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国立新美術館とミース未完の建築原寸大展示

東京六本木の国立新美術館で開催の
リビングモダニティ展を鑑賞した日

メインは1階の展示室で
世界の傑作と称される14邸を
図面や写真、模型で紹介してた
《鑑賞時の写真、図録解説でまとめ👇》

国立新美術館で開催された
リビングモダニティ 住まいの実験は
6/30で会期終了していますが
9月に兵庫県立美術館で開催予定

展示エリアは一度に見渡せるけど
興味深い内容すぎて行ったり来たり…
予想してたけど鑑賞に2時間半💨

まだ見ろと言われれば見れるが
区切りをつけ一旦アトリウムに出る

国立新美術館を満喫する


12時過ぎて食事する人も多く
美味しそうな香りに心揺らぎつつ
リビングモダニティ展の続き…
2階の展示室へと向かった🙌

アトリウム

1階の展示は有料なのに対し
2階は無料で鑑賞することができた✨
無料だと見応え無いのかと思うけど
この展示が無料なのは展覧会費用を
クラウドファンディングで募ったため🍃

74日間で目標金額1000万円を達成し
今回の展示ができたそうです🙏

開発支援のクラファンだけではなく
貢献するタイプもあるんやな😄
同様の見つけたら支援してみよ♪

ミース未完の計画案再現プロジェクト

今回クラファン支援で実現したのが
建築界の巨匠ミースファンデルローエが
計画したが実現しなかったロー・ハウス

※以下、建築家岸和郎きしわろう氏による
クラファン活動報告時の解説より
一部抜粋した内容です

英語ではrow houseと表記し
連続住宅という形式の集合住宅
展覧会では連続する住戸の1ユニット
原寸の建築模型(モックアップ)つくる

ミースが残したロー・ハウスの計画案は
複数あるが今回再現したのはその一つ
ROW HOUSE-1931と呼ぶことにする

ROW HOUSE-1931は依頼主がいて
始まったプロジェクトだったものの
何かの理由で中止になったようです

ROW HOUSE-1931を展示作品としたのは
ミースは初期のドイツ時代が建築家としての
キャリアにとって重要な基礎だと考えるため

ミースのドイツ時代にも多数計画された
コートハウスのなかでROW HOUSE-1931は
原型のような空間になります

コートハウスとは…
建物や塀で囲まれた中庭のある住宅。中庭を囲むように建物が配置され
外部からの視線を遮りながら、開放的な空間を演出できるのが特徴

現実のスケールでのミースの住宅空間
その室内の内部空間と中庭の外部空間との
空間的な繋がり方を体験できるのは
原寸大展示だから伝わる魅力だと思います


👇岸和郎氏の解説全文

原寸大展示されるロー・ハウスは
16.4m×16.4mの巨大な正方形

こんな感じか…

これが室内で実現できるのは
国内最大級の展示スペースを持つ
国立新美術館だからこそなんだとか😄

ロー・ハウス原寸大展示プロジェクトの検討図面

原寸大展示のロー・ハウス

展示室に入り驚いたのは人の少なさ💨
1階の展示はそれなりに人いたので
その流れで来てるにしては少ない…
もしかして知らんかった人もいるのか💦

原寸大再現入口《美術手帖より》

実際の建物は連続住宅なので
いくつか入口が並んでるうちの
一つなのかなと想像しながら…

原寸大の展示ということに感動し
入口の写真撮り忘れたので
ここだけ引用させてもらった🙏

玄関から細い隙間を抜けると
ダイニングと思われる部屋

キッチンなどは再現されてないが
他の空間から勝手に判断😂

壁を背に庭を望む

展示室内なので全て室内やけど
天井と窓を模した枠に囲まれると
庭を望む…と錯覚してしまう🍃

ダイニングの隣はリビングで
庭越しに見えるのは寝室

リビング

寝室との間は収納と思われるが
天井まで届かない高さなので
解放感が損なわれてない😆

外部からの視線を遮る一方で
庭と室内は前面開口で一体的とし
各部屋は仕切を曖昧に繋がる空間

寝室

プライベートは無いように感じるが
この広さの集合住宅であれば
一人か夫婦か、小さい子供1人か…

それぞれの存在を感じられる
こういう間取が良いんやろな🍃
それ以前にプライバシー云々言う人
こういう間取に住まんのやろな😏

原寸大展示を巡ってるうちに
展示場見学をしてる感覚になり
勝手に住む人のタイプを想像😂

これが解説者の語っていた
原寸大やからこその魅力なのか…
何を感じるかは人それぞれ違うけど
図面や模型では感じないことを感じた
それだけでなんか嬉しかった🙌

再現された建物自体にも
こだわりが感じられたけど
空の色が刻々と変化するとこも
そこまでやるかと感心しました✨

空の色の変化によって
本物の建物にいて屋内外だと
錯覚したような気がします🌇


リビングモダニティ展は巡回するけど
ロー・ハウスはここだけなんやろな…

展示内には座って良い椅子もあり
長時間滞在してもよかったけど
のんびりできなかったのが悔い😑

最後に美術館を散策する

展覧会のために来た美術館やけど
個人的に好きな美術館でもあるので
ちょっと館内を巡ってみました

note始めた頃に書いた
建物が好きな美術館にも…

南側|正面入口

設計は黒川紀章きしょう氏で2007年に完成
黒川氏は数多くの美術館を設計したが
生前に完成した最後の美術館らしい

円錐形の室内側

「森の中の美術館」をコンセプトに設計された建物の南側は、波のようにうねるガラスカーテンウォールが美しい曲線を描き、円錐形の正面入口とともに個性的な外観を創り出している。

国立新美術館 建築より

吹抜けの1階ロビーからは、このガラス越しに青山公園など地域の緑にとけこむように植栽された草木の四季折々を眺めることができる。

国立新美術館 建築より

この美術館の好きなとこは
優しくそよぐ風の様な外観と
外観からは想像できない
開放的で大胆な吹き抜け空間

理由は自分でも分からんけど
建物内に架かる橋が好きで…
この美術館では吹き抜け空間で
そんな場所が多いのも好きな理由😂

2階に上がった🙌

吹抜けに浮かぶ島のような場所に
架けられた高さ違いの橋を望む😆
ここ重要|渡りたいではなく見たい

3階にも上がった🙌
正面入口を3階から見下ろす

フロアとしては3階やけど
吹抜けの天井高さは21.6mもあり
一般的な3階からの景色とは違う💦

東側階段

階高の違いを感じられるのは
見た目だけやなく階段でも…

一般的なU字階段だと
踊場介し1往復で下階やけど
2階へは2往復することになる😄

床面が見えない場所から
4往復する階段だけ見ると
実際には3階のこの場所が
5階かと錯覚してしまう🎨

これは設計者の狙いやないと思うが
それ以外にも美術館建築では
芸術的な面白い空間は多々あり
自分なりの魅力的な場所見つけるんも
美術館を巡る楽しみでもある😆

地下鉄乃木坂駅方面の入口は
正面入口に比べて少し地味…

ただ乃木坂駅へのアプローチは
単純に通路という感じではなく
遺跡へ下るようなワクワク感

階段とエスカレーターの間
このウェーブは美術館南側の
波うつ外観を同調した感じか…

時刻は13時半を過ぎで早いけど
この日の宿が神奈川の端っこなので
早々と都内をあとにしました🚃💨

宿は乃木坂から約3時間
湯河原のペンションでした😆
この宿にした理由も含め書いたので
興味あればこちらの記事もどうぞ👇

関連記事_美術館建築

美術館訪問目的は展覧会でも
美術館建築自体に魅力は多いので
ついでに巡ることはよくある…
というか毎回かもしれん😄

■和歌山県立近代美術館
《設計:黒川紀章》

■兵庫県立美術館
《設計:安藤忠雄》

■京都京セラ美術館
《設計:前田健二郎》
《改修:青木淳》

■大阪中之島美術館
《設計:遠藤克彦》

■ヨドコウ迎賓館
《設計:フランクロイドライト》
美術館ではないが展覧会はする

■奈義町現代美術館
《設計:磯崎新》

■岩手県立美術館
《設計:日本設計》

■金沢建築館・鈴木大拙館
《設計:谷口吉生》

■十和田市現代美術館
《設計:西沢立衛》

■国際芸術センター青森
《設計:安藤忠雄》
■青森県立美術館
《設計:青木淳》

■北九州市立美術館
《設計:磯崎新》


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かぼちゃかべ 最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪

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