【ウチノハハ伝説 #24】せっせと逃がしたおたまじゃくしが、次の日に倍増して戻ってきた話
こんにちは☆
4歳の娘を育てている、もちこです。
今日は、うちの母の話をひとつ。
先日、私の母が昔パートをしていた頃の思い出話を聞いたのですが、これがまたクスッと笑えるエピソードでした。
30年ほど前の当時、母の職場にはちょっと個性的で変わった女性の社員さんがいたそうです。
……まあ、日々さまざまな伝説を生み出している母に「変わった人」と言われたくない気もするのですが、その社員さんもなかなかパワフルな方でした。
母の極秘ミッション「おたまじゃくし放流計画」
まだ私や弟が幼稚園に通っていた頃、私の弟はおたまじゃくしに猛烈にどハマりしていました。
田んぼで見つけては大事に持って帰り、瓶の中に入れて嬉しそうに観察する毎日。
けれど、迎える側の母としては「家の中でカエルに大合唱されるのだけは勘弁してほしい」というのが本音です。
そこで母は、おたまじゃくしに足が出始める絶妙なタイミングを見計らっては、こっそり元の田んぼへ返しに行くという極秘ミッションを遂行していました。
そして、空っぽになった瓶を見て不思議そうにしている弟には、
「あらー!自分で逃げちゃったねぇ💦」
と、すっとぼけて誤魔化していたらしいのです(笑)。
善意のブーメラン、大量のおたまじゃくし
そんなある日のこと。
母が職場で何気なく、「うちの息子がおたまじゃくしにハマっていてね〜」と世間話をしたそうです。
すると次の日。
例の社員さんが、なんと瓶にパンパンに詰まった大量のおたまじゃくしを抱えて出社してきました。
慌てる母を前に、彼女は満面の笑みでこう言ったそうです。
「帰り道に田んぼを見たらたくさんいたからさ!裸足になって田んぼに入って捕まえてきたの!」
……令和の今なら色々とアウトな気もしますが、その行動力は凄まじいものがあります。
しかし、母としては「せっせとおたまじゃくしを実家に返し終えたばかり」のタイミング。
引きつる顔をなんとか笑顔に変えて、「あ、ありがと〜……」と、かなり複雑な気持ちで受け取ったそうです。
けれど、わざわざ裸足になってまで捕まえてくれた彼女の優しさを無駄にするわけにはいきません。
母は覚悟を決めて、その大量のおたまじゃくしたちを再び家へと持ち帰りました。
何も知らない弟は、昨日逃げたはずのおたまじゃくしが何倍にもなって戻ってきたのを見て大喜び!
その無邪気な笑顔を見て、母も「まあ、いっか😂」と降参したそうです。
その後、再び足が生えたタイミングを見計らって川へとお見送りし、社員さんには「立派にカエルになってみんな元気に旅立っていったよ〜!本当にありがとう!」と、完璧なアフターフォローの報告を入れたとのことでした。
最後に明かされた、母の強烈な「社内生存戦略」
その社員さんは、パートさんたちにもいつも親身で、本当に良い人だったそうです。
「今頃どうしてるかねぇ……」と、母は少し懐かしそうに目を細めていました。
そんな温かい思い出話で終わるかと思いきや、母は続けて、昔から会社組織の中で生き抜くために実践しているという「ひとつの信条」を私に教えてくれました。
それは、
「会社のイケメンくんと、将来偉くなりそうな人には、真っ先に顔と名前を覚えてもらうこと」。
そのお近づきの印として、母はとりあえず周囲にお菓子を配り歩くのだそうです。
そしてその作戦の甲斐あって(?)か、
「おかげでね、本当に偉くなった人には美味しいご飯をおごってもらえるし、イケメンくんもいつも私に優しいよ〜♪」
と、今でも現役でその恩恵にあずかっている様子。
おたまじゃくしの話から、まさかの世渡り上手のライフハックへと着地した今回のエピソード。
なんだかんだ言って、私の母は昔から「人生を楽しくおトクに生きる天才」なんだなと、改めて脱帽してしまいました。
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