#03 心が壊れる前に、体はサインを出していた
はじめに
当時の私は、「まだ大丈夫」と思っていました。
ストレスは、見えないところであなたを壊していくかもしれません。
原因不明の体調不良が続いているなら、自分でも気付いていないストレスが影響しているのかもしれません。
片頭痛はストレスが関係していると医師は言います。
私の身近な人からは、「大腸ポリープもストレスが関係しているのでは」と言われることがあります。
内臓疾患はストレスとの因果関係は証明しづらいとも言われていますが、私の経験では大きなストレスの後に、大腸ポリープ手術を3回しています。
偶然なのか?少なからず関係しているのか?
もしかしたら、あなたの体も何かを伝えようとしているのかもしれません。
この話が、自分の心や体を振り返るきっかけになれば嬉しいです。
~私の病気年表を振り返る~
最近、ふと思ったことがあります。
私の体は、ずっと前から何かを伝えようとしていたのではないか。
もちろん病気には体質もあります。
遺伝もあります。
偶然もあります。
だから私は、病気の原因がすべてストレスだったとは思っていません。
それでも今振り返ると、不思議なほど人生の出来事と体調の変化が重なって見えるのです。
1993年
夫と出会いました。
当時は普通の恋愛だと思っていました。
まさか30年以上かけて夫婦関係を見つめ直すことになるとは思ってもいませんでした。
1994年頃
夫と付き合うようになり、
生理周期により乳房にビー玉より大きなしこりがあって痛いと、
母に相談しましたが、性行為によるものと思われ相談に乗ってもらえませんでした。
受診すると、乳房線維腺腫が見つかりました。
今はそのままでも良いが、大きくなると癌化リスクがある。
腫瘍が小さいうちに取っておくと傷口が小さいということで日帰り手術をしました。
若い女性には珍しく、担当医以外も見学に来ていました。
当時は初めての手術で緊張しました。
ただ、人生で初めて「手術」を経験しました。
1999年 結婚
2002~2003年
夫の会社が景気低迷の影響を受け、収入が大きく減少しました。
私は子どもを保育所に預けて働き始めました。
同時期、夫のパチンコ疑惑や価値観の違いから夫婦関係も悪化しました。
離婚を考えて実家へ戻ったこともあります。
最終的には、
「家族を大切にすること」
「パチンコをしないこと」
を条件に自宅へ戻りました。
2005年
流産しました。
私にとって人生の大きな出来事でした。
今でも忘れられません。
当時は深い悲しみの中にいました。
そして、その前後には姑や夫との関係の中で、我慢を強いられたり責められたりすることも多く、大きなストレスを感じていました。
流産から数カ月後、夫は私の反対を押し切り、独断で建売住宅を購入しました。
入居した翌日、その土地が過去の災害被災地だったと知り、私は恐怖を覚えました。
当時の私は心身ともに余裕がなく、その後も長い間、大きな不安を抱え続けることになります。
2007年
大腸ポリープで手術・8日間入院をしました。
健康診断の便検査で潜血により、大腸内視鏡検査を受けました。
茎のある1センチ大のポリープで癌化リスクがあるとのこと。
同室の医療関係の入院患者さんには、30代では珍しいと言われました。
当時は、
「運が悪かった」
くらいに思っていました。
しかし今振り返ると、流産後の心身への負担は想像以上だったのかもしれません。
2008年頃
片頭痛で通院するようになりました。
最初は原因が分かりませんでした。
疲れやすい。
頭が痛い。
寝ても回復しない。
そんな状態が続いていました。
当時の私は、
夫婦関係と体調を結びつけて考えたことはありませんでした。
2019~2020年
息子の大学受験がありました。
当時、夫の機嫌が家庭の空気を大きく左右しており、年末から年度末にかけては特に緊張感のある生活が続いていました。
私は受験生だった息子のために、少しでも落ち着いて勉強できる環境を作りたいと考えていました。
夫には一年間だけ実家で過ごしてほしいと頼みましたが、わずか1か月ほどで戻ってきました。
その後、義父からは
「息子は仕事しかできない」
「家事ができないなら、あなたが仕事を辞めるか離婚しなさい」
という内容の家族会議を持ちかけられました。
私は母に相談し、その場には行かないことを選びました。
最終的に、受験を控えた息子と二人で実家へ移り住みました。
無事に大学進学が決まり、一人暮らしの準備や新生活が落ち着いた頃、私は大腸内視鏡検査を受けました。
すると再び大腸ポリープが見つかりました。
偶然かもしれません。
体質かもしれません。
それでも振り返ると、この頃も大きなストレスの中にいたように思います。
2017年頃から夫は離婚という言葉を繰り返すようになっており、私は必死に夫婦関係を維持しようとしていました。
2024年
片頭痛が悪化し、働き方だけの問題ではないと感じるようになりました。
婦人科を受診したところ、卵巣境界悪性腫瘍が見つかり、二度の大きな手術を受けました。
幸い転移はありませんでした。
その後も膵嚢胞が見つかり、現在も経過観察を続けています。
2025年
手術後も思うように回復せず、夫の無理解やコロナ感染も重なりました。
さらに大腸ポリープの手術も受け、長い結婚生活の中で、ようやく自分自身を守るため別居を選びました。
※2024~2025年の病歴は、別記事で詳しくまとめる予定です。病気で悩んでいる方へ、私の体験記としてお届けします。
体は先に知っていたのかもしれない
今だから思うことがあります。
私の心は、
「大丈夫」
と言い続けていました。
もっと頑張れば良くなる。
私が変われば何とかなる。
そう思っていました。
でも体は違ったのかもしれません。
片頭痛。
微熱。
疲労感。
手術。
ポリープ。
さまざまな形でサインを出していたのかもしれません。
原因は一つではない
誤解してほしくないのですが、
私は病気の原因がすべて夫だったと言いたいわけではありません。
病気には体質もあります。
遺伝もあります。
運もあります。
ストレスだけで説明できるものではありません。
ただ一つ言えるのは、
心と体は無関係ではないということです。
あの頃の私へ
もし過去の私に声をかけられるなら、
こう言うと思います。
「あなたは怠けているわけじゃない」
「弱いわけでもない」
「体はちゃんとサインを出しているよ」
と。
今も私は回復途中です。
それでも以前より、自分の体の声を聞けるようになりました。
無理をしない。
疲れたら休む。
違和感を無視しない。
それもまた、回復の一歩なのだと思います。
原因不明の体調不良のあなたへ
私は医師ではありません。
病気の原因を断定することもできません。
病気には体質や遺伝、生活習慣など様々な要因があります。
ただ、心と体は無関係ではないとも言われています。
私自身、大腸ポリープや片頭痛、様々な体調不良を経験してきました。
そして振り返ると、その時々の大きなストレスや人生の出来事と重なっているようにも感じています。
もちろん偶然かもしれません。
それでも私は、
「自分だけが悪い」
「私が弱いからだ」
と思い続けていた頃より、
自分を責めなくなってから少し楽になりました。
無理を続けていた当時の私は、夫に「そのくらい乗り越えろ」と言われ続けるうちに、
「まだ大丈夫」と思っていました。
でも今振り返ると──
「まだ大丈夫って思ってる自分が、一番危ないのかもしれない」
そんなふうに感じています。
もし今、原因の分からない体調不良で苦しんでいる人がいたら、
体だけでなく、心や人間関係の負担にも目を向けてみてほしいと思います。
あなたの不調は、本当にあなた一人の問題でしょうか。
一度立ち止まって振り返ってみることも、大切なのかもしれません。
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回復するためのステップアップ
片頭痛は夫婦関係が原因だった。
本当にそれは、価値観の相違?
未成熟なパートナーと暮らすことは、予想以上に心と体が疲弊することだったと理解しています。
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