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Les McCann - Plays The Truth(1960)

レスマッキャンの記念すべきデビュー作です。この時はまだのちの時代のようなしなやかなソウルよりもオスカーピータソンにも通ずるブギウギとビバップを融合させたテクニカルでありながら豪快なタッチという印象です。ただオスカーの二番煎じではなく、先輩であるエロールガーナーやレスと同じくウェストコースト出身でありながらクールではないという似たような特徴を持つカールパーキンスとの共通点や、後に見せるしなやかなソウルの片鱗も見えていてレスが先輩の腕を真似つつも個性を持ったピアニストであるということが良く分かります。

メンバー
レスマッキャン:ピアノ
リロイヴィネガー:ベース
ロンジェファソン:ドラム

Vacushna
レスらしい跳ねるようなスウィングとガンガンとくる低音キーがかっこいいミディアム。

A Little 3/4 For God & Co
しっとりとしながらもコシのあるスウィングが楽しい一曲。曲名の神とその仲間に4分の3をというタイトルはよく分からないです。

I'll Remember April
スタンダードナンバーでエロールガーナーのような美しくもアドリブではソウルフルなノリが垣間見えます。

Fish This Week But Next Week Chitlings
レスらしいしなやかでソウルフルな曲。速いテンポでガンガン弾くのにグルーヴを失わずスウィングするのがさすがです

How High The moon
これもスタンダードでエロールガーナーチックな演奏。もしかしたらオリジナルは自己流、スタンダードはガーナーっぽくみたいに思っていたのかもしれません。ロンジェファソンのラテンっぽいドンドコしたリズムやリロイのがっちりしたベースも最高です。

This Can't Be Love
最初はバラードっぽい始まり方ですが拍手が一発入るとソウルフルなサウンドにポールハンフリーに引き継がれるタンバリンや軽く響きのいい音を多用したドラミングが聴けます。おそらくハンフリーのオリジナルスタイルではなくレスからこういうスタイルをと言われたのかもしれません。

For Carl Perkins
カールパーキンスに捧げた曲でカールパーキンスっぽいグルーヴィなハードバップになっています。しっとりとしたバラードになっておしまいです

Play The Truth
レイチャールズっぽいゴスペル+ジャズなタッチの曲。途中からはレスらしいソウルジャズです。