文豪の人間らしい一面を紹介している「文豪どうかしてる逸話集」
こんにちは!aishiです。
今日は文豪の人間らしい一面を紹介している「文豪どうかしてる逸話集」進士 素丸 (著)のご紹介。
「文豪どうかしてる逸話集」進士 素丸 (著) 紹介

所謂文豪のクズエピソードなんかを面白おかしく紹介している本です。
一時期流行りましたね!
勿論変な人で終わらせるだけでは勿体無いですがこういった本を入り口に文豪の名作に触れる機会が増えるのはやはり良い事ですね。
教科書ってやっぱりよく考えられて編集されているので教科書に載っている名作ってやはり素晴らしい物が多いんです。
教科書に載ってるとどうしても遠い昔の偉人だと線引きしたり、
古臭い、堅苦しいと最初から距離をとってしまいがちな子供も多いと思います。でもやはり彼らも人間。そして昔の文芸って今で言うロックバンド的な活動でもあるので彼らは結構破天荒で時には社会不適合でロックな人も少なくないです。
なのでよくよく読んでみると今の若い人と同じような悩みや叫びが綴られていたりもします。なのでこういう親近感を感じるようなエピソード集から興味を持って文豪の作品に触れる機会が増えると良いですね。
子供や青年期にこういった文豪の作品に触れておくと、
子供の頃に感じる感じ方と大人になって改めて読んで感じる事は結構違うので2度、3度と美味しいです。
勿論若い頃にこういった文豪達の作品を読まなかった人達も大人になってから読んでみると今まで触れてきた世界とはまた違った感じ方や面白さがあると思います。
また例えばたまたま手に取った作品がとても読みにくく感じた時は途中で読むのを辞めても良いと思います。1度で作品の面白さや話の筋が分からなくても良いと思います。
その本に少しだけ好きな文章や内容が見つけられるだけで良いんです。
自分は夏目漱石の文章はやはり美しいと思うのです。
そしてその中でも草枕の出だしの一文が好きです。
山路やまみちを登りながら、こう考えた。
智ちに働けば角かどが立つ。情じょうに棹さおさせば流される。意地を通とおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高こうじると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟さとった時、詩が生れて、画えが出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容くつろげて、束つかの間まの命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降くだる。あらゆる芸術の士は人の世を長閑のどかにし、人の心を豊かにするが故ゆえに尊たっとい。
正直この作品はオチというオチも無く人生や芸術、西洋文化と日本の伝統の間で揺れる日本人の在り方について書かれたもので自分もちゃんと理解して読めているとは言いづらいです。
でも最初の一文だけでも美しく真理が描かれていて素晴らしいです。
ここだけ読むだけでも価値があると思っています。
そういう文豪達の作品に触れる機会が増える一冊はとても良いと思います。
夏目漱石にも沢山の人間らしい面白いエピソードがありますね。
太宰治なんておもしろエピソードの宝庫です。
気軽に手に取ってみて欲しい一冊です。



こういった話を沢山知ってると大人になってもコミュニケーションの向上に繋がるので良いですね。


電車の中では大体スマホで電子書籍の小説や漫画を読んだりしています。
ただ印刷された書籍のこういったエンボス加工された手触りとかは紙の書籍ならではの楽しみなのでより五感で楽しめる紙の書籍も良いですね。
電子書籍は電子書籍で文章内の検索ができたり、マーカーを簡単に引けたり、コピペできたりとまた違った良さや面白さがあるのですが。
電子書籍
電子書籍も持ち運びが楽で読みたい時に読めるので便利です。
オーディオブックもおすすめ
おわりに
基本的にはやはり電子書籍なり、紙の本なりをお金を出して買った方がちゃんと上手くまとまっていて読みやすいですが、とりあえず文学に触れてみたいという方は有志達によって編集された「青空文庫」をおすすめです。
昔の文豪達の作品が無料で読めます。
Kindleなんかでも無料で読めます。
図書館も今は予約できたりして読みやすい環境ができてるので
学校や街の図書館を活用して昔の文豪の作品や気になる作品、
ジャケで好みな作品を手に取ってみたり、電子書籍で手に入れて読んでみるのをおすすめします!
