【中学受験 小5】3カ月ぶりに息子が予習を始めた日――親子で話した「努力」と「自己肯定感」
■ はじめに
今週、3カ月ぶりに息子が自分から予習に取りかかりました。
正直、驚きました。日曜に「塾を辞めたい」と言っていた息子が、です。
何がきっかけだったのかは、はっきりとはわかりません。
でも、この小さな変化を見て、親として感じたこと、そしてできたことをまとめておこうと思います。
きっかけは、週末にあった「塾を辞める・辞めない」で揺れた話。
たぶん、それが大きく影響しているんだと思います。
(前回の記事はこちら →「反抗期の始まりに気づいた、親子で本音を交わすためのヒント」)
■ 週末に伝えたこと
「塾を辞める・辞めない」で揺れていた息子に、僕はこう伝えました。
「塾を続けるなら、覚悟を持って臨んでほしい」
きっかけは、週末のテストの点数。
結果を見た息子がポツリとつぶやきました。
「・・・点数が、低くて良かった。」
きっと、「点数のことを触れられたくない気持ち」と「これで塾を辞められるかも」という気持ちが入り混じっていたんだと思います。
どんな声をかけたらいいか迷いました。
でも、ひとつだけ思ったのは「辞める・辞めない」で揺れながら勉強を続けても、正直、成績は上がらないということ。
そして、一番つらいのは、頑張っているのに結果が出ないこと。
だからこそ、腹を割って話す必要があると感じたんです。
■ 翌日の小さな変化
翌日、妻から聞いた話です。
息子が学校別の偏差値表を眺めていたそうです。これまで一度も見ようとしなかったのに、です。
はっきりした理由はわかりませんが、
危機感を覚えたのか
主体性が芽生えたのか
親の期待に応えたいと思ったのか
きっと、どれも少しずつ関係しているんだと思います。
■ この数日で息子に伝えた4つのこと
もし息子に何かが届いたとしたなら、僕はこんな話をしました。
① 今のままだと厳しい。
「今のままだと厳しいと思う」
「中学受験は、競争という側面がある」
「君は頑張ってる。けど、もっと頑張っている人もいる」
プレッシャーをかけたいわけじゃありません。
でも、現実を知ったうえで「今の頑張り方では難しい」ということは、きちんと伝えたかったんです。
② 一生懸命、頑張っている。
勉強に向き合う気持ちが変わるって、どういうことなのか。
僕自身の体験を話しました。
子どもの頃、暗記をサボってクラスが落ちていき、塾で先生にビンタされたことがあります(笑)。
今では考えられない時代です。でも、そのときに「頑なにやらない自分」が情けなくて、勉強に向き合うようになりました。
その話をしたら、息子が言いました。
「お父さんのときの塾より、今の僕の方が楽なんでしょ?」
僕はこう答えました。
「全然、逆だよ。すごく頑張ってるって、お父さんは思ってる」
「お父さんはサボったけど、〇〇はサボらないし、逃げないで一生懸命やってるやん」
ここで伝えたかったのは、「君はちゃんと頑張っている」という事実。
そして、「お父さんは努力をちゃんと見ているよ」ということも。
本気でそう思っています。実際、僕の子どもの頃よりずっと頑張ってる。
だからこそ、「自分を否定しないでほしい」と思ったんです。
③ “期待”を初めて伝えた
今回、初めて息子に素直な期待を伝えました。
「〇〇は社会の点数がすごくいいでしょ」
「本気で一生懸命やれば、君が気になっている学校や、それ以上の学校だって狙える力を持ってると思ってるよ」
でも同時に、こうも伝えました。
「それをやるかどうかは、君が決めたらいい」
今までは、期待を話すと「応えられなかったら傷つくんじゃないか」と思って、あえて言わないでいました。
でも、親が何も言わなければ、子どもは迷子になるかもしれません。
「お父さんは何で塾に行かせてるのか?」
「自分は何のために塾に行ってるのか?」
だから今回は、「お父さんは君の力を信じている」という気持ちを、ちゃんと言葉で伝えました。
④ 「やれるかも」というイメージと具体的な行動プラン
ただ「君の力を信じてる」だけじゃなく、どうすればそうなれるのかを示しました。
夏休み前に「学校別の偏差値表」を見ながら話したことを、もう一度整理して伝えました。
2月から6月まで、偏差値は1ずつ上がってきた
同じペースで上がれば、今からでも目標に近づける
そのためには、「今解けていない問題を解けるようにすること」
まずは難しい問題ではなく「簡単な問題」から復習すること
「覚悟」って、息子にとっては言葉だけじゃ伝わりません。
具体的に「何をすればいいか」が見えていなければ、ただのプレッシャーになってしまう。だからこそ、一緒に道筋を描くことが大切だと思いました。
(関連記事はこちら →「夏期講習“復習”という壁に、一緒に向き合うために」)
■ おわりに
3カ月ぶりに予習を始めた息子。
その理由はきっと一つじゃありません。
危機感・期待・主体性、いろんな要素が重なって起きた小さな変化だと思います。
僕が一番良かったと感じているのは、
自己肯定感を守りながら、自分で選んで進むこと。
それを大切にしながら、話し合いができたことでした。
今日の夜、息子の塾で算数の「確認テスト」があります。
毎週やっている小さなテストですが、
今回は、これまでと少し違う気持ちで結果を待つ自分がいます。
息子の努力が、少しでも形になってくれたら――そんな想いです。
でも、たとえ結果がどうであっても、この小さな一歩がきっと大きな力になると信じています。
読んでくださって、ありがとうございます🌿
同じように中学受験や子育てで悩んでいる方がいたら、
「わかるなぁ」と共感してもらえたら嬉しいです。
よかったら 『スキ』 や フォロー で応援していただけると、とても励みになります😊
📌 親として、僕が考えたり、感じたりしていることをまとめました🌿
▶ 【中学受験 小5】親の在り方がこんなに問われるなんて
▶ 【中学受験 小5】「信じる」ってこういうことか――息子が教えてくれた“親の在り方”
▶ 正解どおりにいかないから、人間は面白い――息子と見つけた“大切なこと”
