「常時SSL」と「常時SSL/TLS」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| URL | ホームページの住所。ホームページの置いてある場所とかファイル名とかを示す情報 |
| 暗号化 | ルールを知っている人しか意味を読み取れないようにするために、特定のルールに従って、データを ぐちゃぐちゃにすること |
| SSL | インターネット上の通信を暗号化する仕組み |
| TLS | SSLの後継者。インターネット上の通信を暗号化する仕組み |
| SSL/TLS | 「SSL、もしくはTLSだよ!」の意味 |
| SSL通信 | やり取りする内容を暗号化したインターネット通信 |
| SSL/TLS通信 | いわゆる「SSL通信」のことだと思っていいですよ~な用語。やり取りする内容を暗号化したインターネット通信 |
SSL通信(≒SSL/TLS通信)ではない(やり取りが暗号化されない)場合は、URLが
http://wa3.i-3-i.info
のように「http」で始まります。
SSL通信(≒SSL/TLS通信)の場合は、URLが
https://wa3.i-3-i.info
のように「https」で始まります。
それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 常時SSL | そのホームページを見るときのすべてのやり取りがSSL通信で行われるようになっている状態。そのホームページの、すべてのページのURLが「https」で始まるURLになっている状態 |
| 常時SSL/TLS | そのホームページを見るときのすべてのやり取りがSSL/TLS通信で行われるようになっている状態。そのホームページの、すべてのページのURLが「https」で始まるURLになっている状態 |
似ているところ
実質的に同じです。

違うところ
単語の意味を単純に捉えれば
常時SSL:SSL通信で暗号化する
常時SSL/TLS:SSL通信もしくはTLS通信で暗号化する
という違いが生じます。
ただし、今の時代はSSLが(ほとんど?)使われていません。
よって「SSL」と表現されていても、実際の中身は「(SSLの後継者である)TLS」であることがほとんどです。
つまり、実質的に
SSL通信:TLSを使った通信
SSL/TLS通信:TLSを使った通信
です。
よって
常時SSL:TLSで暗号化する
常時SSL/TLS:TLSで暗号化する
となります。
個人的な使い分け
「常時SSL」と表現しています。
多分、そこまで細かい違いを気にする人は(ほとんど)いないと思うからです。
書くのが短い方が楽ですしね。
備考
SSLは最初「SSL 1.0」でした。

あれやこれやがあって「SSL 2.0」になりました。
バージョンアップしたわけです。

さらに、あれやこれやがあって「SSL 3.0」になりました。

さらに、あれやこれやがあって「SSL 4.0」……と見せかけて「TLS 1.0」になりました。
この時点でSSLの歴史は終了です。
SSLは「SSL 3.0」で滅びました。
以降、その役割はTLSに受け継がれています。

実際には少し違いますが、イメージはそんな感じです。
最近では「SSL」と言ったら、実際には「TLS」を指している場合が多いはずです。

とはいえ、ぶっちゃけ「TLS」と言われても、あまり馴染みがありませんよね。
当時の人も同じように考えたのでしょう。
実際には「TLS」ですが、一般的には「SSL」や「SSL/TLS」のような表現が好んで使われています。






