キャリッジリターン(CR)
制御文字だよ
「カーソルを先頭に戻しなさい」な指示だよ
「CR」と表現された場合は「Carriage Return」の略だよ
簡単に書くよ
キャリッジリターン(CR)(英:carriage return)とは
コンピュータさんに指示を出すときに使う、特別な意味を持つ文字(制御文字)のひとつ
であり
「おら~、改行しやがれ~!」な指示を出す制御文字(のひとつ)
です。
……というのは実はウソです。
本当は
「カーソル
(現在位置を示す目印)を先頭に戻してちょ!」な指示を出す制御文字
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「制御文字」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
制御文字は「コンピュータさんに指示を出すときに使う、特別な意味を持つ文字」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が「あ」と入力しました。
コンピュータさんは画面に「あ」と表示します。
ピヨ太君が「い」と入力しました。
コンピュータさんは「あ」の隣に「い」と表示します。
ピヨ太君が「【改行】」と入力しました。
コンピュータさんは画面に「【改行】」と表示……するのではなく、実際に改行しました。
ピヨ太君が「う」と入力しました。
コンピュータさんは画面に「う」と表示します。
ただし、先ほど改行しました。
「あい」の隣ではなく次の行の先頭に「う」と表示します。
この話において、ピヨ太君が入力した「【改行】」という文字が制御文字です。
画面に表示するのではなく、コンピュータさんに特定の指示を出すときに使う文字です。
以上を踏まえて
「改行しなさい!」な指示を出す制御文字(のひとつ)
が「キャリッジリターン」です。
「Carriage Return(キャリッジ・リターン)」を省略して「CR」と表現されることも あります。
……というのは、ちょっとウソな説明です。
本当は
「カーソルを先頭に戻しなさい」な指示を出す制御文字
が「キャリッジリターン」です。
キャリッジリターンは「改行しなさい」な指示では ありません。
「カーソルを先頭に戻しなさい」な指示です。
ただし、ただ先頭に戻っただけでは、また同じ行にべちべち書いてしまいます。
文字が重なっちゃいますよね。
そこで、改行を意味する「LF」と組み合わせて使う、もしくは勝手に改行もされるのが普通です。
プログラミングをしている人は、処理の中で文字列を出力するときがあるはずです。
その出力する文字列にCRを含める場合は「\r」と書くのが一般的です。
ソースコード(人間語で書いたプログラムの元ネタ)を見ていて「\r」と出てきたら、CRのことだと思ってください。
一言でまとめるよ
まぁ「キャリッジリターン(CR)」って単語が出てきたら「(本当は『先頭に戻ってください』な指示だけど)『改行してください』な指示なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「carriage(キャリッジ)」の意味は「乗り物」とか「車」とか「馬車」とか「運搬」とか「輸送」とか「運賃」とかです。
「return(リターン)」の意味は「戻る」とか「戻す」とか「戻り」とか「帰る」とか「返す」とかです。
何となく くっつけると
運搬して戻す
となります。






