SSL/TLSサーバ証明書
電子証明書だよ
サーバの身元を証明するよ
SSL通信(TLS通信)で使うよ
簡単に書くよ
SSL/TLSサーバ証明書(読:エスエスエルティーエルエスサーバショウメイショ 英:SSL/TLS server certificate?)とは
SSL通信(TLS通信)
(やり取りする内容が暗号化される通信)をするときに使う電子証明書
(コンピュータの世界における、どこかの誰かが発行した身元証明書)
であり
やり取りするサーバ
(サービスを提供するコンピュータ)の身元を保証してくれる電子証明書
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・サーバ
・クライアント
・SSL
・TLS
・SSL/TLS
・電子証明書
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
クライアントは「サービスや機能を使う側のコンピュータ」です。
サーバがサービスを提供し、そのサービスをクライアントが使います。
SSLは「インターネット上でやり取りする情報を暗号化して送受信するための仕組み」です。
詳細は、用語「SSL」の説明を ご覧ください。
SSLは、その役目を終えました。
今は「TLS」というやつがSSLの後継者的なポジションで頑張っています。
とはいえ「TLS」と言われても、あまり馴染みがありませんよね。
当時の人も同じように考えたのでしょう。
実際には「TLS」ですが「SSL」もしくは「SSL/TLS」と表現されることが多いです。
電子証明書は「コンピュータの世界における、どこかの誰かが発行した身元証明書」です。
保証人制度とか印鑑証明みたいなイメージですかね。
どこかの誰かに「こいつは大丈夫。俺が身元を保証すっから」と発行してもらった証明書です。
以上を踏まえて
SSL通信(TLS通信)をするときに使う「サーバの身元を保証する電子証明書」
が「SSL/TLSサーバ証明書」です。
「サーバ証明書」や「SSLサーバ証明書」と表現されることも あります。
SSL通信(TLS通信)の実際の仕組みと併せて、SSL/TLSサーバ証明書の役割を見ていきましょう。
SSL通信のやり方自体はいろいろあるようですが、この説明を書いている時点の主流なやり方は以下の流れになります。
1.まずクライアントさんがサーバさんに挨拶します。
2.挨拶を交わしたサーバさんは、クライアントさんに自己紹介のお手紙を送ります。
お手紙の中にはサーバさんの「これを使って暗号化してね」な鍵(サーバの公開鍵)が入っています。
この「自己紹介のお手紙」がSSL/TLSサーバ証明書です。
3.サーバさんから自己紹介のお手紙を受け取ったクライアントさんは、自分のやり取りしているサーバさんが本物か確認します。
場合によっては保証協会さん(認証局)に問い合わせたりもします。
確認して本物だった場合「これを使って暗号化してね」な鍵(サーバの公開鍵)を取り出します。
4.次にクライアントさんは、サーバさんと秘密の会話をするためのルール(共通鍵)を作ります。
5.作ったルール(共通鍵)を「これを使って暗号化してね」な鍵(サーバの公開鍵)を使って暗号化します。
6.暗号化されたルール(暗号化された共通鍵)をサーバさんに送ります。
7.サーバさんは、暗号化を解除する鍵(サーバさんの秘密鍵)を使って、暗号化されたルール(暗号化された共通鍵)を元に戻します(復号)。
これでクライアントさんもサーバさんもやり取りするためのルール(共通鍵)を手に入れました。
あとは、そのルール(共通鍵)に従ってやり取りをするだけです。
ルール(共通鍵)を知らない人は、やり取りを盗み見たところで、何が書いてあるか分からないってな理屈です。
大雑把ですが、これがSSLの仕組みです。
このSSLの仕組みにおいて、サーバさんはクライアントさんに「私は、こんなやつです」な自己紹介のお手紙を送りました。
自己紹介のお手紙は「自分は怪しいものじゃないよ。安心して、やり取りしてくれて大丈夫だよ」を証明する目的で送ります。
上でも書きましたが、この自己紹介のお手紙がSSL/TLSサーバ証明書です。
SSL通信で使う、サーバの身元を保証する身元証明書です。
SSL/TLSサーバ証明書には
1.暗号化して通信する過程で、なんか必要
2.通信する相手(サーバさん)が悪いやつじゃないよー!な証明
の2つの役割があります。
ごちゃごちゃと書きましたが、ここまでの説明がよく分からなかった人は
SSL通信するときに必要なもの
くらいの理解でも かまいません。
SSLの仕組みを勉強するとき以外は、その程度の理解でも大丈夫だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「SSL/TLSサーバ証明書」って単語が出てきたら「SSL/TLS通信
(やり取りする内容が暗号化される通信)をするときに使う(サーバ
(サービスを提供するコンピュータ)の)身元証明書なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「SSL」は「Secure Sockets Layer(セキュア・ソケッツ・レイヤー)」の略です。
「secure(セキュア)」の意味は「安全な」とかです。
「socket(ソケット)」の意味は「受け口」とか「穴」とか「(電球の)ソケット」とかです。
「layer(レイヤ)」の意味は「層」とかです。
「/」は、そのまま「/」にしておきます。
「TLS」は「Transport Layer Security(トランスポート・レイヤー・セキュリティ)」の略です。
「transport(トランスポート)」の意味は「運送」とか「運搬」とか「輸送」とかです。
「layer(レイヤ)」の意味は「層」とかです。
「security(セキュリティ)」の意味は「安全」とか「防犯」とかです。
「server(サーバ)」の意味は「仕える人」とか「給仕人」とかです。
「証明書」は日本語ですね。
何となく くっつけると
「安全な受け口層」/「運搬層の安全」の給仕人の証明書
となります。
■検索してみる?






