カルチャーセレクトショップの始まりを体感する|「月刊浜千鳥」 in HAMACHIDORI GALLERY|宮城県気仙沼市
「VHSからしか摂取できないものがある」
宮城県気仙沼市でカルチャーを発信する太田地域に建つHAMACHIDORI GALLERYで、オーナーの志田氏は語った。呼応するように、VHS映像を見ながら、訪れた人々が頷きながら語らう。
東日本大震災で大規模な被害を受けた内湾エリアに在って、数少ない被災以前の姿を多く遺した太田地域。かつて多くの人々が集い、独自の文化を掲載したこの地で、新たな文化が生まれようとしている。そんな息吹を感じられる瞬間だった。
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月刊浜千鳥|HAMACHIDORI GALLERYで始まるカルチャーセレクトショップ|宮城県気仙沼市太田地域
「月刊浜千鳥」は、HAMACHIDORI GALLERYで新たに始まったカルチャーセレクトショップである。HAMACHIDORI GALLERY内で、毎月ひとつのテーマを軸にして、オーナーの志田氏が厳選した本や音楽、雑誌、オリジナルグッズなどを“特集”として並べる。
HAMACHIDORI GALLERYに集まった来訪者が、”特集”を楽しみながら、思い思いに語らい、交流し、カルチャーを楽しむ。まさに体温のあるセレクトショップであり、新感覚のカルチャー体験を味わえる機会である。2025年11月は、「映画と音楽の冬支度」を軸に、22日~24日の3日間堪能できる。



Vectorのテレビは、空き家だった物件をリノベーションしてHAMACHIDORI GALLERYに改装する際に発掘されたテレビである。時代を超えて文化を伝える媒体を体現している。

2025年11月22日。この日、訪れた筆者は志田氏と平成の音楽ーーORANGE RANGEやnobodyknows+などの話に触れながら、音楽を通じて記憶が呼び起こされる点について談笑しながら、音楽談話を楽しんだ。
その後、東京都から訪れた方々とともに映画やVHS、気仙沼市内のイベントなどの話を交わす。ときにテレビで再生したVHSに見入りながら談笑に浸る時間は、脈々と続くカルチャーを浴びながら入り浸れる大人のたまり場のようで、温もりと刺激の両方を満喫できる時間だった。
カルチャーを満喫できるアートな空間は、地方はもちろんとして、都市部でも数多く存在するものではない。HAMACHIDORI GALLERYは、宮城県気仙沼市でそうした時間を過ごせる稀有な場の一つだ。期間限定で、その場で過去から連なる様々な文化に触れられる時間は、まさに特別な時間と言える。
来月は、また異なるテーマで開催される。残り2日間の11月号、来月の12月号、以降の「月刊浜千鳥」をぜひ楽しんで欲しい。宮城県気仙沼市の新たな玄関口ーー内湾エリア(仙台直通のバス停から)から徒歩5分程度の場所にある。JR気仙沼駅からは徒歩15分程度。歩いて訪れられる場所なので、この機会にぜひHAMACHIDORI GALLERYで新たなカルチャーを堪能しよう。
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