【ウチノハハ伝説 #10】銃を持った警備員に注意された母の台湾・命がけ(?)の冒険記
こんにちは☆
4歳の娘を育てている、もちこです。
今日は、うちの母の話をひとつ。
うちの母は、ちょっと変わっています。
ハラハラドキドキの台湾旅行
母の辞書に「高所恐怖症」という言葉はありません。とにかく旅行が好きで、高いところが大好き。
どこへ行ってもタワーや展望台があれば必ず登ります。なんなら事前に「目的地に高い建物がないか」を徹底調査してから旅立つ、筋金入りの「タワーハンター」なのです。
そんな母が20年ほど前、友人を連れて台湾へ行った時のこと。案の定、ハラハラドキドキの冒険が幕を開けました。
山を3つ越える「スケルトン」の恐怖
台北にある「猫空(マオコン)」という、山の上にお茶屋さんが集まるエリアを目指した母。
そこへ行くにはロープウェイで山を3つほど越えるのですが、母が選んだのは、足元が透明な「クリスタル(スケルトン)ゴンドラ」。
母友人: 「ひぇ〜……😱」
母: 「すご〜い!絶景じゃない!」
足元に広がる深い緑を「綺麗ね〜」と楽しむ母の横で、友人は「もし今ここで止まったら、誰が助けに来てくれるんだろう」と、生存戦略を必死に考えていたそうです。
温度差が激しすぎます。
山奥で「手を挙げてバスを止める」という賭け
お茶を堪能した帰り道。
母が事前に調べていたのは、山の中を走るローカル路線バスでした。
なんとそのバス、「道端で手を挙げたら止まってくれる」という超アナログなシステム。
時刻表も停留所も怪しい山道で、母は「大丈夫、来るから!」と自信満々。
本当に後ろからバスが来たとき、試しに手を挙げてみたら……本当に止まってくれました。
目的地を紙に書いて見せると「OK!」と威勢のいい返事。着いたら大声で呼んで降ろしてくれるという、台湾の方の温かさに救われた一幕でした。
……もしバスが止まらなかったら、母は友人を連れて山を3つ歩いて下りるつもりだったのでしょうか。恐ろしすぎて聞けません。
台北101、銃を持った警備員、そして母の疑問
極め付けは、当時世界一の高さを誇った「台北101」での出来事です。
夜景の美しさにテンションが上がった母は、窓際の少し段差がある場所にひょいと乗って外を眺めていました。
しかしそこは、本来「立ち入り禁止」の場所。
すると、銃を所持した警備員さんがスッと近づいてきたのです。
「そこ、乗ったらダメですよー」
優しい日本語での注意。
母は慌てて降りましたが、後日この話をするとき、母はいつもこう言います。
「暗かったのに、なんで私が日本人だってわかったのかしら。それが今でも不思議なのよねぇ」
……いや、お母さん。
銃を持った人に注意されたことのほうが、100倍怖いのよ。
そっちの恐怖はスルーして「バレた理由」を気にする母。
今日もどこかの高い場所で、警備員さんを困らせていないことを願うばかりです。
ごめんなさい、当時の友達さん。
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