AIと、看護|なにを任せられるのか考えてみた
こんにちは、ナツです。
今日は面白いテーマで書かれている記事を見つけたので、
私はAIを毎日使っていますが、
この記事を読んで改めて考えてみました。
AIになにを任せるか
hiroyukiさんも書かれていますが、基本これだと思います。
看護師がAIを使うことは全然あり。
でも、全部任せられるわけじゃない。
SNSとかでよくみる「自動化」は看護の世界には当てはまらないと思う。
じゃあ、何を任せるのか。
私は
①クリニカルパスの作成
②判断に至るまでのアセスメントの補助
③新人教育や指導、マニュアルの使用
この辺が相性がいいんじゃないかなと思っています。
①クリニカルパスの作成
病院に入院するとき、
「この病気でこの治療なら〇泊〇日で、何時くらいに来てください。何時くらいに治療を開始します」
みたいなスケジュールを事前に説明されたことがある人は多いと思います。
これは、今まで同じように入院し治療をしてきた人たちのデータをもとに、
大体どれくらいの時期にどんな治療をして、退院できる
というスケジュールを作った上で説明をしています。
そのデータ集めや分析を、しているのは誰だと思いますか?
病院などによるのかもしれませんが、おそらく多くは現場の看護師がしていることが多いと思います。
現場の看護師の経験をもとに作って、評価や分析を繰り返してよりよいものへと作り変えています。
クリニカルパスを作る目的は大きく3つです。
①医療の質を揃える
新人看護師でもベテラン看護師でも今日何するかが分かる
②チーム医療をやりやすくする
多職種でもパスのスケジュールに沿って行動すれば
指導や目標などを共有しやすい。
③在院日数を短くする
いつ退院するか?の目標が明確なので、在院日数の短縮につながる
大事なことなので必要なんですが、これって看護師じゃないとできないのかな?って思います。
分析や評価はAIの方が得意です。
個人情報がなくても過去のデータを入力すればパス作成の土台ができます。
②判断に至るまでのアセスメントの補助
看護師で働く以上、「一生勉強」。よく聞く言葉です。
勿論勉強は必要ですが、どれだけ頑張っても新人看護師とベテラン看護師では知識や経験に差が出てきます。
急変を発見して、ベテラン看護師であればソツなく対応できるのに、
新人看護師だったばかりに患者さんに不利益が・・・・
なんてことは、避けたいですよね。
それがきっかけで、看護師の仕事が怖くなる、不安になる新人さんも少なくないと思います。
そんなときにアセスメントの補助として使えるAIのツールがあればいいなと思います。
実際に見たこと、聞いたこと、データ。
それらを組み合わせてどのようなことが考えられるか。
自分だけでは3パターンしか浮かばなかったことが、
AIに聞いたら10パターンの可能性が出てくることもあるかもしれません。
勿論、AIがいうことを鵜呑みにしてはいけません。
ですが、「こういう可能性があるかもしれない」ということを知るだけでも、看護の質があがるんじゃないかなと思います。
そういうアセスメントの練習にAIが相性がいいと思います。
③新人教育や指導、マニュアルの使用
新人看護師や異動者の指導にもAIは相性がいいのではないでしょうか。
毎年同じ内容の資料を配って、実際に経験したりして看護師が少しずつレベルアップしていきます。
ただ、新人看護師さんの1人1人がどこまでできるのか、
何が分からないのかの把握まで手が届かないことが多いのではないでしょうか?
また、新人看護師さんは
「何がわからないのかわからない」
「分からなかったらどうしたらいいのかも分からない」
「先輩に声をかけにくい」
など毎年必ず同じことで悩んでいます。
何度も繰り返すことは、AIに助けてもらえる部分ではないかと思います。
例えば、
・NotebookLMに院内マニュアルを読み込ませて、手技や物品などの確認をスムーズにできるようにする
・なんでも教えてくれる理想の先輩GPTを作り、院内ルールや手技についていつでも気軽に聞けるようにする
・そんな中で、「〇〇なことがあったら上司に報告」「ここで解決できなければ先輩に相談」などのルールを設けておく
これだけでも新人看護師、先輩看護師の負担は大分減るのではないでしょうか?
ちなみに院内ルールは覚えていませんが、一緒に振り返りができるGPTは作ってみました。
おわりに
AIに頼る=ラクになるではありません。
AIに聞くことによって、看護師の質が落ちるわけでも、チーム内の人間関係が希薄になるわけでもないと思います。
これら全てを実際に院内で使える形にするには、
制約や反対が多いのでなかなか難しいでしょう。
でも、こうすれば、時間にゆとりができる。
その可能性を知るだけで、まだAIに触れていない看護師さんたちも「少し触ってみようかな?」と思えたらいいな。
引き続き、AIを使って無理しないで、ちゃんと続けられる看護を目指して
GPTを作ったりしながらサポートを続けていきたいと思います。
改めましてこんにちは、ナツです。
このnoteを見つけてくださってありがとうございます。
私は12年目の看護師です。
呼吸器内科・呼吸器外科・コロナ病棟・外来などを経験して、
今は育休中に、看護師向けのGPTを作っています。
▼自己紹介として、簡単にこれまでの経歴をまとめました
▼このnoteの案内図はこちらにまとめています
▼オススメの記事をまとめました
そのほか、中堅看護師さん向けの記事やGPTはこちらにまとめています。
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