場面50-3:安心できる関係の欠如
転園してきたばかりのAちゃん。
転んでひざをすりむいても、泣かない。
困っていそうでも、誰にも助けを求めない。
保育者がそっと声をかけても、
目を合わせず、表情はほとんど動かない。
笑顔も少なく、うれしいはずの出来事にも反応が薄い。
別の日、別の子が泣きながら保育者に抱きつく横で、
Aちゃんは少し離れた場所から、ただ静かに見つめていた。
保育者は胸の奥で思う。
「この子は、“甘え方”を知らないだけなのかもしれない」
次の文は、DSM-5における「反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)」に関する内容として正しいものは?
クイズ
この障害の原因は、主に身体的な虐待だけである。
⭕️か❌か

この投稿をやる想い
目を通してくれると嬉しいです。↓
答え
❌
保育のポイント
反応性アタッチメント障害は、施設養育の子どもだけに起こるものではなく、家庭にいても情緒的な関わりが欠けていれば生じうる。
原因も身体的虐待だけに限られず、ネグレクトや情緒的な無視など「安心できる関係の欠如」が大きく影響する。
助けを求めない・甘えない姿は自立ではなく、愛着のつながりが育たなかった結果であることを、保育者は理解して関わる必要がある。
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