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noteを書く習慣から生まれる、心を引き付ける文章

面白いと思う文章には感情の揺らぎがある


宮城県の松島に行ってきました。

松島は「日本三景」のひとつで、広島の宮島、京都の天橋立と並ぶ、自然の風景や景観が特に美しい場所として有名な観光地です。

中学の修学旅行ぶりに行きましたが、大人になって改めて訪れると、また違った景色を堪能することができました。


古くから伝わるのが松島を訪れた詩人(俳句)松尾芭蕉が、あまりの美しさに言葉を失い、「松島や ああ松島や 松島や」としか詠めなかったという話です。

しかし、芭蕉は松島で美しい光景に圧倒され、実際に句は詠んでいないという話もあります。ただ、心を打たれたということは事実だと思います。

「古池や蛙飛び込む水の音」

池に蛙が飛び込んだあとも辺りは静寂に包まれているという、松尾芭蕉が情景を描いた有名な句です。

これまで、私はこの句の意味について、ただ心安らぐ景色に対する感想を言ったのだと思っていました。しかし、面白い解釈を抱いたのが、仏教学者で禅の文化を海外に紹介した鈴木大拙(だいせつ)先生です。

大拙先生は、古池を自然の生命の象徴と捉え、永遠で広い生命の中では、私たちの一生なんて一瞬に過ぎないと解釈しています。

つまり、一瞬の命も大事にして、感謝しながら生きるのが大事だよというメッセージが込められているということ。芭蕉もそのような「惜しむ心」の教えを伝えたかったのかもしれません。そう思うと、一瞬の情景から言葉を選ぶ力に、芭蕉の凄さには感服です。

そのような景色を見て、感情が揺らぐ瞬間を逃さず言葉にする力が、現代を生きる私たちには必要なのかなと感じています。

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感情の揺れ

noteを通じて文章を書くことの楽しさに触れると、これまでは何気なく見過ごしていたことも、記録として残せると感じるようになりました。

単に情景を記録するだけでなく、感情の揺れと組み合わせることで、自分の心の奥底にある言葉の整理をすることができます。

そして、「感情の揺れ」を踏まえた文章こそが、読み手にとっては洞察しがいのある面白い文章になると考えています。

例えば婚活のネタとして、『人は視覚情報でほとんど判断するメラビアンの法則は意識するべき』という題材でnoteを書くとします。

感情の揺れがない文章は、ただメラビアンに関する説明と、デートで意識したら相手の反応がよかった!と、浅い感想でまとめて終わりです。

しかし、何故そのような意識を抱こうと思ったのかといった、きっかけがありません。この、きっかけこそが感情の揺れで、この揺れは整理しないと心のタンスの奥に隠されています。

これを瞬時に引っ張り出すためには、日々の見過ごしがちな出来事に対する感情の揺れを、書き留めることが大切です。

ただ「好き」だけでなく、自分が好きなきっかけと何を多くの人に伝えたいかなどを、文面として書き留め、広く発信したい。

そのような文章を綴りたいからこそ、私はnoteを続けているのだろうなと、改めて感じました。


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