文学めし 太宰治 国分寺の鰻屋 若松屋に行ってきました😋
こんにちは!aishiです。
春はね気候が安定しなくて身体もしんどい事が多くて嫌いなんですよ。
春生まれなのにね。
という事で鰻でも食べて精をつけようと国分寺の若松屋へ。
約1年ぶり位の訪問。
若松屋
〒185-0022 東京都国分寺市東元町2丁目13−19






塩とレモンも良いですね。




こちらのお店は戦後初代の主人が屋台から初め三鷹でやっていたお店で
太宰治と縁のあるお店。
「昭和23年に屋台から斜向かいの店に引っ越し、その後国分寺に移転。
2代目が東鮨として若松屋のうなぎを30年後継し、再び屋号を若松屋に復活しました。現在3代目が後継しています」との事。
店内にも沢山の太宰治の写真や小説、関連本が置かれています。







因みに個人的に好きな太宰作品は津軽です。

太宰治好きを公言している直木賞作家、又吉 直樹さんの写真やサインも沢山飾られていましたね。
太宰治と又吉直樹と若松屋

ちなみに三鷹駅前の若松屋跡地は立体駐車場に。
すごくわかりにくいですが一応太宰の写真も飾られています(笑)
近くには太宰治展示室がありますのでそちらも寄られてみてはいかがでしょうか?太宰のお墓は三鷹駅から少し歩きますが三鷹は太宰関連の場所が多くありますので三鷹でお散歩したから国分寺の若松屋で鰻というのも良いかと思います。
最後に太宰治「メリイクリスマス」から鰻屋の場面を。
ちょっと切なく苦味の効いたジョークが良いですね。
私たちは部屋にはいらず、そのまま引返して、駅の近くの盛り場に来た。
母は、うなぎが好きであった。
私たちは、うなぎ屋の屋台の、のれんをくぐった。
「いらっしゃいまし。」
客は、立ちんぼの客は私たち二人だけで、屋台の奥に腰かけて飲んでいる紳士がひとり。
「大串がよござんすか、小串が?」
「小串を。三人前。」
「へえ、承知しました。」
その若い主人は、江戸っ子らしく見えた。ばたばたと威勢よく七輪しちりんをあおぐ。
「お皿を、三人、べつべつにしてくれ。」
「へえ。もうひとかたは? あとで?」
「三人いるじゃないか。」私は笑わずに言った。
「へ?」
「このひとと、僕とのあいだに、もうひとり、心配そうな顔をしたべっぴんさんが、いるじゃねえか。」こんどは私も少し笑って言った。
若い主人は、私の言葉を何と解したのか、
「や、かなわねえ。」
と言って笑い、鉢巻はちまきの結び目のところあたりへ片手をやった。
「これ、あるか。」私は左手で飲む真似まねをして見せた。
「極上がございます。いや、そうでもねえか。」
「コップで三つ。」と私は言った。
