耳ダンボ👂テーラー稲津の内緒話➇「🥒庶民の私が金塊漬けキュウリを食べた話」
庶民代表の私は、なぜか大富豪の友人が数人いる。
スピリチュアル系の仕事をしていると、どうしてもそういう人たちと縁ができるのだが、彼らの習慣や生き方、信条を知れば知るほど、「ああ、富豪ってなるべくしてなるんだな」と妙に納得してしまう。
たとえば、キュウリのお漬物。
ある日、「たくさん作ったから」とキュウリの漬物をいただいた。ありがたく受け取ろうとした瞬間、友人がさらっと言った。
「純金100%の金塊を海外で手に入れたから、一緒に漬けてみたの。運気が上がるから食べてね」
え?金塊?キュウリと一緒に?(ちなみに、日本の金塊には微量の鉛が含まれているので、漬物には不向きらしいです)
味はというと、すっぱくて普通。でも、富豪の友人の運気は爆上がりだったらしい。
私はその後、特に何も起きなかったけれど、気のせいか財布の中身が少し軽くなった気がした。
富豪たちは風水にも熱心だ。吉方位への旅行は基本。宿泊先の部屋に入るや否や、ベッドやテレビの配置をせっせと変え始める。まるで模様替えが旅の目的かのように。
他にも聞いた話は山ほどあるけれど、私はそれらを知っていても、忠実に実行する根性はない。キュウリに金塊を漬ける勇気も、ベッドを動かす体力も、ないのだ。
結局、もともとの運命が良いというのもあると思う。
けれど、それ以上に「幸せを追い求める力」や「運を信じて行動する力」が、庶民とは桁違いなのだと痛感する。
富豪は運を漬けて食べ、私は運を眺めて終わる……なんてことがないように、少しだけ真似してみたいと思った。
おしまい
