見出し画像

里見八犬伝聖地巡礼【上野三】荒芽山

2025年10月25〜27日

里見八犬伝の中盤くらいに、上野国荒芽山が物語の舞台になります。
荒芽山は現在の群馬県、荒船山がモデルだと言われています。

物語では荒芽山の麓に「音音(おとね)の庵(いおり)」があり、五犬士が会同し、離散する場になりました。

そんな「音音の庵」は、群馬県甘楽郡にあるとされていますが、どのあたりになるのか?
今回も思い込み妄想全開な聖地巡礼、行ってみたいと思いま〜す❣️


田文の茂林

里見八犬伝で、信乃、壮助、現八、小文吾の四犬士は荒芽山に向かう途中、妙義山を巡礼します。

中之嶽神社で四犬士は道節を見かけ、追いかけてみたら、仇討ち真っ最中で仲間だと思われて戦いに巻き込まれます。

敵からは逃れますが、しんがりを務めた壮助は真っ暗闇な田文の茂林で道に迷い、地蔵堂のお供え物をいただき、道節とばったり会い争いになります。

甘楽郡で「地蔵堂」や「お地蔵さま」を調べてみたら、Googleマップで下仁田に3つ表示されました。下仁田…「田」がつくち😳

妙義から荒船山に向かうルート上でもあるので、田文の茂林なのでは⁉️
とりあえず、下仁田の地蔵めぐりに行ってみま〜す😆

清泉寺 地蔵堂

国道から、上信電鉄の踏切を越えて山門へ。
立派な赤い山門には四天王。境内の東側に下仁田町重要文化財の梵鐘、そして吹抜けの地蔵堂には、六地蔵が。

清泉寺 地蔵堂

とても立派な地蔵堂。ここなら壮助がいただくお供え物もありそう😁

そして裏山には、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも活躍した、畠山重忠公供養塔。歴史を感じる由緒正しきお地蔵さまです。

安楽地の板碑

道の駅しもにたに車を停め、歩いてすぐの墓地内にお堂があり、中には古い板碑があります。

安楽地の板碑

お地蔵さまはないけど、お堂があったので立ち寄ってみました。

下仁田町自然史館

下仁田町は特殊な地質が多く、一帯が「下仁田ジオパーク」になっているんだけど、甘楽町の地形の勉強になるかと思い、寄ってみました。

元小学校の下仁田自然史館の2階に上がると展示室が。
荒船山周辺を含む、甘楽郡が見渡せるジオラマが圧巻。

荒船山周辺のジオラマ

そしてこの周辺の地質の成り立ちなどが、とても興味深くて本当に見どころ満載! この先のお地蔵さま巡りの周辺には、いくつかジオサイトがあるので、ついでにジオ散歩もしてみたいと思います。

龍栖寺の地蔵尊

下仁田諏訪神社の駐車場をお借りし参拝の後、龍栖寺の外側の壁沿いに地蔵尊。お堂は見当たらなかったけど、歴史を感じる素敵なお地蔵さま。

龍栖寺の地蔵尊

鏑川に降りると、下仁田ジオサイトクリッペ散策コース「下仁田層」。
異なる地層の中央構造線があるとか。ふむふむ🙂

善福寺のお地蔵さま

八千代橋を渡り、鏑川の対岸に善福寺のお地蔵さま。
山を背景に歴史を感じる素敵まお地蔵さま。こちらは近くにお堂もありました。

山あいの静かな素敵ポイント。こんな場所も八犬伝の舞台に合いそうだなぁ…、なんて妄想全開です。

善福寺のお地蔵さま

こちら側から鏑川に降りると、さっきの下仁田ジオサイト「下仁田層」の対岸に。こちらもジオサイト「川井の断層」になっていて、川のすぐそばまで降りられます。

川の真ん中に綺麗な「鬼淵」があって、川の向こうは青い岩。こちら側は黄色い岩がとてもわかりやすく、ジオサイトも満喫😆

田文の茂林…ではなく、下仁田がとても楽しかったので甘楽郡探検1日目もすっかり夕暮れに。今夜は荒船山西側、長野県佐久市に宿を取ったので、車で移動します。

荒芽山までの真っ暗な道

里見八犬伝の物語では、荒芽山の舞台は夜で真っ黒な暗闇。隣のお家まで遠くて、周りには何もない…という描写だったのですが、実際に車で西に向かっていると、道は真っ暗で夜は本当に何もない😣

壮助が真っ暗闇で迷って不安になる気持ちが、わかるような気がするぅ😩

荒船山に近い内山峠を越えるあたりは、真っ暗な峠道でしかも霧で道がよく見えない😱 八犬伝の物語では、険しい峠を越える描写もないし、白井城から巨田助友の大軍がすぐに押し寄せてくるので、峠越えをしたとは思いにくいので、音音の庵は内山峠よりも東にあったのかなぁ〜なんて、妄想が全開になりました🙂

荒芽山北麓

甘楽郡探検2日目の中日。
荒船山登山を予定してたけど、昨日からの雨が降り続いています。
最近、くまさん🐻も大暴れしてるから登山は中止して、荒船山北麓の「神津牧場」へ行ってみることに。

神津牧場

地すべりによる広大な平坦地を利用した、白雨にけむる日本最古の洋式牧場は標高約1000m。お天気のせいか観光客はほとんどいない中、うさぎさん🐰や、やぎさん🐐、子牛さん🐮をなでなで😻満喫。

そして、放牧してた牛さんたちが牛舎に戻る大行進。間近ですっごい迫力😆

神津牧場 ジャージー牛の大行進

牛舎では、ジャージー牛 乳搾り体験🍼
最初はうまく絞れなかったけど、たくさん練習したら、すごく乳搾りが上手になりましたぁ😆

ジャージー牛のソフトクリーム🍦も、とっても美味しかったです😋

荒船風穴

群馬県甘楽郡が誇るジオサイト「荒船風穴」も見学。
工事中で3号風穴のみの見学になったけど、歴史を感じる国指定史跡。

夏には冷風が噴き出す地形を利用した、絹産業の世界文化遺産なんだって。

荒船風穴 3号風穴

うさぎ号🚙がギリで走れるような細い山道を降れば、今夜お世話になる「初谷温泉」。お天気はイマイチだったけど☔️、荒芽山の麓の秘湯♨️でのんびりできるのも、里見八犬伝聖地巡礼としては、贅沢な時間かもぉ☺️

音音の庵はどこ?

甘楽郡探検3日目の最終日。初めて青空を見せてくれました⛅️
荒船山には登れなかったけど、荒船山の登山口までドライブして、少しだけでも歩いてみたいと思います。

音音の庵っぽいところはあるかな⁉️😆

荒船不動登山口

国道から林道を走り、15分ほどで荒船不動登山口駐車場に到着。
車1台が駐車していて、近くで熊よけエアホーンが鳴り響いているので、荒船山に向けて登山してるみたい。

くまさん注意の看板もあるし、山の中なので熊鈴リンリンとたまにホイッスルピーピー吹きながら、荒船不動尊までプチハイキング。

荒船不動尊のお地蔵さま

森の急坂を登っていけば荒船不動尊。小さな池には弁天さまとお不動さま。
そしてここでも、素敵なお地蔵さまがお出迎え。

本堂への石段を登ってお参りします。静かな佇まいに色好き始めた紅葉が映えてますぅ。映え〜🍁

荒船不動尊

境内周辺には苔むした岩もたくさんあって、幽玄な佇まいを醸しだしています。不動尊から左手に、落ち葉の厚く積もった登山道が。

荒船山登山道

荒船山に向かって、少し歩いてみました。
静かでとても気持ちのいいところ。

でも残念ながらここは長野県佐久市なので、音音の庵候補からは外れてしまうかな?😅

内山峠 荒船山駐車場

荒船山登山口で最大の「荒船山登山道路入口荒船駐車場」。スペース的には14~15台程度かな? 登山ツアーなのか、観光バスが止まっていたのにはちょっとビックリ!

内山峠 荒船山駐車場

お昼前にのんびり来たうさぎ号🚙は駐車できなかったので、お散歩もいいかな⁉️ ここも妙義からくると、峠道を越えた先なので音音の庵候補にはならないかも😅

荒船山 艫岩

内山峠から神津牧場へ向い、途中で国道254号(新道)へ下りる旧道の途中、昨日は真っ白なガスに覆われて全然見えなかった荒船山の艫岩が綺麗に見える場所があったので思わず停車してパシャリ!

荒船山 艫岩

高さ約200m、幅約400mの断崖絶壁「艫岩」が特徴的。「テーブルマウンテン」と呼ばれる平らな山頂が、荒波を割って進む船のよう🚢。

艫岩からは絶景なんだって。いつか登ってみたいかもぉ〜😆

荒船神社

もうひとつの登山口「相沢登山口」に向かう途中にある荒船神社で参拝。
狛犬さんのお顔が、ユニークでとってもかわうい😻

荒船神社

目の前には荒船山。荒芽山の麓感バッチリで内山峠よりも妙義より。
ここなら白井城から巨田助友の大軍がすぐにでも襲ってきそう😆

荒船神社から荒船山方面

荒船神社奥の院がある、相沢登山口にも向かってみます。

相沢登山口

山の中に入っていく細い林道をいけば、車が3〜4台停めれそうな、相沢口駐車場。きょうはここから荒船山に入ってる登山者はいなそうで、うさぎ号🚙だけ停めさせていただきます。

相沢登山口の荒船山登山道案内図 I live in Mt. Arahune なくまさんがかわうい

登山道の左側には滝がしぶきをあげていて、心地よい水の音。小ぶりの滝だけど、ここ数日の雨のせいか水量も豊富でとても綺麗。

荒船山へ続く登山道を少し歩くと、小さな石祠が祀られている。こちらが先ほどお参りした荒船神社の「奥の院」。

荒船神社奥の院

とっても静かで素敵な荒船山の麓。
荒船神社からこの奥の院周辺のどこかに「音音の庵」があったりするかな?

ここで五犬士が集まり、道節が仲間になり村雨が信乃のもとに戻る。
そんな「荒芽山 音音の庵の場」な妄想全開になる素敵な場所。

でも巨田助友軍の襲撃で、音音の庵は炎上、五犬士はそれぞれ
小文吾は武藏国 浅草へ(南東)

現八は下野国 庚申山へ(東)

信乃と道節は甲斐国 石和へ(南西)

壮助は越後国 小千谷へ(北)離散することになり、
そのまま数年間は五犬士は散りじりに、それぞれの物語が展開します。

そんな五犬士の会同と離散の舞台になる「荒芽山 音音の庵」を感じることができる聖地巡礼ができて、とっても充実した甘楽郡の探検三昧な3日間でしたぁ☺️

妙義山の絶景

さて、これから横浜までの長い帰路に入ります。途中のほたる山公園からは聖地巡礼で訪れた妙義山が。あの時は、妙義の中之嶽神社から荒船山を眺めたんだよね~感慨ぶかぁ〜い。

ほたる山公園から望む 妙義山

里見八犬伝の物語の中でも、妙義山と南北で対をなす「荒芽山」。

妙義山から田文の茂林を抜けて、荒芽山「音音の庵」の位置関係(虚)と、今回と前回に実際に車で走ったルート(実)を記載した、甘楽郡荒芽山妄想マップを落書きしてみたよ〜ん🖼️

勝手に妄想 田文の茂林と音音の庵

↓いつもはウォーキングルートな動画なんだけど、今回は甘楽郡を🚙で走り回ったドライブ動画です。空撮地形が緑な森や山だらけだぁ🌳

いいなと思ったら応援しよう!

曽根麻矢 いただいたチップは聖地巡礼の資金としてありがたく使わせていただきます😊