HTML形式【メール】
メールの形式だよ
文字の大きさとかを変えられるよ
「HTML」というルールに沿って書かれているよ
ホームページをメールで送るイメージだよ
簡単に書くよ
HTML形式【メール】(読:エィチティーエムエルケイシキ)とは
書式に注目して分けたメールの分類のひとつ
であり
「HTML」という書き方ルールに沿って書かれたメールのこと
です。
なんとなく分かれば満足な人は
文字の大きさや色を変えたり、あれやこれやと装飾できるメール
だと思ってください。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「HTML」と「メール」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
HTMLは「ホームページのファイルの書き方ルール」です。
専門用語で「マークアップ言語」と呼ばれるやつです。
詳細は、用語「HTML」の説明を ご覧ください。
メールは「パソコンさんの世界の お手紙機能」です。
話を単純化するために「パソコンさん」と書きましたが、携帯電話やスマホ、その他諸々の媒体でも使えます。
以上を踏まえて
HTMLの書式に沿って書かれたメール
がメールの話で出てくる「HTML形式」です。
……と言われてもピンと来ませんよね。
もう少しサックリ説明すると
あれやこれやと装飾できるメール
です。
具体的には、文字の大きさを変えたり、文字の色を変えたり、本文の中に画像を入れ込んだりできます。
実はメールで送れるのは文字情報だけです。
「文字の色」や「文字の大きさ」のような情報は送れません。
ですが、できれば文字の色や大きさを変えたいですよね?
いいでしょう。
変えられるようにしてあげましょう。
メールソフトさん同士が協力し合うことでメール本文の文字の色や大きさを変えられるようにしました。
具体的には以下のようなやり方です。
例えば、ピヨ太君が「文字色:赤」で
お腹が空いた
という文章を書いたとしましょう。
この内容でピヨ太君はメールを送ろうとしました。
ピヨ太君からメールを受け取ったメールソフトさんは、こっそり
【ここから赤色】お腹が空いた【ここまで赤色】
のように書き換えます。
書き換えた後のメールは、ただの文字情報の集まりです。
文字の色は【ここから赤色】と【ここまで赤色】という目印で囲むことで表現しました。
この状態でメールソフトさんはメールを送ります。
メールを受け取った方のメールソフトさんは受け取ったメールの中身をチェックします。
メールの中身は
【ここから赤色】お腹が空いた【ここまで赤色】
でした。
メールを受け取った方のメールソフトさんは【ここから赤色】と【ここまで赤色】という目印を見つけました。
「あぁ、ここからここまでは本当は赤文字にしたいのね」と理解します。
赤文字にしたいのなら、してあげましょう。
メールを受け取った方のメールソフトさんは【ここから赤色】と【ここまで赤色】の目印で囲まれた部分の文字の色を赤にして
お腹が空いた
という形で画面に表示しました。
文字情報しか送れないメールで文字の色や大きさを変えられましたね。
このように
1.(送り側のメールソフトさんが)文字の色や大きさなどの情報を目印に置き換える
2.文字情報しか入っていないメールが送られる
3.(受け取り側のメールソフトさんが)目印をもとにして表示するメールの内容を整える
とすることで、本来は文字情報しかやり取りできないメールで、文字の色や大きさを変えられるのです。
さて、ここで「目印」に注目してください。
先程の例でいえば【ここから赤色】と【ここまで赤色】の部分です。
実は、この目印の付け方は、いろいろなやり方が考えられます。
メールを送る方のメールソフト(表示内容を目印に置き換えるやつ)とメールを受け取る方のメールソフト(目印をもとにして表示内容を整えるやつ)で同じルールになっていれば何でも大丈夫です。
とはいえ、一から専用のルールを考えるのも面倒くさいです。
そんな中、どこかの誰かが「ホームページのファイルと同じルールで目印を付けようぜ!」と言いました。
お待たせしました。
このホームページのファイルと同じルール(HTML)に従って目印を付けることで文字の色や大きさを変えられるようにしたメールがHTML形式のメールです。
難しく考える必要は ありません。
HTML形式のメールはホームページのファイルをメールで送っているイメージです。
インターネットの回線を通じてホームページのファイルをやり取りするのが、普通にインターネットでホームページを見るときの流れです。
メールでホームページのファイルをやり取りするのがHTML形式です。
やり取りするファイル自体は、どちらも「HTMLのルールに沿って書かれたファイル」です。
注意点として、HTML形式のメールには
1.ちゃんと表示されないかもしれない
2.危ない
3.何となく嫌いな人も多い
という弱点があります。
まずは「1.ちゃんと表示されないかもしれない」について説明します。
HTML形式のメールの中身はホームページのファイルと同じです。
ホームページを見るとき、環境によっては見た目が崩れたりきちんと表示されない場合がありますよね。
HTML形式のメールも同じです。
次に「2.危ない」について説明します。
HTML形式のメールの中身はホームページのファイルと同じです。
ホームページにもコンピュータウイルスが仕込まれているページがあったりしますよね。
HTML形式のメールも同じです。
ホームページは自分から見に行きますがHTML形式のメールは相手から送られてきます。
余計にデンジャラスですね。
最後に「3.何となく嫌いな人も多い」について説明します。
「1.ちゃんと表示されないかもしれない」や「2.危ない」について意識していない人でも「なんかHTML形式のメールは良くない」とだけ聞きかじっている場合も多々あります。
その場合、特に理由なく「HTML形式のメールを送ってくるということは、よく分かっていない人なんだな」と誤解される恐れがあります。
私もそうですが、主に「2.危ない」の理由によりHTML形式のメールは開かない(無理やりテキスト形式で開く)ようにメールソフトを設定している人も少なくありません。
特にコンピュータ関係の仕事をしている人は、その傾向が強いはずです。
あくまで個人的な意見ですが、特にコンピュータ関係の仕事をしている人にメールを送る場合は、HTML形式は使わない方が無難だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ、メールの話で「HTML形式」って単語が出てきたら「文字の大きさとかを変えられるメール(であり、その中でも特にHTMLのルールに沿って書かれたメール)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「HTML」は「HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)」の略です。
「HyperText(ハイパーテキスト)」はIT用語の「ハイパーテキスト」です。
ちょっと意訳ですが「ホームページのファイル」だと思ってください。
「mark(マーク)」の意味は「印」とかです。
「up(アップ)」の意味は「上へ」とかです。
「mark up(マーク・アップ)」で「印をつける」的な意味になります。
「language(ランゲージ)」の意味は「言語」とか「言葉」とかです。
「形式」は日本語ですね。
何となく くっつけると
「ホームページのファイル用の印を付ける言語」形式
となります。
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