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「選択肢がない」と思い込んでいたとき

短編①
宅建を2回目で取得したとき、これで専門性を積み上げ、プロとしてやっていける。そう信じて疑いませんでした。不動産業界は離職率が高いと言われていましたが、「自分だけは大丈夫だろう」とどこかで思っていたのです。

内定が決まったとき、これでようやく人生が安定する。正直、そう感じていました。


短編②
ハローワークで言われた何気ない一言が、方向転換を考えるきっかけになりました。それだけが理由ではありません。いくつもの要因が重なった中の一つでした。

それでも、今まで積み上げてきたものを手放す決断は簡単ではなく、長い間迷い続けていました。整理がつかないまま相談に行ったのは、自分の中で答えが出ていなかったからだと思います。

この短編では、「選択肢がない」と思い込んでいた当時の思考と、方向を変えるまでの葛藤について書いています。


短編③
職業訓練校に入ろうとしたとき、参考になる情報はほとんど見つかりませんでした。制度の説明はあっても、実際に通った人の経験や、その後どうなったのかという具体的な姿は見えてこない。

だからこそ、周囲も実態を知らず、
的外れなイメージだけが先行していました。

当時の私は、心配や否定的な言葉を向けられることもありました。
それでも、不安を抱えたまま前に進むしかありませんでした。

この短編では、情報が見えない中で決断する不安について書いています。


短編④
訓練校に行くと決めては、やめる。その繰り返しを何度もしていました。

30歳を過ぎて未知の分野に進むのは遅い。
いつの間にか、そう決めつけていたのです。
誰かに言われたわけではありません。
自分の中で想像上の声を作り、それが前に進むのを妨げていました。

今振り返ると、周囲の人は誰も気にしていなかったのだと思います。
ただ、当時の私はそれに気づけませんでした。

この短編では、動けなかった理由と、自分自身が作り出していた不安について書いています。


短編⑤
訓練校に入校した当初、正直なところ最後まで通えるか分かりませんでした。

周囲の理解度が高く、最初はついていくのがきつかった。
教室や作業場の独特な空気にも慣れず、居心地の悪さを感じていました。

今振り返ると、その違和感は能力ではなく、環境の変化に対する戸惑いだったのだと思います。

この短編では、「最初の違和感」の正体について書いています。


短編⑥
前職では、有給を使ったことがありませんでした。
使わないのが当たり前だと思っていたのです。

公務員になって、初めて有給を申請しました。
理由を考え、空気を読み、不安を感じながら。
そのときの感覚は、今でも覚えています。

この短編では、「働く環境が変わる」ということの意味を、小さな体験から振り返っています。


短編⑦
仕事が安定したのに、なぜ勉強を続けるのか。
そう疑問に思う人もいるかもしれません。

職業訓練校を卒業してから約10年、
私は働きながら自助努力を積み重ねてきました。

正直に言えば、
やりたくないと思った日も、やめたいと感じた時期もありました。
それでも手を止めなかったのには、はっきりとした理由があります。

この短編では、「安定した後も学び続ける理由」と、その背景にある考え方について書いています。


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