【動画AI⑥】中学生の切り絵『WWI Christmas Truce 1914』。(第一次世界大戦のクリスマス休戦)AIと何度も対話しながら、平和の物語に命を吹き込む。
小学生の頃、アーティストAOIさんは想像の森を自由に歩き回っていました。
そして中学生になると、その視線は100年以上前の歴史へと向かいます。
戦争の中で起きた、たった一日の奇跡。
敵として出会った兵士たちが、人として向き合った「クリスマス休戦」。
この切り絵は、その静かな瞬間を、人形劇のような舞台で表現した作品です。

Paper-cut art created by Aoi at age 15.
完成UPTLiveCardの動画
下のUPTオープナー画像をクリックして動画をごらんください。
「やさしい切り絵の雰囲気を維持した」表現になっています。


UPTLiveCardを詳しく知りたい方はこちらから↓
Luma AI用 プロンプト(日本語)
LumaAI用プロンプト
元の切り絵のスタイルや形、色、キャラクターデザイン、構図をすべて維持したままアニメーション化すること。
ソリに座っている兵士は、ひげのない若い男性として描き、原画と同じロングコートを着たままにすること。
服装やキャラクターデザインは変更しないこと。
ソリに座る兵士はプレゼントを持ったままゆっくり立ち上がり、立っている兵士へ静かに歩み寄ること。
立っている兵士も一歩だけ前へ進み、お互いの距離を縮めること。
プレゼントを持つ兵士は片手にプレゼントを持ったまま、もう一方の手をゆっくり差し出すこと。
相手の兵士もその気持ちに応えるように手を差し出すこと。
握手をしっかりして、二人が静かに見つめ合う時間を表現すること。
上部の大きな手は、人形劇の舞台のようにゆっくりと揺れ、操り糸も冬の風に合わせてわずかに揺らすこと。
トナカイは二人の兵士の方へ顔を向け、静かにその様子を見守ること。時折まばたきをしてもよい。
立っている兵士は、ごく自然な呼吸やわずかな姿勢の変化だけにとどめること。
冬の静かな空気感は保ちながらも、雪は降らせないこと。
全体を平和で、希望を感じられる、人間らしい雰囲気にすること。
切り絵特有の紙の質感や手作り感を維持すること。
ひげや口ひげを追加したり、サンタクロースのような印象にしたりしないこと。
色や衣装を変更せず、新しいオブジェクトも追加しないこと。
カメラ移動やズーム、場面転換は行わず、ゆったりとした映画のようなテンポで約10秒のアニメーションにすること。
解像度は720ピクセルとし、原画のサイズや構図をそのまま維持すること。
このように細かな指示を積み重ねることで、AIが作品を描き直すのではなく、原画の世界観を尊重しながら、切り絵に静かに命を吹き込むアニメーションを目指しました。
今回、LumaAIエージェントが自動で選んだ動画生成モデルはKling Omni
「Using Kling Omni for I2V — best for stylized 2D paper-cut preservation」 画像を動画化する際、2D切り絵作品の質感や世界観をできるだけ保つために、Kling Omniを使用しています。
今回は、LumaのAIエージェントが作品を解析し、「切り絵らしさを維持すること」に適した動画生成モデルを自動で選択していました。
以前は自分でモデルを選ぶことが多かったのですが、最近ではAIが作品の特徴に合わせて最適なモデルを判断してくれるようになっています。
オリジナル作品を動画化するための、最適なモデルを選択するのはとても難しいので、このLumaのAIエージェントの自動選択には助けられています。


思いがけない成功
今回はAIが、最後に二人を握手させてくれました。
プロンプトでは『手を差し出すところで止める』と指示していましたが、作品の流れをAIが自然に解釈したようです。
Luma(あるいは内部で使われたKling Omni)は、以前より「シーン全体」を理解する力が強くなった
数か月前の生成動画AIでは、一枚の絵の中で複数の要素を同時に自然に動かすことは簡単ではありませんでした。誰かを歩かせると別の部分が崩れたり、服装や表情が変わってしまうこともよくありました。
今回は、兵士、トナカイ、操り糸、それぞれが自然に動き、一つのシーンとして成立しています。
生成動画AIが、作品全体の関係性を理解しながらアニメーションを組み立てられるようになってきたことを感じました。
仕上げの工程としてVITAやCanvaで微調整をしています。
VITAやCanvaでは、音楽の選択(お気に入りを追加)、音量、文字の入力やフェードイン、フェードアウトなどの細かい動画調整を行います。
完全オリジナルの作品の世界観をそのままにした、動画で再現する実験を行っています。ぜひ、他の作品もご覧ください。
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