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【連載】覇権のOS:飛鳥の終焉 -サンライズ- 《その①》 feat. 中臣鎌足 - 改革は暗殺の後で - from ロマン派史説

前節
飛鳥の叛逆者 -リベリオン-
《その①》 《その②》 《その③》

どうやったやろか?

大和OS:飛鳥は
まだ「未完成」やったみたいや

冠位十二階も
十七条憲法も

理念先行のプロトタイプ
実務運用にはブラッシュアップが必要や

このシステムを
誰がどうやって完成させたんか?

しかも

漢字がようやく
定着し始めたばかりの時代

いきなり

日本全国を対象とした
中央集権国家を作るというハードワーク

(無茶振りにも程がある😅)



激動の時代と言えば
明治維新からの数十年もエゲツないけど

国民の識字率も比較にならんくらい高いし
印刷技術や通信手段も整っとった


一方


現代やと当たり前のインフラが
びっくりするほど整っていない飛鳥時代

この時代が成し遂げた改革の密度は
異常値やと思う


今回から始まる新章
覇権のOS:飛鳥の終焉 -サンライズ-


射程は

645年
乙巳の変から

701年
大宝律令までや

飛鳥時代が作り上げたモノと
次世代へ繋いだモノ



知ってる様で
イマイチよう分からん飛鳥時代
😅



混迷を極めた飛鳥時代が
秩序と革新を手に入れて行くプロセス

百年にわたる大規模開発リレーは
何をもたらすのか?


今回のシリーズは
飛鳥の真相に迫るアンサーシリーズや😁


▼この記事を1枚にまとめると





✦ ✦ ✦
第一章:
暗殺者たちの出会い


蘇我馬子そがのうまこの代から
時は流れ

この時期に権勢を握っていたのは
孫の蘇我入鹿(そがのいるか)

祖父が築いた権力基盤を受け継ぎ
さらに力を強めとった


聖徳太子がこの世を去った622年から
およそ20年後の世界


643年
蘇我入鹿はある決断をする


標的は
山背大兄王(やましろのおおえのおう)

聖徳太子の息子であり
皇位継承の最有力候補やった人物や

入鹿からすれば
その血筋と人望は看過できへん脅威やった

そこで
蘇我入鹿は

「山背大兄王が力ずくで
 皇位を奪おうと密謀しとる!」


などと
朝廷に対する謀反の容疑をかけ
斑鳩宮を軍勢で包囲した

山背大兄王は
一族もろとも自ら命を絶った

聖徳太子の血統は
ここで途絶えてしまうねん😢


(真相は闇の中や)


この報せは
瞬く間に飛鳥中を駆け巡った

蘇我本宗家に
逆らえる者はもう誰もおらん

誰しも
そう思うようになった


しかし


一人の男が
静かに動き出しとった


中臣鎌足(なかとみのかまたり)


神祇を司る家に生まれ
学問と剣術に秀でた切れ者や

鎌足には
蘇我一強体制を良しとせえへん理由が
いくつもあった


中臣氏は代々
神道の祭祀を担ってきた家柄

仏教を推し進める蘇我氏とは
丁未の乱の頃からの浅からぬ因縁がある

しかも鎌足は
遣隋使帰りの学者 南淵請安みなぶちのしょうあんに師事し

まだ日本には無かった
唐の中央集権思想を学んどったんや

特定の豪族が国の実権を握る仕組みは
もう時代遅れなんちゃうか?


そう考えていた矢先
山背大兄王一族の訃報が届く


もはや猶予はない


国家運営の仕組みと
皇室の存続そのものが脅かされとる


鎌足は
ついに腹を決めた

「義を見てせざるは勇無きなり」


鎌足は最初
軽皇子(後の孝徳天皇)に接近した


将来の天皇候補として
期待を寄せてみたんやけど、、、

すぐに
見切りをつける

ちょっと覚悟が足らんかもなぁ😅


と思ったとか
思わなかったとか


(だって入鹿に逆らうの怖いやん😅)



次に鎌足が目をつけたんが
若干19歳の 中大兄皇子(なかのおおえのみこ)


出会いは
蹴鞠(けまり)の場やった

中大兄が蹴った鞠が
沓(くつ)ごと脱げて飛ぶ

すかさず鎌足が拾い上げ
跪いて両手で沓を差し出した

(ドラマチック😄)


これがきっかけで
二人は急速に距離を縮めていく

同じ野望を共有できる相手やと
互いに確信したんや


しかし


クーデターを完遂するには
決定的なピースが足りてへんかった


もう一人
絶対に引き込むべき男


蘇我倉山田石川麻呂
(そがのくらやまだのいしかわまろ)



蘇我一族やねんけど
入鹿とは違う筋の有力者や


石川麻呂と入鹿は
従兄弟同士

同じ祖父 蘇我馬子の血を引きながら
片や本宗家で片や傍流

血は繋がっとるが
はっきり言って立場はまるで違う


この男を
鎌足と中大兄は口説き落とす


蘇我の血をもって蘇我を制す


強い組織ほど
内側から滅ぶ事が多いと言われるが

この三人が目的を共有した事で
ピースが揃ったんや



✦ ✦ ✦
第二章:
大化の改新Ⅰ 「変」


645年 6月12日
飛鳥板蓋宮あすかいたぶきのみやにて

それは

朝鮮三国からの使者を迎える
儀式の最中やった

この日

蘇我入鹿は
宮中に呼び出されとった


三人の計画は
こうや


天皇への上表文を読み上げる役は
蘇我倉山田石川麻呂そがのくらやまだのいしかわまろ

読み上げている隙に
中大兄皇子と刺客が斬りかかる


石川麻呂は
上表文を読み始めたが、、、

声は震え
手も止まらん

入鹿は
異変に気づいた

「なんで、そんなに動揺しとるんや?」


(あっ、バレる😅)



その瞬間
中大兄皇子が飛び出し

剣を
入鹿に叩きつけた

入鹿は
深手を負いながらも

御簾みすの奥
皇極天皇の元へ這い寄る

「わいに、何の罪があんのん?」


と言うて
身の潔白を訴えたとかそうでないとか、、、


※このセリフ、実は学界では日本書紀編纂時の"演出"の可能性が高いとされとる。倉本一宏らの研究によれば「悪の蘇我氏を討った忠臣」という構図自体が後付けで整えられたもんかもしれへん。真相は、藪の中や。


いずれにせよ
入鹿はその場で絶命した


翌日

蘇我蝦夷そがのえみしは、
自邸に火を放ち自害した

蘇我本宗家は
滅亡した


そして


あの上表文を読み上げた
蘇我倉山田石川麻呂

従兄弟同士である
蘇我入鹿と蘇我倉山田石川麻呂

同じ祖父
蘇我馬子の血を引きながら

殺される側と
殺す側

蘇我の血をもって
蘇我本宗家の血が絶たれた


因果か因縁か?


いずれにせよ
時代は再び急激に動き出す



✦ ✦ ✦
第三章:
大化の改新Ⅱ 「詔」


入鹿の死から
半年

646年正月

中大兄皇子と鎌足は
新体制の 正式リリース に踏み切る。


改新の詔
(かいしんのみことのり)


四本柱から成る
大改革



▼① 公地公民制

土地も人民も豪族の私有物ではなく
全て天皇に帰属する再定義


▼② 国郡制度
地方を中央が直接管理する
行政区分に再編


▼③ 戸籍・班田
人民一人ひとりを登録し
土地を公平に割り当てる制度を敷く


▼④ 租庸調
税制を全国共通のルールに統一する



要するにやで

旧OSでは
『土地も人もその土地の豪族の裁量次第』

という
ブレがあった所を

『全て中央が一元管理する』
という一元的な新OSへ改めたんやな


ハッキリ言うて
『丸ごと書き換える!』宣言や


これが
大和OS:飛鳥 Ver.2.0の正式リリースや

※補足
この詔の文言自体は、1967年に藤原京跡から出土した木簡によって日本書紀の記述が後世の潤色である可能性が高いと判明しとる。

ただし2000年代以降は「改革そのものは実在した」という"新肯定論"が主流や。演出は入っとるけど、事実の骨格までは、否定されてへん。


こうして

新政権は
華々しいスタートを切った

かに見えた


しかし


性急な理想には
往々にして綻びが生じるのが世の常


一筋縄では行かへんのが飛鳥時代😅
続きは次章で話すとするわ


✦ ✦ ✦
第四章:
再びのバグ


大和OS:飛鳥 Ver.2.0は
リリースされたが

理想と現実の間には
いつだってギャップがあるもんや😅


648年
新たに 冠位十三階 が施行される


しかし


左右大臣の一部が
新しい冠の着用を拒否した😅

「今までのやり方でええやろ
 何で変える必要あんねん⁉︎」


そういう抵抗が
あちこちで噴き出しとった


そして


翌649年
さらに深刻な事態が起こる


右大臣
蘇我倉山田石川麻呂そがのくらやまだのいしかわまろ



あの乙巳の変で
震える手で上表文を読み上げた男や

実は石川麻呂
娘二人を中大兄皇子に嫁がせとった

政略結婚で
がっちり縁続きになっとった


しかし


異母弟の 蘇我日向(そがのひむか)
中大兄皇子に吹き込む

「ウチのお兄ぃちゃん
 殿下を殺そうとしとるみたいや
😇


(なんやて⁉︎)


中大兄皇子は
この訴えをあっさり信じた
😱


石川麻呂は
「直接、説明差し上げたい」と申し出たが

その言葉が届く前に
追討の兵が自邸を包囲してしまう

逃げ込んだ山田寺で
石川麻呂は妻子8人と共に自害した

弁明の機会すら
与えられんかってん😢

蘇我入鹿が仕掛けた(と思われる)
山背大兄王の自害事件と末路がそっくり


個人的には
蘇我一族の業やと思う


そして


後になって
これが冤罪やったと判明し

中大兄は
ひどく悔やんだと伝わっとる


しかし


中大兄皇子が石川麻呂を排除するために
仕組んだ粛清やった

という見方も
通説として有力視されとる


乙巳の変では
利用するだけ利用して

用済みになったら
消す

蘇我の血をもって
蘇我を制す


新体制という名の下で
石川麻呂は使い捨てにされてもうた


しかし


娘たちの血だけは
皇室の中に静かに残り続ける

男系が滅びても
女系が生き残ることはよくあんねん

その話は
また別の機会で😁


かくして


大和OS:飛鳥 Ver.2.0は
安定稼働には程遠い完成度やと判明した

改革は
失速していくのか⁉︎



✦ ✦ ✦
最後に

リリースされた
大和OS:飛鳥 Ver.2.0 やったが

冠位への抵抗やチューニングの甘さ
石川麻呂の粛清など

最新版 大和OS:飛鳥 Ver.2.0は
早くもバグだらけ


しかも


このVer.2.0を書き上げた鎌足自身にも
更なる試練が待ち受ける


革命は一夜にして成らず


国内だけやない
外交でも激震が待っとる

海を越えた朝鮮半島で燻り続ける
百済復興の火種

倭国は
その炎に巻き込まれていく


次回

覇権のOS
飛鳥の終焉 -サンライズ- 《その②》


feat. 天智天武兄弟
血を分けた革命家たちの競創


不具合が噴き出し続ける激動が
更なる物語を紡ぐ


次回も
お楽しみに😁


筆者:Khaosan
波乱万丈な人生はこちら


【次回記事】


覇権のOS:飛鳥の終焉 -サンライズ-《その②》

feat. 中大兄皇子
- 無冠の王と外縁の誤算


【付録】 まとめ資料



【Khaosanの舞台裏】


大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。

その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!

そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁


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📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。

この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。

Khaosan / 2026年7月



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