我が家のGWが終わった。 #97|付き添い入院メンタル記録⑥
少し前、
長女の付き添いで入院していた。
前回の話はこちら↓
ついに退院の日を迎えた。
世間のGWの終わり頃から入院していて、
気付けば1週間が経っていた。
夜明け前に目が覚めて、
日が登るのを待っていた。
日が登って、病室のカーテンが透ける。
荷造りも身支度も終えた私は、
まだぐっすり眠る娘を見ていた。
朝ごはんを持ってきた看護師さんの
明るい声で、娘が目を覚ました。
娘はおはようのつもりで
「こんちわ!(こんにちは)」という。
しばらくして先生が回診に来てくれた。
予定通り退院と聞いて、
声が少し明るくなった。
娘に両手でバイバイをしてくれた先生。
口角を緩ませながら、
お礼を言って頭を下げた。
迎えに来てくれた夫と、退院の手続きを済ませて、キャリーケースをガラガラと引いて外へ出る。
暑い。
すれ違う半袖の人たちとは反対に、
私は長袖を着ていた。
でも、流れた汗が、
なんだか心地よかった。
車の助手席に乗った私は、
大きな白い建物を振り返った。
家に着いた。
せかせかと荷物を片付けて、夫に長女を預け、次女の幼稚園にお迎えに行く。
数日ぶりに会った次女は、入院中に延長保育で幼稚園に長くいられて楽しかったらしく、私が普段通り迎えに行ったら、ぶーぶー言っていた。
サプライズのつもりだったけれど、
正直ホッとした。
夜。
「みんな頑張ったもんね」と言って、
次女と帰りに買ってきたバスボムを湯船に入れた。
娘たちと三人で、
バシャバシャとお湯を掛け合った。
お風呂上がりに、
家族で食卓を囲んだ。
「アオの手料理、久しぶりだね」
そう言ってくれた夫の言葉に、
表情が緩んだ。
家族四人で川の字…ではないけれど、
川の字で寝た。
久しぶりに入るお布団の中で、
ふわんと柔らかな子どもたちのほっぺに挟まれる。
たったの1週間ではあったけれど、
私はまだ、夢を見ているかのような感覚だった。
この現実が、一生覚めないことを祈って、
眠りについた。
※長かった付き添い入院メンタル記録シリーズも、本記事にて最後になります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
付き添い入院という過酷とも言える状況の中で、改めて“幸せ”について考えさせられました。
当たり前のような日常こそ、
夢みたいな時間なんだと感じると同時に、
忘れられるほど日常になっている時間こそが、実は“幸せ”なのかもしれません。
時々思い出しながら、また噛み締めていけたらと思います☺️
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