エクスプロイトコード
攻撃するプログラムだよ
セキュリティ上の欠陥(脆弱性)を利用するよ
脆弱性をチェックするために作る場合もあるよ
簡単に書くよ
エクスプロイトコード(英:exploit code)とは
「それを放っておくとマズいんだけど」なセキュリティ上の欠陥(脆弱性)を利用して攻撃するプログラムのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「脆弱性(ゼイジャクセイ)」と「エクスプロイト」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
脆弱性は「セキュリティ上の欠陥」です。
ソフトウェアとかの不具合や弱点、考慮漏れなどの放っておくとヤバいところです。
エクスプロイトは「脆弱性を利用してやる攻撃」です。
あるいは「脆弱性を利用して攻撃するプログラム」です。
以上を踏まえて
脆弱性を利用して攻撃するプログラム
が「エクスプロイトコード」です。
単に「エクスプロイト」と言うと攻撃なのかプログラムなのか分かりにくいですからね。
「これはプログラムだよ!」と強調するための呼び名なのでしょう。
例えば、そうですね。
ピヨ太君はピヨピヨビルのセキュリティをピヨ子さんに任せています。
ピヨ子さんは、とても優秀です。
ピヨ子さんが目を光らせている限り、悪い奴らはピヨピヨビルに入れません。
しかし、なんと!
ピヨ子さんにはピヨ太君やピヨ子さん自身ですら気づいていない、ある致命的な弱点があったのです。
それはケーキです。
ピヨ子さんはケーキを見ると、心を奪われてしまうのです。
悪い奴らはピヨ子さんの目の前にケーキを置くことでピヨピヨビルに侵入できてしまいます。
この話における「ピヨ子さんはケーキを見ると心を奪われてしまう」が脆弱性です。
放っておくとヤバいところです。
「ピヨ子さんの目の前にケーキを置いてピヨピヨビルに侵入する」がエクスプロイトです。
「ピヨ子さんの目の前にケーキを置いてピヨピヨビルに侵入しようとするやつ」がエクスプロイトコード(もしくはエクスプロイト)です。
もう少し実際のコンピュータに近い例も見てみましょう。
ピヨ太君はコンピュータにピヨピヨ電話ソフトを入れました。
ピヨピヨ電話ソフトは同じソフトを入れた別のコンピュータさんと音声通話ができる優れものです。
そんな便利なピヨピヨ電話ソフトですが、実は作った本人さえ気づいていない恐ろしい使い方が ありました。
なんと!
普通の電話からピヨピヨ電話ソフトに電話をかけると、コンピュータさんがぶっ壊れてしまうのです。
このことを知った悪い人は片っ端から電話をかけてコンピュータをぶっ壊していきました。
困ったことになりましたねぇ。
この話における「普通の電話からピヨピヨ電話ソフトに電話をかけると、コンピュータさんがぶっ壊れてしまう」が脆弱性です。
「普通の電話からピヨピヨ電話ソフトに電話をかけてコンピュータさんを壊す」がエクスプロイトです。
「普通の電話からピヨピヨ電話ソフトに電話をかけてコンピュータさんを壊そうとするやつ」がエクスプロイトコード(もしくはエクスプロイト)です。
エクスプロイトコードというのは、あくまで分類です。
脆弱性を利用するやつ全般を指します。
実際に、どんな悪さをするかはケース・バイ・ケースです。
また、今回は「悪いこと」というニュアンスで説明しましたが、必ずしも悪いこととは限りません。
例えば「この脆弱性って、どんな感じかな?」を調べるために作る場合も あります。
一言でまとめるよ
まぁ「エクスプロイトコード」って単語が出てきたら「セキュリティ上の欠陥を利用して攻撃するプログラムなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「exploit(エクスプロイト)」の意味は「偉業」とか「功績」とか「利用する」とか「悪用する」とかです。
「code(コード)」の意味は「記号」とか「暗号」とか「符号」とか「コード」とかです。
何となく くっつけると
悪用するコード
となります。






