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MVP ARCHIVE INFRASTRUCTURE | NASA 03 : Launch Complex 39 / 人類の宇宙への玄関口 ― 歴史を切り拓き続ける世界屈指の発射施設

Launch Complex 39 / 人類の宇宙への玄関口 ― 歴史を切り拓き続ける世界屈指の発射施設

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人類の宇宙への玄関口 ― 歴史を切り拓き続ける世界屈指の発射施設

Launch Complex 39( LC-39 )は、アメリカ・フロリダ州の ケネディ宇宙センター( Kennedy Space Center )に建設された、世界で最も有名なロケット発射施設の一つである。

1960年代の アポロ計画 のために建設されて以来、サターンVロケットスペースシャトル、そして現在のArtemis計画 や民間宇宙開発まで、半世紀以上にわたり人類の宇宙探査を支え続けている。

現在は Launch Complex 39A Launch Complex 39B の二つの主要発射台を中心に運用され、それぞれ異なる役割を担いながら、未来の宇宙探査を支える重要な拠点となっている。

アポロ計画のために誕生した巨大発射施設

1960年代、NASAアポロ計画 によって人類初の月面着陸を実現するため、サターンVロケット を打ち上げる専用施設の建設を進めた。
全長110メートルを超える巨大ロケットを安全に運用するには、それまでの発射場では十分ではなく、建設されたのが Launch Complex 39 である。

巨大ロケットに対応した発射台、燃料供給設備、避雷設備、排炎設備、サービス構造物などを備えた最先端の施設として整備された。

1968年の アポロ8号、1969年の アポロ11号 など、人類史を変えた数々のミッションは、この場所から宇宙へ飛び立っている。

Launch Complex 39A

LC-39Aは1967年に運用を開始した発射台で、アポロ計画 では サターンVロケット の打ち上げに使用され、人類初の月面着陸を実現した アポロ11号 もここから打ち上げられた。

スペースシャトル 時代には135回のミッションの多くを支え、現在は NASA からSpaceXへ長期貸与されている。
現在の39Aでは、民間宇宙開発の中心施設として活用されている。
Falcon 9
・Falcon Heavy
・Dragon宇宙船
・Starship(将来運用予定)

Launch Complex 39B

LC-39Bは1966年に完成した発射台で、アポロ計画 終了後は スペースシャトル計画 でも使用され、その後大規模な改修が行われた。
現在は NASAArtemis計画 専用発射施設として整備され、
Space Launch System(SLS)の打ち上げ拠点となっています。

39Bは将来の大型ロケットにも対応できる「 クリーンパッド構想 」を採用しており、特定のロケット専用ではなく、様々な次世代ロケットへ柔軟に対応できる設計となっています。

発射までの流れ

ロケットはまず Vehicle Assembly Building(VAB) で組み立てられます。
完成後は Crawler-Transporter( クローラー・トランスポーター )によって発射台までゆっくり運ばれる。
発射台へ到着すると、多数の安全確認が行われる。
・サービスアーム接続
・電源・通信確認
・推進剤充填
・最終点検
・カウントダウン

すべての準備が整った後、Launch Complex 39 からロケットは宇宙へ向けて打ち上げられる。
この一連の運用は、数千人規模の技術者や運用スタッフによって支えられている。

Crawler-Transporter( クローラー・トランスポーター )

時代とともに進化する発射施設

Launch Complex 39 は、一度完成して終わる施設ではない。
アポロ計画スペースシャトル計画Artemis計画、民間宇宙開発と、それぞれの時代に合わせて設備が更新され続けている。

巨大ロケットに対応する耐熱設備や燃料供給設備、通信設備、安全システムなどは継続的に改修され、常に最新の宇宙開発へ対応できる状態が維持されおり、こうした柔軟性が、半世紀以上にわたり世界最前線で活躍し続ける理由の一つである。

人類の宇宙開発を支える基盤

Launch Complex 39 は、ロケットを発射する場所というだけではなく、VAB、Crawler-Transporter、Launch Control Center、燃料供給設備、通信システムなど、多数のインフラと連携することで、一つの巨大な宇宙開発システムを形成している。

ロケット一機を打ち上げるためには、多くの施設が正確に連携する必要があり、その中心に位置する Launch Complex 39 は、人類の宇宙探査を支える最も重要なインフラの一つとなっている。

過去と未来をつなぐ宇宙への玄関口

人類初の月面着陸、スペースシャトル による宇宙開発、民間宇宙企業の台頭、そして Artemis計画 による月への帰還。
Launch Complex 39 は、それぞれの時代で宇宙開発の最前線に立ち続け、人類が未知の世界へ挑戦するための「 宇宙への玄関口 」である。

未来には月面基地や火星探査へ向かう新しいロケットも、この場所から宇宙へ旅立つことになるでろう。

Archive Point

Launch Complex 39(LC-39)は、ケネディ宇宙センター に設置された世界屈指のロケット発射施設である。

アポロ計画 では サターンVスペースシャトル計画 では スペースシャトル、現在は Artemis計画SLS やSpaceXの Falcon 9・Falcon Heavy など、多くの歴史的ミッションを支えている。

Vehicle Assembly Building(VAB)や Crawler-Transporter などと連携しながら、人類の宇宙探査を支える中核インフラとして、半世紀以上にわたり宇宙への挑戦を支え続けている。

Launch Complex 39 / 人類の宇宙への玄関口 ― 歴史を切り拓き続ける世界屈指の発射施設

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