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【自己紹介】

若輩高齢者?の自己紹介を兼ねて。
私が「この世に生を受ける以前」からある、AIエンジニアの話を少し。

私が過去に長年いた業界では、私が生まれる以前の「1956年のダートマス会議」が、全ての原点となっている。
ダートマス会議とは1956年の夏に行われた、当時のコンピュータサイエンスとしては重要な会議で、それまでの計算や情報処理とは別次元のものとして、「人工知能(Artificial Intelligence)」という言葉と、研究分野が確立された。

つまりAIという言葉が生まれ、研究が始まって今年(2026年)で70年が経ったことになる。AIは今に始まったものではないし、AIエンジニアも昔から存在していた。

今では古臭い百科事典レベルの話になるだろうが、ダートマス会議を主催したジョン・マッカーシーを始めとして、クロード・シャノンやマービン・ミンスキーなどが御大である。

当時LISPというプログラミング言語があり(今も現役)、AI開発にも使われていた。数あるプログラミング言語の中で、今でも生き延びている言語というのも感慨深い。ネットでは「LISPは神の言語」などと吹聴されているくらいである。
派生する言語は多くあるのに、神は「6日間という締め切りで世界を創る」ために、LISPで世界のすべてを作ったという歌があるらしい。

LISPはダートマス会議の2年後、1958年にジョン・マッカーシーにより開発されたプログラミング言語である。
ちなみに、LISPの言語処理系はLISP自身で記述できる。プログラマからすると心躍る、神がかりな言語処理系である。ちなみに開発エディタもLISPで作られていた。
つまりLISPでLISPを作っているので、世界はLISPで作れるともなるのだろう。

私のソフトウエア開発仕事は、最初はアセンブラから始めたが、1986年にLISPを大学の研究所で学んだ。当時の日本は通商産業省(現在の経済産業省)国家プロジェクトで述語言語のPrologを推していたが、私はLISP派だった(もちろんPrologも学んだ)。
当時は学校の教員をしていたので、週に1日ある自分の研究日に研究所に通っていた。バイオコンピュータや量子コンピュータの話を初めて聞いたのも1980年代であった。懐かしい時代である。現代のAI基盤は1980年代にあった。

その後はAIがビジネス的に下火となり、私はAI開発から離れ、大規模なエンタープライズの設計開発運用のマネジメントに変わりPMPに移行したが、そんな大昔の話はさておき・・・2010年以降に再燃を始めたAIは、私たちが関わっていた1985年~1995年を基礎としていると言える。

2020年からのコロナ禍以降の、AIの進化には実に素晴らしいものがある。もうプログラミングをする必要もなく、プログラマという仕事は無くなっていくことは明らかであるし、職種そのものが消えてなくなるだろう。

それでも70年間も持ったというのは一つの技術としては長生きだったのではないだろうか。
令和の時代になり、データサイエンティストとか、AIエンジニアとかが花形だと言われ始めたが、ほんの数年で終わってしまった。大変ご愁傷様である(笑)

コンサルタントも消えてなくなるだろう。学部卒の初任給が50万円と言われて華やいだのは、昨年の春である。つまり、1年間も持たなかったスターであった。月給50万円貰った新卒新入コンサルタントはこれからどうするんだろうか?

営業に回されるというのも、今の時代ないだろう。セールスフォースが日本に上陸して以降は、営業は人余りの状況だろう。AIに代替えされ難い業種は、専門性×人間性を必要とする業種だから、人の足りないDX化された介護職に行くのが良いのだろうか?
あるいは支援系の仕事も、これからも生身の人間が残ってしまうかもしれない。

ところでXeroxパロアルト研究所(通称:PARC)が開発したALTOは、インターネット、マルチウインドウ、マウスなど現在のパソコンを最初に実現したマシンである。ALTOは1973年に動き出し、それから53年間が経つ。
パソコンの大きさは最初のデスクトップからラップトップ、タブレット、スマホ・・・と形は小さくなっただけで、変化がない。

半世紀以上も継続される技術を作ったXeroxPARCは当時はコンピュータサイエンス&テクノロジーの花形だった。マイクロソフトもアップルもXeroxの焼き直しでしかない。次世代のテクノロジーはまだ出来ていない。

まぁ、私は既にエンジニアの仕事は辞めているし、コンサルからも足を洗っている。今は、もっと生臭い(笑)ドロドロした仕事を、気ままに時々やっている感じなので、幸いなことにAI時代の脅威は全くない。

今後5年でAGI(汎用AI:Artificial General Intelligence)の時代になるとか言われているが、漸く私たちが作りたかった鉄腕アトムが作れそうである。
人の暮らしが良くなるか否かは、今まで以上に個人の適用にかかわってくるのかもしれない。

以下のリンクは、最近投稿した仕事に関するお話。

https://note.com/yaku_tatazu/n/n61d3023e868b

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【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))








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