見出し画像

「社長の軸が見えない理由」と実存合理性01

実存合理性  第8回
タイトル絵:大盛り社長(社長の実存合理性と小話)


こんにちは。
Secondoプロデューサーの内本です。

前回の記事では、
「社長の軸」はいったい、どこにあるのか?というテーマで
「軸は後悔から生まれてくる」仕組みについて説明しました。
まだ、お読みになっていない方は、こちらも是非読んでみてください。
目からウロコな内容です。



今回のテーマ

なぜ、社長の軸は自分では見えないのか?


私たちは多くの社長へ
社長の軸が見えなくなる理由を説明してきました。
数えてみたら10を超えていました。

〈見えなくなる主な理由#01〜#10

01 じぶんの強みは、当たり前すぎて見えない
02 価値は行動に投影される
03 人生の経験がバラバラに見えている
04 社長のリソース不足
05 成功体験を偶然だと思っている
06 他社比較の中で自信を失う
07 社長という役割が本来の価値を隠す
08 問題ばかり見て強みを見ていない
09 自分を客観視することが難しい
10 軸は未来ではなく過去の体験にある

つまり、軸が無いのではなく、見えていないだけなのです。

そして、社長の出来事や経験を整理すると
それらは一本の線でつながります。

その線の先にあるのが実存合理性です。


見えない理由#01

自分の強みは、当たり前すぎて見えない

人は、じぶんが自然にできることほど
「価値があるもの」と認識しにくいという特徴があります。

Secondoではこれを「実存透過」と呼んでいます。
自分の価値が存在しているにもかかわらず、その存在や価値を意識することなく、透過(スルー)してしまい、自身で認識できない状態です。

長年続けている行動や判断は習慣化し、
本人にとっては努力ではなく「普通のこと」になってしまいます。
その結果、自分の強みほど自覚できなくなるという逆説が起こります。

〈Secondo事例〉
化粧品充填工場を経営する社長のお話

その会社は取引先から「品質が安定している会社」として
長年信頼されていました。
トラブルも少なく、顧客からの紹介も多い会社です。

しかし社長に「御社の強みは何ですか?」と聞くと、こう答えました。
「うちは特別なことはしていません。普通にやっているだけです。」
ところが社員や顧客に聞くと、皆同じことを言いました。
「この社長は絶対に品質を妥協しない。」

つまり
社長にとっては「当たり前」の判断基準が、
実は会社の強みになっています。

しかし本人はそれを日常的に使っているため、
特別な価値として認識できません。
人は自分の中にある価値観ほど見えにくいものです。

社長の軸は特別なものではなく、日々の判断の中にあります。
しかしその判断基準はあまりに自然に使われているため、
本人には「当たり前」に見えてしまう。
だからこそ、社長の軸は自分では見えにくいのです。

社長の軸の引き出しタンスが固くなっていたら
お気軽にSecondoにご相談ください。


見えない理由#02

価値は行動に投影される


自分の価値観をそのまま言葉で表現するよりも、
仕事や行動として外側に表現する傾向があります。
Secondoでは、認知学の投影(プロジェクション)と価値の出現と呼んでいます。

つまり内面の価値は、その人が作る商品やサービス、仕事のスタイルとして、すでに外側に現れているということです。

〈Secondo事例〉
女性の予防医学を漢方で支援する女性社長のお話

女性社長は、女性の体調や体質を整える予防医学を、漢方を通して支援する事業を行っていました。

更年期や冷え、原因がはっきりしない体調不良など、日常の不調に悩む女性に体質に合った漢方や生活習慣のアドバイスをしています。しかし本人に「なぜこの仕事をしているのですか?」と聞くと、
「特別なことはしていません。体質に合う漢方をお伝えしているだけです。」と答えました。

ところが話を深く聞くと、若い頃に原因が分からない体調不良に長く苦しんだ経験がありました。病院では異常がないと言われるけれど、体はつらい。そのときに出会ったのが漢方でした。体質を知り、生活を整えることで少しずつ回復した経験から、
「同じように悩む女性を支えたい」
という思いが生まれたのです。

つまり彼女の価値観は、
女性が自分の体と向き合い安心して生きられるように支えることでした。
しかし本人はそれを理念として言葉にしていたわけではありません。
ただ人生の体験から自然と行動を選び、
その結果として事業になっていたのです。

ここで大切なことは、言語化すること。そして、ビジュアルや形で視覚化することです。言語化は、知識がある方でしたら誰にでもできます。
けれども、視覚化は特定の技能と経験が必要です。
このスキルを体系化したのがSecondoのワークです。

グラフィックデザイナーの方や映像アーティストを目指している方、
是非、身につけてほしいスキルです。

スキルを学びたい方は、是非お問合せください。
アカデミーの準備が出来次第、募集開始させていただきます。



社長の軸は頭の中ではなく、仕事の形として現れます。

だからこそ、自分のこれまでの経験や仕事を振り返ることで、初めてその価値観が見えてきます。

あなたの会社を( )かっこで語ってみてください。
あなたの会社の、その先に実存合理性が見えてきます。

つづく

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
毎日楽しく更新しています。


次回予告

「社長の軸が見えない理由」と実存合理性02
次回のテーマ「社長のリソース不足」大きなトラブルに!
レベル1〜5まで解説しています。あなたの会社は大丈夫?
次回も引き続き、見えない理由を解説します。

「社長と実存合理性」シリーズは、日付順から読むと
思考がつながり、社長の頭の整理に便利です。
是非、日付順からお読みください。


軸を見つける方法を知りたくないですか?
ただいま「じぶん軸を見つける8の法則(pdf)」配布中
詳しくは、「チップで応援する(¥15,000円)」→「フォロー」から「じぶん軸を見つける8の法則(pdf)」とメッセージを添えてください。


いいなと思ったら応援しよう!

Secondoプロデューサー 内本真吾 実存合理性を広げる活動の応援をお願いします。いただいたチップは、今後の活動費用に使わせていただきます。応援宜しくお願いします。

この記事が参加している募集