モヤモヤを宝に変える人は、なぜ強いのか?人生を変える人の共通点は、強さではなく“やわらかさ”だった。
突破力のある人は、声が大きいわけではない。久保隅綾さんの話から見えたのは、“静かな自己肯定感”が人生を前へ進める本当の推進力だという気づきでした。私も4回の教育移住で何度も壁にぶつかりました。それを突破する力は、強い人だけのものだと思ってました。でも違った。
こんにちは、教育移住4回・リアル孟母ベティです。
人生を前に進めたいのに、
なぜか動けない。
突破したいのに、
どこかでブレーキを踏んでしまう。
子育ても、仕事も、進路も・・・
「一歩踏み出すこと」がこんなに難しいのは、
私たちが自分を“責めるクセ”を持っているからかもしれません。
先日NEXT2035で登壇してくださった
久保隅綾さん(UX/デザインリサーチ) のお話を聞いて、
そのことを痛いほど思い知らされました。
久保隅さんは、まっすぐで、やわらかくて、
でも驚くほど“突破力”のある人です。
その力は、生まれつきの才能でも、強靭なメンタルでもない。
もっと静かで、もっと日常的で、もっと奥深いもので、そしてきっと多くの人が身につけられる力なんです。
それは、
「自分の内側の声を否定せずに、そっと置いておく自己肯定感」
この小さな積み重ねが、
人生を動かす“突破力”につながる。

久保隅 綾(くぼすみ あや)さんプロフィール
Freelance UX & Design Research
Specialist NTT東日本
地域循環型ミライ研究所 客員研究員

私大法学部を卒業後、精密機器メーカーの新規事業部門に配属、その後、文系研究所、大阪ガス行動観察研究所にて新商品・サービス、新規ビジネス創出のためのデザインリサーチ、コンシューマーインサイトリサーチに従事。2014年、結婚を機に同社を退職、ビジネスコンサルティングファーム、GOB株式会社を共同創業。2018年から夫の転職で家族で渡米。
2022年に日本に帰国、株式会社メルカリでプロダクトデザインチームにてシニアUXリサーチャーとしてUXリサーチ業務に従事。2023年8月に再度ニューヨークに移住し、フリーランスのデザインリサーチャーとして活動中。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、博士課程満期退学。専門社会調査士。
“突破していく人”は、強そうでいて、実はとても静か
久保隅さんのお話は、派手でも強烈でもありませんでした。
どちらかといえば、落ち着いていて、丁寧で、柔らかい。
でも、その言葉の底にはずっと「ぶれない軸」がある。
その軸は
「私は私でいい」
「私は私の世界を信じている」
という、ごく静かな形の“自己肯定感”に見えました。
声を荒げずに、でも折れずに、
しなやかに障壁を超えていく人。
感情より、観察。
結論より、問い。
そして何より、
「世界の見方を自分で選び直す人」。
その積み重ねが、久保隅さんの突破力につながっているのだと確信しました。
観察とは、相手だけではなく“自分”を見ることでもある
久保隅さんは
「観察とは、相手の“そのまま”を見る姿勢」
と言いました。
でも同時に気づいたのは、
自分自身にも、同じように“そのまま”の視線を向けている
ということ。
・今の私はどう感じている?
・なぜそう思う?
・どんな前提で生きている?
この自問をやめない人は、
「自分の思考の外側」に出られる。
外側に出られるということは、
価値観を柔らかく持ったまま、
壁を壁のままにしないで進めるということ。
これが“突破力”の正体なのだと腑に落ちました。
突破力=「自分を責めない力」
私が教育移住を4回してきた中で、
なぜ前に進めたのか?
なぜ撤退を恐れずに選択できたのか?
久保隅さんの話を伺って、初めて答えが見えた気がしました。
それは
「自分を責める前に、まず観察する」
を無意識にやっていたから。
・なぜ今苦しいの?
・このモヤモヤはどこから来ているの?
・本当はどうしたいの?
責める前に“見る”。
否定する前に“気づく”。
急いで判断する前に“置いておく余白を持つ”。
これができたとき、
人は前に一歩踏み出せる。
そして踏み出した人だけが、人生を突破していける。
自己肯定感とは、「私は私の内側を信頼している」ということ
世の中には「自己肯定感=自信」と思われがちですが、
久保隅さんを見ていて思いました。
本当の自己肯定感とは、大声で自分を肯定することではなく、
ましてやキラキラ投稿をしてSNSで肯定してもらうことなんかでももちろんなく、
「自分の内側に湧いてきた違和感・モヤモヤ・問いを大切に扱う力」
だと。
自分の心の声を、雑に扱わない人。
不安や迷いを、否定せずに置いておける人。
そのままの自分に「まあ、いいじゃない」と言える人。
そういう人は、
外側の評価に人生を奪われない。
結果的に、
行動の決断スピードが上がり、突破力になる。
子育てにも刺さる。「見たい姿」ではなく「そこにいる姿」を観る
久保隅さんのお話の中で、一番心に響いたのはここでした。
私たちはつい、
子どもに対して“見たい姿”で見てしまう。
・こういう子であってほしい
・こう成長してほしい
・こういう将来を掴んでほしい
愛が強いほど、その願いは強くなる。
でも久保隅さんは言う。
「観察とは、相手の“そのまま”を見させていただく姿勢」
これは難しい!
親からみて、親の期待とかのバイアスをゼロにして、本当に「観察」することができるのか。
「子にはこうあってほしい」みたいな己の欲とのつねに戦いですよ。
呪術廻戦でいうと気を抜いたら宿儺が暴れだすみたいな(笑)
子どもを“見たい姿”で見ている限り、
子どもの突破力は育たない。
突破力は、「私は私でいい」 の積み重ねから生まれるからです。
突破力とは、心の余白の中から芽生える
久保隅さんのセミナーを通して学びました。
突破力とは、
努力でも、才能でも、環境でもない。
ましては向こう見ずな気の強さなんかでもありません。
静かな自己肯定感 × 観察 × 余白
この3つの掛け合わせで生まれるものだと。
そしてこれは、
親にも子どもにも、どの年代にも必要な力。
子どもの進路に迷うとき
教育移住の撤退を決めるとき
人生の方向を変えたいとき
まずすべきなのは、
「自分を責める」ことではなく
「自分を観察する」こと。
そして一歩踏み出したら、その道を正解にしていけばいい。
久保隅さんは、それを体現している“しなやかな突破者”でした。
同じ時代を生きる親として伝えたいこと
私がこうして教育や進路について発信しているのは、
「教育移住を4回したから」でも
「海外に住んだから」でもありません。
ただ単に、
“同じ時代を悩みながら生きる親”として、誰かの不安を少し軽くしたい
その一心なんです。
私も何度も迷いました。
子どもの言語、進路、環境、家族の分断、夫婦の決断・・・
どれも簡単じゃなかった。
だからこそ思うんです。
「正しい答えなんてなくていい。
でも、“考え続ける仲間”は必要だ」と。
久保隅さんのお話にあった“余白”は、
実は一人ではつくれないこともある。
誰かの視点や言葉が、自分の思考の箱をそっと広げてくれる。
私が書く記事があなたの不安を否定せず、
あなたのペースで進むための“余白”になればと願っています。
もし、この記事が少しでも心に触れたなら、
これからも一緒に考えていけると嬉しいです。
親子の未来をつくる旅は、ひとりより、仲間がいた方がずっと楽しいですから。
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(申し訳ありませんが教育移住についての個別相談はお断りしております)
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https://www.nikkei.com/compass/content/ATPKDB549480/preview
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https://www.newsweekjapan.jp/press-release/2025/10/next203513.php
財経新聞
https://www.zaikei.co.jp/releases/3131533/
◆リアル孟母ベティ|教育移住×人間力×経験|教育移住4回|未来教育クリエイター|NEXT2035主宰
香港沖縄オランダへ教育移住。語学・お金・教育・キャリアについて家庭でできる“未来教育”を発信中。親子向け教育プログラム NEXT2035 を主宰。メディア掲載:日経コンパス、Newsweek、財経新聞、東洋経済など 著作 https://x.gd/9Bka7
2025.12.06
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