【中学受験 小5】反抗期の始まりに気づいた、親子で本音を交わすためのヒント
■ はじめに
「勉強よりも態度が大事」
このテーマで以前も記事を書きました。
そして先日、この言葉の重みをさらに実感する出来事がありました。
きっかけは、息子の塾や勉強への向き合い方をめぐる一連の出来事です。
(関連記事はこちら →「 勉強ができるより“態度”が大事と気づいた日」)
■ 自由に任せたけれど…
6月、息子の様子を見て「管理しすぎかもしれない」と思い、
勉強のタイミングや、やり方を本人に任せる形に切り替えました。
すると、悪い点をとっても危機感が湧かず、復習も後回し。
別の問題が出てきました。
それでも僕は口出しをほとんどしませんでした。
僕に言われて勉強するより、自分の行動の結果を体感した方が「当事者意識」が育つと思ったからです。
…そして予想どおり、直近のテストでは点数が下がってしまいました。
■ また「辞める」と言い出した息子
試験の結果を受け、勉強の仕方について改めて話し合いました。
すると息子は、「もう、塾を辞めよっかな?」と口にし、
僕の顔色を伺いながら、最終的に「もう辞めるわ」と言いました。
僕は「わかった」と受け入れました。
半年間でそれなりの収穫はあったと思っていたし、
この先は、本人の覚悟がないと難しいだろうと感じたからです。
そして息子に「止めてほしい気持ち」もあるように見えたので、あえてそのまま泳がせてみました。
■ 「やっぱりやる」という息子に、釈然としない気持ち
しばらくすると息子は僕のところに来て、
「本当に終わりなの? 終わっていいの?」と聞きます。
「本当に終わりだよ」と僕が言うと、息子はしばらくして
「でもな…やっぱりやろうかな」と言いました。
正直なところ、挑戦してほしいというのが僕の本音です。
ただ、このまま続けるなら気持ちを整えてほしいと伝えました。
「〇〇にとって大切な話だから、
やるなら覚悟を持ってやってほしい。
それを踏まえて考えてほしい。」
■ 息子の態度に腹が立った僕
その後、しばらく時間を置き、改めて話をしようと声をかけました。
ところが、息子はタブレット端末を見たまま反応しません。
真剣に話し合おうと思っているのに、困ったもんだなと思いながら
「聞こえてる?」と尋ねたら、
息子は「今から行くんじゃん!」と強めの口調で返してきました。
思わず僕は、「その態度はおかしくないか?」と声を荒げてしまいました。
そこから冷静になろうとしましたが、話はかみ合いません。
僕は「わかってるの?」という気持ちで色々話すけど、
息子は「知らない」「わからない」とだけ返す。
そのやりとりが積み重なり、僕の声はどんどん大きくなっていきました。
ちなみに東京で生まれた息子に、感情を乗せ関西弁で話せば変わるかなと思ったのですが、全くダメでむしろ逆効果。
あれはやめておいた方がいいですね(笑)。
今思い返すと、本当に恥ずかしいです…。
■ 最後は、落ち着けたからよかった
やりとりが続く中で、息子が突然こう言いました。
「僕がこの家にいると家族は不幸になるから出ていく」と。
その言葉を聞いた瞬間、胸がギュッと締めつけられました。
でも直感的に、それは違うと思ったんです。
そして、こう言いました。
「それなら、お父さんが出ていく。でも、それでも態度だけは直しなさい。君の将来もお母さんも困るから。」
すると息子は号泣しながら、
「お父さんが出ていったら、お母さんも僕も困る」と言いました。
その言葉を聞いて、ようやく僕も素直に言えました。
「お父さんは、〇〇を大切に思ってるから注意してるんだよ。」
そこからようやく、お互いに少し落ち着いて話せました。
どこに着地するのか見えない中で、最後は対話できたことにホッとしました。
■ 気づき
今回、僕が一番腹を立てたのは息子の態度でした。
でも、思いを乗せて怒れば怒るほど、話はできなくなっていったんです。
そして冷静になって、改めて気づきました。
「態度が悪いと、まともに会話ができなくなるんだ」
話す態度、聞く態度が悪いと、論点すら合わなくなる。
「聞いているのか、聞いていないのか」わからない状態に、苛立ちが募っていく。
僕が声を大きくすればするほど、息子は反発しながらも、きっと心を閉ざしていたんじゃないかと思います。
話し合いの途中で、息子はこう言いました。
「自分は人のこと言えないけど、お父さんも物にあたってたじゃないか」
正直、僕も気づかぬうちにペンを強く置いたりしていて、ある意味で態度が悪かったんですよね。「きっかけは誰だよ。」といいたいけど、、、確かにその通りです。
以前つくった家訓を思い出しました。
相手に失礼のないようにする
人の話をしっかり聞く
自分で考えたルールなのに、その意味をここまで深く理解できていなかったんだと痛感しました。
礼儀や態度を整えることは、相手を縛るためじゃない。
お互いが本音を出せる安心感をつくるために必要なんだ――
今回、身をもってそう感じました。
(関連記事はこちら →「『全部塾のせい』を卒業できた、家訓のちから」)
■ おまけ:ChatGPTとの会話
「息子は思春期に爆発するくらい、反抗期を迎えそうですね(笑)」と
ChatGPTに言ってみたら、こう返ってきました。
息子さんはしっかり反抗期を迎えるタイプだと思います。
でも、それは「危険なサイン」ではなく、むしろ健全な成長の証拠なんです。
「安全な反抗期の育て方ガイドを作りましょうか?」とも提案されたのですが、さすがにその日は、将来の事には向き合う余裕が心に無く
「ありがとう。今はその話を聞くのはお腹いっぱいだから、また今度お願いします。」
と、礼儀正しく返しました。
礼儀や態度って、本当に大切ですね。
そして、息子と向き合うこの時間そのものが、僕にとって大切な学びなんだと感じています。
きっと、親も子も、お互いに成長の途中なんですよね。
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