見出し画像

私の英語学習50年(2) 英語学習、スタート

(↓のつづきです)

英語の勉強をすると決めたのはいいが、何をどうすればよいのかがわからない。

とりあえず英会話学校に少しだけ通ってみたが、これは完全な選択ミスだった。

そもそも、私のようなコミュ障が、ガイジン先生とそのまわりをかこむ英語好きの日本人たちの輪の中に入り込めるはずがない。

それに、英会話学校に蔓延する「まがいもの」のにおいには、どうしてもなじめなかった。

英語ネイティブに少しでも近づこうとして、一生懸命にアメリカ人やイギリス人のモノマネをしている日本人たち(私もそのひとりだ)のなかにいながら、そうした自分自身をどうしても素直に受け入れることができなかった。

ラジオ英会話や英会話教材を利用しての自学自習をするという方法も考えたが、当時の英会話レッスンはなんといっても学習内容が幼稚すぎた。

「ご兄弟は何人ですか?」「二人です。」「私はお寿司が好きです。あなたは何がお好きですか?」「カレーです。」「四月の日本は桜がとてもきれいです。」などといったことを英語ですらすらといえるようになることには、何の魅力も感じなかった。

では、どうするのか。

いろいろと考えたすえに出した自分なりの答えは、やはり「読む」ことだった。

といっても、たんに「目で読む」のではない。「耳と手で読む」のだ。

つまり、英語のオーディオブックを聞きながら、それを書き写すことで、英語の発音を学び、英語の構文や語彙を学ぼうというのである。

さっそく、いつものように古本屋街にいって、英語教材を買い込んだ。

ひとつは総合英会話教材のICE、もうひとつはアルクから出ている『イングリッシュ・ジャーナル』という英語教育雑誌のバックナンバーである。

代金は総額で二万円少しだったと記憶している。

それだけの資金で英会話教材に加えて『イングリッシュ・ジャーナル』のバックナンバーが十数冊分、手に入った。

ソニーから出ていた英語学習向けのカセットテープレコーダーも購入した。

ボタンを押すとテープをしゅるしゅると巻き戻してくれて、その部分を何度でも聞きなおせるというスグレものである。

たしか当時三万円ほどもしたように思う。貧乏学生としてはかなり思い切った投資だった。

(つづきは↓)

☆☆☆

☆☆☆

「ことさきく|成瀬由紀雄の日英文章・翻訳教室」では、このほかにも日本と日本人、英語・日本語・翻訳その他に関するコンテンツを数多くアップしてあります。総数は1000本を超えています。

いくつものマガジンを設定していますのでぜひチェックしてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!