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英検準1級のレベルは?英語が得意な人も落ちる落とし穴

このような方向けのnoteです!
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英検2級合格して英検準1級に憧れている
漠然とそろそろ挑戦してみようかな…と迷っている
英検準1級の単語レベルどれくらいなのか知りたい
英検準1級でどのくらい長文が読めるのか知りたい
英検準1級の会話レベルを知りたい
TOEICと比べるとどうなのか知りたい
学校の英語が得意なだけじゃ対応できない理由と
その対策を知りたい

こんにちは!英語講師の笹倉ゆみえです。

私はフルタイムで働きながら、英検2級から1級まで取得しました。
現在オンラインで英検指導をしています。

自己紹介noteはこちらです!



英検2級合格後に準1級の勉強を始めた当初は、「こんなに難しい単語覚えられない」「長文がわからなすぎる」と思っていました。2級との差が大きすぎて、大変なことに手を出してしまった・・・と思ったものです。

今回は、これから英検準1級を受験しようと思っている方向けに、
「英検準1級にはどのくらいの英語力が必要なのか?」
「TOEICと比べるとどうなのか?」といった疑問にお答えしていきます!

さらに、実際に私自身が英検とってよかった!と実感した瞬間を3つご紹介します。

学校で英語が得意だった私でも、なぜか準1級にはなかなか受からなかった。その理由や、意外な落とし穴についても後半でお話ししますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。


英検準1級取得後に感じた3つの変化

中学生・高校生に英語を教えられるようになったとき


英検2級の頃は「何となくこう言うんだよ」としか言えなかった私。質問されても的確に答えられていなかったように思います。でも準1級の勉強を通して、なぜこの時制なのか、どうしてこの前置詞なのか、少しずつ説明できるようになってきました。

中学生は文法でつまづくお子さん多いですよね。お子さんに教える時に英検で勉強したこと、大いに役立ってます。

長文の内容がすっと入ってくるようになったとき


英検準1級の読解問題は長くて難しいです。最初は、単語を調べるだけで精一杯で、文全体の意味がぼやけてしまうことがよくありました。

でも、英検準1級の長文を語順通りに読んでいく練習を重ねていくうちに、だんだん文章の「構造」が見えてくるようになります。2級までの長文は、単語がわかればすらすら読めるものばかリですが、準1級になると少々複雑な構文も入ってきます。
2級の時は後ろから訳して日本語で意味を理解していましたが、準1級ではそれをやっていたら試験時間内に終わりません。ひたすら語順通りに読む練習です。

文法や単語の使い方に自信が持てるようになったとき


私の中ではここが一番大きな変化でした。英作文の練習が一番英語力がついたと実感しています。
最初の頃は「この単語で合ってるのかな?」「時制がちぐはぐかも…」と、書くたびに不安でした。でも、コツコツと英作文の練習をしていって、少しずつ変化が見えてきたんです。
やったとこは、
①構成やフレーズを覚える
②実際に英作文をかいて添削してもらう
特に添削をうけたのがよかったです。自分一人でやっていたら、間違えて覚えてしまっていたり、独りよがりの英語しか書けなかったと思います。
それと効果があったのは、書いたあとに読み返して、全体の流れやつながりを確認したことです。
当たり前のことをコツコツやっていった結果、2級レベルから上がったように感じます。


ではここからは、一般的に言われている英検準1級のレベル感をまとめてみます。

英検準1級のレベル感はどんな感じ?


語彙レベル→ 約7500語以上

高校卒業レベルの語彙(=英検2級レベル)は約5000語。
ちなみに日本の高校卒業までに学ぶ英単語が3450語が目安となっています。準1級ではそれを大きく上回る約7500語以上の語彙力が求められます。しかもその単語は、「climate change(気候変動)」や「artificial intelligence(人工知能)」など、社会問題やテクノロジーに関するものが多いですよね。
他にも、動詞「verify ○○の正しさを確認する」「infringe 侵害する」は日常生活では使わないかもしれません。英検準1級の英単語は難しいです単語帳を毎日コツコツ暗記していきます。

長文読解の内容→ 新聞や雑誌レベル

英検準1級の読解問題は、英語圏のニュースサイトやドキュメンタリー記事のような内容が多いですよね。環境問題や社会問題。具体的には、外国の歴史や、人体に関するある研究、どこかの国の新しい制度の話…。正直、全く興味がわかない長文が出ることもしばしばあります。
英検準1級レベルの長文を理解するためには、「高校の教科書英語が読める」だけでは太刀打ちできません。専門知識は必要ありませんが、論理的な読解力が必要になります。

ライティングは → 自分の意見を英語で書けるかがカギ

エッセイ(意見論述)では、与えられたテーマに対して、自分の意見+理由を英語で120~150語程度で書きます。
たとえば、2021年第3回過去問でしたら、こんな問題が出ました。
Should people stop using goods that are made from animals?
(人々は動物由来のグッズを使うことをやめるべきですか?)
理由を2つ挙げて論理的に展開しなければなりません。
さらに2024年度からは「要約問題」が追加されました。200語程度の英文を読んで60~70語に要約します。「この文は何を言いたいのか?」をポイントを押さえて書く必要があります。
読解力、語彙力(言い換え力)、文章力が求められます。

スピーキング → 社会問題について意見を述べる力

スピーキング試験まずイラストを見て状況をナレーションします。これも語彙力が必要ですね。使う英単語は難しくなくて大丈夫ですが「言いたいことが口から出てくる」ことが必要です。
さらに与えられたトピックに対して、自分の意見を即興で話す力が求められます。社会的なトピックについて質問されます。例えば、
「テクノロジーの進化で人々の生活は良くなったと思いますか?」
「高齢者と若者はもっと交流した方が良いと思いますか?」
これも日常会話ではなかなか出てこないテーマかもしれません。でも、ここを乗り越えることで、英語で言いたいことが言えるレベルに近づけます。

TOEICと比べるとどうなのかな?

日本では、巷で言う「TOEIC」は主に、リーディング&リスニングを受ける方が多いです。なので、TOEIC800〜900点を取っていても、スピーキングやライティングは苦手…という人も多いです。もちろんTOEICもスピーキングとライティングがあります。
その点、英検準1級は「読む・聞く・書く・話す」の4技能すべてが一度に測れるので、英検の勉強自体が4つのスキルアップにつながります。
バランスよく英語力を伸ばしたい人にとっては、英検準1級の勉強を通して、効率よくスキルアップできると思います!
ちなみに、英語が読めるだけでいいならスピーキングテストは必要ないかもしれませんが、リスニングも伸ばしたい、話せるようになりたいなら、スピーキングテストはマストです。アウトプットの練習をしないと、聞けるようにも話せるようにもなりません!

英検準1級を持っていると

たとえばあなたが 高校生なら…

①難関大・推薦入試での強力な武器に。
② 周りから「本気で英語を頑張ってる人」と思われる。
大学入試で加点されたり、英語に関してはアドバンテージありますね!!満点換算される大学もあります。高校生のうちに英検準1級取得しておくのは有効です!

例えばあなたが 社会人で転職を考えている人なら…

① 「実践力のある人」として評価されやすい。
② 英語を使った仕事や転職にも自信を持てる。

実際は日本の企業ではTOEICの方が広く採用されていますね。TOEICも英語力を判断するための素晴らしい試験ですので、会社でTOEICを推奨されているなら、そちらを受けるべきです。しかし、しかしですよ!先ほども書いたように、日本で一般的にTOEICというと、リスニング&リーディングが多いので、アウトプットとなると、「高得点なのに話せない…」という方も多いです。英検準1級は、ライティングもスピーキングもやらなきゃいけなので、総合的に見て、英検の方が負荷がかかる、それはつまり、
①英語で考える力
②意見を伝える力
③論理的に組み立てる力
がつくと思います。もちろん簡単ではないです。だからこそ、英語力を総合的に伸ばしたいなら、英検準1級を目指すのが一番の近道だと思っています。


英検準1級のレベル感私なりにまとめてみました。「なんとなく勉強してたら取れた」というレベルではないからこそ、準1級の合格は本当の英語力の証明になります。少し大変かもしれませんが、英語の「読む・聞く・書く・話す」力をバランスよく、実践的に伸ばしたい人にはぴったりの試験だと思います!!


英語が得意な人でも落ちる落とし穴は?

ここからは、「学校の英語は得意だったんだよね」「英語は好きなんで、英語ニュースとか見てますよ」「ラジオ英会話結構やってました」という人でも英検準1級に合格できない人が陥りやすい落とし穴を、お伝えしていきます。中でも多い3つのパターンです。

落とし穴①:スピーキングができない


普段の英語学習がリーディングやリスニング中心の人にありがちなのが、「話す力が足りない」こと。英検準1級のスピーキング試験では、単に英語を話せるだけでなく、
①社会的なテーマに対して②自分の意見を述べ③理由を説明④会話の流れに沿って答える
という、論理的なスピーキング力が求められます。しかも時間は限られており、即答力も必要。普段カジュアルな会話が得意な人ほど、面接で緊張したり、「言いたいことが浮かばない…」となってしまいがちです。

【対策】

①よく出るトピックで「自分の意見+理由」を日本語で考えておく
②面接のテンプレートを覚える(例:I think ~ because...)
③スピーキング練習は「1人2役」でやってみる(質問→回答)
④録音して聞き返すことで、自分の弱点を客観的に知る

 落とし穴②:長文で混乱してしまう

英検準1級の読解は、ニュース記事や科学的な内容が中心。
途中でわからなくなってしまう原因は、
①知らない単語が多い
②文が長くて複雑
③主張や意見の流れを見失いやすい
2級よりも複雑な文が多いので、「読むだけで疲れる…」という人も多いです。特に、ラジオ英語や、リスニングが得意な方など、日頃から英語を“音で聞く”ことに慣れている人にとっては、硬めの文章構造に混乱してしまうこともありますね。

【対策】

①長文読解では「設問を見る→目的を持って読む」クセをつける
何について問われているか、設問を読んでから本文を読んでいきます。答えを見つける感覚で。
②文構造に慣れるために、音読やシャドーイングを取り入れる
③知らない単語が出ても止まらず、“文全体の流れ”を意識する
④英字ニュースや科学系のやさしめの記事で事前に読解力を鍛える

 落とし穴③:英作文が書けない

英作文に苦手意識を持つ人はとても多いです。
理由は、
①何を書けばいいかわからない
②語数が足りない/逆に多すぎる
③文法ミスが気になる
④意見が浮かばない
英作文はしっかり対策しないと、「書く内容」と「英語力」の両面でハードルが高いです。特に、英語が得意=文法に敏感な人ほど、「完璧に書こう」として手が止まりがちです。間違うのが怖い…という感覚になってしまうことがあります。

【対策】

①「型」で書くことを意識する(例:主張→理由1→理由2→まとめ)
②最初は日本語で構成を考えてから英語に直す
③よく出るテーマ(環境、教育、テクノロジーなど)で例文をストック
④書いた英作文を添削してもらう、見直す→成長が見える!

どれくらい勉強すれば合格できる?レベル別・目安時間の目安


英検準1級は「なんとなく英語が得意」では太刀打ちできない試験です。
では、実際にどれくらいの学習時間が必要でしょうか?
現在の英語レベルごとに「合格に向けて必要な勉強時間」の目安を紹介します。(非常にざっくりですが・・・)

英検2級が余裕で合格できるレベルの人


 → 集中して取り組めば、1日3時間×3ヶ月(約270時間) で合格が見えてきます。

英検2級がギリギリだった人


 → 3ヶ月で目指すなら1日5時間以上(約450時間) は必要です。
 → もしくは、6ヶ月かけて1日2〜3時間(360〜540時間) の計画でコツコツ進めるのが現実的です。こちらの方が現実的かつ英語力はつきます。途中で飽きなければ・・・。

TOEIC600点程度の人


 → 英作文やスピーキングに苦手意識がある方も意外と多いですよね。400〜500時間 を想定して学習計画を立てるのがおすすめです。
3ヶ月で目指すなら1日4~5時間以上(約450時間)くらいは頑張って!

TOEIC800点前後の人


 → リーディング力は十分でも、英検特有の問題形式や英作文対策が必要です。200〜300時間 の集中対策で合格できると思います!ただしこの期間はめっちゃ集中です。
3ヶ月で目指すなら、最低1日2~3時間(約270時間)くらいを目安にするとよいと思います。

ちなみに私は、英検2級合格後から準1級合格までに約1年かかりました
平均して1日3時間の学習を継続していたので、トータルで約1,000時間ほど使ったことになります。英検準1級は「短期決戦」もできますが、「積み重ね」が一番の近道だと実感しています。

まとめ

何度も言いますが、英検準1級は、読む・聞く・書く・話すすべてにおいて「考える英語力」が問われます。でもこの試験、ネイティブ感覚だと、ネイティブスピーカーの中学生くらいの英語力ともいわれていますね。つまり、帰国子女や留学経験がなくても、日本にいながら十分に目指せるレベル。
だからこそ、英検準1級に向けた学習は、「今の自分の英語力を次のステージへ引き上げたい!」と思っている方にはぴったりだと思っています!
特に、ずっと英語が好きで勉強してきたけれど、
〇英会話だけでは物足りない
〇TOEICスコアだけでは測れない力をつけたい
〇英語を教える側としてもっと説得力を持ちたい

そういった方にとっては、英検準1級の学習は、日本にいながら本格的な英語力を養う最高の教材になると思います。

実際私は、中一英語からやり直しして、ある程度基礎英語が理解できたら、後は英検の過去問ばかりやってました。時々TOEICの単語帳に浮気したこともありますが、私には英検があっていました。長文の雰囲気とか、リスニング問題とか‥。その辺は個人の好みもあると思いますが、私は過去問に取り組むたびに、自分の成長が実感できたなあ、と思っています。

英検2級をとったことがある方や、これから英語勉強始めようかな~と思っている方、普段英語を教えている先生でも、英検準1級を受けるメリットたくさんあります。ぜひ英検準1級に挑戦してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!



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