灰汁笹巻き やおせん(JA鶴岡もんとあ〜る)鶴岡市 和菓子なスクチャイ254 2026.02.27
和菓子なスクチャイ254 山形県 > 鶴岡市
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
灰汁笹巻き やおせん(JA鶴岡もんとあ〜る)鶴岡市 2026.02.27


1.出来たての「灰汁笹巻き」
久しぶりに出来立ての「灰汁笹巻き」を手に入れた。
なお、「灰汁笹巻き」についてはこれまで何度も書いているが、今回の笹巻きは初めての製造元なので新しい記事として記載する。
所用で鶴岡に行ってJA鶴岡もんとあ〜るを覗いたところ、出来立ての「灰汁笹巻き」が偶然売っていたので買ったのだ。
正午頃だったが、たった1パック(5個入り)が残っているだけだった。
吾輩のように、好きな人は見つけたらすぐに買う、売れ切れ御免の商品なのだろう。
以前はこの店で常温で長期保存できる真空パックの「灰汁笹巻き」を買って、それを買い置きしておけばいつでも食べられると思ったものだが、今日は出来立ての「生」の灰汁笹巻きが売っていたので喜んだのだ。
真空パック品は長期常温保存出来る反面、茹でるひと手間がかかるが、出来立てはそのままきな粉をかけて食べればいいだけなので手間がかからない。
それに出来立ては、何と言ってもプルンプルンしていて高級なわらび餅を彷彿とさせる美味しさだ。
真空パック品や冷凍品を戻したものもある程度作り立ての状態に戻せるが、それでもやはり製造元から直送の作り立ての「生」には敵わない。
しかも、「生」とは言いつつも、常温で3-4日は保存できるほどの保存食品なのだ。
そもそも笹巻き自体が保存を目的として生まれた食べ物だ。
今回買ったのは、大きめの三角形の灰汁が滴る笹巻きが5個も入って税込600円だった。
これが同じ個数で真空パック品になると税込800円となる。(以前の記事参照)
別々の製造元なので厳密には同じではないが、大きさがほぼ同じの鶴岡地域の三角巻きだ。
これが吾輩子供の時からの「灰汁笹巻き」で、当時から慣れ親しんでいる大好きなわらび餅を超える美味しさなのだ。
2.端午の節句の時期に向けて
久しぶりに美味しさを堪能させてもらったが、そろそろ寒さも遠ざかる彼岸の頃ということで、各製造元はぼちぼち作り始める時期なのだろう。
時期的に、これから端午の節句頃まではこのような出来立ての「生」が庄内のあちこちのスーパーなどで販売されるのではないかと思われる。
今回はちょうど良い時期に鶴岡に行ってたまたまスーパーを覗いたものだと自分の幸運を噛み締めた。
3.JA鶴岡もんとあ~る
そもそも今回はJA鶴岡もんとあ〜るには米を買うために立ち寄ったのだ。
幸運なことに「つや姫」5kgが税込で4,200円の特売日で、こちらもラッキーだった。

ちなみに鶴岡駅近くの主婦の店に出ている「あじまん」では、あんこ6個とカスタードクリーム6個を買った。すぐに食べ切れない分は冷凍する予定だ。(余談)

4.「灰汁笹巻き(あくまき)」の記事一覧
なお、庄内の灰汁の笹巻きについては以前にいくつかの記事を書いてるのでそちらを参考にして欲しい。
また、山形県との県境に近い新潟県の笹川流れ(村上市)で冷凍の「灰汁笹巻き」が手に入ったことを以下の記事にしている。
さらに、笹の代わりに竹の皮で巻くが、同じ原理で餅米を灰汁でわらび餅状にする鹿児島県の伝統食品「あくまき」の2つのメーカーも記事にしている。
5.昨年2025年夏から年が明け
思えば「灰汁の笹巻き」に没頭したのは昨年(2025年)の暑い頃だった。
その頃は本来の「笹巻き」の季節でなく入手するのが比較的困難であった。
店員さんにはよく「笹巻きは本来端午の節句の時期のものですよ〜」と言われたものだ。
それから年が明け、2026年の2月も終盤になり、これから桃の節句や彼岸や端午の節句を順番に待つ季節となるので、昨年探し回った季節外れの時期よりも、今からの方がもっと「灰汁の笹巻き」が市場に出ているのを目にする機会が増えるだろう。
6.食べた


吾輩は今日久しぶりに店頭で出来立ての「灰汁笹巻き」を見つけて買い、夜にはさっそくきな粉を振りかけて食べた。
餅米はアルカリ性の灰汁によりすでに半分は消化しているようなもので、「灰汁笹巻き」はお腹にたくさん入っても案外軽いのだ。
例えばおにぎり5個とは根本的に違うので、灰汁の笹巻き5個をいっぺんに食べるのなんてわけない。
プルンプルンする高級わらび餅の感触と独特の灰汁の風味を久しぶりに味わい、吾輩は大いに満足した。
気づいたら1人で1パック分の5個全部をほぼ一瞬でペロリと食べてしまっていたのだ。
(おわり)
