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【ステップ4「循環・取引」編総括】不動産取引の「不条理」を破壊し滑らかに、不動産テック版『アベンジャーズ』11社振り返り

【建設不動産note100本ノック:65本目】
フォースタートアップス株式会社の廣瀬 丈也です!
建設不動産領域に特化した「PropTechチーム」所属のヒューマンキャピタリストとして、
成長産業へのキャリア支援を行っております!!


◯30秒自己紹介

【経歴】
埼玉県川口市出身
埼玉県立春日部高校(野球部)
→明治大学法学部(体育会応援団)
→新卒で不動産ベンチャー企業に入社
スタートアップ企業のオフィス賃貸の仲介営業を経験

【経歴】
◯現在:フォースタートアップス株式会社
HR領域中心にスタートアップ企業の成長支援
建設不動産領域に特化した「PropTechチーム」所属
建設不動産業界経験者の「スタートアップ転職」を伴走設計
宅地建物取引士
公式noteマネー記事選出22回

【廣瀬的建設不動産DXマップ】

ステップ1:【環境・インフラ】
「負」を取り除き、土台を整える
まずは現場の「物理的な負」を取り除き、透明性を確保するフェーズ。

ステップ2:【解析・資本】
「意志」を込め、価値を最大化する
土地に「何を建てるのが正解か」を導き出し、プロジェクトのガソリン(資金)を注入するフェーズ。

ステップ3:【構築・ハード】
カオスな現場をソフトウェアで導く
実際に建物を建てるプロセス。複雑なサプライチェーンと職人の技をデジタルで繋ぐ。

ステップ4:【循環・取引】(👈️いまココ)
「法」と「信頼」を繋ぎ、市場へ届ける
完成した資産を、適正かつスピーディにユーザーの手元へ届けるフェーズ。

ステップ5:【居住・空間】
テクノロジーが溶け込む、新しい日常
家を単なる「箱」から、住人の意志を汲み取る「デバイス」へと進化させるフェーズ。

ステップ6:【未来・拡張】
「住まう」の境界線を、自由に飛び越える
建物、家具、場所。あらゆる所有の概念から解放され、315兆円の産業がデジタルに飲み込まれる瞬間。

日本の基幹産業である不動産・建設業界の「負」を解消するDXマップ。
その中でも、最も多くの人が関わり、そして不条理が渦巻いていた「ステップ4:【循環・取引】」のフェーズ。

本日、ついにこの巨大なステップの総集編をお届けします。

「法」と「信頼」をテクノロジーで繋ぎ、完成した資産を適正かつスピーディにユーザーの手元へ届ける。
このフェーズを牽引する11のスタートアップたちが、どのようにバトンを繋ぎ、315兆円市場の「当たり前」を書き換えてきたのか。
一つの壮大なストーリーとして振り返っていきます。

1️⃣情報の泥水を浄化し、「透明なインフラ」を創る


かつての不動産仲介の現場は、電話のコール音と「その物件、もうないよ!」という怒声が響く、アナログの極みでした。

その泥水のような情報インフラに、最初の浄水器を通したのがイタンジです。物件確認を自動化し、不動産取引を「24時間止まらない」インフラへと変貌させました。

そして、その透明になった情報を武器に、営業マンを単なる「御用聞き」から「人生のパートナー(軍師)」へと進化させたのがFaciloです。GoogleやSUUMO出身のアベンジャーズたちが、住み替えのコミュニケーションを劇的に軽やかにしました。

2️⃣アナログな「契約と組織」からの解放

物件が決まっても、最後に立ちはだかるのは「600億円の判子と印紙」という分厚い壁でした。
ここに法と実務の完全解を持ち込み、取引の「最後の一歩」を安全にデジタル化したのがPick(PICKFORM)です。

そして、これらの複雑なプロセスをすべて垂直統合し、「不動産をポチる」という未来を圧倒的なスピード感で実現したのが、不動産テックの巨人・GA technologiesでした。

一方、会社という組織の枠組み自体を破壊したのがTERASSです。還元率75%という衝撃のルールでエージェントを解放し、「担当ガチャ」という言葉を業界から撲滅しようとしています。

3️⃣建物の「価値」を守り、データで証明する

建物は、建てた後の方が長い。その資産価値をどう守り、どう評価するのか。

THIRDは、25兆円と言われる「ブラックボックス化された修繕・管理」にメスを入れました。AIが24時間コンディションを監視し、建物の「カルテ」を作ることで、業者の言い値に終止符を打ちました。

さらに、その現場で発生する膨大な「書類の山」を、東大発の知性と昭和の気合で爆速で構造化していったのがです。

そして、管理と修繕が完璧になった物件(特に巨大なオフィスビル)のデータを集約し、「世界最大のオフィス街・東京」の価値をアルゴリズムで世界へ証明しようとしているのがestieです。
彼らは不動産版Bloombergとして、東京を最強の投資対象へと変えようとしています。


4️⃣磨かれた価値を、次の時代へ「循環」させる

価値が正しく評価された資産は、いよいよ「次の住人」へと渡されます。

カナリーは、Z世代が熱狂する最高のUXと「Vertical AI」を武器に、おとり物件を排除し、タイパを極めた新しいお部屋探し体験を創り出しました。

そして、「家を買うなら新築」という500兆円を溶かす悪しき常識を破壊し、中古に新しい命を吹き込んでいるのがリノベるです。彼らはCO2排出量を76%削減するというエビデンスを武器に、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の社会インフラとなりました。

最後に、「売れない・遅い・面倒」という不動産売却の三重苦に終止符を打ったのがすむたすです。最短2日で家を現金化する和製iBuyerの魔法は、日本の不動産市場に圧倒的な「流動性」を生み出しました。


5️⃣そして、鍵は渡された。次なる舞台「ステップ5」へ

情報が透明になり、価値がデータで証明され、人が解放され、資産が瞬時に循環する。
11のスタートアップたちが繋いだバトンリレーによって、厚く閉ざされていた不動産取引の扉は開かれ、新しい住人へと「鍵」が手渡されました。

これにて、「ステップ4:【循環・取引】」のフェーズは完結です。

しかし、物語はここで終わりません。
鍵を開け、新しい部屋に入った瞬間。そこから始まるのは「実際の暮らし」です。

ステップ5:【居住・空間】

テクノロジーが日常に溶け込み、家が単なる「箱」から、住人の意志を汲み取る「デバイス」へと進化するフェーズ。スマートホーム、IoT、そして空間そのものの知能化。
私たちが一番長く過ごす「住まい」の中身が、ここから劇的にアップデートされていきます。

次回から始まる「ステップ5:【居住・空間】」、どうぞご期待ください!

ご覧いただきありがとうございました!!

フォースタートアップス株式会社 ヒューマンキャピタリスト
for Startups, Inc.「PropTechチーム」
廣瀬 丈也

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