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♣︎37 迷わない人は「判断基準」を持っている

「3つの判断フレーム」

「イベントでは“何をやるか”ではなく“何をやらないか”から考える」

すると一人の保育者が手を挙げた

「それは分かったんです
でも…」

「何を基準に『やらない』って決めればいいんですか?」

その言葉に周りの保育者もうなずく

保育プランナーは笑顔で答えた

「迷わないための"物差し"を最初から持つこと」

センスではなく「判断基準」

「イベント会社の人はアイデアが豊富だから決められる」

そんなイメージを持つ人は少なくありません

でも実際は少し違います

プランナーはホワイトボードにこう書いた

『センスより判断基準』

「感覚だけでは決めません」

「誰が担当しても同じような判断ができるように最初から基準を決めています」

「今日はその中でも保育現場ですぐ使える3つをご紹介します」

① 子どもが本当に楽しめるか

プランナーは最初の項目を書いた

「ここで大切なのは大人が『楽しそう』と思うことではありません」

そして保育者へ質問する

「その活動は子どもが理解できますか?」

「待ち時間は長すぎませんか?」
「失敗しても笑える雰囲気がありますか?」
「友達と比べられる場面になっていませんか?」

少し考え込む保育者たち

プランナーは続けます

「一番弱い立場の人から考える」

「保育園ならその主役は子どもです」

「『盛り上がりそう』ではなく『子どもがもう一回やりたいと思えるかな?』」

その視点が最初の判断基準になる

② 職員が笑顔で終われるか

続いて二つ目

「これは意外かもしれません
でも私はここをとても大切にしています」

保育者が少し驚いた表情を見せます

プランナーは話を続ける

「役割が複雑すぎませんか?」
「一人だけに仕事が集中していませんか?」
「予定どおりに進まなかった時に立て直す余裕はありますか?」

そして少し微笑みながら言った

「イベントは先生の表情がそのまま会場の空気になります」

「先生がずっと緊張していたらその空気は子どもにも保護者にも伝わります」

「逆に先生が本気で笑えていたら小さなハプニングは『思い出』になります」

「だから私は職員が笑顔で終われる設計になっているかを必ず確認します」

③ 写真一枚で伝わるか

最後の判断基準

プランナーは一枚の写真を見せながら話した

「写真一枚で価値が伝わるか」

「これはとても大切な考え方です」

保育者が写真を見つめる

プランナーは問いかけた

「この写真を初めて見た人が『どんな行事だったのか』を想像できる」

「誰が主役なのか分かる」

「どんな空気だったか伝わる」

「もし説明しないと伝わらないなら少し内容を詰め込みすぎているかもしれません」

「写真映えを目指すという意味ではありません。」

「伝えたいことが一目で分かるくらいシンプルになっているか」

それが大切なのです

判断に迷ったら“この3つ”

保育者の一人が質問した

「新しいアイデアが出たら毎回この3つで考えればいいんですか?」

プランナーはうなずく

「私は新しい企画が出たら必ずこの3つを確認します」

  • 子どもが本当に楽しめるか

  • 職員が笑顔で終われるか

  • 写真一枚で価値が伝わるか

「この3つがそろえば
やる価値があります」

「逆に一つでも大きく崩れるなら
一度立ち止まって考え直す」

行事は「決断」の連続

最後にプランナーはこう締めくくった

「行事づくりはアイデア勝負ではありません」

「実一番多い仕事は『決めること』なんです」

  • 何を入れるか

  • 何を減らすか

  • 何を優先するか

「だからこそ判断基準がある人ほど迷いません」

「この3つだけ覚えてください」

「それだけでも
会議は短くなり
準備は軽くなります」

「何より子どもも先生も笑顔になれる行事に近づいていきます」



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