起業しました | 起業はドMの所業です(個人の感想)
今年の年始に宣言したとおり、
起業しました。
だがしかし!
現実はそうそうキラキラしたものではありません。
ええ、わかってましたよ?
すったもんだのなんやかんやを時系列で振り返ります。
役立つ情報が満載!
…ではないので、気軽に読んでいただけると幸いです(笑)
一緒に挑戦しましょう!💪
<注意>
本記事は会社設立の手順を説明するものではありません。
手順は、かなり端折ってますのでご注意ください。
1. なにくそ根性は出ませんでした

6/30に最終出社を迎えました。
ちなみに、あいさつ用のお菓子は楽天で準備しました。今は「お世話になりました。」専用のお菓子が売っていていいですね。(楽天アフィリエイト)
で、
ほら。社内で「実は起業する」なんて話をしたら、だいたい、
「絶対失敗する! やめといたほうがいい!」
「もったいない。サラリーマンのほうが楽でいいじゃん!」
なんて否定的な言葉が飛んでくるのが定番じゃないですか?
…全然なかったんです。ゼロ否定です。むしろ、
「すごいね!」
「高橋さんなら、普通に成功するよ。」
やさしい人たちに囲まれていたのを改めて感じました😭
しかし、居心地がよくて逆に将来が心配になるのが私なのです(笑)
そんなわけで、否定されて「なにくそ!🔥」と燃え上がる展開はなかったわけです。
そして、7月いっぱいは有休消化のボーナスタイムです。…と言いたいところですが、まぁいろいろありました。
2. 設立登記申請はあっさりと

最終出社翌日の7/1、さっそく会社設立登記をしました。
私が設立するのは「合同会社」。私のように一人合同会社ならオンライン申請で原則24時間で登記完了するとの情報。
紙で申請すると3週間は余裕でかかる(横浜市の例)ので、「24時間」はすばらしい! もちろん、資本金含め事前にいろいろ準備済みです。
ところで、会社設立には大きく3つの方法があります。
紙で申請する(窓口)
お金も時間も手間もかかる。よいのは窓口で相談できることくらいでしょうか。最初から選択肢にありませんでした。法人設立ワンストップサービスで申請する(オンライン)
デジタル庁のシステムで、いろんな申請が一度にまとめてできるらしい。細かい仕組みがわからないのが嫌なので避けました。一番楽なはず。登記・供託オンライン申請システムで申請する(オンライン)👈私
法務省のシステムで、「申請用総合ソフト」をつかって申請します。流れがちゃんとわかるのでコレに決めました。
で、私が選んだ方法では「申請用総合ソフト」(以降、ソフト)というのをつかって申請するのですが、

そう。以前私は商標出願をしており、そのときは初見殺しの「電子出願ソフト」をつかっておりました。別物ですが、絶対兄弟です!
とはいえ、
法務省のつくった「利用ガイド」のとおりに操作するだけなのでわりと簡単でした。
7/1、申請データが送付できる8:00過ぎには送付できていました。時間外でも準備(操作)はできるので、準備はバッチリにしておいたのです。
※とりあえず受付さえされれば、この日が「会社設立日」となります。
登録免許税の納付も、ソフト上からのネットバンキング経由で問題なく完了しました。
|書面(申請用総合ソフト使用時)
①合同会社設立登記申請書
→ソフトで必要項目のみを直接入力
②登記すべき事項
→ソフトで必要項目のみを直接入力
③収入印紙貼付台紙
→不要
④定款
→Wordで作成→pdf化→電子署名して添付
⑤代表社員、本店所在地および資本金決定書
→Wordで作成→pdf化→電子署名して添付
⑥代表社員の就任承諾書
→Wordで作成→pdf化→電子署名して添付
⑦払込みがあったことを証する書面 (※1)
→Wordで作成→pdf化→添付資料を結合→電子署名して添付
⑧認定特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明書 (※2)
→原本をスキャン(pdf化)→電子署名して添付
書面がいっぱいあって「うわー」ってなりますが、定款以外は大した内容ではありません。書面の日付は矛盾がないように気をつけました。
電子署名は、マイナンバーカードとカードリーダーがあればソフト上でできます。有料のpdfソフトとか買わなくても大丈夫です。
|注意事項(詳細は後述)
(※1)「払込みがあったことを証する書面」には、通帳等、実際払い込みがあったことを証するもののコピーが必要です。
が、これがのちのちトラブルに発展します。
(※2)「認定特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明書」というのは、通常は添付不要です。
私は、創業支援セミナーを受講しており、登録免許税が半額(6万→3万)になる特典があったので添付しました。こちらもさらなる注意があります。
そう。ここまでは順調そうに見えたのですが…
3. 24時間とはいったい…

登記が完了したかどうかは、さきほどの「申請用総合ソフト」上で確認できるようになっています。便利ですね。
ですが、1日経っても2日経っても、完了しません。
「あれ? 24時間で完了するのでは?」
「何かをミスっているのかも…」と心配になり、いろいろ見直していたところ、あることが不安になってきました。
「認定特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明書」は、もともと原本の提出が必要なのは知っていたのですが、
登記完了後に提出するものだと思い込んでいました。「でも、もしかしてこれ出さないと処理が進まないのでは?」と不安になりました。
そもそも窓口へ提出するものは、申請から3日以内に持っていかなくてはなりません。
そのことに気がついたのが、ちょうど3日目(7/3)の15:00ごろ…
「やべー!!」。走って法務局に飛び込みました💦
(翌日、筋肉痛になりましたw)
(窓口)「あー、これ、原本の提出が必要なんですよ。このままもらっても大丈夫ですか?」
(私)「はい、大丈夫です。ちなみに、これ提出していないと処理が進まないのですか?」
(窓口)「いえ。順番に処理しているので、7/1申請だと…終わるのは24日ですね。」
(私)「え!? オンラインで申請したら早く処理されるのでは?」
(窓口)「いえ。順番に処理します。」
24日!? 24時間じゃなくて24日!?
ドユコト!? ボク コドモ ダカラ ワカラナイ
もう、パニックになりながらふらふらと法務局を後にするのでした。
おわかりいただけただろうか?
あくまで原則24時間だということを…
4. 補正は慣れっこです

人間誰しもミスをするものです。
「きっとなにかしら補正(「ここ直してね💕」)が入るだろうな」とは思っていました。商標登録のときも補正がありましたし。
ですが、失意に陥った7/3の翌週月曜に補正の連絡があったときは逆にうれしかったですね。「あ、もう見てくれてるんだ!」と。
で、
何がダメだったかというと、「払込みがあったことを証する書面」に添付している情報に不足があるというものです。
通常は通帳のコピーなどを出すのですが、私の個人銀行口座は通帳なしにしているので、この手はつかえません。
AIに聞いたところ、ネットバンキングの「入出金明細画面」を印刷して提出すればいいとのことで、そのとおりにしていました。

しかしこれ、
罠でした(笑)
必要な情報が書かれていないのです。何かわかりますか?
①銀行名
②口座名義人
しかも、最初の補正では①が足りないと言われ補正→やっぱり②も足りないと言われ補正と、2回補正することになりました。
①については、印刷画面ではなく、画面をキャプチャしたもので対応し、②についてはお客様情報画面をキャプチャしたもので対応しました。
さらに!
最初の補正時には、ソフトがエラーを吐いて異常終了するという別のトラブルにも見舞われました。(トラブル続きで気持ち悪くなりました…🤢)
noteで同じ症状を解決された方がいて、マジで助かりました!
そんなこんなで、2回目の補正が7/8だったのですが、その日のうちに無事に完了となりました。あー、よかった。

というわけで、
24時間ではなかったものの、24日でもなく、約1週間で登記完了しました。
補正がなかったらもっと早かったかもしれませんし、もしかしたらほぼ8:00に提出できたのも早く終わった要因かもしれません。(未検証)
5. それでも法務局窓口には行く

わかっていたことですが、私はひとつ、オンライン申請できるのにしなかった申請があります。
印鑑(改印)届書
そう。会社の印鑑(法人実印=代表者印)の登録です。会社の設立登記に集中したかったので分離できるものは分離したのです。
「どうせ登記事項証明書(履歴事項全部証明書)の取得で窓口に行くから別にいいや」という思いもありました。(※)
※登記事項証明書(履歴事項全部証明書)は、オンライン申請→郵送受け取りも可能ですが、1週間くらい時間がかかります。
一応法人番号(後述)を確認したうえで、法務局の窓口に行って、
印鑑(改印)届書
印鑑カード交付申請書
を書いて印鑑登録をしつつ印鑑カードをゲットし、別の窓口で
登記事項証明書(履歴事項全部証明書)
印鑑証明書
をゲットしました。
このとき、作成ほやほやの印鑑カードが窓口の機械でエラーになり、30分くらいカードの再登録(?)か何かで待たされるトラブルも発生…
なんか私、「トラブル体質」になりつつあるのではないかと心配になりました💦
6. 法人番号ゲット!

ところで、
会社を設立すると「法人番号」なるものが割り振られます。
登記完了後に法人番号指定通知書というものが郵送されてくるのですが、これが届くのが遅いです。
法人番号がないと、この後の手続きに支障をきたします。
しかし、オンラインならすばやく確認することができます。登記完了した7/8には確認できませんでしたが、翌7/9にはこちらで確認できました。
なお、法人番号指定通知書は7/15に来たのでやはり1週間くらいかかっていますね。
7. e-Gov→結局窓口へ

さてさて、法務局関係は完了したので次は「年金事務所」関係を処理することにしました。そう。社会保険ですね。
みなさん、
会社員は、健康保険料や厚生年金保険料が会社と折半(会社が半分出してくれる)のはご存じですよね?
起業すると会社≒自分なので、実質全額自己負担になります。
ちょっと、ご自身の給料明細を見てみてください。健康保険と厚生年金が倍になったとしたらどうですか?・・・ざわざわしました?(笑)
で、
こちらも、e-Gov(イーガブ)というアプリケーションからオンラインで申請できるのです。今はなんでもオンラインでできて便利ですね。
ですが、エラーで弾かれました(笑)
これはもう「存在X」の存在を認めざるをえません。(『幼女戦記』参照)
まぁ単に私が悪いのですが、e-Govさんはキチっとしているので、いい加減な申請だとバンバン弾き返すそうです。優秀ですね!
対して、窓口ではその場で内容をチェックしてくれますし、多少の融通はききます。そりゃみんな窓口行っちゃうわ。DXって何だっけ?
ちなみに私の場合、
7/末までは、退職した会社の社会保険
8/1から、新しい会社の社会保険にしたい(という新規申請)
でも、今は7/9
という状態で、「2.の申請は未来日になるからダメ」とのこと。なぜ事前に受け付けないのか不明ですが…この辺は社労士勉強したらわかるのかな?
なお、窓口でも何週間も前の受け付けはNGだとのこと。
というのも、システムに入力するのは、8/1以降であり、マイナンバーが記載された重要書類を長期間保管することができないらしいのです。へー。
そんなわけで、8/1の前の週あたりに郵送してくれということで落ち着きました。
転職したときは、どうだったか忘れたのですが、
社会保険(健康保険)の切り替え時は、一時的に保険証がつかえなくなるので病院に行くと10割負担になるんですよね。これが地味に痛い。
ただし、一時的であり、保険証がつかえるようになれば返金請求できるので安心です。当月中であれば病院でも清算できます。
※ちなみに、8/9投稿時点でまだ切り替わっていません(マイナポータルで確認)。1週間~10日かかると言われたけど、なんか心配になってきた…
8. e-Taxと…eLTAX!?

年金事務所のお次は、税金関係ですね。従来であれば、
税務署
都道府県税事務所
市区町村役場
と、3か所も回らないといけなったのですが、こちらもオンラインで完結します。これまた便利ですね。
みなさん、e-Tax(イータックス)はご存じですよね?
そう、確定申告等でお世話になるアレです。
しかし、いろいろ調べると「eLTAX」なる文字が散見されます。最初、「e-Tax」の打ち間違いか何かだと思っていました💦
ご存じですか? eLTAX(エルタックス)
私は今回の起業ではじめて知りました。
eLTAX(エルタックス)とは、地方税に関する申告、申請、納税などの手続きをインターネットを通じて電子的に行える「地方税ポータルシステム」
eLTAXへの登録は事前に必要なものの(法人番号が必要です)、申請自体は別々じゃなく、e-Tax経由で全部やってくれるので楽でした。
が、
この申請、「受け付けました」とういう結果は確認できるのですが、「いいのか/悪いのか」の応答が一切ありません。
そういうものらしいのですが、すごく不安です…
9. 難関すぎる法人口座開設

さて、公的な機関への届出はひととおり完了しました。
次は実務関係です。
個人事業主ではなく法人なので、売上となるお金を個人口座に入金してもらうわけにはいきません。法人口座が必要になります。
が、
これが今回の最大の壁
でした。実は、いまだに開設できておりません💦💦
というのも、法人口座がマネーロンダリング等の犯罪につかわれることが多くなり、審査が厳しくなっているのです。
実在の会社かどうかは関係なく、事業の実態があるか? が問われるのです。
他方、私は設立したばかりで実際に契約がとれたわけでもないため実態がありません。そりゃあ審査にも落ちるわけです💦(2銀行、落ちました)
10. 肝心のお仕事は?

そう、これが肝心ですね。
私はものづくりエンジニア(組み込み系エンジニア)というのもあって、企業と契約して私の経験を買ってもらいます。
直接契約ができればベストなのですが、営業も大変なので餅は餅屋におまかせする作戦です。
具体的には、フリーランスエージェントに登録して仕事を見つけます。もちろん、マージンは取られます。
※フリーランスエージェントは、個人事業主だけでなく、私のような一人法人でも利用できるのが一般的です。

|私ができること① 一気通貫開発

|私ができること② 境界領域での橋わたし

|私ができること③ 伝わるドキュメント作成

|致命的な経験不足が判明!
会社設立の手続き関係が7月前半にはひととおり終わったので、後半から仕事探しを加速しました。
そして、致命的な経験不足に気がつくのです…
ほとんどの案件で Git & GitHub が必要
ほぼ一人で1装置を丸っと担当することが多かったので、プログラムを他人と共有する必要がありませんでした。
変更履歴もソースにコメントで埋め込んでしまうことがほとんどで、バージョン管理もほどほどです。
普段から積極的に情報収集して「いまどき」な開発環境に慣れておくことは必要ですね、ほんと。AIの経験も問われます。
|とはいえ、無事に見つかってます
夏休みに近いということもあり、この時期は年間でも案件が少ないほうだそうです。
が、なんとか7月中に案件参画を確定させることができました。ひと安心です。
とはいうものの、業務開始は9月から。
8月中は、言語の復習、Git & GitHubの習得、扱う製品の情報収集等に取り組んでしっかり準備しております。
受験時期の過去の自分よりよっぽど勉強しています(笑)
ちなみに、生活に支障のない金額はもらえるものの、年収で比較すると会社員時代よりだいぶ落ちることになります。現実は甘くありません。
11. その他もろもろ

こまごまとしたものは説明を省いていました。一応、ここにまとめて書いておきます。
|独自ドメインの取得
会社名(商号)を決めると同時にドメインも決めて、XServerで取得しました。
|印鑑の購入
こちらも会社名(商号)を決めたので早々にSirusiで法人設立3本セットを購入しました。テンション上がりますね。
|名刺の作成
こちらは、使い慣れたCanvaで作成しました。紙質等で多少前後しますが、100枚で約2,000円なので手軽でいいですね。趣味でつかうのもアリですよ。


|固定電話
法人口座を開設するなら必須だと聞いたので、番号を取得しました。でも、あったら開設できるというわけではないので注意です💦
|会計ソフトの導入
私の場合は、そんなにお金の出入りがあるわけではないので必要性が低い気もしました。
が、今後のことも考えれば慣れておいたほうがよいという考えもあり、試してみる意味でも導入することにしました。
有名どころだと freee、マネーフォワード、弥生 がありますね。
年払いだと他より安い
簿記で培った知識が活かせる
ということもあり、私はマネーフォワードを選びました。
|ホームページの立ち上げ(サーバーレンタル)
独自ドメインは早々に取得していたのですが、サーバーはあとから契約しました。こちらもXServerです。
|フリーランスエージェント
3社登録しました。事前にAIと相談したら私の経験に合わせていろいろなエージェントを提案してくれました。
が、実際につかってみると、やはり直受け案件をたくさん持っている大手が一番無難だと感じましたね。
|企業型確定拠出年金の移換
忘れがちなやつです。
まだ届いていませんが、資格喪失のお知らせが来たら楽天証券のiDecoに移換する予定です。
まとめ

7/1、無事に合同会社を設立できました。なかなかトラブル続きでした。
なんなら、一部はトラブル継続中です💦
トラブル続き、心配ごと多数、不安ごと多数…
ある程度は予想できたこととはいえ、「起業って若干ドM体質じゃないと無理じゃない?」「てか、私ってドMだったの?」と自問自答。
結論。過去にも増して変化の激しいこの時代に必要な姿勢とは、
ドM
ということが、起業してみてわかりました!
仕事が決まったとはいえ、まだはじまっていません。会社員では必要なかった作業もこれからたんまりあります。そんなわけで、
高橋の挑戦はまだまだつづく!
読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋

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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。
