Master Data Management
マスタデータを管理するよ
あちこちに散らばっているマスタデータを統合したりして、マスタデータの整合性や利便性を追求するよ
日本では「マスタデータ管理」や「MDM」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Master Data Management(読:マスタ・データ・マネジメント)とは
いわゆる「MDM(マスタデータ管理)」のこと。
用語の中身としては
マスタデータを管理すること
です。
もう少し具体的に書くと
マスタデータを整理して、各種データの整合性を保ち、使い勝手を良くする作業のこと
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「マスタデータ管理」や「MDM」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
MDMの正式名称(?)が「Master Data Management」です。
「Master Data Management」の頭文字を取ったのが「MDM」ね。
※「Master Data Management」を何となく日本語にすると「主人の情報を管理」となります。[詳細]
以上が「MDM」の意味を知っている人向けの説明です。
「MDMって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「マスタデータ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
マスタデータは「何かの基礎となるデータ」です。
システムで使うデータは、大きく分けると2つに分類できます。
1.システムを動かす前から入れておく必要のあるデータ
2.システムを動かすことによって蓄積されていくデータ
の2つです。
この2種類のデータのうち
1.システムを動かす前から入れておく必要のあるデータ
が「マスタデータ」です。
マスタデータは何かの基礎となるデータです。
普通はシステムを動かす前から入れておきます。
というか、入れておかないと困ったことになります。
例えば出退勤管理システムであれば、社員の情報とかですね。
社員の情報がないと誰が出勤してきたのか判断できません。
システムを使い始める時点で既にシステムの中に入っているであろうデータがマスタデータです。
以上を踏まえて
マスタデータを管理する
のが「Master Data Management」です。
そのまんまと言えば、そのまんまな説明ですね。
マスタデータを整理して、整合性を保ち、使い勝手を良くする作業です。
なお、上でも書きましたが、一般的には「MDM」と表現されます。
もしくは日本語で「マスタデータ管理」です。
※本ページでも以降は「マスタデータ管理」と表現します。
比較的小規模のシステムを基準に考えると「マスタデータの管理って、普通にやるものじゃん?何をわざわざもったいぶってるの?」と感じるかもしれませんね。
ですが、システムの規模が大きくなれば、当然マスタデータの種類や量も増えます。
そうすると、マスタデータ同士の整合性を保ったり、便利に使える状態を維持するのが、意外と大変なのです。
例えば、ピヨピヨカンパニーでは販売管理システムと工程管理システムを使っています。
どちらのシステムも「製品データ」がマスタデータとして必要でしょう。
販売管理システムは「どの製品を売ったのか」を管理する必要がありますし、工程管理システムでは「どの製品を作っているか」を管理する必要があります。
どちらのシステムでも「製品データ」が必要なのです。
ところがどっこい、この2つのシステムのマスタデータに齟齬があったら、どうでしょう?
例えば、ピヨ太君イチオシの新商品「ピヨカレー」が販売管理システムの製品データには入っていないとします。
工程管理システムの製品データには入っています。
そうすると、ちょっと困りますよね?
システム上、ピヨカレーを作ることはできても売ることができません。
工程管理システムはピヨカレーの存在を知っていますが、販売管理システムは知らないからです。
あるいは、販売管理システムの製品データは製品番号が10桁だったのに対し、工程管理システムの製品データは製品番号が5桁になっていたとしましょう。
これも、ちょっと困りますよね?
製品に対する正しい製品番号は10桁なのか5桁なのか判断できません。
そんな困った事態になるのを避けるためにも、システム毎に散らばっているマスタデータを統合して一括で管理しますべや!というのがマスタデータ管理です。
もちろん、システムを作ったらマスタデータの管理というのは当たり前にやっていると思います。
わざわざ「マスタデータ管理」と言った場合は、それをもっと本腰入れて本格的にやるイメージです。
1つのシステムの中だけの話ではなく、大局的に見て、正確で、かつ使いやすい状態のマスタデータを作り上げて維持する作業を指します。
一言でまとめるよ
まぁ「Master Data Management」って単語が出てきたら「MDM
(マスタデータを本腰入れて管理すること)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「master(マスタ)」の意味は「主人」とか「雇い主」とかです。
「data(データ)」の意味は「資料」とか「知識」とか「情報」とかです。
「management(マネジメント)」の意味は「管理」とかです。
何となく くっつけると
主人の情報を管理
となります。






