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ベットに倒れ込むような快感がほしい #85|付き添い入院メンタル記録④

少し前、  
長女の付き添いで入院していた。

前回の話はこちら↓


5日目。

心は相変わらず、
内面世界で思考の旅をしていて、
そこは通常運転。

今回、問題だったのは体のほう。

インドア派で運動不足万々歳な私の体が、
珍しく動きたがっていた。

用もなく部屋の中をうろうろする。

窓際まで行って、戻る。

ベッドの横で立ち止まる。

また数歩歩いて、意味もなく体をひねる。

足を上げてみる。

伸ばしてみる。

落ち着かない。

諦めたように簡易ベッドへ倒れ込み、
スマホを片手に何度も寝返りを打つ。

しばらくすると、また起き上がる。

せめて口でも動かしたいのか、
気づけば口へ食べ物を放り込む。

…重症だな。

だらけたい心を無理やり起こして、
柄にもなく筋トレらしきことを始めてみる。

寝転がったまま片足を上げる。

下ろす。

また上げる。

二十回くらいでやめた。

疲れた。

でも少し気持ちいい。

そのままぼーっと天井を見る。

娘が見ているDVDの音がする。

体だけは、まだ動きたそうにしている。

横になっているのも、
なんだか落ち着かない。

仕方なくまた足を動かす。

休んで、動いて、また横になる。

それをのんびり繰り返す。

少しずつ、体が重くなってくる。

足をパカパカ動かす。

また止める。

自分だけずっと落ち着かない。

普段の私は、
隙あらば休みたいタイプなのに。


娘のお風呂の許可が出た。

やっと仕事らしい仕事が来た。

中腰になりながら娘をわしゃわしゃ洗う。

体を拭いて、
服を着替えさせて、頭を乾かす。

ふぅ。

また簡易ベッドに倒れ込む。

疲れた〜。

でも、気持ちいい。

たったそれだけのことで、
ヘトヘトでベッドに倒れ込む日の快感を、
体が少し思い出したみたいだった。


続きはこちら↓

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