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【コーヒー談義】苦い豆を飲み始めた人類、正気か?【時空BBS:食文化板】

ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。

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 【議論】苦い豆を飲み始めた人類、正気か?
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1 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

本スレッドは「コーヒーとは何なのか」を語る食文化板です。
苦い。黒い。眠れなくなる。
にもかかわらず、人類はこれを毎朝ありがたがって飲んでいます。
最初に豆を焼いて煮出した方、説明をお願いします。

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2 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

俺の山羊が先に飲んだ。

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3 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

正確には、山羊飼いの伝説は後世の話だ。
だが、眠気覚ましとして飲まれたのは確かだ。

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4 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

私は苦い飲み物そのものより、コーヒーハウスが怖かった。
人が集まり、話し、政治を語り始める。
飲み物より、集まる場所が危険だった。

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5 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

欧州にも広めた。
最初は「黒くて苦い異国の飲み物」として怪しまれたが、砂糖と牛乳を入れたら一気に社交界に入り込んだ。

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6 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

すみません。
今、三杯目を飲みながら出社しています。

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7 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

>>6
現代の依存者、参加を許可します。
ただし心拍数が上がりすぎた場合は退室してください。

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 【発端】山羊が跳ねた
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8 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

昔、俺の山羊が赤い実を食べた。
すると夜になっても跳ね回った。
寝ない。元気すぎる。山羊なのに祭りを始めた。

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9 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>8
完全にカフェインですね。

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10 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

>>9
俺は思った。
これは食べられるのではないか、と。

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11 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

>>10
なぜ山羊が寝ないのを見て「自分も食べよう」になるのだ。

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12 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

>>11
食文化板でそれを聞くのか。
人類はだいたいそうやって食べてきただろ。

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13 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

補足。
山羊飼いカルディの話は有名な伝説ですが、史実として確認された話ではありません。
ただし「コーヒー発見譚」として非常に広く語られています。

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14 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

史実寄りに言えば、コーヒーはエチオピア周辺で知られ、イエメンで飲み物として発展した。
我々は夜の祈りで眠らないために飲んだ。

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15 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>14
夜の祈り。
私は朝の会議。
目的は同じです。眠らないこと。

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16 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

>>15
祈りと会議を同列にするな。

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17 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>16
どちらも眠ると怒られます。

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18 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

そこだけは共通しているな。

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 【焙煎】豆を焼くという発明
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19 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

そもそも、赤い果実の種を取り出し、乾かし、焼き、砕き、湯で煮出す。
工程が遠すぎる。
果物ならそのまま食べればよいのに。

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20 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

最初は実を煮たり、種を噛んだり、いろいろ試したらしい。
だが焙煎すると香りが立つ。
あの香りは、豆を焼かなければ出ない。

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21 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

>>20
山羊は焙煎していない。

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22 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

>>21
山羊を基準にするな。

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23 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

焙煎の香りだけで目が覚めます。
会社の給湯室であの匂いがすると、人類が一斉に蘇ります。

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24 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

人類が蘇るのはよい。
問題は、蘇った人類が集まって喋り始めることだ。

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25 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

コーヒーの効能は眠気覚ましだけではない。
人を椅子に座らせ、長話をさせる。
そこに新聞、商談、噂、政治が集まる。

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26 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

飲み物というより、会話装置ですね。

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27 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

その通りだ。
一杯のコーヒーは小さい。
だがコーヒーハウスは大きい。

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 【危険】コーヒーハウス、政治を煮出す
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28 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

オスマン帝国では、16世紀にコーヒーハウスが広まった。
詩人、商人、学者、役人、暇人。
全員が集まって、飲み、語り、噂を交換した。

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29 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

暇人まで入っているのか。

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30 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

暇人が一番危険だ。
時間がある。声も大きい。なぜか政治に詳しい。

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31 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

現代にもいます。
昼休みに全ての経営判断を批評する人。

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32 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

欧州のコーヒーハウスも同じだ。
ロンドンでは商人が集まり、新聞を読み、株や保険の話をした。
一杯のコーヒーで何時間も居座る。
店主からすれば回転率が悪い。

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33 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

それは現代の喫茶店にも刺さります。

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34 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

しかも当時は酒場より頭が冴えている。
酔っていない人間が集まると、議論が長い。

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35 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

酒ではなく覚醒をもたらす飲み物。
それが社会を変えたのだ。

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36 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

だから何度も禁止や規制の対象になった。
飲み物が危険だったのではない。
起きている人間が集まることが危険だった。

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37 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>36
起きている人間、そんなに危険ですか。

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38 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

危険だ。
寝ている人間は反乱を起こさない。

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39 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

山羊も寝ていないと危険だ。
柵を壊す。

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40 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

山羊の政治活動は知らん。

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 【変質】苦いままでは勝てなかった
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41 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

欧州に入ったコーヒーは、最初かなり怪しまれた。
黒い。苦い。異国の香りがする。
だが砂糖と牛乳を入れると、急に受け入れやすくなった。

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42 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>41
私はブラック派です。

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43 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

>>42
強がるな。
最初に飲んだ時、苦いと思ったはずだ。

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44 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>43
思いました。
でも「大人はこういうものを飲む」と思って我慢しました。

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45 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

人類、山羊より見栄で飲んでいる。

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46 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

苦味は慣れる。
最初は薬のようでも、やがて香りを楽しむようになる。
人類は苦味を文化に変える生き物だ。

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47 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

食文化板らしい言葉が出ました。
「苦味を文化に変える」。

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48 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

苦味だけならまだよい。
そこに砂糖が入ると、話が世界規模になる。
砂糖、植民地、貿易、労働。
甘くした一杯の背後に、重い歴史が沈む。

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49 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

……否定できない。
コーヒー、砂糖、カカオ、茶。
近世の嗜好品は、世界貿易と植民地経済を動かした。

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50 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

朝の一杯が、急に重くなりました。

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51 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

山羊が跳ねた話から、世界史が出てきた。

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52 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

食べ物とはそういうものだ。
口に入るものは、必ずどこかから運ばれてくる。

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 【現代】人類、カフェインに出勤を支配される
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53 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

現代の話をします。
私は朝、目が覚めません。
しかしコーヒーを飲むと「人間の形」に戻ります。

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54 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

人間の形を失って出社しているのか。

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55 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>54
月曜の朝はだいたいそうです。

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56 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

カフェインは眠気を感じにくくする。
疲労そのものを消すわけではない。
祈りのために使うなら節度が要る。

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57 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>56
疲労は消えていない。
見えなくしているだけ。
今、かなり刺さりました。

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58 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

それでも人類は飲む。
眠気を押しのけて、議論し、働き、航海し、帳簿をつけ、文章を書く。
コーヒーは近代の机に置かれた小さな炉だ。

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59 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

山羊は跳ねるだけだった。
人類は跳ねずに机に向かう。
進化なのか退化なのか分からない。

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60 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>59
跳ねたいです。
でも会議があります。

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61 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

また会議か。
コーヒーは人類を起こした。
そして、起きた人類は会議を始めた。
これは本当に進歩なのか。

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62 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

議題が危険な方向に進んでいます。
この掲示板は会議制度への反乱を推奨しません。

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63 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

では最後に一つだけ。
コーヒーは眠気を消す飲み物ではありません。
眠いまま社会に参加するための飲み物です。

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64 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

名言のようで、少し悲しい。

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 【結論】苦味は文明を起こした
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65 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

そろそろまとめましょう。
皆さんにとって、コーヒーとは何ですか。

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66 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

山羊を跳ねさせた赤い実だ。
伝説かもしれないが、最初の驚きはそこにある。

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67 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

眠らず祈るための助けだ。
ただし、助けであって主人ではない。
飲み物に生活を支配されてはならない。

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68 :オスマンの役人 ◆Ottoman【帝国/16世紀】

人を集める危険な液体だ。
一杯の黒い飲み物が、噂と議論と政治を煮出す。

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69 :ヨーロッパ商人 ◆Merchant【欧州/17世紀】

世界をつないだ嗜好品だ。
香りは豊かだが、その背後には貿易と植民地と労働の歴史がある。
甘いだけの飲み物ではない。

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70 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

朝の救命具です。
でも、四杯目からは救命具ではなく浮き輪に穴を開ける行為です。

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71 :エチオピアの山羊飼い ◆Kaldi【伝説/エチオピア】

>>70
山羊でも四杯は飲まない。

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72 :現代会社員 ◆OfficeWorker【現代/朝8時】

>>71
山羊は会議がないので。

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73 :イエメンの修道者 ◆YemenMonk【修道院/15世紀頃】

会議から離れよ。

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74 :管理人 ◆Admin【時空BBS/運営】

本日の結論。
コーヒーは、苦味を文化に変えた飲み物です。
山羊を跳ねさせ、修道者を起こし、商人を集め、役人を怯えさせ、現代人を出社させました。
ただし、疲労を消すものではありません。
眠い時は寝ましょう。

このスレッドはアーカイブされました。

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 【食文化ノート】
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このスレッドに登場したコーヒーの話は、史実と伝説をもとにした脚色です。
もっと知りたい方のために、元ネタを簡単に紹介します。

■ カルディ伝説
エチオピアの山羊飼いカルディが、赤い実を食べた山羊が興奮して跳ね回るのを見てコーヒーを発見した、という有名な伝説がある。ただし史実として確認されたものではなく、後世に広まった起源譚とされる。

■ イエメンとコーヒー
コーヒーはエチオピア周辺に起源を持つとされ、15世紀頃にはイエメンの修道者たちが夜の祈りで眠らないために飲んでいたと伝えられる。イエメンの港町モカは、コーヒー交易の拠点として知られた。

■ 焙煎と抽出
コーヒーは果実の種子を乾燥・焙煎し、砕いて湯で抽出する。焙煎によって香りと苦味が生まれ、生の実や種とはまったく違う飲み物になる。食文化としてのコーヒーは、焙煎技術と抽出技術の発達によって形づくられた。

■ コーヒーハウス
16世紀のオスマン帝国、17世紀以降のヨーロッパでコーヒーハウスが広まり、商人・学者・作家・政治好きが集まる社交場となった。新聞、商談、保険、株式、政治議論などが交わされ、単なる飲食店を超えた情報交換の場として機能した。

■ コーヒーと世界貿易
コーヒーは近世以降、砂糖・茶・カカオと並ぶ重要な嗜好品となり、世界貿易と植民地経済に深く組み込まれた。現在も主要な国際商品作物であり、生産地と消費地の距離が大きい飲み物である。

■ カフェイン
コーヒーに含まれるカフェインは、眠気に関わるアデノシンの働きを妨げ、眠気を感じにくくする。ただし疲労そのものを消すわけではない。飲みすぎると不眠、動悸、不安感などにつながることがある。

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この話を楽しんでいただけたなら、食文化板にはまだまだスレッドがあります。
毒、発酵、辛味、甘味、保存食、戦時の代用食。
人類の食卓は、いつも少しだけ正気ではありません。



もし今の悩みが「お金・生活・欲望」に近いなら、次はこのあたりが合うかもしれません。



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