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2025年のシロイブックス - 振り返りと展望

今年一年の出版活動を振り返ります。記念すべき2回目だよ!


はじめに

2年目もどうにか生き延びました

あっという間に今年も終わり…って毎年毎年言ってるよね!?(死ぬまで言い続けるのかな?)

シロイブックスの出版事業、2年目も無事に仕事納めとなりました。大晦日である明日は私の誕生日なので、今年も頑張ったよな〜と2025年のあれこれを思い返しつつ、フォロワーがお祝いとねぎらいのお寿司等を届けてくれるのを今か今かと待ちわびています₍₍⁽⁽🍣️₎₎⁾⁾

さて、今回はシロイブックスとしての2025年の活動を振り返ってみたいと思います。最初の年だった2024年にも、年末の振り返り記事を書いていますね。

このリンクカードを見て、すぐに目につくのはスキの桁数です。今は普通にnoteを書くと平均して400〜500スキくらいになることが多いので(上振れ・下振れしても300〜600スキくらい)、この一年で桁がまるごと1つ増えた形になるのですね。

当然、この数字の向こうには読者さんがいます。私も記事の更新を定期的にチェックしているnoterさんというのはけっこういるので、誰かにとってのそういうチェック枠に入れてもらえているなら光栄なことだなって思います。いつもありがとうございます!!

……と、note運営の話になってしまいましたが、今回の記事で振り返りたいのは書籍の出版についてなのでした。

とはいえ、今年は本の出版以外、そしてnote以外にもいろいろとやったことがあるので、先にその辺の話をしてから本題に入ることにしましょう。

出版活動以外のあれこれ

まず、今年の脱線的な活動でいちばん大きかったのは「Webサービスをいろいろと立ち上げた」という点ですね。全部まとめてシロイブックスのドメイン shiroibooks.jp に置いちゃってますが、これは当初はそこまで本格的にやる計画ではなかったからです。

note関係のサービスとしては、以下のものが稼働しています。カッコ内は公開した月です。

書き出してみて笑ってしまったのですが、夏以降は毎月のように何か新しいものを公開していますね。実は、これらはすべて先頭の「note人気ランキング」から派生したサービスです。つまり、そこで毎週解析しているデータを流用しながら動いているか、そこで使用したコードを流用して新たに作ったものになります。やっているうちに次々と思いついた形です。

本家ランキングの表示内容も、公開後に少しずつ充実&遊び心を加えたものへと変化していきました。シロイのランクはこんな感じです。

ランキング上位でわりと頑張ってるシロイちゃん

物書きでこういうことをしてる人ってあんまりいないと思うので、今後も面白そうなサービスのアイデアが浮かんだらすぐに形にしていきたいです。何事も、転がり始めてみないとその後に何が起こるかはわからないし、転がり始めない限りは何も起こらない。

書くこと以外の話はここまでで、続いてnote運営の話です。

noteの運営

最初にスキ数の大きさに触れたように、今年はだいぶnoteが伸びた年だったな〜って思います。この点はさっき載せた「note analyzer」と「notelog」のシロイのデータからも確認できます。

毎月メモしてきた記録によると、2024年の終わりの時点でのフォロワー数は494でした。一年後の今は4200台になっているので、スキ数と同じく桁が1つ増えたような感じです。今年から新しく読み始めていただいた方々、本当にありがとうございます。

今年書いた記事については、上半期と下半期でそれぞれにまとめを書いています。年末年始でお時間のある方など、ゆっくりお楽しみいただけたら嬉しいです。

シロイのnoteは開設から2年と1ヶ月ほど経っていて、昔からブログを開設してはろくに続かずに潰してきた人間としては、よくここまで続いたものだなという感じがします。以前書いたnote「あなたが最終的に何者になるのかの話」(2025.5.27)にもあるとおり、私は元々長い文章を自然に書き続けられるタイプではなかったので。

この2年分の成果については、詳しいデータ分析をまとめた記事を年明け後に公開しようかなと思っています。2月中くらいには出せるかな?

では、脇道はこれくらいにして、本業の出版活動について振り返っていきます。

出版した書籍、もうすぐ出せそうな書籍

人生の意味のつくり方: 正解が「ない」とき、私たちは何をすべきなのか (2025年3月)

これは私にとって3冊目の書籍で、「著述をやる以上は絶対にこのようなテーマで1冊書きたい」と思っていたものでした。

紙書籍だと420ページ、文字数にして20.4万字あります。アホの分量です、まじで。実績と知名度のある作家さんならまだしも、無名の書き手からスタートして2年目にやっていい内容ではありません。執筆期間(約9ヶ月)に対してどれだけ売れるかって考えたら絶対採算合わないだろ…。

執筆を開始したのは2024年6月だったのですが、最初の数ヶ月はかなり苦戦しました。とにかく体調がよくなかったのと、「これってほんとに読み手にとって意味のある本に仕上がるのか?」という疑いがなかなか払拭できなかったんですよねえ。この行き詰まりの話は「制作ノート」の記事にも書きました。

書籍って、実際に書き始めるまでは「本当に伝えたいこと」や「結論」が明らかにならないんですよね。なぜかというと、普通に暮らしていながらいつでも理路整然と説明できる程度の簡単な話なら、わざわざ本に書く価値のある話、わざわざ読者がお金を出すような価値のある話にはならないからです。

それは一定期間を確保して、考えて考えて考えた上で話を組み上げていく必要があります。同じテーマで何百回も講演しているような人ならスラスラ書けるかもしれませんが、それは「伝えるべき内容を整理する」という仕事を数百回に分散させて既に行ってきたということで、最初の講演と直近の講演で内容に変化がないということはまずないでしょう。何かが付け加えられ、何かが精密になり、別の何かは捨てられているはずです。

引っ越し屋さんでもファストフード店でも、基本的に「仕事」というのは他人の面倒ごとを代行することで、書籍の仕事は「考える」という作業の一部を代行することです。だからこそ、執筆というのは必ず大変なプロセスでなければならないんですね。

この点も「制作ノート」とは別の後日談的な話として過去に書いているので、ちょっと長いですが引用しておきます。

本を書くということは「自分の頭の中にあることを書き出してまとめる」行為だと思われがちですが、実際には、本を書くというのは考えるプロセスそのものであって、単なる知識の要約・出力という作業ではありません。

人が本を一冊書き上げたとき、その内容は「書き始めた時点ではまだ自分の頭の中になかったもの」になっているはずです。それは書くことによって初めて生まれたものです。(……)もちろん、整理してまとめ上げたいようなトピックが最初にあるからこそ、当のテーマで実際に本を書き始めるわけですし、専門的で客観的な知識などは執筆以前から持っているもののほうが当然多いです。知識は気持ちの問題ではないので、それがなければ人の役に立つ本は書けません。

しかし、人が家電製品の取扱説明書を読んで感動するということはありませんね。客観的かつ実用的であることが大切だとしても、それは最後には何らかの主観的なメッセージ、主観的な価値の提示に繋がっている必要があります。書いている途中で生まれるというのは、主に後者のほうです。

私は何に反対しながら本を書いているのか」(2025.6.25)

この本の主要なメッセージは「人生の意味を見つけたいのなら、その答えは主観的なものでなければならない」というものです。これは人の心の動きを論理的に、客観的に考えたときにどうしても出てくる結論なのだと私は思っています。

「自分がそう思うからそうなのだ」というのはめちゃくちゃな話のように聞こえますが、人間にとっての意味とか価値とかいうものを突き詰めると、その根拠は今述べたようなものでしかあり得ないんです。論理とか客観性というのはあなたの外部にあって、あなたの内側にではないので、それは根本的な支えにはなりません。世間の人々が流行りのスイーツにどれほど夢中になったとしても、あなたがそれをおいしくないと感じるなら、それはおいしくないのです。

人生の意味というテーマを考えるとき、「なぜ論理とか客観性というものではダメなのか」という点を読者に納得させたいのであれば、その説明も十分に論理的で客観的でなければならないでしょう。今にして思えば、この本の執筆に苦労したのは、ちょうどその点で納得のゆく説明を組み立てるのがすごくすごく大変だったからなのではないかな、という気がします。

この本の出版に関するあれこれを桜が満開の時期に行って、4月中にそのまますぐに次の本の執筆に取りかかりました。

人間関係が苦手でもなんとかやっていくための本 (2026年刊行予定)

シロイブックスの4冊目の本です。これは年末の時点でほぼ原稿が仕上がっていて、以下に「試し読み版」の先行公開を行っています。

2025年って何をやっていたのかなと思い出してみると、とにかく春も夏も秋も冬もこの本を頑張って書き進めていたな、という記憶が強いです。順調に進めば、来年の2月くらいまでには流通させられると思います。

とはいえ、この本については「まだ終わっていない仕事」になるので、詳しい振り返りは一年後に持ち越すことにしましょう。毎回恒例のこぼれ話である「制作ノート」は今回も書くつもりです。

表紙デザインの草案はこんな感じです。

赤色の発色は刷ってみるまで謎です。鮮やかすぎるかな?

年明け後もマッハで作業を進めていきたいと思うので、正式な刊行をお楽しみに!

この一年で学んだこと

短い話が書けないとわかった

3冊目だった人生の意味の本について、20.4万字というアホの分量になってしまったと書きました。さらに、4冊目の人間関係の本を見てみると、推敲中の原稿ファイルの文字数は既に17.7万字になっています。

前回の反省を活かして、今回はコンパクトに10万字くらいにまとめよう…と考えながら執筆に着手したはずなのですが、さすがに7.7万字オーバーは誤差の範囲ではないですね。何も学んでない…ってコト!?

そろそろわかってきたのですが、私はたぶん短い話が書けないんです。何かを主張したいなら、当の問題は正確には何で、一般的な考え方にはどのような問題点があって、どのように考えたほうがよく、その根拠は何なのかということをきちんと説明したいと感じます。

さきほど「生きることの意味って、客観的な証明と説得の問題ではなく、個人の体験の問題だよね」という趣旨の話をしましたね。これもそういうタイプの説明に当たります。私の書いた本は「人生の問題には主観的な答えを見出さなければならない」と主張しています。あなたにとって最高のスイーツを見つけたいなら、これを売上ランキングの分析の話にしてしまうのは問題の扱い方として誤りだし、解答の根拠としても成立しないものだからです。

また、他人の評価というのは「本人にとって最後の根拠にならない」と言っているだけで、売上や口コミが「いくらか参考になる」というのは明らかな事実なので、この点も詳しい切り分けの説明が必要でしょう。…という感じで、もうこの説明自体がだいぶ長くなってしまっています。私が何かを説明しようとすると、勝手にこうなってしまうわけです。

以前書いた「どうして『noteを伸ばそう・収益化しよう』系の話はうさんくさいのか」(2025.4.2)の記事でも述べたとおり、どこでも簡単に手に入るものというのは商品として成り立ちません。文章を書いて収入を得たいのであれば、それは他の人があまり書いていないであろう内容になっている必要があります。

その点で、普通であれば面倒くさくてわざわざ突き詰めないような細部まで「書かないと気が済まない」というのは、前向きに考えれば「書き手としての強みだ」と解釈してもいいのかもしれません。まあ、表現することを本業にしたいのであれば「そうしないと絶対に気が済まない何かがある」というのは最低条件みたいなものなので、別に胸を張れるような話でもないのですが…。

とにかく、自分の才能とか気質といったものは変えられないし、誰もが自分に与えられたものでどうにかやっていくしかないので、自分は自分として、この性質をよい方向に活かせるような闘い方を磨いていきたいなと思っています。

何を成すにも時間がかかる

これは本来誰でも知っていることのはずなんですが、実際に書き手として2年目を終えた今、改めてその道のりの長さというのを実感した気がしています。

具体的には、「2年間でこんなにも多くのことができたのか」と「2年間ではたったこれだけしか進めないのか」という矛盾するような実感が同じくらいの強さで存在しているのですよね。純粋に「伝える価値のあるものを書けるようになったか」という点ではそれなりに手応えがあった一方で、「生きていくためにはとにかくお金を稼がなければならない」という点ではまだまだ全然です。

正直、ほんとにこれ5年後も同じこと続けられているの? という感じで、生きていく上で不安や焦りや悩みが消えることなんてないんだろうな〜とは思いつつも、客観的にも「現実問題として放置してよい水準ではない」と言えると思っています。

時間をかけることなしにまともな結果は得られないというのは、誰にも回避不能な現実の話なのですが、そんな中でまだまだ続くであろう「結果が出る前の時間」としての3年目以降をどう生き延びていくのか。こうして今年を振り返って、いちばん強く感じているのはその点ですね。

とはいえ、本を書き続けることが「苦しくて大変な現実の一部になった」というのは、明らかに「よいこと」に分類されるものだと思っています。それが「将来の夢」みたいな話で済んでいたら、私はもっとキラキラしたことを語っていたでしょう。

しかし、自分にとって何か本当に大切なことがあるなら、夢は空の上の夢として語られるのではなく、現実の土壌に植え替えられないとダメなんです。

次の一年でやりたいこと

4冊目となる新刊をお届けする

これは既に書いたとおり、原稿は大方仕上がっているので、残りは出版のためのこまごまとした作業がメインになります。紙書籍の表紙デザインと活字レイアウト、電子書籍のデータ作成などですね。

あとはやるだけ!という感じなので、まあ頑張っていきます。

デザインの勉強をもう少し

私の「気が済まない」の一つに「自分でやらないと気が済まない」というものがあって、ちょうど今書いたブックデザイン的な仕事もその対象に含まれています。

表紙デザインとかも、ちゃんとしたデザイナーさんに頼めばもっと洗練されたものができるのかもしれませんが、なぜかそこに他人の手が入るということにうっすらとした拒否感があって…。ただ、手作り感のある独立レーベルというのが仕事として安定的に成立するのかというのはかなり怪しい部分もあるので、この点はそのうち方針転換を迫られる可能性がないわけでもないと思っています。

とはいえ、自分でできることは(実際にやるかは別として)多ければ多いほうがいいので、デザイン関係のスキルはもう少し伸ばしたいなと思っています。勉強用の本だけ買って積ん読になっているものがいくつかあるので、来年は目の前に積まれた山にもきちんと取り組んでいきたいです。

メンバーシップを始めたい

絶対に儲からないのにアホの分量の本を2冊も書いてしまって、自分のアホさ加減に頭を抱えています。みなさんも儲けたい場合はアホの分量の本とかは書かないほうがいいと思います。本当にやめましょう。

継続的で安定した収入がないとさすがに死んでしまうので、経済的な面で次の支柱を立てるということは来年の必須事項になると思っています。なので、そろそろ有料メンバーシップの運営を本格的に考えていきたいです。

今まで出してきた本と同じように、何かしらこの社会で息苦しさや生きづらさを感じている人、そんな中で生きることの意味とか幸せと呼ばれるような感覚を見つけたいと願っている人たちに対して、有益な情報発信ができたらいいなと思っています。書籍との棲み分けをどうするかなあ…みたいなことも考えないといけないですね。

ところで、以前からのフォロワーさんならご存知のとおり、私はnote収益化ウハウハ界隈の人たちに厳しい目線を向けてきました。なるべく一貫して誠実でありたいと思っているので、万が一にも私がウッハウッハし始めたら、棒とかで叩いて正気に戻してあげてください。よろしくお願いいたします。

結び

という感じで、いろいろと苦労は尽きませんが、2026年も今年と同じかそれ以上には頑張っていくつもりです。頑張り or Dieという状況を突きつけられているので、とにかく頑張りたいです。ピョエエ…。

本を書くようになってから、久々に会った人と近況を話すときなどに「3X年生きてて今がいちばんやる気がある」という表現が自然に出てくるようになりました。体力がないことも、体調が悪い日のほうが多いのも相変わらずで、実際にそれで頑張れなくてもどかしい思いをすることも多いのですけど、やる気に満ちてるという点は2年目を終えた今でも変わっていません。

3冊目と4冊目の本で書いているように、この世のあれこれに「意味がある」とか「なんとかなる」と主張したいのなら、自分が実際にそうなっていなければ嘘というものでしょう。

なので、自分の言ったことを嘘にしないためにも、自分自身の仕事と生き方をもっとしっかりしたものにしてきたいです。特に、大事なのは過程だけど、売上みたいな結果もちゃんと出すこと。それが来年の目標です。

では、今年の振り返り記事はこの辺で。みなさんもみなさんの人生を頑張ってくださいね。

よい年末年始をお過ごしください!

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