見出し画像

気分の波をふわりと持ち上げてくれる家族ー買い物のトラブルでも


いい気分でいたいと思っていても、感情が乱されるできごとは必ず起きる。私にも昨日、やってきた。


「部品が足りない!?ソファーベッド事件発生」

我が家のゲストルームに新しくソファーベッドを入れることになった。
ベッドを手放して、コンパクトで快適なものを探していたのだけど、ついに理想的なものを見つけて、購入。

お店で実際に寝転んでみて、心地よさに即決。届くのを心待ちにしていた。

そして昨日。ついに配送されたそのソファーベッドを、夫がさっそく組み立て始めた。

でも、途中で彼が言った。

「……あれ?これ、部品がひとつ足りないかも。」

ええーーーっ!?

思わず声が出た。まさかの、パーツ不足。しかも、もうすぐ友達が泊まりに来る予定なのに!

淡々とした夫、焦る私。カスタマーサービスとの攻防


私は内心でソワソワし始めた。これは困った。でも、夫はいたって冷静。淡々とカスタマーサービスに電話し、長い保留音に30分付き合い、ようやく繋がった女性スタッフと穏やかに会話を始めた。

「発送できますが、到着は日曜日になります」との返答。
でもその日に友達が来るのだ。

「近隣店舗には在庫がないようです」と続く女性の声に、私はますます不安になる。

すると彼女が言った。

「少し離れた店舗には在庫があります。取り置きしておきましょうか?」

それに対して、夫がこう答えた。

「ありがとうございます。じゃあ明日、そちらに取りに行きます。」



170キロ先へ、まさかの“部品取り遠征”


えっ、今なんて言った?

耳を疑った。
だってその店舗、高速をすっ飛ばして片道1時間半、170キロも離れている。
東京駅から静岡駅くらいの距離だ。アメリカでは「2つ隣の街」くらいの感覚かもしれないけれど、私からしたらそれはもう立派な“遠征”。

しかも、電話の女性は申し訳なさそうにこう言った。

「割引とかできればいいんですけど、そういう制度がなくて。どうか道中、お気をつけて!」

夫はニコニコと「ありがとうございます。じゃあ明日伺います」と答え、最後まで丁寧にお礼を伝えていた。

いや、人間できすぎでしょ……。

私はちょっとイラっとしてしまい、落ち着くためにその場を離れて深呼吸していた(笑)。



思わぬ寄り道がくれた、ちょっと特別な時間


そして翌日。
ちょうどお互いに予定がなかったので、朝からその街へ向かった。

そこは、巨大テーマパークやアウトレットが立ち並ぶ観光都市。
普段ならわざわざ行かない場所だけど、実は私が前から気になっていたショッピングモールもあった。

無事に部品を受け取ったあと、久しぶりに2人でモールをぶらぶら。
前から欲しかったものを見つけて、夫がそれを買いプレゼントしてくれた。気温は40℃近く、汗だくになりながらも、観光客たちは楽しそうに歩いている。なんだか、とても微笑ましい。



いい気分を選ぶって、こういうことかもしれない


そのあと、おしゃれなレストランでランチを食べながら、ふと思い出した。

あ、そういえば私、「ちょっと遠出したいな〜」って思ってたんだった

夫も「今日は楽しかったね」と上機嫌。私も「もし部品がちゃんと揃っていたら、この街に来ることもなかった」と思うと、不思議と感謝が湧いてきた。

これってたぶん、夫が気分を乱さずにいてくれたこと。そして私も、途中でイライラしすぎず“いい気分”を選ぼうとしたことへの、天からのちょっとしたギフトだったのかもしれない。

もちろん、いつもこううまくいくわけじゃない。ときには怒っていいし、気分が落ちる日もある。でも、そんなときでも心のどこかで「いい気分を選び直す力」が自分にあると知っているだけで、人生の見え方はやわらかく変わる。

今日は、改めてそんな気づきをもらった1日だった。



🌈私が創った優しい世界
🌈ラクしながら愛される人になる、という選択
🌈ささやかだけど幸せなこと(無条件の愛とつながる扉)
🌈お金はあるけど、寂しい
🌈友達の不思議な占い話(夫婦のこと)
🌈日本に到着◆不安になったらPre-paving【エイブラハム】

いいなと思ったら応援しよう!

セレナ|アメリカ生活 応援ありがとうございます♡