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🚊④中殴・北欧編まとめ🚊 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅

96日間28カ国を列車で巡った乗り鉄ひとり旅、2018年の旅の記録をフォトエッセイ風に投稿してきたこの連載もゴールを迎えました。
ラストスパートで中欧・北欧を駆け抜けた日々を振り返ります。

旅のルート〔Day73-96〕

イタリア周遊を終え、スロベニアからは駆け足の旅。バルカン半島からウィーン、プラハ、ワルシャワと北上し、一気に北欧。果ては北極圏に突入するという乗り鉄の本領発揮区間

中欧・北欧旅のルートは黄色の箇所▼

①東欧編→青
②西欧編(前編)→オレンジ
③西欧編(後編)→赤

バルカン半島3カ国

🇸🇮スロベニア・🇭🇷クロアチア

イタリアからスロベニアに入り、コペルから首都リュブリャナを経由して、クロアチア首都ザグレブに抜ける。

久しぶりに高速列車ではなくローカル感が感じられる列車旅。
フランス、スペイン、イタリアは高速列車網が充実していたので、そのギャップも楽しい。

この2カ国に共通しているのは、自然の豊かさと治安の良さ
車窓から見える景色は緑でいっぱいで、スペインやイタリアの乾燥した大地を見てきた後ではなんだか新鮮。
日本の車窓を彷彿させる緑と水の豊かさ、そしてダイナミックな海辺。

スロベニアやクロアチアは、国立公園も多く、自然を楽しむために訪れる人も多いだろう。
列車で駆け抜けるだけだったのがちょっと残念。
僅かな滞在ながら、夜でも不安な雰囲気は皆無で、街も美しく清掃が行き届いていて、日本人にも居心地が良い国に感じられた。

ザグレブの街角

🇧🇦ボスニア・ヘルツェゴビナ

弾丸ながら行ってみて良かった国。
美しい自然と意外に?美しい街並み。そして人も温かく、旅行者の私に興味津々なところも鬱陶しくも愛おしかった。

鉄道網はまだまだ貧弱で、本数も少ないため乗るのも大変だが、これがかなりの絶景路線
このあたりを旅する方は、ぜひチャレンジしてみてほしい。

ユーレイルWebサイトより

中欧4カ国

🇦🇹オーストリア

洗練された鉄道システムはヨーロッパ一かもしれない、と感じたオーストリア。
オランダも洗練されていたが、高速列車も国際列車も充実しているので、鉄道旅が楽しい国だろう。

一等ユーレイルパスを持っている私は、駅のチケット窓口でもファーストクラスレーンなるものが使え、混雑する窓口ですぐに丁寧に対応してもらえて、ひとときの優越感を感じちゃったりして。

ウィーンの駅は現代建築風

ウィーンはその貴族趣味丸出しの様子が私の好みに合わなかったので、ハルシュタットみたいな自然も感じられる街へ、オーストリア鉄道パスを使っていつか行ってみたいなぁ。

🇸🇰スロバキア

ウィーンから1時間ほどで行けてしまう首都ブラチスラバ。
それ以外何があるのかほとんど知られてなさそうだが、国土はかなり広くて、逆に知らない魅力がありそうで気になる国。

ブラチスラバは、私も含めほとんどの観光客がウィーンから日帰りだろうから、なかなか宿泊してのんびり、という層は少ないだろう。
私の故郷の奈良みたいな話だ。

何も見るところが無いと揶揄されがちな首都だけど、私はこの可愛い街が結構気に入って、観光客の裏をかいて泊まってみたいくらいだ。
静かなところが好きな方は、一泊して静寂の夜と朝を楽しんでみてはいかが?

🇨🇿チェコ

駆け足旅の中で、たっぷり2泊3日滞在できたプラハ。歩き回るにはやや足が疲れる広さだが、どこを歩いても楽しくて、グルグルぐるぐる街を彷徨った。

驚いたのはそのメルヘンな街並み。
プラハと言うとなんとなく大人っぽいシックな落ち着いた街並みを想像していたが、そこにパステルカラーの可愛い建物がうまく調和していて。

街中が夜のディズニーシーのようなロマンチックな雰囲気を醸し出していた。

そしてこの旅で新たに知ったことのひとつ、”チェコと言えばビール!”ということ。
たくさんのジョッキビールをいただきました。

🇵🇱ポーランド

クラクフ、首都ワルシャワを一泊ずつと駆け足ではあったが、ヨーロッパの国々の中で一番日本に近い雰囲気を感じた国(個人の感想です)

コンビニチェーンがあちらこちらに見え、駅ナカや駅前にショッピングモールが広がっていたことが、ここなら日本と同じように暮らせそう、と感じた所以なのだろうか。

逆に言うと、無機質な高層ビルが聳えるワルシャワ駅前なんかはあまり新鮮味がなくて、どこか日本の都市に迷い込んだような錯覚があった。

ポーランドは第二次世界大戦で都市が破壊された点が日本とも共通していて、古い街が壊れたからこそできた商業施設が同じような雰囲気を醸し出していることに気づくと、なんだか複雑な気持ちになるのだった。

北欧4カ国

1週間で北欧を駆け抜ける

ドイツを経由して、一気に4カ国をぐるりと一筆書きで周遊した1週間。
我ながらかなり無理をした行程で、夜行列車2回に夜行フェリー1回という強行スケジュール。

それでも、行ったことのなかった国々を一瞬でも自分の目で見て空気感を体験できたことは、日本人からすると違いが感じづらい北欧各国の違いを知れるとても貴重な経験になった。

謎の北欧鉄道システム

地続きで移動していると国境を越えると違う国を感じるわけだが、この4カ国に共通していたのが、『合理化の鬼』とも言える鉄道システム。

そこかしこで運休や行き先変更が発生しており、私も何度となく巻き込まれた。
しかしこれは、いい加減にやっているわけではなく、振替輸送があったり行き先案内があったりするので、利用者は不安にはなるものの目的は達成できているので文句は言えない。

僅か1週間なので内実は分からないが、広い国土に対して人口が極めて少ない国において、需給バランスを見ながら列車を走らせているのではないか、そんな妄想をしたのだが実際どうなのだろう?
ご存知の方がいたら教えてください。

乗ることが目的の日々

中欧・北欧編は、最後の4分の1の日々をまとめてみたのだが、この期間の総移動距離は10,000キロ超え
総移動距離が約26,000キロなので、最後の3週間ほどで半分近く乗り続けたということだ。

一日数時間の乗り鉄は当たり前の日々。
謎の修行のような行程で、はたから見ると何が楽しいのか分からないかもしれない。
それでも、北極圏の車窓など、見たこともない景色に出会え、乗り鉄的にはご褒美のような日々でもあった。

強行すぎて、無事に日本に帰れるのかハラハラする旅路ではあったけれど。


ロンドンのゴールまで書き終えて、いくつかのテーマで総集編を書こうと考えている今日この頃。
とは言え、旅の節目で投稿していたまとめ記事が最後だけないのもなぁ、と書いてみました。

時期、エリア毎に異なる旅の味わいがありますので、他の区間も覗いてみてください。

▼各区間のまとめ記事はこちら


📕大切な記憶を忘れないように書いてみた旅エッセイ。少しでも旅の空気感が伝わると嬉しいです。
鉄道好きにもそうでない方にも💐
今までの投稿はこちら↓

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