「完全バックアップ」と「増分バックアップ」と「差分バックアップ」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| バックアップ | ぶっ壊れたり失くしたときの備えとして同じ物を複製して保管しておくこと |
それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 完全バックアップ | 「全部のファイルをバックアップしますよ~」なバックアップのやり方 |
| 増分バックアップ | 「前回バックアップしたときと違うファイルだけバックアップしますよ~」なバックアップのやり方 |
| 差分バックアップ | 「ある時点を基準にして、それ以降に変更されたファイルだけバックアップしますよ~」なバックアップのやり方 |
似ているところ
すべて、バックアップのやり方を示す用語です。

違うところ
どのファイルをバックアップするかが違います。
例えば、コンピュータの中にあるファイルが
1月1日:ファイルA
1月2日:ファイルA、B
1月3日:ファイルA、B、C、D
だったとしましょう。

完全バックアップは、すべてのファイルをバックアップします。
1日1回完全バックアップを取ったとすると、バックアップされるファイルは
1月1日:ファイルA(完全バックアップ)
1月2日:ファイルA、B(完全バックアップ)
1月3日:ファイルA、B、C、D(完全バックアップ)
になります。

その日の段階で存在する すべてのファイルがバックアップされていますよね。

増分バックアップは、前回バックアップしたときから変更のあったファイルや新しく作られたファイルのみバックアップします。
1月1日に完全バックアップ、1月2日以降に1日1回増分バックアップを取ったとすると、バックアップされるファイルは
バックアップ1月1日分:ファイルA(完全バックアップ)
バックアップ1月2日分:ファイルB(増分バックアップ)
バックアップ1月3日分:ファイルC、D(増分バックアップ)
になります。

前日までの時点でバックアップされていないファイルがバックアップされていますよね。

差分バックアップは、前回の完全バックアップ or 増分バックアップから変更のあったファイルや新しく作られたファイルをバックアップします。
1月1日に完全バックアップ、1月2日以降に1日1回差分バックアップを取ったとすると、バックアップされるファイルは
バックアップ1月1日分:ファイルA(完全バックアップ)
バックアップ1月2日分:ファイルB(差分バックアップ)
バックアップ1月3日分:ファイルB、C、D(差分バックアップ)
になります。

1月1日に取った完全バックアップに含まれていないファイルがバックアップされていますよね。

個人的な使い分け
定期的に完全バックアップを取り、その間を補完するするために増分バックアップを取るのが好みです。
例えば月1回完全バックアップを取り、週1回増分バックアップを取るとかですね。
ただし「あ~、完全バックアップ取っておかないとな~。でも時間がな~」というときは、前回の完全バックアップが残っているときに限り、差分バックアップを取ってお茶を濁します。
備考
差分バックアップの説明で「前回の完全バックアップ or 増分バックアップから変更のあったファイル」と書きましたが、普通は前回の完全バックアップが基準になります。
Windowsの場合、理屈上は増分バックアップを取ったときも基準になるのですけどね。
意味がないので、増分バックアップと差分バックアップは、あまり組み合わせません。






