相対パス指定
ファイルやフォルダを指定するよ
自分が今いるところを基準にして場所を表現するよ
簡単に書くよ
相対パス指定(読:ソウタイパスシテイ 英:relative path specification?)とは
ファイルやフォルダの場所(と名前)を指定するときの やり方のひとつ
であり
「自分が今いるところを基準にして表現するやり方」(相対パス)でファイルやフォルダの場所(と名前)を指定すること
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・パス
・相対パス
・パス指定
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
パスは「ファイルやフォルダの場所(と名前)を示す情報」です。
パスは
C:\Windows\system32\
や
/usr/bin/perl
のような形で書きます。
Windows系では「\(円マーク、バックスラッシュ)」区切りで階層を表現します。
例えば
C:\Windows\system32\
は
「C:」ドライブの中にある「Windows」フォルダの中にある「system32」フォルダ
を表しています。
UNIX系(LinuxとかMacとか)では「/(スラッシュ)」区切りで階層を表現します。
例えば
/usr/bin/perl
は
「usr」フォルダの中にある「bin」フォルダの中にある「perl」という名前のファイル
の意味になります。
基本的な考え方は住所と同じです。
位置を示す情報です。
左に行くほど大きなくくりになります。
相対パスは「今いる場所を基準にして表現したファイルやフォルダの場所」です。
相対パスは自分や相手がどこにいるかによって言い方を変える必要がある(かもしれない)表現方法です。
例えば、そうですね。
日本の神奈川県のピヨピヨハウスの2階にピヨ太君がいるとします。
ピヨ太パパとピヨ太ママは1階にいます。
ピヨ太パパがピヨ太ママに「ピヨ太は、どこに行った?」と聞きました。
ピヨ太ママは
「上の階にいますよ」
と答えました。
おっと、ここでピヨ子さんから電話が掛かってきました。
ピヨ子さんはピヨ太ママに「ピヨ太君は、どこにいますか?」と尋ねます。
ピヨ太ママは
「上の階にいますよ」
と答えました。
ピヨ子さんは天井を見上げます。
あれ?
当然、ピヨ太君はピヨ子さんがいる場所の上の階にはいません。
この話における「上の階」のような言い方で表現したのが相対パスです。
「上の階にいますよ」で通じるのは、あくまでピヨピヨハウスの1階にいるピヨ太パパとピヨ太ママだけです。
ピヨ子さんに伝える場合には「ピヨピヨハウスの1階を基準にして上の階」もっと親切に言うなら「ピヨ子さんのお家を出て、てくてく歩いてくると着くピヨピヨハウスの玄関を入ると着く部屋の1つ上の階」と言わなくてはいけないでしょう。
このように相対パスは自分や相手がどこにいるかによって言い方を変える必要がある(かもしれない)表現方法です。
もう少しコンピュータっぽい例も見てみましょう。
フォルダ1の中にフォルダ2があって、その中にフォルダ3があったとします。
フォルダ3の中にテキスト1が入っていました。
このとき
自分を基準にして、フォルダ1の中にあるフォルダ2の中にあるフォルダ3の中にあるテキスト1
のように表現するのが相対パスです。
コンピュータっぽく書くと
./フォルダ1/フォルダ2/フォルダ3/テキスト1
もしくは
.\フォルダ1\フォルダ2\フォルダ3\テキスト1
のような書き方となります。
先頭の「.」が「今いるところ」を意味する目印です。
この表現方法は、自分がフォルダ1の中にいるかフォルダ2の中にいるかフォルダ3の中にいるかで言い方が変わります。
自分のいる場所を基準にした表現なので、自分の場所が変われば位置関係も変わってしまうのです。
フォルダ1の中にいるピヨ太君にとって、テキスト1のある場所は
目の前にあるフォルダ2の中にあるフォルダ3の中にあるテキスト1
です。
実際に指定するときは
./フォルダ2/フォルダ3/テキスト1
と表現することになります。
フォルダ2の中にいるピヨ子さんにとって、テキスト1のある場所は
目の前にあるフォルダ3の中にあるテキスト1
です。
実際に指定するときは
./フォルダ3/テキスト1
と表現することになります。
フォルダ3の中にいるアクマ君にとって、テキスト1のある場所は
目の前にあるテキスト1
です。
実際に指定するときは
.\テキスト1
と表現することになります。
このように、自分のいる場所を基準とした表現、いる場所によって表現方法が変わる場所の示し方が相対パスです。
「自分のいる場所を基準とした」「いる場所によって表現方法が変わる」がポイントですね。
パス指定は「ファイルやフォルダの場所(と名前)を指定すること」です。
パソコンをポチポチしていると、パソコンさんから「どのファイル?」と聞かれることがあります。
そんなときは「ここにある、このファイルだよ!」とパソコンさんに伝えます。
この
「ここにある、このファイルだよ!」とパソコンさんに伝える
のをカッコ良く言ったのが「パス指定」です。
以上を踏まえて
ファイルやフォルダの場所を指定するときに相対パスで指定する
のが「相対パス指定」です。
パソコンをポチポチしていると、ファイルやフォルダを指定する機会が訪れます。
例えば「どのファイルを読み込む?」とか「どこにファイルを保存する?」とかを指定するときです。
そんなときに相対パスで指定するのが相対パス指定です。
一言でまとめるよ
まぁ「相対パス指定」って単語が出てきたら「ファイルやフォルダの場所(と名前)を相対パス
(自分がいる場所を基準にして説明したファイルやフォルダの場所)で指定するんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「相対」は日本語ですね。
「path(パス)」の意味は「小道」とか「散歩道」とか「進路」とか「方針」とかです。
「指定」は日本語です。
何となく くっつけると
相対(的な位置関係の)小道で指定
となります。
■違いの分かるピヨピヨ






