファンに反応されてる。
 [後に、前田は「2021年オフの移籍入団時に、2年契約を結んでいた」ことが、ほぼ明らかになってる。]
 で、ついには、2022年シーズンの終盤には、配信越しに観たある試合で、「ベンチで、露骨に不貞腐れた姿勢の前田」が映っていた。1人のバスケファンとして、正直とてもショックだった。[ちなみに前田の場合は、明らかに起用法でうまくいっていなかった、これは数字で明確だ。]
 ↓
 そう、勿論、中村拓人に、より大きな非があると考えるが、『4年契約の2年目の残留契約に、サインをさせようとした』[で、サインを1回はした、ということだろう]、これがなければ、『手順を間違えてる、だから裏切り者だ』という『憎悪を含んだ、あまりに激しい非難』には陥らなかった可能性が高い。
 結果、最終的に今オフで別れができた意味では、「川崎時代の前田よりは、まだまし」といえるが、どこかで「見切り」をつけられていなければ、「川崎時代2年目の前田と同等以上にひどい感じになる」は、容易に想像できるになっていたと。
 ちなみに前田は、川崎時代の終盤は「腐ったみかん」「不満分子」と化した訳だが、契約が切れた2023年オフは、移籍市場で「3Pシューターとしてとても貴重な存在」と評価されて、争奪戦の末に京都に早い段階で移籍で決着。京都での1年目は、不本意な内容だったが、2年目の今季は[終盤は尻すぼみになった感ではあるが]キャリアハイの内容であった[これに加えて、守備やハンドリングで大きく成長を遂げた。「移籍してよかった」も勿論であるが、川崎戦での姿勢を見ると、「チームメイトにも球団にも、わだかまりはない」感じ、ということは「佐藤賢次HCとの不和であった?」と。
 そう考えると、今回の中村拓人のケースは、「川崎時代の前田と相通ずるかも?」といえる。ただ、前田は2022年オフ、「自分から移籍要求はせずに、残留契約に淡々とサインして、捲土重来を目指した」ではあったが。)

 (4)「恐らくどこかの段階で、そう、今季のRS終了時の段階、あるいは4月の段階で、中村拓人は『心はもう広島にはない』ということと判断できてた可能性が高い。それならば、『広島からの移籍を、潔く認める』[=見切りを付ける]一方で、『移籍は認めるが、球団側としては見返りが欲しい、そうでないと球団経営にならないから。だから、話がまとまった球団との事実上の交換で、呑んで欲しい』とすればよかった。」
 (はっきり述べれば、「PGの頭数に困っている球団との、事実上の交換」で、できれば「広島との利害関係が、あまり大きくない球団」でまとめたい。そうなると、例えば「島根」は特に避けたい。
 選択肢的には、「SR渋谷とで、⇔小島(小島は今季、出場機会を完全に失っていたが、第2PGとしてならばまだできるはず)」「群馬とで、⇔菅原(菅原は今季、ローテ外になっていた。ただ、守備とゲームメイクに優れる意味では、広島に合いそう)」「京都とで、⇔水野(シュートレンジに難があるが、この2年で守備&ドライブ型として目途が立ってた)」の3つを念頭に、話を進める、その中で話がまとまった球団に行く、でまとめられれば、これほどには揉めなかったのではと。
 最終的には、琉球の伊藤達哉を駆け込み的に補強できて、ダメージを最小限にできた(シュートレンジに目を瞑れば、同等以上でさえある)が、本来は、「どこかの早い段階で潔く見切りを付けて、見返りをもらう動きにウエイトを置けば、より望ましかった」と。)





 ただ、球団側にも「落ち度がなかった訳ではない、どこかで見切りを付けて、それと同時に見返りをしっかりもらう立ち回りをする」ができていれば、遺恨をこれほど大きく残すことにはならなかったのでは、と(琉球から伊藤達哉を補強して、傷を最小限でとどめることができたが、これは「結果的に『幸運の残り物』がいた」ことにすぎない。いわば、昨オフの京都のヒースのようなものだ)。




 で、今回の中村拓人の電撃移籍劇。
 考えられる最大の理由は、「指揮官(朝山正悟HC)との不和、確執」でしょう。

 それで思い起こすのが、昨オフの、京都の半澤の退団劇(仙台に移籍)。
 半澤のケースは、中村拓人以上にわかりやすく、「球団(京都)に愛着はあるが、HC(ロイ・ラナさん)への起用法の不満が拭えなかった」がありました。


 「今季の起用法ならば、『移籍の決断は当然』といえる。いわば『自業自得』によって起きたこと、と正直自分は感じてる。
 今季の『30分換算でのEFF』は『6.00』だが、これは『5分未満の試合』をもカウントしての数字。ですので、実際はもう少し上回ると考えていい。

 どういうことかというと、半澤は『守備意識が最大の特徴』で、『PG~PFまで守れる』ことが特に魅力。圧倒的なパワーを持ち、機動力も併せ持つ。『エースキラーとして起用』であれば、まさしくドンピシャの選手。

 だけど、今季の半澤は、『30分以上起用の試合』もあれば、『10分未満、それどころか出場自体なしの試合』もあった。いわば『一貫性のある起用法』ではなかったのだ。
 それに起用法も、『守備を期待されての起用』の傾向ではあったが、では『エースキラーとして(言葉通り、相手のエース封じ)』とか『ペリメーターDF要員として』の起用であったかといえば、必ずしもそうではなかった。
 というか、『前田を30分以上起用して、半澤は全然起用しない』試合もあった。

 この2年の京都は、よくも悪くも『偏りの強い起用法』が目立つ。昨季は選手層的にある程度は仕方ない感じはあったが、今季は『一通りの満遍ない、多様な選手タイプを擁してはいた』ので、状況に応じてとはいえ、『8人~10人ローテ』が普通にできる選手編成ではあったはず。
 だけど今季の京都は、選手起用に偏りが否めなかった。特に3月20日以降(いわゆる「ラスト18試合」)では、「1Q,2Q,3Q,4Qの全てで、開始時がスタート5の5人」という試合が何試合かあった(一般的に、2Q,4Qの開始時は、5人のうち2人~3人程度は控え選手であることが多い。球団によっては、3Qの開始時でも、控え選手が登場することがある)。

 その象徴が、前田と半澤。確かに、今季の前田は、負傷から復帰の2月以降は、プレーの幅を大幅に広げて、守備意識やアシスト意識を大幅に向上させていた(数字以上の輝きがとても伝わってきた、といっていい)。
 とはいえ、今季の前田は、「好不調の波の激しさ」も否めずで(本質的には前田は「3Pシューター」である。この「3Pシューター」の特性上、好不調の波があること自体は、ある程度は仕方ない感じではある)、だめなときでは「試合から消えている」試合も正直いくつかあった。
 それでも、前田は「20分以上」は基本的に出場の一方で、半澤は「前田が全然だめな内容の日なのに、出場機会自体を与えられない」試合もあった。これでは、「自分は信頼されていないのか」と思うであろうことが、容易に想像できる。

 4月の「京阪ダービー」(舞洲での)の試合前練習で、半澤が、(大阪の)竹内譲次と3分ほど言葉を交わしている場面があった。何かを相談しているような表情の感じで、「あくまでも恐らくの想像」だけど、この時点で半澤は「他球団の話を聴こうか、悩んでいた」のだろう(ちなみに今季の大阪は、「守備型が不在だった」。その意味で、半澤は「大阪の補強ポイントにドンピシャであった」)。

 正直、今季終盤のとき、自分の半澤への解釈は、
 「来季というか、今後3年程度という意味で、半澤は『貴重な良質の守備型』という意味で、絶対に必要!Bリーグの日本人選手で『良質な守備型』自体が数えるほどであるので(必然、『移籍市場に出る守備型』自体も数えるほどになる。勿論、実際の市場価値よりも恐らく割高になる)、もし退団になれば、ダメージはとても大きい。
 その一方で、半澤の立場になれば、今季の『一貫性のない起用法』だと、少なくとも『他球団の話を聴いた上で、残留か移籍かをじっくり判断しよう』になると考えるのがより自然。
 その意味で、『残留して欲しいけど、移籍の可能性も【50%程度】はある』。」
 と、自分は正直感じていた。

 で、京都は、昨オフも今オフも、動き出しが早い。CSが開催中であろうとも関係なしに、補強や残留の発表が次々とされてる。だけど、CSファイナルの開始を待たずに選手の残留発表が次々とされてる中で、半澤は一向に発表がされてなかった。
 「ぎりぎりまで、判断を迷っているんだろうなあ…」の感じだし、ファン感謝祭を観ていても、「京都の仲間、球団には愛着がある」ことが伝わってきていた、でも一方で「起用法への不満」は、どうしても拭えなかったんだろうなあ…と(申し訳ないけど、今季の京都は「普通な采配をしてくれ」で負けた試合がいくつかあった、この「普通な采配をしてくれ」のいくつかは、「なぜここで、半澤を起用しないの?」であった)。

 で、半澤の最大の特徴は「守備意識」だけど、攻撃面でも、少なくとも「ノンシューター」という訳ではない(確かに3P成功率が30%を超えたシーズンはゼロだが、今季は3P試投率は50%近くあった)。その意味でも、少なくとも「得点効率が悪い選手」ではないのだ(実際、「TS%」は「48.7%」で、水準ラインではある)。

 恐らくだけど、「ファン感謝祭」のときも、半澤は「結論を出せずにいた」と想像する(一部で、「放出を決めていたから干しているんだ」との声もあるようだが、「来季構想には入っている、ただ、絶対的な信頼度は高くはない」が、恐らくの感じだったのだろう。特に今季の最終戦、「放出ありき」であれば、あの重要な場面で起用してないはず)。ファンからの「来季もあなたが絶対に必要」の声は、恐らく届いていたはず。

 正直自分は、「守備型の補強がマスト」であった「大阪」「横浜BC」「島根」あたりをよりイメージしていたので、移籍先が「仙台」は、ノーマークであった。だけど、半澤は故郷が福島、その意味で、『移籍先が、故郷に近い東北の球団』で、しかもチームカルチャー的にも『最後の最後まで戦い続ける』の感じで、その意味で『半澤にとって、ベストの移籍先にできて、とてもよかった』といえる(恐らく仙台では、「まとまった出場機会」を確保できる可能性が高いだろう。エースである阿部をサポートできる守備型という意味で、平均出場時間は今季より伸びる可能性が高い[今季は「12分27秒」。守備型という明確な特徴を持つことを考慮すれば、「15分程度」の価値は既にあると思うが)。

 そう、半澤の目線でいえば、『納得』といえる。一方で、京都にとっては、『貴重な良質の守備型を失う』ことになった。
 しかも今季の京都は、『DFレーティングがワースト2位』で、実際、『大量失点で負ける試合』が目立っていた(それも、半澤・小西と、守備型を2人擁していたにもかかわらず、である)。

 (中略)

 正直述べれば、自分は
 『焦りと不安が正直とても強い。今回こうして、急遽のnote記事を執筆しているのは、【いまのままだと、今季に比して戦力ダウンのリスクがある】と判断しているからである』(←ここ、特に重要!)。

 そう、今季の京都は、理想は『【ステップの年】の位置付け』であった、でも現実は『【ホップの年の2年目】の位置付け』になってしまった。
 それに、昨季は『22勝、勝率.367』で、しかも『数字以上に、ポジティブな終わり方』ができた。だから、『攻めの補強』を実現できた。特に前田の補強は、『昨オフの移籍市場で、3P型としてno.1』を補強に成功で、それもCSレベルの球団との争奪戦を制しての補強であったといわれている(実際、あくまでも噂レベルであるが、島根は最終的に晴山を獲ったが、これは『前田獲りに失敗したから、次善の補強候補として獲った』といわれてる)。
 でも、今季は『17勝、勝率.283』、いわば『昨季を下回り』、しかも『勝率.300の最低ラインをも下回る、いわば赤点』に終わった。そのうえ、『ラスト18試合』では『酷い内容の試合』がむしろ目立ち、『終わり方は正直、昨季より悪かった』ことが否めない。

 『半澤の退団』。正直、日本人選手という意味では『最も恐れていたことが、現実になった』。
 そう、現実論として、『生観戦できる球団が、京都と大阪』であるし、自分は『京都の会場の雰囲気、ファンの温かさ、そして特に、球団職員さんの誠実さが大好き!』。
 だからこそ、強く伝えたい。今季より戦力アップした京都が観たい。でもいまのままでは、今季より戦力ダウンの可能性が少なからずある。」

 (2024年6月6日のnote記事、「【緊急執筆】京都、半澤が退団。今オフ、現時点で、考え得る補強、急ぎ足だけど自分なりの考察を。」より、引用・抜粋。)



 そう、昨オフの半澤の退団劇。よくも悪くも、あのときのラナHCは、
 「目の前の勝利以上に、『前田の成長を促す』を優先していた感が」でした。
 これは、確かに「一定程度は成功した」感はあります。実際、前田は、京都2年目の今季、キャリアハイのパフォーマンスでしたし、プレーの幅を大きく拡げた、何より「自信・躍動感が伝わってきていた」。

 ですけど、昨季(23-24)の、特に終盤の京都の試合内容・選手起用法は、はっきり述べれば、「観ていて心地よい感じではなかった」です。
 それも、「同じような失点のされ方」(ちなみにこれは、ラナHC時代での京都では、ついに改善されることはなかった)が、あまりにも目立つ。
 そう、「守備戦術の組み立て」自体に根本的な問題があると。で、守備戦術に不安があるならば、「守備型を起用する」という「人での対応」で補えればよいのですが、そう、そのために半澤がいるのに、それをしなかった訳です。

 「ここでこそ、半澤が特に必要とされる場面」であるのに、判で押したように前田を起用し続ける。その中には、「もう下げてくれ、今日の前田は自動デバフになってる」という試合も、正直いくつかありました。
 「ここで半澤を起用して欲しい場面で、前田を使い続ける。それだけならばともかく、半澤を起用自体しない(あるいは起用が10分未満)」、そのような試合が、昨季の終盤は、あまりにも目立った。

 で、それで勝利するならばよいのです。でも、結果は敗戦の山。
 昨季(23-24)の京都は、最終結果は「17勝、勝率.283」でした。
 「勝率.300未満」、本来ならば「赤点」、それ故に「解任に値する」(結果はHCは残留した訳だが)。
 何がいまでも「むかつく」って、「采配で負けた試合が、あまりにも多い」ことです。少なくとも、「半澤を起用して欲しい場面で、前田を使い続けたこと」で、「少なくとも、4試合程度は負けている」。
 それ以外をも含めると、そう、「普通に采配をしてくれ」ができていれば、「恐らく、24勝には届いていた」、と正直感じてます。


 そう、そりゃあ、半澤に「出ていかれて当然」。
 しかもなおさらかっこ悪いのが、今季の京都、「33勝」で、確かに「一定の躍進は収めた」のですけど、細かい数字を見ると、「正直、やるべきことができていれば、36勝(=CS出場ライン)に届いていた」と思ってます。
 その大きな理由は2つ。第1は、「帰化枠で、ケネディを獲れればよかったのに、ケネディ獲りに失敗して、モリスであったこと」(ジャクソンの帰化が今季中にできると読んでいて、「それまでのつなぎ」と交渉時に正直に伝えてしまったからでは、と自分は解釈している)。
 で、第2は、「ペリメーター守備の崩壊」。これはわかりやすく述べれば、「半澤を残留させて、かつ相応に起用するができていれば、これほどに守備の崩壊には恐らくならなかった」と思うのです。

 「ああ、かっこ悪い」。これを自分の応援球団でされていること。
 「現実社会に、どこでもドアは存在しない」。正直、「たまったものではない」である訳です。


 で、京都の、ラナHC時代の、そう、1人のバスケファンとして、特に「気に食わんなあ」と感じていた1つが、「試合前練習の密度の薄さ」です。
 全員揃うのは、ほとんどの試合で、相手の方が先であること。
 1つ1つのシューティングで、例えば、相手側は(それこそ、A東京、広島とかからは、それが伝わってきていたが)、「どの場面でどう打つことが求められているか」をイメージしながらが伝わる一方で(いわば、「自分の中で、何かテーマを持つ」ことと)、京都は「ただ本数を積み重ねるだけ」みたいな。それと、集中度にも差があった感じも、正直ありました。



『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章』、「55:45」。
「ノルマンディー公」(写真の人物)の「
ずいぶんなめられたものだ
のセリフの場面です。第3章の最終盤の場面になります。
物語は、全体で「第6章までの予定」とのこと。
で、現時点では、直近で「第4章」までが公開されています。
「第4章」で、「ノルマンディー公」は「
気に食わんなあ」の言葉があって、
第1章~第3章で、同じ言葉の場面があったかを探しましたが、
なかったですので、この「ずいぶんなめられたものだ」で代用の感じです。
まあ、「ずいぶんなめられたものだ」は、今回の「中村拓人の一連の電撃移籍劇」で、
「気に食わんなあ」と共に、
広島の岡崎修司GMの、「正直に抱く感覚の1つだろう」と想像の感じですが。

この『プリンセス・プリンシパル』も、自分が大好きなアニメ作品の1つです。
で、この「ノルマンディー公」は、恐らく「物語の鍵を握る人物の1人」である。
いずれ結末を迎えるとき、どのような立ち位置の人物として描かれるのか。
「実は、ラスボスの1人だった」の可能性も少なからずある、と感じてますが、果たして。






 そう、今回の一連の電撃移籍劇、及びその過程。
 中村拓人の側でだと「気に食わんなあ」が、岡崎修司GMの側でだと「ずいぶんなめられたものだ」が、なるほど確かに、言い得て妙だなの感じですが、そう、ここまで、「中村拓人」「岡崎修司GM」、それぞれに、どこに「落ち度」「瑕疵」があったのかを述べてきました(それにしても、ここまでで既に、これほどに長くなるとは…ですが)。

 では、そう、これほどのハレーションを起こしてでも(尤も、そもそも論で、「5月のときの、4年契約の2年目の残留契約にサインをしなければよかった」ではあるのですが)、中村拓人は、なぜ、「広島でプレーし続けることに、違和感を抱くようになったのか?」、あるいは、「広島からの移籍志願(移籍要求)をするに至ったのか?」の理由・背景です。

 自分は、主として2つの理由・背景があったのでは?と感じてます。


 (1)「朝山正悟HCとの確執、あるいは不和」。
 (先述でも言及したように、最大の理由は恐らくこれだろうと。
 尤も自分は正直、そうは感じていなかったが、一連の退団コメントや、何人かの広島ファンのポストやリプからだと、そう判断せざるを得ない。
 それにしても、少なくとも、2023年の、御互いに選手であったときは、「関係が悪い感じには、全く映ってなかった」。どこで「すれ違い」「感情のこじれ」が生じたのかは、とても考えさせられる。
 あとでデータとかを挙げるが、「何が不満やねん?」「朝山HCは、中村拓人に一定以上の評価をしていたと思うよ?」とは感じてるが。)

 (2)「今季の2月頃から、広島が『大浦(三遠)獲りを模索している』の噂がずっと燻り続けていた。もし、大浦を取ったら、自分の居場所がなくなることを意味するは明らかで、それが怖かったのでは?」
 (大浦は、故郷が広島。恐らく、「いつかは欲しい」というのは、どこかで思い続けていたと想像する。で、三遠で才能を開花させて、現行契約は今オフで切れるといわれていた。しかもサラリーキャップの関係から[特に、佐々木との共存の関係や、下の世代のPG/SGで、「湧川、根本を擁している」の関係]に照らせば、「今オフ、遅くとも来オフには、まず確実に移籍市場に出る」は明らかであった。
 しかも、バスケットLIVEで解説をしている、大浦祐斗さん[広島U15のHC]、「大浦のお兄さんですよね?」と。「可能性がゼロではない、勝算はある」と判断すれば、確実にかつ全力で補強に動くだろうと。
 しかも「大浦は、PG,SGのいずれにも対応可能であり、寺嶋との共存は恐らく高確率で可能である」こと。その上、「来オフに、有力日本人選手の大移動が噂されてる」訳だが、その主役は「齋藤(名古屋D)、テーブス(A東京)」であり、広島とすれば、大浦は「競合相手が少ない感じで補強できる」可能性が高い。
 ↓
 「遅くとも来オフ(2026年オフ)には、大浦は広島に行く可能性がとても高い」、これは中村拓人にとっては「PG,SGの3番手。ローテの重要戦力ではあるが、長くて20分程度の位置付け」への陥落を意味する。
 そうなると、来季からで「残り3年」、2026年からでも「残り2年」の奴隷契約を意味する訳であり、「優勝、ファイナル進出ならば報われる」になるが、その保証はないのだ。
 そう、「4年契約を奴隷契約と感じていた」「朝山正悟HCとの不和」と共に、「大浦がそう遠くないうちに入団するであろうことへの恐怖感」も、理由の1つだったのでは?と想像の感じである。)




 (←このページの筆頭に表示されてるのが、大浦祐斗さん。顔立ち的に、大浦のお兄さんと考えてよいですよね?と。)


 (←2025年6月2日、三遠の大浦の残留契約にサインの公式発表。契約年数は公表されていない。
 で、ここでの大浦のコメントは、実にあっさりしている。
 サラリーキャップの関係から、「佐々木との共存」は、恐らく来オフで解散の可能性が高い。三遠側とすれば、より優先順位が高いのは佐々木になるだろう。
 結果的に今オフは、三遠に残留した。もともと、三遠でのバスケスタイルに、「強いやりがい」が伝わってきていたし。だけど、このあっさりしたコメントをも含めると、「来オフに移籍市場に出ることは、まず確実」と考えてよいだろう。
 ちなみに、来オフに仮に広島への移籍入団が実現だとすると、「PGに寺嶋、SGに大浦の、2ガード戦術」が採用の可能性が高い。そうなると、「B.革新」が開幕のときには、
 「寺嶋-大浦-C・スミス(or新外国人)-エバンス-コーバーン」
 の可能性が、充分に考えられるのだ。
 [ちなみに「C・スミス」とは、千葉Jのクリストファー・スミスのこと。メイヨの帰化が正式に実現すれば、その瞬間に契約にサインである、といわれている。])



 大浦(三遠)
 30分EFF   (14.03→19.13)
 TS%     (55.7→57.5)
 FG試投30分  (9.84→12.01)
 3P成功30分  (2.21→3.29)
 FT成功30分  (1.24→2.72)
 アシスト30分 (6.48→7.27)
 A/TO     (3.38→4.74)


 はい、大浦の、「三遠での2年間の各種成績」です。
 今季は正直、全体的な上振れ感がしないでもないですが、もともとバスケIQと爆発力に優れる選手でしたので、秋田時代から「きっかけさえあれば」とはいわれていました。

 「TS%が55%超え」(PG,SGとすれば、これだけでお釣りがくる)。
 「30分換算アシストが6超え、かつA/TOが3.00超え」(もともとパス能力は評価されてる1つであったが、はっきり述べれば現役最高レベルだ)。
 「3P成功30分が3程度、FT成功30分が2程度を見込める」(PG,SGの軸として、これほどありがたい存在はいない)

 今オフは補強を見送ったものの、来オフには高確率で(個人的には「90%以上の可能性で」と思っていますが)、広島に来る。
 「Sランクの帰化枠のエバンス」(「広島を愛し愛されてる」が伝わるので、移籍はまずないはず)、「強力な外国人」を擁しているのに、これに「寺嶋、大浦のPG,SGコンビ」、そう、サラリーキャップが導入されても、これがあれば、(今季のように負傷者の続出に苦しまない限りは)「広島のCS出場権、優勝争いは、ほぼ約束されている」といってよいでしょう。



 で、HCの朝山正悟さん。確かに今季は、不本意な結果に終わりました。
 ですけど、今季序盤のガタガタぶり(正直、プレシーズンから今季序盤は、「22-23の宇都宮がまだましと思えるほどの崩壊ぶり」でしたので、どうなることかと心配でしたが)を思うと、年明け以降は、よく立て直した名の感じで。EASLの優勝を含めると、

 「まあ、就任1年目だし、そもそも『3年スパンが前提』だろうし、『エバンスが【Sランクの帰化枠】になる、26-27及び27-28に、ピークに持っていくイメージでしょう?』」

 と。それと、HCに朝山正悟さんを迎えたのは、自分は、下記の事情が特に大きいと、正直読んでいます。







 御存じのバスケファンが少なからずかなと想像ですけど、広島は、「新アリーナ構想」を、ずっと悲願とし続けています。ですけど、話がなかなか進まずで(平和関係の史跡の問題とかが恐らくあると想像)、B.革新に向けては、「2026年から5年程度を目途に、広島グリーンアリーナを暫定利用」で、ひとまずの決着とせざるを得ませんでした。




 だけど、「広島の新アリーナ構想」は、「バスケの広島ドラゴンフライズだけの問題ではない」こと。
 「新アリーナ構想が一向に進まない」ことが、「若い世代の、広島からの流出」の大きな一因になってることが、徐々に浮き彫りになってきてます。

 で、この動画の2つ目、「6:31~6:40」、広島大学の4年生の女性の言葉。
 「イントネーションが独特である」と「長い髪が似合ってて素敵」が印象的ですが、仰ってる言葉自体が、とても説得力があってと。


 (広島は)ファミリーが住むには、ほんとに過ごしやすいって思うんですけど、たぶん『若い子が求める、遊ぶ場所が少ない』んじゃないかと。


 これは、自分も広島に何回か訪れたことがあって、正直感じます。
 「広島駅」「平和公園の周辺」「宇品(花火大会の開催時)」。
 これらを取ったら、何が残るだろうか…?と。

 ラウンドワン。広島店、以上。
 映画館。広島バルト11(東映系)、TOHOシネマズ緑井(東宝系)、イオンシネマ広島、イオンシネマ広島西風新都(イオンシネマ系)、ほぼ以上。
 で、コンサート会場。広島グリーンアリーナ、広島サンプラザホール、上野学園ホール、広島国際会議場、ほぼ以上。
 とりわけ、広島の場合でだと、「ZEPP系列」がゼロなんですよね。これがなおさらに、コンサート会場の少なさに拍車をかけてる感じがあると。

 その結果で起きてるのが、コンサート・ライブの「広島飛ばし」。
 仙台よりも、音楽の公演数が少ないのだとか(仙台には「仙台PIT」「仙台GIGS」があり、この2つが音楽ライブの大きな受け皿になってると伺う。勿論、「ゼビオアリーナ仙台」「カメイアリーナ仙台」の存在意義も然り)。


 何とかしなければいけないと、頭ではわかっている。でも「打つ手がわからない」で、時間だけが過ぎていく。
 そしたら、です。昨オフに、朝山正悟さんが「現役引退→即HC就任」になったら、「新アリーナ構想が、一気に動き始めた」と。
 そう、「広島駅の新幹線口側にある、JR西日本の旧広島支社の敷地を使用する」で、話が進み始めたとのことです。

 まるで手のひら返しのように、話が進み始めたこと。
 これは正直、「朝山正悟さんのHC就任と、少なくとも無関係ではない」。
 自分は正直、そう読んでいます。


 そう、朝山正悟HCの最大のミッション。
 「広島の、球団の悲願である、『新アリーナ構想』を実現に導く一助になること。」
 わかりやすく述べれば、「野球でいう、中日の立浪和義さん」の役割です(成績的には失敗であったが、集客や注目度は明らかに向上したと伺う)。
 結局、「球団の英雄が監督やGMといった重要ポストに就く」ことは、「巻き込む力」に直結しやすい、ってことなんですよね。

 ですので、そう、朝山正悟HCは、少なくとも3年目(かつ「B.革新が開幕」)の「2026-2027」までは、まず確定事項でしょう。恐らく、「2027-2028」までは、朝山HCでいくことを前提である、と想像してます。



 で、中村拓人の、今回の電撃移籍劇の最大の要因が「朝山HCとの確執、あるいは不和」と綴りました。これと共に、自分はここまでで「何が不満なんだ?」とも、何回も綴ってます。
 「何が不満なんだ?」と感じるのは、いくつかのデータに照らせば、(勿論、人間がすることですので、「合う合わない」は生じ得る訳ですが、)より客観的に考えて、「不満を抱く、合理的な理由を感じない」からです。
 では、「中村拓人」「寺嶋」をめぐる、今季や直近2年の状況・データを、示していきましょう。






 (1)朝山HCの言葉(配信越し、報道越しを通して)
 「(復帰戦で)僕の知っている寺嶋はもっともっと高いところにある。ケガをする前の寺嶋に戻ってほしいという感覚ではないです。この1年間でいろいろ感じたことがあると思うので、また体と心と頭が一致した時にもっと深みのあるバスケットを展開してくれると思う。彼自身も言っていると思うけど、『進化した寺嶋良』を見せたいんだと。僕もその言葉どおりの期待をしています。」
 「(寺嶋の復帰後、3月のある試合後に)寺嶋が状態を上げてくれているのはとても心強い。ただ、少なくとも現時点では、うちの1番手のPGは(中村)拓人ですので。拓人と寺嶋が御互いに高め合っての、うち(広島)ですから。」

 (→このように「寺嶋への期待感を隠そうとはしていない」。ただ一方で、「今季は、中村拓人が1番手のPG」の位置付けも明確にしている。「正PG」ではなくて「1番手のPG」という表現は、中村拓、寺嶋の両者のプライドに最大級に寄り添った、うまい表現だなと。)


 (2)中村拓人、寺嶋、それぞれの成績(1)。
 (「1月10日、vs長崎」での、「寺嶋の復帰戦」以降での計算。
 「3月5日、vs琉球」[中村拓人が欠場]、「ラスト4試合」[ここでは「中村拓人≦寺嶋」の出場機会になってるため]を除外して、それ以外での27試合での計算。)

 中村拓人平均出場時間[22分30秒]
     (20分以上の出場[18試合]
     (30分換算EFF[7.80]
     (30分FG試投数[12.20]
     (30分アシスト[3.85]
     (A/TO[1.56]

 寺嶋平均出場時間[18分38秒]
   (20分以上の出場[10試合]
   (30分換算EFF[6.08]
   (30分FG試投数[8.53]
   (30分アシスト[4.00]
   (A/TO[3.53]


 (3)中村拓人、寺嶋、それぞれの成績(2)。

 中村拓人30分換算EFF[7.43→7.63]
     (出場時間[20:03→23:48]
     (30分FG試投数[10.10→11.68]
     (TS%[45.5→47.3]
     (30分アシスト[3.64→3.56]
     (A/TO[2.09→1.44]

 寺嶋30分換算EFF[13.74→11.48→11.10→7.80]
   (出場時間[27:22→26:32→25:54→19:15]
   (30分FG試投数[10.74→10.16→11.16→9.41]
   (TS%[59.2→55.1→50.9→48.3]
   (30分アシスト[4.52→4.35→4.16→4.19]
   (A/TO[2.46→2.41→2.55→4.10]



 いま、「中村拓人」と「寺嶋」の、「今季」「これまで」のそれぞれの、各種個人成績を、出させて頂きました。
 そうすると、いくつかのことが、浮かび上がってきます。


 (1)今季については、寺嶋の復帰後でも、「ラスト4試合」を除けばだが、起用法は基本的に「中村拓人≧寺嶋」であった。成績的にも、パス関係を除けば「中村拓人≧寺嶋」になっている。

 (2)ただ、今季の中村拓人、より多くの出場機会を与えられてはいるが、好不調の波の激しさも相まって、「上がり目がある程度見えている」の結果に。「いい選手」ではあるが、「オールスターレベル」(RC27が「10.00超え」)のレベルに届きそうかといえば、現状では厳しい。
 はっきり述べれば「中堅球団の正PG」「有力球団の第2PG」という成績である。

 (3)今季の寺嶋は、散発的には、負傷前の輝きを感じさせるし、特にパス・アシスト・守備の面では「らしさ」を取り戻していると映る。ただ、負傷明けから全開になる来季を見ないとわからないではあるが、現況では、「大浦の補強が叶わないと、チームをCS出場[及びその先へ]に導く活躍は、正直厳しい感が」と映る。
 ただ、寺嶋が負傷前の輝きをある程度以上取り戻せれば、「中村拓人≦寺嶋」になることは、申し訳ないけど明確といえる。



 で、もう1つ、追記的にデータを出します。



 (4)島谷(北海道)、「直近2年間の成績」。
 (中村拓人と同学年であり、いわゆる「2000年世代」で、現時点でno.1を走る選手である。)

 (30分換算EFF[9.56→11.09]
 (出場時間[21:23→18:01]
 (30分FG試投数[6.73→7.20]
 (TS%[43.8→49.1]
 (30分アシスト[6.36→6.66]
 (A/TO[3.36→3.15]
 (30分スティール[1.64→1.52]
 (中村拓人の「30分スティール」→「1.47→1.59」)


 恐らく、中村拓人が意識している存在の1人であろう、「島谷(北海道)」
 中村拓人ら、「2000年世代」「大卒2年目世代」で、昨季からずっと、世代のno.1を走り続けています。
 しかも島谷は、故郷の球団である北海道に所属。今季は「6thマン的な第2PG」での起用法でしたが、来季は正PGでの起用がまず確実です。

 この、島谷。実は「30分EFF」が「9.56→11.09」。「ほとんどの球団で正PGを務められる」レベルに到達できています。
 それも、「得点能力に課題を抱えている」にもかかわらずで、です。
 そう、「中山(秋田)」「森井(横浜BC)」「鈴木達也(大阪)」とかのように、得点面はDとかだけど、それ以外、つまり「パス」「ハンドリング」「守備(スティール含む)」「オフボール」「スピード」といった能力が、いずれも高いレベルにあるからと。


 これはあくまでも想像ですけど、中村拓人にとって、島谷が世代のno.1を走っていることは、「焦り」になっているのではないかと。
 というのも、島谷は東海大学時代は、第2PGであったと伺ってます。
 「なぜ、自分より島谷の方が上なんだ?」というの焦りが、「広島にい続けることへの違和感の増幅」につながった要因の1つでは?と想像です。



 …と、ここまでで、中村拓人のこと、「退団を希望するようになったのは、なぜ?」ということで、想像以上の文章量になりました。
 人間がすることですので、「こんなはずではなかった」になることは、起こり得ます。
 で、NBAでも、「移籍要求」「トレード要求」は、毎年のように起きています。いい気はしないですが、「不満分子は一刻も早く処理すること」が原則論であることに照らせば(これは歴史が証明している)、「移籍で決着できた意味では、よかった」と正直映ります。

 ですけど、そう、中村拓人の側でいえば、理由・過程がどうであれ、「4年契約2年目の残留契約に、サインしてはいけなかった」こと。
 岡崎修司GMの側でいえば、4年契約、それも「少なくとも3年目終了時までは、オプションを一切付与していないであろうの、4年契約」は、はっきり言って「奴隷契約」です。しかもその裏で、いずれの大浦の補強を模索していることは明らかである意味でだと、「いずれそう遠くないうちの不良債権化は、明らかであった」と。

 その意味でも、「移籍になることは、むしろ必然であった」といえること。ただ、「4年契約2年目の残留契約に、サインしてはいけなかった」、それが結果として「手順を誤る」ことになり、「裏切り者」の烙印を押された訳です。
 そう、「そのつもりではなかった」は、痛いほどに理解できます、ですけど、少なくとも現時点では、今回の中村拓人の移籍劇は、「Bリーグ・日本バスケ界の市場で、ダントツで、ぶっちぎりで、超絶に、胸くそ悪い移籍劇になった」といわざるを得ません



 …と、ここまでを綴ったところで、移籍先からの公式発表が出ました。






 移籍の公式発表は、群馬にしては異例の「20時」。
 (普段は「15時」、時折で「18時」の感じです。)

 このイレギュラーな公式発表の時間は、恐らくですけど、「6月20日金曜日、15時」に公式発表をしようと思っていたけど、既にすさまじい炎上になっていて、出せる感じになっていなかったから、と想像してます。



 そう、「18時」に、広島側から、岡崎修司GM名義で、「緊急の追記的な声明」が公式発表されましたけど、これは、いま思えば、群馬側への「せめてもの助け舟」だったんだろうなあと。

 「人道的な観点から、移籍自体は承認されて欲しい。でも本音は、快く思ってはいない」。この想いが正直に伝わります。



 「このたび、群馬クレインサンダーズでプレーさせていただくことになりました中村拓人です。
 まずはじめに、このような素晴らしい機会を与えてくださったクラブ関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。群馬という地でプレーできること心からワクワクしています。必ず優勝するためにどんな事にも泥臭く楽しく取り組み、皆さまに熱いものや感動などを与えられるよう全力で戦いたいと思います。
 みなさまに会えることを楽しみにしています!」

 (2025年6月20日、群馬の球団公式HP、「中村拓人 選手 2025-26シーズン 選手契約(新規)合意のお知らせ」での、本人コメントより。)



 「このたび、中村拓人選手との契約にあたり、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
 そして、彼を群馬クレインサンダーズの一員として迎えられることを、心から光栄に思っております。

 中村選手は、冷静なゲームコントロール、高強度のディフェンス、そして勝負所での得点力を兼ね備えた、まさに“理想的なポイントガード”です
 日本代表候補として国際舞台を経験してきたその視座は、彼のプレーに一層の深みを与えてくれると確信しています。

 また、まだ24歳という若さを持ち、今後の成長に大きな可能性を秘めた選手でもあります。
 私たちは、中村選手の中に「チャンピオンチームを牽引する未来」を明確に描いています

 バスケットIQの高さ、自己犠牲をいとわない精神、仲間と勝利を分かち合うために全力で戦う姿勢、そして努力を惜しまないハードワーク
 そのすべてが、私たちクラブの理念と深く共鳴しており、大きな信頼と期待を寄せています

 そして何より、私たちは中村選手の「覚悟」を真正面から受け止め、彼の未来に対する責任を共有する覚悟でこの契約を結びました
 彼の成長を全力で支え、共に高みを目指してまいります。」

 (2025年6月20日、群馬の球団公式HP、「中村拓人 選手 2025-26シーズン 選手契約(新規)合意のお知らせ」での、球団側のコメントより、その1。)



 「加えて、今回の移籍の経緯についてお伝えします。

 【契約に至る経緯(時系列)】
 1. 2025年6月1日
 中村選手のエージェントより、中村選手が広島ドラゴンフライズとの間で複数年契約を締結しているものの契約解除を希望している為、契約解除及び解除違約金を支払うことを条件(以下、「契約条件」)に当クラブが獲得に興味があるかの打診を受けました。

 2.
 当クラブとしては興味はあるが、提示された契約条件が当クラブの方針に合わなかったため、具体的な検討にまで進みませんでした。また、当クラブのスタンスとしては、「広島ドラゴンフライズとの契約解除が正式に成立するまで、クラブとして動けない旨」をエージェントに対して明言しております。

 3. 2025年6月10日
 エージェントからの連絡が一時停止したことを受け、当クラブから広島ドラゴンフライズへ連絡を取り、契約状況、契約条件、また今後中村選手(エージェント含む)に直接契約交渉を行って良いかの確認を行い、承諾を得た上で交渉をスタートいたしました。

 4. 2025年6月13日
 エージェントより「契約解除合意が成立した」との正式な報告を受領しましたので、当クラブは本格的な交渉に入り、その後、エージェントとの間で条件の合意に至りました。

 なお、B.LEAGUEから本契約交渉プロセスに関するヒアリングを受け、上記の通り回答をしておりまして、「両クラブへのヒアリング内容を前提とすると規約違反の問題はない」との見解をいただいております。」

 (2025年6月20日、群馬の球団公式HP、「中村拓人 選手 2025-26シーズン 選手契約(新規)合意のお知らせ」での、球団側のコメントより、その2。)



 移籍先は「群馬」でした。ただ、中村拓人の退団発表がなされた「6月17日火曜日」の時点から程なくして、「ああ、移籍先は、ほぼ群馬だろうなあ」というのは、いわば消去法的に読めていました。

 なぜか。まず、「移籍先からの公式発表は後日」という時点で、これを多用する傾向の球団は、ほぼ絞られます。ましてや、「恐らくは選手枠を埋めたい球団」になってきますので、なおさらに絞られる。
 はっきりと述べれば、「群馬」「横浜BC」「島根」。
 「群馬」「横浜BC」は、中山(秋田)の争奪戦に敗れて、でも選手枠を埋めなければいけない焦りの事情があったこと。
 「島根」は、松脇(琉球)が、最終的に破談になって、でも選手枠を埋めなければいけない(かつ、戦力値のダメージを最小限に抑えたい)事情があったこと。

 ですけど、まず、「横浜BC」は消えるだろうと。何より、ラッシ・トゥオビHCや、森井、松崎あたりが、「不義理」を性格的に嫌うだろうと。
 (ここに松崎が登場したが、松崎こそ「2000年世代」で、もともと高校・大学時代は、世代のno.1を走っていた。今季は「きっかけをつかみかけたシーズンにはできたかな」だが、自分の中では「いや、まだこんなものではない」、来季は「日本のアンソニー・ベネット」という不名誉な烙印から完全に卒業して欲しい!
 まあ、松崎が、今回の中村拓人の一連の行動を、「いや、一度サインしたんだろう?それって不義理だよ、立場上今回は無理だ」と、それとなく「No」のサインを出すだろうなと。)

 そうすると、「群馬」「島根」に絞られるのですが…と。




 移籍を前提とする複数年契約の解除は、引き抜き以外の何物でもない。待遇か、環境か、中村は4年契約のさなかに「広島ではなく別の道」を強く希望。5月20日に発表された来季の残留は覆り、広島はエース候補を引き抜かれた。

 中村はクラブを通じて「一回きりの人生、あまり長くない選手人生を納得いくものにしていくために悩み、成長を求めて今回の決断に至りました」とコメント。プロアスリートの感情に一定の理解はできても、ルールを無視していい理由にはならない。

 代理人との交渉は平行線。相手がすでに「別の道」を見ている以上、広島も別の道を選ぶしかない。岡崎ゼネラルマネジャー(GM)は「双方が納得して前に進める落としどころを探し、最終的には(中村が)残りの契約に対する大きな違約金を支払う形」で他クラブへの移籍を認めた。

 来秋開幕のBプレミアを見据えた中長期的なチーム構想は崩れた。B1初優勝の立役者は、その功績とともに、筋違いの退団劇という後味の悪さも広島に残した。

 (2025年6月17日、『中国新聞』、「ドラフラ中村拓人退団 引き抜き以外何物でもない 移籍前提の契約解除」より。「山本修」という、記者の署名入り記事になっています。広島ファン曰く、バスケの広島の担当記者とのことです。)




 「高校生のときに週刊ヤングジャンプで連載していた漫画にこんなせりふがあった。「集団対集団の関係において最も恐ろしいのは、技術を奪われること」。頼もしい仲間だった人物や武器が敵に奪われた途端、恐ろしい存在に変貌する。

 多くのバスケファン、とりわけ広島ドラゴンフライズファンが衝撃を受けたことだろう。5月に2025~26年シーズンの契約継続が発表されていた中村拓人が今月半ばに突然、移籍すると発表された。新シーズンのプレーを楽しみにするファンも多かっただけに、SNS上で怒りや悲しみ、落胆といった多くの感情が交錯している。

 21~22年シーズンに特別指定選手として広島に加入し、24歳という若さながら日本代表候補に選ばれている。相手ディフェンスの間を華麗なドリブルですり抜けていく姿は「ステップの魔術師」と称され、25~26年シーズンも広島を引っ張っていくと期待されていた。

 広島の岡崎修司GMによると、クラブと中村は4年契約で合意していたが、本人とエージェントから「別の道で挑戦をしたい」との申し出があり、多額の違約金を支払う形で移籍に至ったという。選手が複数年契約の最中に移籍する事例は過去に何度かあったが、契約継続の公表後だったこともあり、ファンに与えるダメージは大きかった。

 実はこのようなケースは今オフ中に初めて起きたものではない。5月11日に仙台89ERSとの契約継続が公表されていたヤン・ジェミンが、今月13日になって退団と移籍がアナウンスされた。「もしかしてほかのクラブでも同様のパターンがあるのか?」と不安視する声があったが、現実となった。

 中村が違反したわけではなく、移籍先のクラブが悪いわけでもない。制度上、誰かが悪者ということでは決してないのだが、広島ファンの気持ちを考えれば、怒りや悲しみの感情が湧くのは当然と言える。「次のシーズンもよろしく」と言われていたのに、後から「やっぱり移籍します」と言われて納得するファンは少ないだろう。

 一連の騒動に対し、中村本人は19日、SNSのXで「(契約継続の)リリースに関してはまだ話し合い段階で、遅らせてほしいと伝えたが、複数年の契約上クラブに発表の権利があり、リリースが出た」と経緯を説明した。真意は不明だが、クラブにはクラブ、中村には中村の事情があり、結果的にタイミングの問題が騒動につながったとみられる。

 では、複数年契約を結ぶ意味は何だろうか。昨季のオフ、琉球ゴールデンキングスの今村佳太が複数年契約を解除し、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍したときも物議を醸した。

 選手の競技人生は一般の会社員に比べて短い。複数年契約の最中にクラブの環境が変わることもあり得る。そんな意味では、選手が契約を途中で解除できる仕組みがあるのは悪くはないのだが、該当クラブのファンからすれば釈然としない。ファンがいてこそのBリーグだからだ。選手やクラブの行動が問題なのではなく、今回のようなケースが生じる制度自体が問題なのかもしれない。

 想像してほしい。絶対に起きてほしくはないが、島根スサノオマジックのニック・ケイ、岡田侑大が同じパターンで移籍したとすれば…。「制度的に問題はないのだから仕方ありません」と言われて黙っていられようか。

 選手やクラブ個別の事情は確かにあるが、今回のような移籍が増えれば、ファンが離れかねない。Bリーグは、26~27年シーズンに開幕する「Bプレミア」に合わせて戦力均衡を図り、エキサイティングな試合にしたいとしている。島田慎二チェアマンが今回の事案をどのように受け止めているのか。ぜひとも見解を聞きたい。」

 (後略)

 (2025年6月19日、『山陰中央新報』、「そんな移籍あり? 広島・中村拓人の移籍が与えた衝撃…不安が現実に」より。「清山遼太」という、記者の署名入り記事です。バスケの島根の担当記者です。)






 「6月17日火曜日、14時30分」の、広島の球団公式による、中村拓人の退団の公式発表。その夜のうちに、中国新聞の担当記者が、署名入り記事で「中村拓人の移籍のことでの、事実上の全面批判記事」を出しました。
 正直、1人の人間、1人のバスケファンとして、この中国新聞、いわば「広島の大本営」ですけど(そして、「日本バスケ界を代表する大本営」といってもよい。「中国新聞」「山陰中央新報」「秋田魁新報」の3紙は、シーズン中でもこれでもかと、大本営ぶりを最大級に誇示してる感じですし)、

 ああ、これ、担当記者が、『岡崎修司GMの、言えない本音』を精一杯代弁したんだな。

 と。これをGM自身が言うと、恐らく問題になるけど(あなたの姿勢にだって落ち度はあった!と)、「担当記者が、心情を想像して、代弁した」、さすがは大本営だと。


 で、この中国新聞の記事が出たときには、「島根」も、恐らく候補から消えるよねの感じになってて。
 そう、「不義理的な移籍を呑むからには、最大のライバル球団である『島根』だけは、絶対に認められない」はずだと。

 そうなると、候補はおのずと、「群馬」に絞られる。
 ただ、群馬、消去法的にはそうなるし、HCはもともとの恩師の、カイル・ミリングさん。まあ確かに、理には適っているけど、ポジションバランスとかを考えると、どうなのだろうか…?と。


 ちなみに、島根の大本営の「山陰中央新報」も、後に「6月19日木曜日」に、「中村拓人のことへの批判・違和感の記事」をアップしてます。
 これで完全に、「中村拓人の移籍先=群馬」が、事実上確定した、といえる。

 というか、そう、移籍のことに「やましさがない」「補充ではなくて補強であるの自信がある」であれば、「後日に公式発表」という「回りくどい方法」をすることはないはずだと。
 そう、「現所属球団と同日での公式発表」こそが、「最も公正で誠実な姿勢である」はずだと、自分は強く感じるのです。

 そう、今回の中村拓人のことが、広島ファンは勿論、多くのバスケファンの批判・不満・違和感を誘発した大きな要因の1つが、「移籍先からの発表は、後日に公式発表」としたことなんですよね。






 なぜ、こうして「後日に公式発表」という、「回りくどい方法」をする傾向が強いのかというと、いまリンク添付をさせて頂いたように、群馬って、「Xでの演出が、独特に凝っている」んですよね、これをどうしてもやりたいからだろうと。
 で、実は、1人のバスケファンとして、群馬のこの「移籍入団選手への、Xでの独特の、熱烈な歓迎姿勢」、大好きなんですよ

 ですけど、だからこそ、「もったいないなあ…」でもあって。何がもったいないのかというと、

 現実論として、みんながみんな、Xをしている訳ではない
 『群馬の、移籍入団選手への、独特の熱烈な歓迎姿勢は、来季以降も是非とも続けて欲しい!』と感じてるけど、来季以降は、『移籍入団選手への独特に凝った動画』は、『球団の公式HP』『球団のYouTube』でのアップにして欲しいです!

 と、正直に強く感じてるんですよね。



 …話が脱線しましたが、そう、中村拓人、群馬への移籍。
 群馬で、中村拓人は、フィットできそうなのか?は、後述に回すとして、そう、中村拓人の今回の一連のこと、時系列的には、恐らく、下記の感じになります。


 2月の中断期間中 広島、今オフの大浦の補強を模索の噂が出始める。
 (→大浦側は「三遠のバスケスタイルに、とても強いやりがいを持ってる」と繰り返し発言。ただ一方で、「B.革新」でのサラリーキャップの関係から、「遅くとも来オフには移籍市場に出る」ことはほぼ確定ではあった。
 さらに、4月になり、「来オフの移籍市場での、有力日本人選手の大移動の可能性」が囁かれるようになり、このときには「今オフ、遅くとも来オフには大浦は広島ってことだよね?」の噂にと。)

 3月~4月? 中村拓人、広島でのプレーの違和感を、岡崎GMに何回か相談。
 4月 「中山が、関東圏の球団に興味、接触か」の噂が。
 (→RS終了後、中山は周囲に「あらゆる交渉は、全日程が終わってから。一部で噂されてた「関東圏での家探し」も完全否定とのこと。)
 4月26日 ここからのラスト4試合、「中村拓人≦寺嶋」の起用法に。
 RS終了直後 「中村拓人、移籍を検討か」の噂が。
 (→この噂は、当時は自分は全く把握せず。今回の一連のことで調べたら、出てきたと。ただ、RS終盤のときには、コアな広島ファンの間では、「中村拓人と、朝山HCが、恐らくぎくしゃくしてるよね?」との観測が出ていたらしいと伺う。)
 ↓
 CS1回戦の直前 中山の補強に、「横浜BCと、関東圏の別の球団が興味」との噂が。
 (→後者は後に、「恐らく群馬ではないか?」となった。)
 5月17日 最も信頼できるインサイダーのDonatas Urbonasさんが、「ブラックシアー、群馬への移籍で合意か」と報道する。
 (→泣き崩れる広島ファン、「マジで?」の群馬ファン、「えっ?全く想像していなかった」の一般バスケファンで交錯に。なお、広島からの退団の公式発表自体は、この前日の5月16日に既になされていた。
 なお、年俸は推定で「2億円を上回る」とのこと。2億円以上というのがポイントで、2億円というのは、「Sランクの帰化枠である、ロシター、ホーキンソン、及び渡邊雄太の推定年俸」である。サラリーキャップの関係もあり、「他を犠牲にしてでも」の意味で「2.5億円とかを投じたってことでは?」と。ちなみにブラックシアーは、今季の「30分EFF」で「全体1位」であった。)
 5月20日 中村拓人、「4年契約の2年目での残留」の公式発表。
 (→結果的に「残留契約にサインに応じた」ことになる。これが問題の最大の本質。ただ一方でこのときは、「残留にサインの公式発表を、いまは保留させて欲しい」と球団側に伝えていた、とも中村側は述べてる。)
 ↓
 6月上旬 この間に、中村拓人と広島で、契約解除で合意(をしたと思われる)。
 6月上旬 (恐らくだが、このタイミングで)広島が、伊藤達哉にコンタクト(接触)を取る。琉球にも話を通して、「現行契約は今オフで切れる、移籍交渉に応じてもよい」の言質を得た?と。
 ↓
 6月4日 群馬、フリッピンと残留契約のサインを公式発表(選手の残留契約の公式発表自体は、6月2日から「1日に1人ペース」という、実に不気味な感じで淡々と「RE SIGNED」を積み重ねていってた。この「RE SIGNEDの公式発表」は「6月9日」まで続いた)。
 (今オフの移籍市場で、4月の段階で既に、フリッピンは「群馬からの移籍がまず確実、『正PGを務め得る球団』あるいは『優勝争いができる球団』への移籍を希望している、との噂が根強くあった。加えて、「B.革新」に向けて、「守備型PGの需要が特に大きいとの噂が根強くあり、フリッピンはこの第一人者であること」が、なおさらに拍車をかけた。
 ただ、5月の25日前後の時点で、有力視されていた京都、秋田が、「実は早い段階で撤退した」との話がと。公式発表の直前のときには、「群馬に残留or琉球への移籍の2択に絞った」になっていた。
 移籍が確実視されていたので、群馬ファンの反応は「嬉しさと驚きが交錯」。これと共に、「群馬はWin Nowモード全開である」を強烈に示した。)
 ↓
 6月10日 この日あるいは前日の9日?に、中山が横浜BC、群馬に「断りの連絡」を入れた?と思われる。最終的に熟考の末に、この日の19時に、中山は秋田への残留で公式発表に。
 (→群馬が「バスケIQ、守備、ハンドリングに優れる選手の補強をしたがっている」との噂はあって、中山はこの「求める資質能力」に最も合致していた。中山の補強交渉が破談になったことで、群馬は「ローテーションの1枠の補強交渉を、急ぐ必要が生じる」ことになった。)
 6月10日 この日に、群馬から広島に、中村拓人の補強交渉開始の通告を行い、承諾を得る。
 (→時系列的には、中山の補強交渉破談と合致する。そう、「中山の補強に失敗→どうしよう、困った→プランBとして念頭にあった、中村拓人をだめもとで→ゴーサインが出た」と。
 恐らく、補強交渉は、「カイル・ミリングHCの意向に沿って」であったと思われる感じであり、「中山の失敗時でのプランB」として、「中村拓人は恐らく候補の1人として挙げていた」と想像の感じである。)
 ↓
 6月12日 この日までに、広島が伊藤達哉の移籍入団が成立、サインをした?と思われる。
 (「6月13日の朝9時」に、琉球が「伊藤達哉の退団、移籍先は既に決定済み」を公式発表している。ちなみに伊藤達哉は、5月のRS終了後の時点で、球団名は挙げられていなかったが、「移籍市場に出る可能性が高い」との噂は既に出ていた。そう、「フリッピン、中山の補強失敗時のプランB」として。)
 6月13日 群馬が、中村拓人との詰めの移籍入団交渉を行う。で、6月16日までに、話がまとまってサインをした?と。
 ↓
 6月17日 14時30分に、広島が「中村拓人の退団・移籍を公式発表」。併せて「移籍先からは後日に正式発表」とも。
 (公式発表の直後から、XでのTL上は、完全にこの話題一色に。一般のバスケファンをもが「怒りや悲しみで渦巻く、異例の展開」に。)
 6月18日 Bリーグの島田慎二チェアマンが、中村拓人の移籍騒動に言及。
 (なお一方で、ヤン・ジェミンの移籍騒動への言及はなかったとのこと。)
 6月19日 18時に、広島側が「追記的な緊急声明」を公式発表。20時に、群馬側が「中村拓人の移籍入団」を公式発表。
 (恐らくは、この日の15時に、「中村拓人の移籍入団の公式発表」の予定であったが、騒動が想像以上に大きくなり、「移籍成立の敬意を併せて公式発表をする」必要が生じたため、イレギュラー的な20時での発表になった?と。)


 ちなみに、「5月の下旬のときから、群馬と中村が水面下で接触していた?」との説もありますが、そのような細かいことは、ひとまず置いておきましょう、と思ってます。
 いえることは、「もし、群馬が中山の補強に成功できていれば?」です。
 後述で改めて言及させて頂きますが、群馬が中山の補強を叶えれば、

 「強力な5人の日本人選手のローテーション+トレイ・ジョーンズ+ブラックシアー+AJ・エドゥ+(第3外国人)」。
 (総年俸的に、ティーマンとは泣く泣く別れるが有力だろうと読むが、それなり以上の有力な外国人と別途契約する可能性が高いだろうと。)

 という、強力な選手編成が実現になります。特に、「フリッピンと中山で挟み撃ち」をされれば、相手のPG,SGは攻撃の先手を封じられるを意味しますし、「トレイ・ジョーンズとブラックシアーが同時に立つ」になれば、この時点ですさまじい破壊力が確約も同義です。
 その上、「藤井、辻、細川」と、「3Pの洪水を浴びせる」もできる。

 今季の群馬は「39勝21敗、勝率.650、全体6位」で、「EFFが8位、ネットレーティングが4位、TS%が6位、A/TOが3位」である。
 で、ブラックシアーと、AJ・エドゥが確定済み(体力の衰えが顕著であったパーカーから、高さと強さを持つAJ・エドゥに替わるだけでもアップグレードといえる)、これだけでも勿論とても大きい、

 この上に、来季の群馬、もし中山の補強が叶っていたならば、恐らく「スーパーチームが爆誕」になっていたでしょう、と想像です。



 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の群馬の各選手の成績。)



 「中山拓哉(秋田)、「直近4年間の成績」。

 (30分換算EFF[12.15→13.30→11.52→12.47]
 (出場時間[21:40→25:53→22:08→25:20]
 (30分FG試投数[6.28→6.26→6.96→6.79]
 (TS%[52.8→54.0→46.3→50.8]
 (30分アシスト[4.23→4.65→4.38→4.83]
 (A/TO[2.80→3.09→2.80→2.29]
 (30分スティール[1.87→1.95→1.59→1.62]
 (30分OR[1.46→1.83→2.19→1.40]

 (「OR」とは「オフェンスリバウンド」のこと。)


 【もし、群馬が中山の補強が叶っていたならば…?】
 (数字は「30分換算EFF」です。)

 藤井(20.38→17.10→16.79→12.50)
 フリッピン(10.44→9.02→12.73→10.97)
 中山(12.15→13.30→11.52→12.47)
 辻(13.06→10.88→9.86→11.71)
 細川(6.80→7.84→5.84→5.67)

 中村拓人(7.43→7.63)



 そう、いま、数字(データ)を見て頂けてたら、恐らく伝わるかなですが、中山って、「得点面以外のあらゆる能力が高いレベル」なんですよね。
 「パス・ハンドリング」「スティール」「オフボール」が卓越していることはよく知られていますが、中山の稀有さは、「リバウンド能力」でもあります。とりわけ「OR能力」(オフェンスリバウンド)を併せ持つバックコートの日本人選手は、あとは恐らく、「ベンドラメ(SR渋谷)、磯野(B2熊本)」くらいでしょう。

 それ故に、得点面が「D」程度の能力値で、FG試投数の30分換算も「6本台」にとどまるにもかかわらず、30分換算EFFが「11.00~13.50を計算できる」(オールスターレベル。中山の場合、得点面に目を瞑れば「日本代表レベル」といってもよい)訳です。
 とりわけ特筆が、「2023-2024」です。このときの中山は、最初の7試合が、自身もチームも「歴代最悪レベルの不本意なパフォーマンス」でした。そこから驚異的な巻き返しを示して、最終的には「11.52」と、例年通りの期待値に持っていった。これって、とてもすごいことであると思うのです。


 で、中山の持ち味が最も活きるのは、かなり先述でも言及したかなですけど、「隣でデュオを組むPGorSGに、スコアラーがいるとき」です。秋田時代、古川がいたから、なおさらの最高の輝きを放てていた。
 で、群馬だと、「隣にいるスコアラー」だと「藤井、辻、細川」がいます。それでいて、群馬(というか、カイル・ミリングHC)は、「まずは攻撃的守備を志向する」。中山にとって、理論上は最高に輝ける環境である訳です(専用練習場もありますし)。

 正直に述べれば、中山が「生涯秋田を決断したこと」は、シンプルにとても嬉しい。でも、「優勝したい」と、群馬に移籍を選んでたならば、自分は「いや、むしろ当然の決断である」と感じたでしょう。



  (中山の補強時)       (今回[中村拓を補強])
 PG(藤井/フリッピン)     (藤井/中村拓)
 SG(中山/辻)         (フリッピン/辻)
 SF(T・ジョーンズ/細川)    (T・ジョーンズ/細川)
 PF(ブラックシアー/第3外国人) (ブラックシアー/第3外国人)
 C(AJ・エドゥ/谷口)      (AJ・エドゥ/谷口)


 で、「今オフ(来季)の群馬」。移籍がほぼ確実視されていたフリッピンの残留に成功したこともあり、残留した4人の有力日本人選手、そう、「藤井、フリッピン、辻、細川」、この4人だけでも、実にとても強力です
 4人が強力であるのは、見た目の数字だけではない。それぞれに、何らかの強力な持ち味があります。
 ただ、現代バスケで、ローテーションを回そうと思うと、「あと1人が足りない」。今季の群馬は、八村阿蓮(八村弟)が、いわば「合っていない」感じが否めずで、これと「パーカーの体力面の衰え、はっきり述べれば『長くて20分限定』」が障壁になり、「CS1回戦敗退」の大きな要因でした。

 足りていない「あと1人」が、どうしても欲しい。細川を控えSFに回して、ハンドラーでもオフボールでも輝けて、複数ポジションに対応できる存在、だから恐らく、中山が欲しかった。



 はっきり述べます。今オフ(来季)の群馬、「PG/SG/SFをローテーションで切る日本人選手を、『5人』をどうしても欲しかった」が伝わること。
 これに加えて、外国人も、ブラックシアーに「推定で2.5億円」。トレイ・ジョーンズも擁しています。で、今季はティーマンに「2億円以上」(一説には4億円とも)を充てていました。ブラックシアーの補強で、今季はティーマンの個所であった「第3の外国人」は、不透明な感じがありますが、それなり以上の良質のビッグマンを恐らく充てるでしょう。
 そう、


 今オフ(来季)の群馬は、『来季にオールイン、Win Nowの姿勢』といえる。そう、『2026-2027のB.革新の導入からは、サラリーキャップが導入される』と『ただでさえ、今季の時点で、年齢構成がやや高めである』ことをも含めて。
 そう、『総年俸で無理をできる来季に、なんとしても優勝したい』こと。これに加えて、来季は『A東京に、陰りが見え出している』ことや、『宇都宮は、年齢構成の高齢化が、さすがに限界点を迎えるだろう』ことに照らすと、『なおさらに、来季こそが最大のチャンスである』と。


 それ故に、(恐らくだが)中山の補強に全身全霊を注いだし、中山の補強に失敗した後も「プランB」をなんとしても成功させようとしたのだと。
 (あとで改めて述べるが、今回の中村拓人の補強は、よくも悪くも位置付け的には「プランB」の域を出ない。)











 「なんとしても、来季に『オールイン』『Win Now』をするんだ!という、すさまじく強い熱量。」
 今オフの群馬の動きは、これは、いまリンク添付させて頂いた、「NBAのオーランド・マジックの動きに、相通ずる」のです。

 そう、今オフにマジックは、
 「デズモンド・ベイン(メンフィス・グリズリーズ。SG。3Pを得意とするスコアラーとして知られる)」を、「主力選手2人+ドラフト指名権5枚」との交換トレードでの大型補強を決行して、NBAファンを驚かせました。


 それも、どうやら、水面下で周到に準備をして、「なんとしてでも、ベインの補強をやり遂げる!」と。なぜ、マジックが「ベインの補強にこだわった」かは、リンク添付のYouTube動画(とってもわかりやすいです!)、あるいは「NBA Sporting Newsの分析」とかが、特に伝わりやすいかなです。
 なるほど確かに、マジックの手持ちの主力選手の組み合わせ的に、ベインだと「ほぼ完璧に、パズルがカチッとはまる」感じです。
 これに加えて、このベインのトレードの補強のポイントは、「次チームの若手選手を誰1人流出させることなく、トレード補強に成功した」「不良債権化していたKCPを、うまく放出できた(コール・アンソニーは、サラリー合わせ的に泣く泣く犠牲にした感じ)」、この意味でも、うまい補強といえます。

 「ドラフト指名権5枚は出し過ぎである」と、よくいわれていますけど、自分はそうは思いません。
 「次球団の若手有望株(いわゆるプロスペクト)である『ダ・シルバ』『A・ブラック』の流出を防ぐため」「どうしても、KCPを放出したいため」と考えると、結果的に5枚になった(いま挙げた2つのことで、恐らく指名権が3枚ほど加算されたイメージ)のだと。


 で、ベイン、これほどまでに、補強球団側に熱烈に歓迎されるだなんて、「選手冥利に尽きる」といえるでしょう。そう、「必要とされること」こそ、何よりもとても大切なことなんだよ!と。

 これほどまでに、マジックが「『ベイン』を『いまというタイミング』での補強にこだわった」のは、なぜか。
 勿論、「ベインが持つ資質能力」が最大の理由ではあるのですが、マジック目線での、NBAの東地区の事情があるからもあります。そう、


 ボストン・セルティックス(ジェイソン・テイタムが来季を全休がとても濃厚で、弱体化がほぼ確定。)

 ミルウォーキー・バックス(デイミアン・リラードが来季を全休がほぼ濃厚で、弱体化の気配が。これを受けてか、大エースのヤニス・アデトクンボにトレードの噂が、既にとてもヒートアップに。)

 ニューヨーク・ニックス(今季終了後に、HCのトム・シボドーを解任。で、後任のHCをまだ決定できていない。これに加えて、主力の1人であるミカル・ブリッジズが契約延長問題を抱えていて[しかも暗礁に乗り上げているとも]、これが破談になれば、一気に空中分解リスクが。)


 そう、

 群馬(「A東京」「宇都宮」などが、「弱体化リスク」を抱えている)
 マジック(「セルティックス」「バックス」「ニックス」等が、「弱体化リスク」を抱えている)

 それ故に、「来季こそが最大のチャンスである」の判断になると。
 勿論、マジックの場合は、「パオロ・バンケロ」という「若き絶対的エースを擁しているから」が、とても大きいかなですけど。



 で、群馬。はっきりと、きついことを述べます。

 今回の、群馬の中村拓人の補強は、あくまでも『プランB』にすぎない。勿論、中村拓人自身は、『ある程度の出場機会は見込める』と思われるが、『15分程度は見込めるかなだが、それ以上の出場時間となると、自ら勝ち取ることに尽きる』である

 そう、確かに結果的には、広島時代のかつての恩師である、カイル・ミリングHCの下でプレーできる。だけど、「もし群馬が、『プランA』である『中山拓哉の補強』に成功できていれば、中村拓人の群馬入団は、恐らくまずなかった」と考えてよい

 その場合でも、中村拓人は、どこかへの移籍入団にはありつけていただろうとは思われる。仮に『中山が群馬に移籍した場合』でだと、

 秋田(シンプルに、正PGが『質と量の両面で』不在になる)
 SR渋谷(この2年で控え選手を盛大に干した負の影響で、選手層が薄くて頭数自体を必要としている)

 恐らく、いま挙げた2球団のいずれかには、移籍入団が叶っていたであろうとは思われる、とはいえその場合は、「一選手として買い叩かれての移籍入団になる」になっていた可能性がより高いだろう。

 繰り返すが、中村拓人が群馬に移籍入団できたのは、「あくまでも、プランBにすぎない」「あくまでも、結果論の域を出ない」。


 そう、違和感の対象はあくまでも、中村拓人自身の「4年契約の2年目の残留契約のサイン・リリースに応じてから、やっぱり移籍したいです、と言い出したこと」、つまり「手順を間違えたこと」であって、群馬が中村拓人の補強ありきではじめから動いていたことは、「自分は正直、そうは感じない」のです。
 確かに、年齢構成の高齢化に悩まされている群馬にとって、中村拓人の「来年の3月で25歳」という若さは、とても魅力といえます。
 ですけど、「見込めるEFF」「できるプレーの質や幅」に照らせば、明らかに「中山≧≧≧中村拓人」であるのです。

 そう、心情的には、「群馬ブンドラゴンフライズ」と表現したい気持ちは、そりゃあもう、よく理解できます。ですけど、繰り返しになりますけど、群馬の目線でいえば、中村拓人は「あくまでも、プランBにすぎなかった」であること。


 ですので、いわば、中村拓人は「プランBとしての補強入団であり、それなのに、すさまじいバッシングに遭う」(群馬のファンが、結構歓迎の姿勢であることが救いではあるが、「マジックにとってのベイン」「横浜BCにとっての安藤誓哉」ほどの熱量ではない)の感じで、「なおさらにかっこ悪い」になってしまってる感じが否めない、と映ってます。



 では、中村拓人の群馬での起用法は?ですけど、


 PG(藤井/中村拓)、SG(フリッピン/辻)、SF(T・ジョーンズ/細川)
 PF(ブラックシアー/第3外国人)、C(AJ・エドゥ/谷口)

 という感じで、そう、「ローテーションの1人としては、まず確実に起用される」と読んでいます。で、PG/SG/SFの中で、最もサイズが小さいことをも含めて考えると、恐らくは「基本的にPG1本での起用になる可能性が高い」でしょう。

 で、「少なくとも、15分程度の起用は見込めるだろう」と。ですけど、それ以上の起用を勝ち取れるかは、「中村拓人が、自分で勝ち取っていくに尽きる」が、自分の正直な解釈です。




 で、中村拓人、直近の2年の「30分換算EFF」は「7.43→7.63」です。
 現況に照らせば、残酷な表現が許されるならば、そう、「過大評価」(宇都宮の鵤も、少なからず「過大評価」といわれがちだが。逆に中山は「The・過小評価」といえるでしょう)であるといわざるを得ないかなと。

 先述でも言及させて頂きましたが、同じ世代の最大のライバルである「島谷(北海道)」は、「30分換算EFF」で「9.56→11.09」です。
 そう、来季の中村拓人に求めたい数字のラインは、「30分換算EFF」で「10.00」に到達を叶えること!と。最初の20試合程度で、この数字のラインに乗せられれば、「正PG」を、あるいは「20分以上の出場時間」を与えようか、にでき得るかなの感じです。

 というか、「10.00の到達」は、「CSレベルの球団での正PG」を務めたいならば、「最低限の要求ライン」であるといえます。これほどまでの「遺恨」「波紋」「ハレーション」を生じさせてしまった以上は、なおさらに、
 「結果的に、群馬の補強が、(中山ではなくて)中村拓人でよかったよね」と思えるパフォーマンス、数字を叩き出せること、これに尽きます。



 なんだか、想像以上に、とてもすさまじい表現を少なからず用いた感じで、とても申し訳ない感じでもありますけど、でも、そう、「『ほんものの怒り、悲しみ』を、どうしても伝えずにはいられなかった」が、正直な感じとしてあってと。

 だからこそ、です。

 結局は、中村拓人自身が、『批判を称賛に変える』ことを、プレーで証明するに尽きるんだよ!
 だから、誰よりも人一倍に努力し続けよう!『努力に勝る天才なし』『全身全霊』という言葉が実際にあることに照らすとなおさらに!
 自分で道を切り拓くに尽きる!自分で正PGを、20分以上の出場時間を勝ち取って、それで勝利に、ファイナル進出や優勝に導くことこそが、『批判を称賛に変える』ことに結び付くから!










 …と、ここまでを書き上げたところで、こんな素敵なインタビュー記事が。
 女子のWJBL、長くスター選手として活躍してきた、本川紗奈生さんの、引退記念インタビュー記事です(シャンソン化粧品→デンソー。とても素敵な記事なので、1人でも多くのバスケファンに読んで欲しいです!)。

 自分がこうして、日本国内のバスケに目を向ける、大きなきっかけになった1つが、2010年の「札幌山の手(北海道)の、高校三冠の達成」でした。
 その中心にいたのは、確かに町田瑠唯(現富士通)です。でも、町田、長岡萌絵子(現トヨタ紡織)と共に、本川のオールラウンド性と勝負強さ(クラッチ能力)こそが、札幌山の手を勝利・優勝へと導く大きな一助になっていた。
 そう、本川さんは、1人のバスケファンとして、「思い入れが強い人物の1人」であるのです。

 プロ入り後も、「2016年のリオデジャネイロ五輪での日本代表の12人枠入り」「WJBLでの、4回のベスト5選出」「2024年の皇后杯の優勝」など、長く女子バスケを代表する存在であり続けてきました。
 ナチュラルポジションはSGですが(高校時代はPFであった)、「PG~PFならば、どこでも対応可能である」、すさまじい汎用性は、まさしく唯一無二であったといえます。だからこそ、引退までの14年間、第一線のまま駆け抜けられたのだと。


 で、今季終了を以て、引退を決断。まさしく「惜しまれて去る」、自分は正直、「かっこいい去り方だな」と感じます。
 本川の魅力って、その万能性や勝負強さもですけど、「裏表がない人間性」でもあるんですよね。だから、多くのバスケファンに愛されてきた。
 (なぜか、トム・ホーバスさんからは、いつしか「絶対に本川を呼ばないマン」になった感じですが…。)

 この、「裏表のなさ、誠実さ」は、今回リンク添付させて頂いてるリンク添付記事にも、とても現れています。



 で、中村拓人。かくいう自分も今回、正直、とても激しい言葉で批判、バッシングをした個所も、正直あります。
 いまは正直、「針のむしろ」「すさまじい逆境」と想像です。ですけど、いやだからこそ、いつか現役を終えるときに、

 『あのことが、あの逆境があったから、自分は長くプロバスケ選手であり続けられた、より成長できた、完全燃焼できたと思える』。『反省はしているが、後悔はしていない、とはっきりといえる』、であって欲しい!

 このことが、「1人の人間」「1人のバスケファン」として、正直に伝えたいことです。


 だからこそ、そう、中村拓人よ。

 やるからには、1つ1つの試合、1つ1つのプレーに、『全身全霊で』『魂を燃やす気持ちで』『後悔しないと思える感じで』臨んで欲しい!
 こうしてバスケを続けられることは、当たり前ではない!
 (例えば今オフでも、藤原[B2神戸→?]などが、移籍入団先が見つからずに苦しむを余儀なくされている。藤原は「今季、B2での「30分換算スティール数」が「日本人でno.1」であるので、なぜこれほどに評価されていないのか?と正直映るが。)
 だから、『バスケができることに感謝をする』を忘れないで!『批判を称賛に変える』ためには、自分自身で道を切り拓くしかない、そう、『批判を称賛に変える』景色が叶うことを、自分を含めた多くのバスケファンが、きっと望んでいるはずだから!



 はい、想像以上にとても長くなってしまって、それに辛辣な表現が少なからずの感じで、とても申し訳ないですけど、「伝えたいことの真意」が伝わっていますように、です。
 そう、「ファンあってのバスケットボール」、とりわけ、「子どもに愛される日本バスケ界」であって欲しいから!と。今回の中村拓人の一連の電撃移籍劇のことが、「日本バスケ界が、特に契約関係のことのルール整備が、より望ましい感じでなされますように。『B.革新』の実現は、このことが何よりも大切な大前提である、と強く感じますから」が、1人の人間、1人のバスケファンとしての、いまの正直な想いです。


 では、「今回の、中村拓人のこと」と同等以上に、今回のnote記事で、「自分が最も伝えたいこと」へと、話を進めます。



 今回の「中村拓人の、一連の電撃移籍劇」は、問題の本質は「契約のシステム・ルールの欠陥」であり、単に個人の問題ではない。
 諸悪の根源は「RS・CSの不断の試合を進めながら、他球団への移籍交渉が可能である」独特の契約ルールにある。このような悪法は、「NBA」「野球のNPB」でさえ存在してない!
 それと、Bリーグの各球団は、「開幕時ロスター決定の公式発表時」に、「各選手の現行契約での残り契約年数及びオプションの明示」をマストにするであって欲しいです!



 およそ1年前、「2024年6月17日」。自分は、
 B1の各球団は、『選手の残り契約年数の公表をすること』が、企業の社会的責任(CSR)だと強く伝えたい!
 のタイトルの記事を、綴らせて頂きました(後半部分が有料の記事になっていますが、「契約年数の公表の必要性」「契約関係のルール整備の重要性」の個所は、無料部分になっています)。


 どういうことかは、これから話を進めさせて頂きますけど、先述でも少し言及させて頂きましたけど、
 『NBAの選手名鑑(特にダンクシュート版)』と、『Bリーグの選手名鑑』では、『読み応えのボリューム感が全然違う』のです。

 これは、「NBAの選手名鑑」は、「その選手の特徴・実状を、いわば『ほんとうのこと』を言う」に対して、「Bリーグの選手名鑑」は、これは恐らく、「どの選手にだって、応援しているファンが絶対に存在している」(たとえ出場時間が「ほぼガベージタイム」の選手であろうとも。例えば、今季の谷口[島根。来季から群馬]や、ラシード[京都。この場合、千葉J時代]とかが該当)であるが故であるのか、「当たり障りのない特徴紹介。文章量も必ずしも多くない」って感じなんですよね。要は、「Bリーグの選手名鑑」って、「嫌われたくない」を隠し切れてない感じなんですよね


 勿論、そう、「Bリーグの選手名鑑」も、一定以上の読み応えではあるのです。それに現実論として、選手名鑑の存在は、特に生観戦のときにはとても役に立ちますのでね。
 ですけど、そう、「Bリーグの選手名鑑」、何かが物足らないと感じる、その大きな1つが、「現行契約がいつまでか(オプション形態を含めて)が、書かれていないから」です(年俸はデリケートなことですので、選手名鑑に明記するのかは異論があるかもだったりですが)。









 はっきりと述べます。いま、いくつかのリンク添付を、矢継ぎ早にさせて頂きました。これは、いまの時期的に、順番に、Bリーグの各球団の公式HPがメンテナンスになっている関係から、こう対応せざるを得なかった感じも、正直あります。


 何を伝えたいのか。まず、今オフ、現時点で、大阪や滋賀などが「開幕時ロスター完成の公式発表」をしています。
 ですけど、滋賀は「複数年契約の1年目」「複数年契約の2年目」ということは言及してはいますが、ファンが知りたいのは「具体的な契約年数、及びオプションがあるかないか」であるのです。
 何も情報を示していないよりは、確かにましではあるのですが、「『ほんとうに知りたい』ことには、応えているとはいえない」こと。

 より酷いのは、「大阪」。「今季開幕時ロスターが完成しました」、それだけなのです。
 「契約年数の公表をしていない」は勿論のこと(勿論、悪い意味でね)、「どのようなバスケスタイルを目指すのか」の説明も、全くしていません。


 尤も、「開幕時ロスター完成」を公式発表していない球団も、多くいます。自分に言わせれば、「『開幕時ロスター完成の公式発表をする』という、そういう最低限のことさえも、できないのか?」と(きつい表現をさせて頂ければ、「1+1=2さえ答えられない人間であると同義である」といってよい。そのような球団が、「B.革新で、新B1(Bプレミア)に名を連ねる球団を名乗って欲しくない」と。



 で、「開幕時ロスター完成」時に、特に「チーム編成の意図の説明」、これは「どのようなバスケスタイルを志向するのかの説明」をも勿論含んでいますけど、これを特に丁寧かつ誠実にしている部類の球団が、「広島」及び「茨城」です。ですので、今回のことの「被害者側の球団」が「広島」であることは、1人の人間として、正直とても心が痛む感じがあります(尤も、先述でも言及させて頂いたように、広島側の対応・立ち回りにも落ち度がなかった訳ではない。特に「中村拓人に4年契約って、契約を全うする過程で不良債権化していた可能性も低くない訳で」と。

 そう、「どのようなバスケスタイルを志向するのかの説明」もですし、「どの選手に、どのような役割を期待しているのかの説明」をする姿勢も、とても重要であると映るのです。


 ですけど、ここにリンク添付をさせて頂いた「広島」及び「茨城」も、実は「開幕時ロスター決定時」に、「志向するバスケスタイル」「各選手への期待する役割やプレー」の明示はしていますけど、「各選手の現行契約での残り契約年数及びオプションの明示はしていない」のです。


 「ファンあってのバスケットボール」「ファンあってのプロバスケ球団」。

 自分は、いままでのnote記事で、何回も繰り返し、それこそ「くどい」ほどに、「ファンあってのバスケットボール」を強調し続けてきました。


 (1)「志向するバスケスタイルの明示」
 →「現実社会でいう、『ビジョン』『ミッション』の明示、と同義!」

 (2)「各選手に期待する役割・プレーの明示」
 →「どのような選手であるのかの『選手としての特徴』を知る一助にもなる!また、『なぜこの選手と契約したのかに、より説得力を持たせる』一助にもなる!」

 (3)「各選手の、現行契約での残り契約年数(いつまでの契約期間であるのか)、及びオプションの明示」
 →「『志向するバスケスタイルの明示』と共に、これが最も重要!これにより、どこが要補強ポイントであるのかをより可視化しやすくできる意味でもと!
 ましてや、ここ4年ほどで、いわゆる「個推し(特定選手推し)のバスケファン」が加速度的に増加傾向にある。そういったファンは、比率的にももはや無視できない域になっている意味でも、「現行契約がいつまであるのか、オプションはあるのか、オプションがある場合はその種類が何であるのか」の明示は、「現実社会でいう説明責任と同義である」といえる!」



 そう、自分が把握できている範囲内ではありますけど、日本のバスケリーグ、つまり「Bリーグ」(この場合、B1の球団に絞らせて頂きますけど)の球団で、


 「開幕時ロスター決定の公式発表」の際に、
 (1)「志向するバスケスタイルの明示
 (2)「なぜ、この選手を補強・残留させたのか、及び、各選手への期待する役割・プレーの明示」
 (3)「各選手の、現行契約での残り契約年数の明示、及び、オプション付与の種類や有無の明示
 →((2)はともかく、)(1)(3)の2要素を共に明示している球団がゼロ!(1)(3)の2要素の明示は、現実社会でいう「ビジョン」「ミッション」(いわゆる「企業理念」)の明示と同義であり、プロバスケ球団として最も重要な事項であると考えるが!



 そう、先述の「中村拓人の電撃移籍劇のこと」で、2020年に起きた、「町田のネットいじめ自殺事件」のことを引き合いに出しました。で、自分は、自分自身の人生で、「いじめ」に苦しみ続けてきたことも、いままでのnote記事でも何回か言及させて頂いてきました。

 「いじめ」に苦しんできたから、「されてきた側(やられた側、被害者側)のつらさ、悲しみを、誰よりも人一倍に知っている」こと。
 そう、いじめられて、心がズタボロにされているとき、先生や親に「どのように接して・対応して欲しいのか」を、知っている・学んでいる。


 そう、とてもきつい表現になって申し訳ないですけど、「いじめ」の事象が悪化するときって、(自分も実体験の1つとしてありますが、)
 「『教員(担任など)』『親』『級友』の対応が、『被害者』と同じ目線にできてないとき。」
 なんですよね。そう、


 「志向するバスケスタイルの明示」
 「各選手の、現行契約での残り契約年数の明示、及び、オプション付与の種類や有無の明示」
 →この2つを同時に明示できないは、
 「球団側が、ファンと同じ目線にできてない」と同義ってこと!
 →それに、「志向するバスケスタイルの明示ができない」って、いや、「プロバスケ球団だって、1つの企業でしょう?」である訳で、「企業理念がありません」って、それってまずくないですか?と。



 そう、何がを伝えたいのかと申しますと、

 Bリーグ(特にB1)の球団は、『開幕時ロスター決定時』に、『選手の契約年数の公表(明示)』を義務付けて欲しい!(後述で言及するが、豪州NBLは全10球団がこれができている!)
 年俸だと確かにデリケートかなだが、契約年数の公表は、『メリットの方がよほど大きいはず』だし、そもそも論で『ファンあってのバスケットボール』に照らせば、『契約年数の公表をしない、合理的な理由はない』でしょう?


 そう、ファン目線で言わせれば、欲しい情報は「複数年契約」ではなくて、「2年契約」とか「3年契約」、つまり「より具体的な契約年数」である訳です
 より深く述べれば、例えば、「3年契約で、3年目が相互オプション(Mutual Option)」であるならば、契約締結で合意の公式発表の際に

 「なお、今回の合意の際に、3年契約(2028年まで)で、3年目がMutual Optionの契約形態での合意になっております。」

 という、より具体的で、できるだけわかりやすい契約形態の発表をして欲しいよ!である訳です。
 そう、「オプションの明示」もとても重要である訳で、ここで示させて頂いた例だと、

 「契約保証期間(2027年まで)。契約最終年は、移籍の可能性がある。」
 (という、ファン側の目線だと、そういった「心の準備」ができる。)

 である訳です。


 そう、きついことを述べさせて頂きますと、

 (広島を含めて、)Bリーグのほとんどの球団が、『選手の現行契約がいつまでであるのかの明示(勿論、オプションを含めて)を頑なに[かたくなに]してこなかった(すっと怠り続けてきた)、今回の中村拓人の一連のことは、このツケが来たのだと。
 Bリーグ、日本バスケ界は、いままで『契約についてのルール整備』を充分にしてこなかった。いつかまずいことが起こるのではの危惧の想いは、漠然とながらあったのだが、今回の中村拓人のことは、『感覚的には、想像以上によろしくないことが起きた』の感じである。

 (ただし、群馬をあまり大きく責めることは、筋違いであるとも正直感じている。時系列的に考えれば、『プランAは別にあった[≒ほぼ中山であると考えてよいだろう]、それが破談になったから、選手編成バランスの関係でプランBの必要性に迫られた』であって[勿論、カイル・ミリングHCを通して、中村拓人の特徴は把握していたと想像ではあるが]、裏で話がつながってたは、ただの感情論にすぎないかと。
 それに、現時点での中村拓人は、裏で話をつなげられるほどの領域に、そもそもない。30分換算EFFは「7.43→7.63」であり、優勝を目指す群馬からすれば、現況では「第2PGのレベル」でしかないからだ。)

 これが、正直な感じなんですよね。




 そう、
 「Bリーグは、(『B.革新』に向けてだとなおさら、)『選手の残り契約年数の公表をすること』が『企業の社会的責任(CSR)』、というか『使命』『マスト』である!」
 これを、ちょうど1年前、「2024年6月17日のnote記事」で綴らせて頂きました。



 で、このオフに、note及びXで、いまリンク添付させて頂いた「kellyさん」を、フォローさせて頂きました。
 簡単に述べれば、「豪州(オーストラリア)のバスケ事情に、恐らく最も詳しい人物」です。自分自身、1人のバスケファンとして、kellyさんから学ばせて頂きたいですと思うことが、正直いくつもあります。

 で、いまリンク添付させて頂いた記事は、「豪州NBLの『契約関係のこと』」についてです。このリンク添付記事、マジでとても濃密ですので、1人でも多くのバスケファンに読んで欲しいです!、はい。






 なぜ、「豪州NBL」と表記しているのか。
 「豪州」とは「オーストラリア」のことです。
 で、「NBL」というのは、「National Basketball League」の頭文字から。

 (ちなみに、「韓国KBL」は「Korean Basketball League」。
 「中国CBA」は「chinese Basketball Association」です。)




 で、「2024年6月17日のnote記事」のトップ画像にも使用させて頂いていて、いままでの自分のnote記事でも、恐らく何回か使用させて頂いている、この「NBL Contract Tracker」(SpatialJamさんの)。
 そう、「全10球団」が収録されています。




「豪州NBL、選手契約表、その1」(イラワラ・ホークス)。
今季(2024-2025)の豪州NBLの優勝球団。
目立つのは、主力との長期契約。
豪州NBLは、「契約年数の最長が3年間」ですが、中心選手である
「Tyler Harvey」(米国人。PG/SG。2020年から所属。2027年まで、残り2年)
「William Hickey」(PG/SG。2027年まで、残り2年)
「サムソン・フローリング」(C。元北海道。2019年から所属。2028年まで、残り3年)
と、コアメンバーをあと2年は確保が確定の状況。
Harveyが「名誉生え抜き」的な存在になってることが、特に大きい感じ。



「豪州NBL、選手契約表、その2」(アデレード・36ers)。
読み方は「サーティシクサーズ」とのことです。
今季、「パース・ワイルドキャッツ」で8年間プレーして、
パース&豪州NBLの「生ける伝説」であった「ブライス・コットン」(PG/SG。米国人)を
電撃補強(3年契約、3年目は「Mutual Option」)。
これに加え、「モントレズ・ハレル」(PF/C。元クリッパーズ等。NBAに8年間、515試合出場)
を「1年契約」で残留に成功、さらに
「ザイラン・チータム」(PF/SF/C。今季は名古屋D)を「1年契約」で補強。
さらに、自国選手(豪州人選手)も
「Dejan Vasiljevic」(SG)が「2027年まで、残り2年」、
「Issac Humphries」(C)が「2027年まで、残り2年」であり、
「代表レベルの自国選手が2人+とても強力な外国人選手が3人」、つまり
「コットン-Vasiljavic-チータム-ハレル-Humphries」という
「すさまじい、先発の5人」の形成に成功してます。
(今季は「6位」でしたが、来季は恐らく優勝候補と想像です。)



「豪州NBL、選手契約表、その3」(シドニー・キングス)。
最大の中心都市を本拠とするので、勿論に「有力球団の1つ」であり、
直近の5年間でも優勝が2回(2022年、2023年に2連覇)。
しかし、直近2年は「PO1回戦で敗退」。
覇権奪還が大目標の今オフ。目玉の補強は
「マシュー・デラベトバ(PG/SG。NBAに9年間、479試合に出場)」
「Kendric Davis(PG/SG。今季はアデレードで、アシスト王&得点数2位)」
の強力ガードコンビを形成。
中心選手は「ゼイビア・クックス(PF。元千葉J。NBAに10試合出場)」。
2019年から(23-24を除いて)、シドニーのいわば「名誉生え抜き」。
選手編成を見る限り、Cに有力外国人が欲しいイメージ。
「Shaun Bruce」(PG)という「名誉生え抜き」が「裏キーマン的な存在」。
レギュラーは2年目の「20-21」のみだが、
そう、豪州NBLの現行は「コスパ優良なロールプレイヤーの重要性」を垣間見る、
ある種の象徴的な存在といえる感が。




先程に添付させて頂いた、「豪州NBLアデレードの今オフ(来季)の
選手の契約状況」を、手書きで改めて示させて頂いた写真です。
[外]は「外国人枠」、[MO]は「Mutual Option」。
「Mutual Option」は、「選手・球団の相互オプション」の意味です。
豪州NBLでは他に「Player Option」「Team Option」がある。
また、豪州NBLではないようですが、野球のMLBでは
「Vesting Option」という契約形態もあります。



 そう、今回の中村拓人のこと。勿論、中村拓人自身に、結果的に出会っても、落ち度はよりある訳です。ですけど、

 「今回の中村拓人のケースは、『想像している以上にマイナスのケース』であるといえる。でも、問題が噴出したのが、今回の『中村拓人』であっただけのことであり、『Bリーグの現行の契約ルールの稚拙さだと、いつか何らかの問題が起こり得る』の危機感は正直あった
 いわば、今回の『中村拓人』のことは、『起こるべくして起きた』といえるのだ
 それに、繰り返しになるが、落ち度を起こしていたのは『中村拓人の側』だけではない。『広島の球団の側』にも落ち度はあった。両者に落ち度が起きたのは、『現行の契約ルールに、そもそも論の問題があるから』だ。」


 そう、ずっと自分は、1人のバスケファンとして、Bリーグの現行の契約ルールに、強い違和感を抱き続けてきました。


 (1)「契約年数が公表されないことがほとんどであること。オプション形態だとなおさら。
 (例えば2022年、マカドゥ[当時、SR渋谷]が、「信頼できる海外情報」では「2025年までの3年の契約延長」の報道であったのに、球団側の公式発表は「来季も契約継続」、ただそれだけ。「知りたい情報に応えていない」も同義って感じで、「激しく強い違和感」があった。)

 (2)「オフのときの移籍は、とても活発な傾向である。えっと驚く移籍劇も、少なからずで起こる。
 でも一方で、シーズン途中の(日本人選手の)移籍は、年に片手で数えるほどである。いざ開幕して、弱点が表面化しても、それを修正する補強が事実上できてない現況があるし、選手側でも、飼い殺しに陥ったら、そこから事実上抜け出せないこと。
 (特に負の印象の1つが、「2022-2023」の、「葛原(当時、FE名古屋)」のケースだ。守備型であることを評価しての補強であったが、いざ開幕すると、「長くて12分程度」の限定的な出場機会がずっと続く。
 当時、FE名古屋は、B1への昇格1年目であり、しかも失点数に苦しんでいた。なのに、貴重な守備型である葛原を、なぜか起用しない矛盾がずっと続いた。
 最終的に葛原は、「出場試合が43、うち『出場時間が12分以上』が、わずか4試合」にとどまり、1年で退団になった。
 年末の時点では、出場機会がとても限定的で、いわば「ミスマッチの状況」が明らかであった訳だから、よりニーズがある他球団[これはB2球団でもよい]への途中移籍が叶っていれば…と、正直考えさせられた。)

 (3)「いわゆる、名目上の『トレードデッドライン』は存在しているが、例年、少数の球団が外国人選手のテコ入れに使うにとどまっていて、『修正のマーケット』になっていないこと。NBAが『トレードデッドライン』がとても活発であることに比して、あまりにも対極であること。
 ((2)と同上。「バスケの1年のシーズンは長いと映る」一方で、「選手にとって、選手生命の中での1年は、とても貴重である」とも映る。ましてや全盛期の時間だとなおさらに短い。そう考えると、「トレードデッドライン」が有名無実の現況は、より望ましいとはいえない感じが。)

 (4)「来季に向けての契約交渉、これは残留交渉のみならず、移籍交渉までもが、(あくまでも理論上はだが)年明け早々から可能である現行ルールなこと(実際、2月の中断期間に突入したら、その瞬間に移籍交渉が開幕になるといわれている)。
 シーズンの契約延長交渉ができることは、あって然るべきと考えるが、シーズン中に来季に向けての移籍交渉ができるのは、NPBやNBAでさえない(というか、あり得ない)ルールである。『空中分解リスク』を内包するルールは、欠陥ルールといえるのでは?






 いま示させて頂いた、(1)~(4)の4つのこと。いずれのことも、とても強い違和感ですけど、

 今回の、中村拓人の一連の電撃移籍劇」を誘発した大きな要因は、第1の要因(最大要因)が(4)のこと、第2の要因が(1)のことである。

 これが、自分の正直な解釈です。これに加えて、

 今オフのクリストファー・スミス(千葉J→恐らく広島?)の特殊ケース、つまり『恐らく、帰化申請中の選手の帰化合格待ちによる、イレギュラーな契約』を除けば、『移籍先からは後日に別途で正式発表』(いわば、(5)のケースといってよい)、これもNBAではまずないよね?と。
 書類上の理由とかで、後日に別途で正式発表は、そりゃあゼロではないかもだけど、後日に発表というのが、Bリーグはあまりに多すぎないか?と。
 
 さらに述べれば、今回の中村拓人の一連の電撃移籍劇が、ファン側のハレーションの増幅になった大きな要因の1つが、この(5)のケース、つまり『移籍先(この場合、群馬)からは後日に別途で正式発表』であったこと。
 ややこしい移籍のケースであることは明らかであった意味でも、なおさらに、『広島と群馬で協議して、正式発表の日程を合わせる』ことができていれば、ハレーションはせめてもう少し小さくできたのでは?



 そう、何を特に伝えたいのかと申しますと、

 『Bリーグ』『日本バスケ界』は、『B.革新』に向けての『契約のルール』の改良を、一刻も早く、選手会側と真正面から緊密に話し合い・協議をして、より望ましい在り方への改良案をまとめることがマスト。
 いまの契約システムは、『いろいろと欠陥ルールである』といわざるを得ない、これが『ある種の爆発』になったのが、『今回の中村拓人のこと』であるのだと。
 ただ、『いま、Bリーグが抱えている契約のルール・システムの欠陥は、日程のこととセットになっている』感がある。そう、『リーグ・球団側』と『選手会側』で、『日程・契約のことの、より緊密・綿密な協議・交渉』が『もはやマストである』と強く感じる!
 
 連想するのが、2004年の、プロ野球(NPB)の、いわゆる「球界再編」騒動。最終的にはこれは「選手会側の勝利」で決着したが(大阪近鉄は、東北楽天が[法律上での]新規参入扱いで実質的に委譲するで、「2リーグ12球団制」の存続で決着した)、この決着の過程では「ストライキ」を経ることになった。
 
 そう、今回の「B.革新に向けての、日程・契約の改良の必要性・緊急性の交渉」は、自分は今オフ、1日でも早く早急に交渉のテーブルに乗り出して欲しいし、はっきりと真顔で述べれば、

 日程・契約のより望ましい在り方の決着ができるまでは、来季の開幕はしなくても全然よい!『ストライキ』あるいは『ロックアウト』、むしろこの行使をためらって欲しくない!
 なあなあの『ことなかれ主義』は、もううんざりだ!現行のシステムがいろいろと破綻していることを残酷に証明しているのが、『今回の中村拓人のこと』であるといえること!
 それに、今季の京都が『33勝(勝率.550)を挙げてるのに、CS出場を叶えられなかった』って、『勝率.550で、ポストシーズンに辿り着けない現行制度は、【ハードルが高すぎて、実状に見合っていない】ことに気付いて欲しい!』が正直な本音だ!







 そう、実は「『契約のこと』『日程のこと』が、『B.革新』に向けての特に重要な課題の1つである」ことは、今オフ(7月あるいは8月)の期間を用いて、note記事で別途で綴ろうを構想している感じです。いつか是非とも別途で綴りたいと考えていますし、今回のnote記事自体が、既に想像以上にとても長い文章量(及び時間)になっていますので、ここでは深入りはできません。

 ですけど、「今回の中村拓人の、一連の電撃移籍劇の最大の本質」って、

 現行の移籍市場のルールが、理論上は『年明けの1月1日から、(残留交渉どころか)移籍交渉が可能である』こと。
 で、『実質的には、特に有力選手は、2月の中断期間から移籍交渉が水面下で始まっている』こと。

 これがそもそも「とてもおかしい」訳です!


 そう、なぜこれを強調するのかというと、いま、B1の球団数は「26球団」ありますけど(来季の球団数。ちなみに「B.革新」で再編導入される「Bプレミア[新B1]」の球団数も「26球団」です)、全26球団の中でも、広島は特に「移籍市場で、先手必勝で動く傾向がとても強い」のです。「特にとても強い」どころか、「先手必勝に前のめりの姿勢が、最も顕著である」の表現が、より「すとんと落ちる」感じです。


 今オフの移籍市場自体でだと、いわゆる「玉突き移籍の震源地」は「安藤誓哉の『島根→横浜BCへの移籍』」であったといわれています。これが「岡田の『京都→島根への移籍』」を誘発して、そこから一気に動き始めていったと。

 ですけど、今回の中村拓人のことは、恐らくは、「広島での居心地の悪化を、フロントに訴えるようになった」のは、恐らくは「2月の中断期間or3月頃?」と思われる感じですが、なんというか、「(恐らくは)疑心暗鬼的な感じになっていってた?」と想像するのです。


 はっきりと述べれば、「今季の普段の試合が進んでいる過程の最中に、来季の移籍交渉を公然と進めることが可能である」、これ、例えば、「野球のNPB」でも、さらに述べれば「米国バスケのNBA」でも「ない」訳です。

 そう、「普段の試合を進めながら、裏では来季の移籍交渉の話を進めることが可能である」って、「チームの全員が、同じ方向を向き続ける」ことと逆行している、と自分は感じるのです。
 ましてや、バスケットボールは「チームスポーツ」の意味合いが特に強いスポーツです。「5人全員が、さらにはベンチの選手をも含めた皆で、バスケスタイル・チームの勝利を創出していくスポーツ」であるのです。
 だからこそ、「同じ方向を向き続ける」がとても重要である訳ですし、バスケットボールって、「裏方さんを含めて、コート上にいる皆の息づかいが丸わかりのスポーツ」である感じですので、「あ、このチーム、雰囲気が良化している・悪化している」が、手に取るようにわかる感じであるのです。



 そう、

 「普段のシーズン中に、来季に向けての移籍交渉ができるシステムは『悪法』でしかない!そうであれば、試合は試合、契約交渉は契約交渉と、それぞれに集中できるシステムへと改良できるようにする。」

 が筋論でしょう?と。



 では、どのようにすることが、より望ましいといえるのか?
 これについては、今オフのうちに別途で改めて、「日程・契約の望ましいシステム案」を綴りたいと考えていますが、


 この機会に、『契約のルール・システムの改良』と共に、『日程面、特にポストシーズンの改良』に合わせて着手することが、より望ましいのでは?

 これが、自分の正直な考えです。



 現実的には、「2025-2026」は、もう日程面の組み立てができてしまっていますので、「B.革新」1年目の「2026-2027から」になる感じですが、そう、「2026-2027シーズンを、下記のように改良することがより望ましい」と強く考えます。



 【自分(愛球人)が考える、「B.革新」1年目である、
 「2026-2027シーズン」の改良案。】

 4月11日日曜日 新B1、レギュラーシーズンが終了
 (恐らく単純に、「8試合程度の減少」、つまり「52試合程度」になると思われる。)

 4月17日土曜日 ポストシーズン(BリーグのCS[チャンピオンシップ])が開幕。
 17日土曜日、18日日曜日は「プレーインラウンド」を開催。
 まず、「東地区、西地区の2つのカンファレンスに完全に分かれて、『プレーインの1stラウンド』を、『中立地での一発開催』にする」。
 (想定する中立地は、東地区は「トヨタアリーナ東京」、西地区は「ジーライオンアリーナ神戸」。
 17日土曜日を、第1試合が「RS5位vsRS6位」[プレーイン、Match1。勝者は18日日曜日の「Match3」へ、敗者は敗退]、第2試合が「RS3位vsRS4位」[プレーイン、Match2。勝者は「第3シードとして、カンファレンスセミファイナルで第2シードとの試合」へ、敗者は18日日曜日の「Match3」へ]。
 18日日曜日は、Match3として「Match1の勝者vsMatch2の敗者」を開催[勝者は「第4シードとして、カンファレンスセミファイナルで第1シードとの試合」へ、敗者は敗退]。)

 4月22日木曜日~4月25日日曜日 BリーグのCS、カンファレンスセミファイナル(2試合、2勝先取、2試合共に上位シード球団の本拠地での開催、上位シード球団に1勝のアドバンテージ)。
 Match4が「第1シードvs第4シード」で「22日木曜日-24日土曜日」、Match5が「第2シードvs第3シード」で「23日金曜日-25日日曜日」の開催とする。勝者がカンファレンスファイナルに進出とする。

 4月29日木曜日~5月9日日曜日 BリーグのCS、カンファレンスファイナル(5試合、3勝先取、H-A-H-A-Hのフォーマットで開催。第1戦の本拠地開催権は、より上位シードの球団に付与とする)。
 東地区が「29日木曜日-5月1日土曜日-3日月曜日-6日木曜日-8日土曜日」で、「Match4の勝者vsMatch5の勝者」で開催。
 西地区が「30日金曜日-5月2日日曜日-4日火曜日-7日金曜日-9日日曜日」で開催。

 5月13日木曜日~5月22日土曜日 BリーグのCS、グランドファイナル(5試合、3勝先取、H-A-H-A-Hのフォーマットで開催)。
 「東地区の勝者vs西地区の勝者」で、「第1戦の本拠地開催権は、RS(レギュラーシーズン)の勝利数がより多い球団に付与とする)。
 「13日木曜日-15日土曜日-17日月曜日-20日木曜日-22日土曜日」で開催。
 15日土曜日・22日土曜日は、「NHKニュース7」との兼ね合いから、「19時40分に試合開始」とする。

 (ここで特に重要なのは、「5月24日までに、CSを含めた全日程を終了させる」こと。そう、「6月1日に、移籍市場の開幕」とできるように。)

 5月24日月曜日 ここから、選手側は「オプション行使の回答権」「移籍市場に出る場合は、移籍リクエストの提出」、球団側は「オプション行使の回答権」「来季構想外の場合は、FA選手リストへの公示」をそれぞれ実施する。また、「契約破棄のバイアウト」も、ここから解禁とする。
 なお、「残留交渉」は、ここから解禁とするが、「オプション行使の回答権」「移籍リクエストの提出」「来季構想外の通告」「契約破棄のバイアウト」のいずれをも、「5月29日土曜日」をタイムリミットとする。

 5月29日土曜日の18時 その年のオフの「移籍市場に出る選手」(いわゆる「移籍リクエスト提出選手」を含めての、「FA選手リスト」)の一斉公示。この「FA選手リストに公示の選手」が、6月1日からの「移籍市場での交渉解禁の対象選手」となる。

 6月1日火曜日の9時 「移籍市場での交渉の一斉解禁日」とする。



 上述の案により、下記のメリットが生まれます。


 【移籍市場関係】
 (1)「移籍市場の日程・システムの透明化」。

 【日程関係】
 (2)「ポストシーズンの充実。特に『CS出場球団数』が『出場球団数12/全球団数26』で、『33勝、勝率.550以上で、まず確実に出場できる』になり、より多くの球団にCS出場のチャンスが生まれること。」
 (3)「(2)に関係するが、特に『カンファレンスファイナル』『グランドファイナル』(いわゆる「準決勝」「決勝」)が「5戦3勝制、ホーム&アウェー制」になることで、この期間中は、バスケットボールへの社会的関心を集められる、特大のメリットが生まれること。
 特に、『カンファレンスファイナル』は、恐らくは『GW(ゴールデンウィーク)の期間中』になる可能性が大きく、その意味でもメリットが。」





 日程面、特にポストシーズンは、「豪州(オーストラリア)のNBL」のシステムを参考にしています。
 「プレーインラウンド+カンファレンスファイナル+グランドファイナル」のシステムは、豪州NBLでは「2022-2023シーズンから導入」で、好評であると伺っています。これに「カンファレンスセミファイナル」を追記で組み合わせるイメージです。








 それと、「契約のシステムの改良」も、とてもマストのことです。
 「B.革新」の導入の際に、「サラリーキャップ」と共に、いわゆる「スター選手条項」を導入することが決まっています。
 ですけどこれ、はっきりと述べます。「特にスター選手条項、実状に見合っていなくて、全く不充分過ぎる制度である」と。





 そう、今オフ、自分のnoteで、この添付ポスト、何回目のリンク添付だろう?の感じですけど、いまのBリーグの移籍市場の現況って、「Sランク・Aランクの帰化枠を擁していることの重要性が、とても大きい」ことです。


 (Sランクの帰化枠)
 「ロシター(A東京)」「ホーキンソン(SR渋谷)」「カーク(琉球)」
 (※帰化が叶えば)「ジャクソン(京都)」「ガードナー(三河。現在はFA)」
 (→「Sランクの帰化枠」で「推定年俸が2億円」。
 即答で「スター選手条項に適用」になってしまう。)

 (Aランクの帰化枠)
 「エドワーズ(宇都宮)」「エヴァンス・ルーク(島根→A千葉)」
 (※帰化が叶えば)「ニック・メイヨ(広島)」
 (→「Aランクの帰化枠」で「推定年俸が1億円~1.5億円」。
 「スター選手条項の適用外?」であり、それでいて「年俸(ペイロール)の圧迫リスク」になる。)



 そう、いまのまま、「B.革新」に突入すると、何が問題になり得るのかというと、「帰化枠の影響力の大きさ」、勿論それもありますけど、

 「帰化枠になることが叶えば、年俸が高騰して、もし活躍できなかったときに、特大のリスク要因になってしまうこと。
 また、帰化申請の審査に失敗して帰化枠になれなかった場合、選手編成自体に大きなマイナスの影響になること。
 (一例として、「2021-2022の三河」[ガードナーの帰化失敗]、「2020-2021の名古屋D」[バーレルの帰化失敗]が該当。バーレルに至っては、帰化失敗が要因で名古屋Dを放出されたといわれている。)


 そう、「帰化が叶う=英雄扱い」、でも「帰化審査に失敗する=不良債権扱い」になること。これってどうなの?と。そう、

 「Bリーグ入りから『丸6年をクリア』ができれば、『帰化が叶っていようといなくても』で、『みなし帰化枠』というか、『特別帰化枠制度』扱いにできませんか?」

 と、自分は強く考えるのです。さらに述べると、


 「スター選手条項」の適用対象を
 (1)「良質の外国人枠の選手」
 (例:「ブラックシアー[広島→群馬]」「ニック・ケイ[島根]」「ニュービル[宇都宮]」「ヌワバ[三遠]」「レイマン[三河]」「エサトン[名古屋D]」「カロイアロ[京都]」「レイマン[三河]」等。)

 (2)「特別帰化枠の対象選手」
 (例:すでに帰化が叶っている「ロシター[A東京]」「ホーキンソン[SR渋谷]」「カーク[琉球]」「エドワーズ[宇都宮]」のみならず、「帰化が叶っていないが、丸6年をクリアの選手」も対象とする。
 つまり、「クーリー[琉球]」「ジャクソン[京都]」「ニック・メイヨ[広島]」等をも該当。)

 (3)「良質の有力日本人選手」
 (例:「比江島[宇都宮]」「渡邊雄太[千葉J]」「齋藤[名古屋D]」「馬場[長崎]」「安藤誓哉[島根→横浜BC]」「岡田[京都→島根]」等。)


 そう、上述の(1)(2)(3)に該当で、「最大で3人まで、『スター選手条項』(みなし年俸を「1億円」とカウント)の該当選手とする」とできる感じにして欲しいです!、と強く感じるのです。



 いずれにせよ、「日程・契約のシステム・ルールの抜本的な見直し・改良」なくして「何が『B.革新』だよ?」が、1人のバスケファンとしての正直な想いです(「B.革新」の総論自体は、実はむしろ共感ですが)。

 どうか、「B.革新」の具体的な内容・方向性が、「より多くの人間がwin-winになり得るようなシステム・ルールへと改良がなされた上での始動にできる」でありますように、そう強く感じます


 【バスケットボール#68A】【野球#15A】【エッセイ#61A】

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