【福島県以外】日本各地の高校等2025年12月➁【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
ーー
私は、以前から記事にしていますように、「福島県で生まれ育ち、現在も開業社労士として福島県(と宮城県)を中心に仕事をしている」人間です。
また、社会人として「学習塾の塾長」をしたり「プロ家庭教師」をしたりしまして、現在も「学習塾の顧問先を持ち、不定期で講師をしている」ため、学校教育の重要性を感じることが多いです。
ですので、「福島県の学校の良い取組み・新しい取組み」を、以下のように記事にまとめて(勝手に)応援しています。
ー
そんな勝手活動も2025年6月で約二年間継続したことになるのですが、継続は力なりと言いますか、ありがたいことに、最近、福島県以外の学校の方々からもフォローされるようになってきました。
それ自体大変ありがたいことなのですが、フォローされっぱなし、というのも何か悪いような気がしてきましたので、不定期ではありますが、福島県外の高校につきましても、良い取り組み・気になる取り組みについてまとめたものを記事にしたいと思います。
普段、福島県の学校の取組みについて読んで頂いている方に、福島県だけでなく日本各地で学校教育の変革が進んでいる、ということをお届けできればと思います。
※今回は『 2025年12月24日まで 』の記事まとめです。
同じ要旨で同時期にまとめた記事が以下になります。
お時間ありましたら、こちらも是非ご覧ください。
ー
ーー
『1』【本校・マンドリン部】岩手県高等学校総合文化祭器楽コンクール9年連続最優秀賞&令和8年度全国高総文祭出場決定!(岩手県立久慈高校)
こんにちは!久慈高校マンドリン部です。
令和7年10月28日(火)、トーサイクラシックホール(岩手県民会館)で第44回岩手県高等学校器楽コンクールが行われました。
バイオリン、ギター、マンドリンなどの弦楽器を中心に演奏する部門で、県内5つの高校が参加する中、結果は最優秀賞でした。
そして、来年秋田県で開催される、全国高総文祭に出場することが決まりました。
本校は、A.アマデイ作曲「英雄行進曲イタリア」、青山涼作曲「海辺の時計台」、武藤理恵作曲「華・Japanesque」の3曲を演奏しました。
1音目から観客の耳を惹き付け、曲に合った表現を意識し、楽しみながら演奏することができました。
大会まで応援してくださった皆様ありがとうございました。全国でも学校の代表として、そして岩手県の代表として精一杯演奏してまいりますので、引き続き応援よろしくお願いします!
ー
音楽というと、吹奏楽部やオーケストラ部を思い出しますが、マンドリンの音色も素晴らしいですよね!
ーー
『2』素敵な着こなしで社会人に【杜陵高・奥州校定時】(岩手県立杜陵高校)
12月22日(月)に、2、3年次を対象として「着こなし講座」が開催されました。これは、キャリア教育充実の一環として、進路目標達成に向けて、さらに卒業後に社会人として必要とされる基本的な着こなしについて学ぶものです。講師はコナカ水沢店の店長の梅沢様です。
代表の生徒2名がスーツを試着させてもらいました。
着こなしだけではなく、緊張のほぐし方や挨拶の大切さなど、社会人としての心構えなどについても教えていただきました。株式会社コナカの梅沢様、ありがとうございました。
ー
社会人としての着こなしは、学ぶ場所が中々ありませんので、きっと良い経験になったと思います。
ーー
『3』【地学協働】え!?普通科なのに製品開発までしちゃうの?地域と連携した探究活動!(北海道東川高等学校)
どの学校にもある「総合的な探究の時間」
皆さんこんにちは。
東川高校では「魅力ある学校づくり」を実施していますが…
今現在「一番の強みは?」と聞かれると「探究活動」です!と言えるくらいには、この「総合的な探究の時間」というものを作り変えています。
そもそも皆さん、「総合的な探究の時間」はご存知ですか?
「ものすごーくお暇な人」か「ものすごーく学校教育に熱心な人」は、学習指導要領をダウンロードしてぜひ見てみてください!
いやいや、「簡単に理解したいぜ!」というそこのあなたもご安心を。
高校魅力化コーディネーター(以下、CN)が端的に伝えてあげましょう。
「総合的な探究の時間」というのは…
「地域と連携して、色々な経験をして、色々学んで、将来に活かそう!」
って感じですね。
CNが勝手に言ってるだけだから、鵜呑みにしたらダメだぞ!
うちの探究は「普通科だけど普通じゃない!?」
さて、東川高校では「総合的な探究の時間」を「東川学」と名付けて探究活動を行っています。
「株式会社リクルート」様の「高校生Ring」を軸として、ビジネスプランの考案から実働までのサイクルを回しています!
「考案」→「実行」までのサイクルを回せるように、生徒に以下の方程式を作らせて、自身のプランを可視化させることにしています。
「東川町×各ジャンル(農業・木工・写真・観光まちづくり)×地域素材=価値の創造」
この方程式を作るだけでは、プランの「実働」のところまでは行かないんです。
東川高校が「普通科だけど普通じゃない!」と謳っている理由は、商業科や農業科のように、考えたプランを実現できるところにあるのです。
ただ、ここで「専攻科」と「普通科」の違いとして、1年間で探究授業をする数が、専攻科と普通科では倍以上も違うんですよ。
だから、普通科は限りある時間で「倍倍FIGHT!」しなければならないんですよね。
けど、その授業数の穴を埋めて「実働」まで押し進めてくれるのが、プランの実現に対して連携してくれる「地域企業」の皆様のおかげなのです。
東川学と企業が連携した探究活動
今回は、一番進みそうな気配がしている「木工チーム」の探究活動をご紹介します!
木工チームの方程式は…
「東川町×木工×端材=高校生も木工製品に触れる機会を提供する。」です!
なぜこの課題になったのかと言うと…
東川町では、生まれた時に「君の椅子」をプレゼントされ、中学校入学で「学習椅子」がプレゼントされます。
このように、町の施策があることで、生誕から中学校卒業まで子どもたちは木工製品に常に触れられる状況にあるのです。
ただ…。
その木工への親しみも、高校進学と同時に途切れてしまいます。
それは、東川高校が「道立」であるという側面もあるからです。
だったら、中学校で途切れてしまう「木工に親しむ機会」を、高校卒業まで伸ばせるように、「自分たちで木工製品を作って生徒にプレゼントしよう!」ということで、探究活動がスタートしました!
町内企業と連携した探究プランの実行
プランを実現するために、連携していただくのは町内企業の「北海工芸」様です!
まずは、工場見学を行い、実際に何が作れるのかを想像していきます!
「北海工芸」様は、「木工」のみならず、「スチール」「アクリル」「LED」など、すべて自社工場で制作できるため、どの素材を組み合わせて「製品」を作るのかも、選択が無限大です!
めっちゃ凄い企業なんです!
「北海工芸」様と連携し、何を作れば生徒が毎日使用するのかと考えた時に、個人ロッカー用の「ブックスタンド」を作ろう!ということになりました。
作るものが決まったら、あとは実行に移すのみ!
まずは、探究チーム内で使い心地を確かめ、その後他の生徒にも使用させ、データを収集してデザインの改良に役立てていきます。
うちって「普通科」なんですよ?
みなさんいかがでしょうか?
うち凄いでしょ?
普通科で授業の時間がない中でも、「考案→実働」までのサイクルを回すことは可能なんです!
しかも…
これは、学年の中の1チームなだけで、この他にも別のジャンルで探究をしているチームがあと16チームありますからね。笑
「普通科」なのに「専門科」のように実働まで移せるのは、やはり「地域産業」との連携があるからこそです!
ただ、その連携企業を探すには、休日返上で各企業を練り歩く「高校魅力化コーディネーター」の地道な取り組みがあるからこそだと思います。
もちろん大変なこともたくさんありますが、それ以上に生徒が地域に出ていって学ぶことによって、生徒はものすごく成長するんですよね!
やはり、学校の先生ではない「地域の人」に色々と指導されるっていう経験は、「学校を卒業して社会に出たときと同じ環境」になるので、学生のうちから「社会を経験」するというのは、生徒をものすごく成長させるんです。
今回の木工チームの生徒は…
「こんな凄いことができると思っていなかった!」
「考えが形になるなら頑張るしかない!」
「自分たちの考えが何かを変えるかもしれない!」
など、活動をするごとにどんどん自主的に学ぶ姿勢が強まっているんです!
さらに、木工チームの1人は、「将来は木工関係の仕事に就きたい!」と言っているんです。
これもまさに、地域の担い手を作っていく「価値の創造」ですよね。
「自分たちのやりたいことを、3年間でとことん追求できる!」
そんな、魅力ある学校の今後の活動にご期待ください!
ー
確かに「普通科の探究活動」でここまでの取組みは中々無いと思います。これからも注目です。
ーー
『4』【中学校】3年生GCA探究成果発表会🔍 2025年12月18日(木)(青森県東奥義塾中学校・高校)
2025年12月18日(木)の4〜7時間目に、中学校3年生がGCA探究成果発表会を行いました。
GCAはGlobal Citizens’ Action の略で、本校の教育方針である Global Citizenship に基づいて中学校3年生が行った探求活動です。
生徒たちは身の回りで起きている出来事から興味を持ったものをテーマとして選び、それに対する仮説立てや研究・考察を行い、結論を出します。
中学生とは思えない研究テーマに驚かされました。
ー
(良い意味で)中学生らしくない研究テーマを扱っていて、とても驚きです。
ーー
『5』【盛岡市立高】好きなこと、興味のあることをトコトン(1年ものづくり人材育成事業出前授業③)(岩手県盛岡市立高校)
12月16日(火)。
第1学年の総合的な探究の時間「ものづくり人材育成事業に係る出前講座第3回」の様子をお伝えします。
3回シリーズの最終回です。
生徒が興味関心を持った各種3講演の中から選択しての受講です。
本校OBでもあります株式会社小山田工業所の品質保証部部長の三浦秀寿 様と管理部係長の畑田佑樹 様から講義をしていただき、70名が参加しました。
株式会社小山田工業所さんは、「社会インフラを支える鋼構造物メーカー」であり、橋梁・建築鉄骨・鉄塔・鋼製タンクなどの鋼構造物製造・施工している昭和23年、1948年創業の老舗の会社です。
講義では、「会社概要」、「事業・製作物紹介」、「業務内容紹介」をいただきました。
講義の最後に、先輩から後輩へのメッセージとして5つのアドバイスをいただきました。
①自分の好きな事や興味のある事を、トコトンやってみてください。
②目標を早めに決めてください。
③手に職(資格)をつけてください。
④ものづくりはおもしろい。是非、製造業にチャレンジしてください。
⑤真面目に取り組む姿勢、素直に取り組む姿勢が大事です。そして、反省することが大事です。
終了後、
生徒からの感想には、『岩手だけではなく、全国各地の様々な場所に製品を提供していること』、『環境問題にも配慮した製品を提供していること』、『品質保証にこだわって業務を遂行していること』についてのコメントが目立ちました。
盛岡市内のさまざまな事業所の方々から、3出前講座回にわたりお話を頂戴しました。1年生はこれからの自身の進路選択に大いに参考になったものと思います。
ー
これからの時代は、どのように「インフラ」を扱っていくかが重要になります。学生たちの進路選択に、良い影響を与えるのではないでしょうか。
ーー
『6』2025「わくわく農業サイエンス」姉体小その2(岩手県立岩谷堂高校)
こんにちは。12月16日(火)、生物生産系列の2年生が、奥州市立姉体小学校2年生に「わくわく農業サイエンス」を行いました。姉体小学校での実験は今年2回目です。
今回は、もち米を使って、うるち米との違いについて、実際にお餅を作って体験しました。使用したもち米は、本校の田んぼで収穫されたものです。
姉体小学校のみなさん、ありがとうございました。
ー
自分たちで育てたもち米での作成は、きっと他とは違ったおいしさがあったのではないでしょうか。
☆高校生イベント記事☆
☆その他、教育関連記事☆
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。