種を手渡すように伝える コーチとしての「伝える」③
秋口の陽だまりになりたいライフコーチのなほです。
剥がれては還り、芽吹いていく旅の途中。
胸に宿る小さなひかりは、そっと世界を照らしています。
きらきらしたら、ぷかぷかに還るリズムを大切に。
「話、長いなー。」って感じることはありますか?
偉い人の話を聞く時に、興味が持てなくて長いなーもあったりしますか?
私は、基本的にはちゃんと聞いている方だけど、「これは何が言いたいんだ?」となっちゃうと飽きることがあります。
私は、「伝えたい」が強い人間だ。
これが、当然コーチングをしている時にも影響を及ぼしている。
つながっているなと思ったので改めて書いておく。
【自分を信じることと、「伝えたい」が強いはつながっている】
💡このnoteは以下の学びをコーチの私にまで掘り下げたものです。
①「伝えたい」が強い私が作られたのはなぜ?はこちら
②自己開示と伝える量も選んでいいはこちら
返答が長いのは、「あなたの話をちゃんと聞いています」のサインでもあったけれど、私の「伝えたい」が強いも影響していた、と思います。
紙ヒコーキでちょんが課題。
これは、メンターコーチに贈ってもらった言葉で、私は自分の言葉が長いという自覚があります。
短い言葉は親切。端的に伝える。
それを意識していて、出来ている時と出来ていない時があります。
私が私をちゃんと分かっていれば大丈夫で、全部を伝えなくてもいい。言葉にしなくても、十分に伝わっている。
私を信じ切ることと、相手を信じることは互いに育ち合う。
種を手渡す感覚で。
端的、シンプルに伝える意味
単純に、分かりやすい。
長くなればなるほど、理解するのに時間もエネルギーも必要になる。
質問やコーチ側の言っていることを理解する方に意識が向いてしまうと、クライアントさんの内側に意識を向けることに水を差すことにもなる。
何を質問されているのか分からない。
そういうことが起きると、セッション(コーチと2人で対話する時間をこう呼びます)の密度が下がるような気がします。
コーチとしても、質問の意図が分からないって言われたことはあるし、逆にクライアントとして、コーチの質問の意図がくめない時も両方の経験があります。
分かってほしいが出ている
土台の私が「伝えたい」が強いから、それが影響している。
私自身がそのままコーチの私を育んでいる。
そして、「伝えたい」が強いは、コーチングの場面で、「あなたのことを理解しようとしています、話をちゃんと聞いているよ」を伝えたいが、私の言葉が長くなるになっていると分析しています。
「言葉で聞いているよ」を伝えなくても態度で伝わっているよってメンターコーチに教えてもらいました。
クライアントさんを信じるにもつながる話。
上辺の「言葉を端的にしましょう」も一定は効果がある。
けれど、なぜ「伝えたい」が強いのかを理解した今、少しコーチとしても変わるのではないかと思います。
冒頭の、紙ヒコーキでちょんは、私は1枚の紙を渡すようなことをしていて、それを紙ヒコーキでちょんでいいんだよって教えてもらったことが、心に残っていました。
私のきく姿勢
言葉にしなくても「理解しているは伝わっている」は、多分そうだと思いました。
私の職業的な背景に看護師がある。
そこで培った聞く姿勢がコーチの私にも還元されている。
受容的に聞いているのは、単に返答する言葉で受けとめるだけでなく、態度や表情、雰囲気に反映されていると思います。
だから、安心感があると言ってもらえるのだと思っています。
🌱種を手渡す
紙ヒコーキよりもしっくりきた。
とても大事だと思うから書いておく。
私には、たくさんの種を手渡してもらっている。
それに水をやって育ってきている。
という感覚があります。
それは、コーチングという形ではなかったのですが、人生で一番影響を受けていると思う人が私に教えてくれたことは、そのように受けとっています。
たくさんの光を放つ言葉を贈ってもらっている。
なぜ光を放つ、放ち続けるのか?
それは、その言葉にエネルギーがこもっている、経験から生まれた言葉だからです。
借りてきた言葉ではなく、自分の言葉とも言えるし、腹落ちしている言葉とも言える。
そういう言葉は、とても強度が高い。
教えてもらったその瞬間に、「そうか!」ってつながる、ひらめく、スッと入ってくることもあるけど、少しずつ私の中で育つ感覚です。
また、その時はよく分かっていないかも?と思っていても、こういうことだったのか、と分かる時がきたりします。
この「種を手渡す」の感覚に改めて出会い、教えてもらいました。
同じことを違う2人の人が伝えている。
そういうことは、大体大事なことである、と私は理解しています。
端的に伝えるとは、一言に重みが加わる、増すことにもつながる。
言葉にぎゅっとエネルギーを込める感覚。
そんな風に教えてもらいました。
とても分かりやすい。
そして、それが必要な時に開く、ほどけていけばいい、と思っていると。
これも、相手を信じるにもつながっている。
即効性は求めていなくて、1年後かもしれないし、2年後かもしれない。
その人にとっての機が熟した時につながったり、分かるになって、花が開けばいい。
この時間的な感覚が私にはなかった。
と思います。
すぐに、今、伝わってほしいだった。
待つこと、長い目で見る、未来に向かう感覚がなかった。
私の体験としては、一生この言葉があれば他の言葉はいらない。
そう言いきれるほど、光を放つ言葉を贈ってもらったことがある。
そして、育ってきている持続性のある言葉を種のように渡してもらっている。
私の中に根を張りともに育ったり、励ましてくれる、支えてくれる言葉たち。
なのに、「今理解してほしい」と、自覚はなかったけれど急いでいるような感覚があったと思います。
言葉は放った瞬間、もう私の手を離れて相手のものになる。
だから、どんな風に受けとって欲しいかなんていう私の意図はいらなくて、受け手が自由に受けとりたいように受けとったらいいし、受けとらなくてもいい。
相手に委ねる、コントロールできない領域なのに、「ちゃんと私の言ってること、理解してよ!」があったと思います。
これも、「伝えたい」「分かってほしい」私が強かった影響だと気づきました。
種が育つ環境を準備する
種を手渡してもらっている。
私の今までの理解はそこでおしまいでした。
種を自分で水やりして育てている感覚はあるけれど、それは当たり前の普通のこと、と思っていた。
だけど、種はふかふかの土壌があって水やりして、お日さまの光に当たらないと芽吹かない。
これを改めて教えてもらった。
みんながみんな、種が育つ環境を持っている訳ではない。
種を手渡したら、当たり前のように育てると思っていたことに気づきました。
私は、育てている感覚があるからです。
この育てられる環境(土壌を整えられるか)があるか。
それが相性のようなもの、と教えてもらいました。
言葉の感覚だったり、受けとれる状態なのかだったり、説明しにくい領域の話です。
分かる、と思いました。
私には相手が何を話しているのか全然理解できなかったことがあります。
私にはなじみのない世界の話だったことを踏まえても、全然分からなかった!
それは、コミュニケーションのスタイルだったり、価値観、相性のようなものがかみ合わなかった、ということが起きていたと思います。
だから、コーチングにおいてクライアントさんとの相性は大事、につながります。
伝える量の調節
端的に伝えてみて、分からないがあれば、ちゃんと尋ねてくれる(これも相手を信じるの1つ)。
だから、まずはポンと一言で伝えてみる。
言葉を足す、説明することはそれこそ無限に出来ちゃうから調節する。
そんな風に教えてもらいました。
また、その時に分からなかったとしても、のちのちタイミングが来た時に、どういうことだったの?って尋ねることもあるよ、ということだった。
その場で全部を伝えようとし過ぎな私…。
余白の話とも通じるのだけど、大事なことは何度でも出会うな、と書いてみて思います。
選択肢を提示する時は、「一言で」を意識するようにはなってきている。
「種」の感覚を私は手渡してもらって、水やりしてきたは、体験としてすでにあるから、私も渡す側の感覚を意識したい。
一粒にぎゅっと込めて、渡す感覚。
それで、相手の反応を見て、言葉を足すのかそのままにするのか考えたらいい。
クライアントさんを信じるとは
可能性を信じること。
これまでもこの学びに出会ってきているし、言葉にもしている。
けれど、大事なことだから、改めて書いておく。
伝わること、1から10まですべてを伝えなくても届く、理解できることを信じる。
クライアントさんの可能性を信じる。
相手を信じることと、私が「私」を信じることは互いに作用しあって育っていく。
下半期のテーマが、私が「私」を信じる力で、私が私を分かっていれば大丈夫という自分を信じている感覚があれば、「伝えたい」はゆるめられる。
自分をどこまで信じ切れているかは、全部を伝えたい、分かってほしいをゆるめるし、クライアントさんの可能性を信じることにつながっている。
種が芽吹くことを信じる。
クライアントさん以上に、クライアントさんの可能性を信じ切る。
これがコーチの役目。
これも何度目か分からないけれど、とても大事な学びだから書いておく。
相手を信じる前に、私が私をどこまで信じ切れるのか。
両方が分かれている訳ではなくて、結びついているからこそ、課題だなって思っている私は、自分を信じることを育てたい。
強みとしての「伝える」
言葉が大好きで、感覚を言葉にすることも出来る。
私には豊かな言葉の友だちがたくさんいる。
だから、普段の伝えるでも活用しているけれど、クライアントさんにも言葉として贈ることが出来る。
伝えなければの直感も私にはあって、ここは外してはいけないって思う瞬間がある。
これは、感覚なので、何がどうとは言えないけれど、「今」というタイミングがある。
分かりやすい説明をすると「承認」と言われる言葉を贈ること。
クライアントさんの素敵な所に光を当てること。
クライアントさん自身にはあまり見えていないのでは?
私には見えていると思う時は、伝えるようにしている。
まとめ
このnoteを途中まで書いていた時、私が「私」を信じる力を強くするって思っていたけれど、ちょっと違うような気がする。
信じ切る、信じる深さを深くするのような感覚かな?
私が私のことをちゃんと分かっている。だから大丈夫。
そういう感覚をちゃんと掴めば、外に向かって、相手に向かって「すべてを伝えなきゃ」をゆるめられるということが分かった。
だから、コーチとしても言葉が長くなる、伝えたいを抑えきれないは減ると思います。
端的に、シンプルに伝えるは親切で、セッションはクライアントさんの時間だから、言葉を尽くして伝えることが必要ならそうしたらいい。
けれど、基本的には、シンプルな言葉を心がける。
私を信じる、私さえ分かっていれば大丈夫だし、それが出来たら自然と言葉は削ぎ落されていく。
一言に込めるエネルギー、言葉の力、私を信じる、クライアントさんの可能性を信じる。
あなたは、自分をどのくらい信じていますか?
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