里見八犬伝聖地巡礼【武蔵三】千住宿
2025年11月2日・24日
2025年は千住宿開宿400年記念で、北千住宿場通りを中心に、各種のイベントが開催されています。
そんな記念祭当日に、各種スタンプラリーと謎解きを楽しみながら、千住宿あたりをお散歩。
謎解きがそこそこの難易度で難しくて…でも楽しくて、捜索範囲も広く1日で辿り着かなかなかったので、千住宿は2日間にわたっての探検となりました。
謎解きのネタバレは避けながら、千住宿周辺の南総里見八犬伝の聖地巡礼を紹介していきたいと思います。
千住河原(隅田川岸)から千住宿へ
八犬士の犬飼現八は庚申山の化け猫と出会い、八犬士のひとり角太郎(犬村大角)の父はもうこの世になく、化け猫に姿を変えていることを知る。
壁の里(足尾)でニセ一角(化け猫)を倒し、父の仇うちを果たした犬村大角は、その後現八と連れ立って各地を放浪することに。
隅田川のほとり 千住河原
現八と大角は、武藏国・千住河原で盗賊に荷物を盗まれた上に、盗賊と間違えれて穂北の衆に捕られてしまう。
まずはそんな千住河原をお散歩してみます。

浅草・対牛楼の聖地巡礼に通りかかった汐入大橋から隅田川を渡り、千住河原へ。主に旧日光街道沿いな聖地巡礼なルートが、浅草からつながったぁ😆
隅田川沿いの千住河原は今では遊歩道が整備されていて、地元の方か走っている方やトレーニングされている方もいて、気持ちのいい憩いの場所になっています。

八犬伝では、現八と大角が穂北の賊に旅荷を盗まれたのは、このあたりかな~なんて妄想全開😆
千住大橋際御上がり場
「せんじゅこばし」にたどり着けば、千住大橋際御上がり場。ここは奥の細道の江戸時代の高貴な人たちが千住近郊の鷹場や小菅御殿への通行に使ったのだそう。旧日光街道がつながる江戸時代の要所だったとか。

ここから大橋公園に上がり、旧日光街道を北上すると「千住宿」。
「千住宿」開宿400年を祝う記念祭(本祭)の日ということもあり、駅からハイキングなどでも限定イベントが企画されているようで、手にパンフレットを持って歩いている人が激増😆
千住宿に入ると、いろいろな広場で江戸を感じるステージ、そして茶屋体験でお茶やお団子をいただき、とても賑やかな雰囲気。
千住神社
千住界隈を謎解きのために広く捜索しながらも、千住総鎮守である千住神社に参拝。御鎮座1100年記念限定御朱印【切り絵御朱印】をいただきました。

千住宿の謎解きとスタンプラリー
二つのスタンプラリー、そして謎解きを掛け持ちしつつ、各ポイントでミッションをこなし、まずは『千住街巡り日光街道「ご宿場印」スタンプラリー』をコンプリート。最終ポイントだった千住本氷川神社で記念撮影。

里見八犬伝聖地巡礼では、旧日光街道を日本橋〜千住宿〜草加宿手前の穂北(保木間)まで歩く計画しているので、なんだかうれしい😄
里見八犬伝の名場面「古河芳流閣の戦い」の地である「古河宿」の「ご宿場印」もあって、八犬伝の聖地巡礼感満載で、頑張って「ご宿場印」スタンプ集めましたぁ〜〜はぁはぁ。
最後の「千住宿」スタンプでミッションコンプリート。千住宿キーホルダーをいただきました。また「千住“魅力”満喫スタンプラリー(furari)」でも記念マブカップをゲット。

「巡って探せ!千住宿の秘宝」はクエストはいくつかこなしたものの、謎解きは時間切れで日没に。歩数も約35000歩で足もぱんぱん🙀
千住宿探検と聖地巡礼、リベンジを誓って1日目は終了です😅
荒川南岸から千住宿へ
盗賊と間違えられて穂北に幽閉された、現八と大角。伏姫神のご加護もあり脱出して千住河原へ。千住に宿を取ろうと怪しい船の渡しに乗ったところ、その船こそ本物の盗賊船。しかもその船には偶然、八犬士の信乃と道節が乗っていた。
里見八犬伝でいうところの千住河原とは?
幽閉から脱出して戻ってきたとされる「千住河原」。
現在では隅田川の北岸、千住大橋近くに「千住河原町」が実在する。
足立区千住の北を流れる現在の荒川は昭和になってから完成したので、八犬伝の物語の中では、隅田川や荒川の流路は違うものとなっているよう。
穂北の物語においては、穂北の荘から川をわたって千住に宿を取ろうとしたところから、信乃と道節に遭遇した「千住河原」は千住の北を流れる河原なのでは?と思い、2日目はこの荒川南岸から千住宿に向かってお散歩してみました😆

信乃と道節が乗っていた船は、こんな雰囲気のところだったのかな…。なんて、またもや妄想全開で、楽しくなってきたぁ〜😆
富嶽三十六景「武州千住」
葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は富士山を主題とし全46景からなる浮世絵の名作。そして北斎といえば、南総里見八犬伝の作者「滝沢馬琴」と時代を同じにしたお方。

荒川の南側にあるこの顕彰碑だけど、実際に描かれているのは隅田川になるのかな。八犬伝にも「暴河(あらかわ)」が出てくるけど、河鯉孝嗣が国府台の前を流れているって言ってたから、現在の江戸川なのかぴら?
なんて、八犬伝の時代の川の流れを妄想していると、わからないなりにちょっとワクワクしてきたりするのでした。
ついでに特撮の聖地巡礼
千住は昔ながらの銭湯が多い地域。荒川からちょっと南に入ると、仮面ライダーリバイスの「しあわせ湯」のロケ地になった銭湯「タカラ湯」さん。まだ営業前なので暖簾がかかってなくて残念。

特撮は大好きなので、リバイスも毎週楽しみに見ていました。機会があったら営業時間に来て、銭湯にも入ってみたいなぁ〜☺️
千住神社のイチョウ
前回にここ千住神社に来たときは、お祭りと七五三詣とも重なり、屋台もたくさんあって、すごく賑やかだったのですが、
今朝の千住神社はとても静か…。
そして3週間前には、まだ青々としていたイチョウが色づいて、すごくキレイ✨

謎解きの宝もフルコンプリートして、東京下町の紅葉も堪能できて、八犬伝聖地巡礼と言いつつも、開宿400年の北千住を満喫してしまいました😄
里見八犬伝における千住宿
里見八犬伝の物語では「千住に宿を取るために川を渡りたい」という描写はあるものの、実際に千住宿については書かれてはいないのですが…
穂北の荘から南に湯島や鈴ヶ森、いろいろなところに行くので、千住は通り道になったと思われる。
そして千住の一部を含む穂北の荘は、里見八犬伝においてはとても重要な拠点になっていくのです。
穂北の荘を構成する三郷
管領 扇谷定正の領地でありながら、穂北・梅田・柳原の三郷の自治を行う穂北の荘は、八犬士たちの力強い後ろだてとなり、犬江親兵衛を除く七犬士が穂北に会同することになる。
現在、穂北・梅田・柳原は飛地になっているけど、三郷の一つ「柳原」は、この千住の地にあります。
柳原千草園
そんな柳原には、四季の草花が楽しめる自然公園があります。
今の時期は、秋の紅葉がとても美しい。

梅田、そして穂北の郷へ
仲町公園にあった「隅田川関屋の里」の顕彰碑。
関屋の里は江戸時代は風光明媚な場所とされ、柳原のあたりも関屋の里に含まれると思うのです。
そして富士山が見える素敵な風景を背景に、三匹の馬の疾走感。
なんだか八犬伝ぽい感じがして、大好きな浮世絵。

そして、旧日光街道をさらに北に行けば、梅島、そして穂北(保木間)の地が。次の機会には、残る二つの里を巡り、里見八犬伝にさらに想いを馳せてみたいと思います。
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