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メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(751)-(755)

皆様、こんにちは。

鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆

いきなり泣いちゃいますが、最近、めちゃくちゃ忙しいです😭

院長なので仕方がないことだとは思いますが、それにしても忙しい!

病院内の業務ならまだしも行政からの仕事依頼や医師会からの原稿依頼などもあり、業務量はマジ卍状態でんがな(死語)

以前はスキマ時間にnote記事のネタになる論文などを読んでいましたが、それも全く取れないですし、昼休みも書類書きなどに追われてます。

ちなみに当院はお盆期間も絶賛営業中なので、小生は夏休みも返上して働きまっす(白目🙄)

... ...ということで、最近のSNSへの熱量もセーブ気味になっちゃいます。

特にXのフォロワー様にはコメントをいただいても「いいね」ボタンでのお返事しかできないこともあり、心苦しく思っております。

そしてnoteの方ですが、筆が進まないことに加え、アップした記事も誤字脱字が目立つ状況なのです...😭(お恥ずかしい)

あぁ、なんだか最近ダメダメだなぁ〜...と、若干弱気なのですが、週末になるとガッツリ肉とワインを嗜んで、ジョギングをしてリフレッシュできているので、どうにか頑張っております。

noteにしてもXにしても続けることが大切と思いますので、低空飛行ながらも少しずつ書いていこうと思いますよ!

メタル君の「今日の精神医学豆知識!」は、X(旧: twitter)で毎朝8時にアップしております。

X(旧: twitter)民の皆様も、X(旧: twitter)では語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば本記事を是非お読みください!


【今日の精神医学豆知識集!(その151)】

751.シェイクスピアの四大悲劇のひとつ「マクベス」に登場するスコットランド王マクベスは不眠症に陥るよ。マクベスは「もう眠れないぞ。マクベスは眠りを殺す」という天からの声を聞くけど、これは不眠による幻聴だったんじゃないかな?

2025年5月1日

【メタルのおまけ】
「マクベス」は王位を簒奪したマクベスが、罪悪感から狂気に至る...という話だね。マクベスは、不眠、幻覚などからおそらく統合失調症に罹患していたのかも...という説もあるけど、不眠が続くと幻視や幻聴が生じやすいから何とも言えないね。ちなみにマクベス夫人は自分に手についた血痕が落ちないと言って、何度も手を洗うんだけど、これは強迫性障害のオマージュかもしれないね。

↓マクベスは本当に面白いですよ!あらすじを知りたいならマンガでどうぞ!


752.スペインの文豪セルバンティス作「ドン・キホーテ」は自らを遍歴の騎士と思い込んだ初老の郷士が世直しの旅に出るという物語だよ。主人公ドン・キホーテの思い込みや奇行は妄想性障害と類似しているね。でも多弁・雄弁・誇大性から彼は双極性障害であった可能性も...?

2025年5月2日

【メタルのおまけ】
少し真面目に考察すると、特に大きなトラブルなくすごしてきたドン・キホーテは50歳を迎えた頃に、自分を遍歴の騎士と思い込み始めるんだけど、妄想の発病時期から推察するに退行期妄想症である可能性があるね。でも退行期妄想症の多くは誇大妄想ではなく、被害妄想...とくにご近所からの嫌がらせなんかが典型的だよ。ちなみに、ドン・キホーテ症候群は理想を追い求めるあまり分別を欠いた誇大妄想を意味するけど、これは精神医学における専門用語ではないよ。

↓子供の頃はドン・キホーテをドンキ・ホーテと長らく思っておりました😅


753.イギリスの小説家スティーブンソン作「ジキル博士とハイド氏」は人間の二面性を題材にした怪奇小説だよ。もはや説明不要だとおもうけど、精神医学においては解離性同一性障害の例として引用されることが多い物語だよ。

2025年5月3日

【メタルのおまけ】
実はジキル博士にはモデルがいたよ。それは18世紀半ばのエジンバラにいたウィリアム・ブロディ―という石工ギルドの組合長だよ。彼は昼間は誠実な実業家であったけど、夜になると18年にもわたって盗賊をしていたって。また18世紀の外科医ジョン・ハンターもジキル博士のモデルと言われているよ。彼は高名な医者として働き、夜は解剖用の死体を求めて墓荒らしをしたんだって。

↓ジキル博士とハイド氏の結末はちょっと…と小生は思っております。


754.世界的文豪ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の主人公ウェルテルは婚約者のいる女性に恋をしてしまい、叶わぬ想いに絶望して自殺する悲劇の物語だよ。主人公はおそらく鬱病を患っていたと思われるけど、ウェルテルのモデルは他ならぬゲーテ自身だったそうだよ。

2025年5月4日

【メタルのおまけ】
これは有名な話だけど、精神医学用語の"ウェルテル効果"の由来は、この「若きウェルテルの悩み」だよ。ウェルテル効果とは、マスメディアの自殺報道に触発されて一般人の自殺が増加することなんだよ。この物語は1774年に出版されたんだけど、この本を読んだ当時の若者らが主人公と同じ手段で自殺したんだって(ピストル自殺)。ウェルテル効果の実例はさまざまあるけど、科学的に検証されたのは名優ロビン・ウィリアムズの自殺によるウェルテル効果だね...。

↓若きウェルテルの悩み、ほぼほぼゲーテの体験談です。


755.ロシアの文豪ドストエフスキーの小説「悪霊」に登場するスタヴローギンは優秀かつ美青年なんだけど、殺人も厭わない傍若無人のサイコパスとして描かれているよ。彼の振る舞いは陵辱した少女の幻覚に悩まされたための逸脱と説明されるけど、やっぱりサイコパスだね...。

2025年5月5日

【メタルのおまけ】
悪霊のスタヴローギンのモデルは、革命家のセルゲイ・ネチャーエフとう説があるよ。ネーチャエフは世界革命同盟という架空の団体のロシア代表を名乗り、秘密結社「人民の裁き」を作ったよ。組織をまとめるためには、構成員の一人を殺害する等、「目的は手段を正当化する」を是とするとんでもない人物だったようだね。

↓このまんがで読破シリーズ、我が家にたくさんあります!


【メタル君の考察】

今回は「小説の登場人物のメンタルヘルス」に関係する精神医学ネタをツイートしたよ!

小説の中の人物は基本架空なんだけど、それぞれモデルがあることは興味深いね。

全くモデルがない状態でキャラクターメイキングするのって、やっぱり難しいと思うよ。

個人的にはドン・キホーテのモデルが気になるけど、調べた限りではよくわからないよ。

これは僕の想像だけど、おそらくドン・キホーテのモデルは作者セルバンテスの体験や、見聞した奇妙な人物たちのエピソードを複合させたんじゃないかな?

この想像が当たっているかどうか分からないけど、ドン・キホーテに詳しい方がいたら是非教えて!

これからもマニアックな精神医学ネタドンドンと紹介するぞ😆

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